M:i:III
監督:J・J・エイブラムス
出演:トム・クルーズ/フィリップ・シーモア・ホフマン/ヴィング・レイムス
2006年/米/126分/戸田奈津子/☆☆☆
批評 ま、こんなもんでしょ
引退して教官を務めていたイーサン・ハントだが、教え子が任務中に拉致られ、現場復帰せざるをえなくなる。
一作目の雰囲気に戻り、「身内に裏切り者がいる」というのがキーワードの一つになっている。
さらにシリーズ中では初めてではなかろうか、潜入任務に、全面的にチームワークが活かされているのは。
相変わらず、トム・クルーズのプロモーションビデオのような作りではあるが、前著の通りチームプレーを描いたため、前作ほど「俺様」度は高くなく、また、肉体バカ的な頭の悪い展開も少ない。
ドラえもんのごとき、万能アイテムがやたらと出てくるとか、超人化しているとしか思えないスーパーアクションが出てくるとか、銃の威力が必要以上に強力 (H&K G36 で航空機を撃墜するのはいくらなんでも無理がありすぎる) だとかいう問題はあるし、悪役のフィリップ・