ジュブナイル
監督:山崎貴
出演:香取慎吾/酒井美紀/鈴木杏
2000年/日本/100分/☆☆☆
批評 子供のおもちゃ箱 = 夢一杯だけど、整理はされてない
ある日、少年が拾ったロボット。人生を変える出会い。
ファミリー向けの少年ドラマ。物語は問題だらけ。
だけどね、この物語追ってて思うんだけど、監督(原作兼)はきっとやりたいことがいっぱいあったんだと思う。
「俺はこういう映画を、こういう画を作りたいんだ!!」っていう思い。どこでどう、なにが起こったのかは知らないけど、それを映像化するチャンスを手にしたんだと思うんだ。すごい嬉しかったんじゃないの?手の中にあったそういう思いを、あるだけ全部、プロットにぶち込
実際はどうなのか知らない。けど、そう思う。そう感じさせる。
別に、それが悪いことだっっていうんじゃない。だけどね。何事も詰め込みすぎちゃいけないと思う。
だって、どっからどう見てもまとまってないもの。中途半端な説明、速すぎて追っかけるのが大変な展開。
いくらなんでもご都合主義に展開しすぎる物語etc.etc...
だけど映像はスゴイ。CGが特にスゴイ。
ビックリした。日本のCGも実写と組み合わせてこおまで出来るんだと思ったね。エフェクトやなんかをどうやったのかは知らないけど、よくやったと思う。
だけど、それだけの映画。
映像はすごいけど、肝心の物語がついてこなかった...
だけどこの監督。きちんと、まとまった脚本を映像化させれば面白い画を作るかもね。