スキージャンプ・ペア〜Road to TORINO 2006〜
監督:小林正樹
出演:谷原章介/船木和喜/荻原次晴
2006年/日/82分/☆☆☆☆
批評 笑っておしまい
スキージャンプをペアで飛ぶ、という、どう考えても「ありえん」競技を CG で作り、世界を爆笑の渦に叩き込んだ DVD「スキージャンプ・ペア」がついに映画化。
スキージャンプ・ペア誕生から、DVD 第一弾で描かれた「2006年トリノオリンピック」での正式競技化への道のりを描いたモキュメンタリー作品に仕上がっている。
基本的に一発ネタのギャグ作品なので、見ている間はただ笑い、劇場から出てきたら、「あぁ面白かった」としかいいようのない作品だ。
惜しむらくは、ジャンプシーンそのものだ。
トリノオリンピックでの競技そのものが、DVD ですでに発売されているものとまるで同じ内容。
無論、CG だ。
ブルーバック合成でも良い。これを実写でやってくれていれば、さらなる馬鹿さかげんを発揮してくれただろうに。
惜しい。
CG でも、新ジャンプ技が、事実上まったく見られなかったのも残念。