FAUST : LOVE OF THE DAMNED

ファウスト
(FAUST : LOVE OF THE DAMNED)
監督：ブライアン・ユズナ
出演：マーク・フロスト／イザベル・ブルック／アンドリュー・ディボフ
2000年／／97分／／☆☆

批評　ダークヒーロー物に見えなくも無い映画

　「スポーン」のパクリ。
　もし原作があるのであれば、それがスポーンをパクったのだろう。

　余計な説明はされすぎて、必要な説明は致命的に欠落している映画の例。
　主人公とヒロインの、過去に負った傷を画くことによって、物語の悲劇性を画こうとしたのは分かるが、反面敵の描写が不足してしまいその正体が見えない。
　それならそれで「得体の知れない敵」という像を作り上げれば良かった物を、余計な説明をダラダラ入れることで中途半端になってしまった。

　これでビジュアルの完成度がもっと低ければ、最低映画に行けたんだけどねぇ。

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