映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ
監督:水島努
出演:矢島晶子/ならはしみき/藤原啓治
2004年/日/96分/☆☆☆
批評 暴走しすぎた?
カズカベ座という、廃墟の映画館に入ると、映画の上映がいきなり始まる。
気が付くと、そこは西部劇の世界だった...
スタッフが暴走しすぎたか?
前作では、個々のギャグは面白いが横に連鎖せず、作品としての面白さにならなかった。
本作では、西部劇を元ネタとするギャグが山ほど出てくるが、西部劇のスタンダードを知らなければどれがギャグなのかが分からんようになっているのがタチが悪い。
それでいてガンファイトが最後の最後にしか出てこなかったり、町内引きずりまわしの意味が時間説明だけだったりと、西部劇のディープなパロディとライトなパロディの切り分けが上手く行ってなかったように感じた。
笑えたけどね。
それ以上にならないんじゃダメ。