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グエムル −漢江の怪物−
監督:ポン・ジュノ
出演:ソン・ガンホ/ピョン・ヒボン/パク・ヘイル
2006年/韓/120分//?????

批評 なんじゃ、こりゃ?

 米軍のホルムアルデヒド不法投棄によって、ソウルのど真ん中を流れる漢江が汚染される。

 汚染された漢江から、ある日、異性物が出現。
 ソウル市民を貪り喰い始める。
 住民を殺すその怪物に娘を拉致された父親と、その父弟妹の四人は、娘奪還の戦いを開始するっ!!

 全体的に、「原子怪獣ニューヨークに現る」や、「ゴジラ」(54年版)、「ゴジラ」(84年版)、「ゴジラvsビオランテ」(物語の全体の流れは、「WX3 機動警察パトレイバー」よりも、よほどこっちに近いと思うのだが)、「大怪獣バラン」、「エイリアン2」(これもパクリの嵐じゃな  怪獣/猛獣映画を撮れば、そこらへんに行き着くのは必然だからだ。
 いちいち気にしていたら、怪獣映画、猛獣映画は見られん。

 問題は、物語だけ追うと、異性物 vs 家族の戦いを通して語られる、かなりブラックユーモアの効いた社会批判なのだが、その描写が、どこまでシリアスで、どこまでがギャグなのかがさっぱり分からんという点だ。

 どの位分からなかったのかというと、面白いのか面白くないのかさえもよく分からん程だった、とだけ、ここには記そう。
 なんだったのだろう。この映画は・・・

 ヒステリックにこの映画を批判している人は、全部判断できているのかね。
 判断出来ているなら、聞きたい事が山盛りあるのだが。

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