X-MEN ファイナル・ディシジョン
監督:ブレット・ラトナー
出演:ヒュー・ジャックマン/ハル・ベリー/パトリック・スチュワート
2006年/米/105分/林完治/☆☆☆☆
批評 女性を怒らせてはいけない・・・決してっ!!!
ミュータントの能力を失わせ、普通の人間と同じようにする薬「キュア」が開発される。
「それを強制されてはたまらん」というマグニートらは、相変わらず人類とプロフェッサーらに喧嘩を仕掛ける。
相変わらずなストーリープロットだが、監督が前二作のブライアン・シンガーから、ブレッド・ラトナーに交代したためか、脚本の密度は薄くなり、物語は薄くなった。
しかし、純粋娯楽映画としては正常な進化と言えるだろう。
最後には、超人戦闘物の娯楽定番、一対一の戦闘もある。
物語の手間を、あえて読み取り、極限まで短くいうのであれば、「女性を怒らせてはいけない・・・決してっ!!!」。
ブチ切れた女性に、男の取り合いに、あれにこれに・・・こ、怖いよぉぉぉぉぉ。
なお、エンディングクレジット前の最後のワンカットはもちろんであるが、エンディングクレジット後に一発、強烈なのが入っているので最後まで席をたたないように。