サソ

繧ォ繧ヲ繝ウ繧ソ蛛懈ュ「荳ュ

陦ィ縲 邏

譖エ譁ー螻・豁エ

譁ー 譌・ 險

蜈ィ譏逕サ謇ケ隧

譏逕サ謇ケ隧輔サ螢ア
シ抵シ撰シ托シ募ケエ迚
2014蟷エ2013蟷エ
2012蟷エ2011蟷エ
2010蟷エ2009蟷エ
2008蟷エ2007蟷エ
2006蟷エ2005蟷エ
2004蟷エ2003蟷エ
2002蟷エ2001蟷エ
2000蟷エ1999蟷エ

譏逕サ謇ケ隧輔サ蠑

譛菴取丐逕サ縺ク縺ョ
譛臥スェ蛻、豎コ

縺昴ョ蟆丞ア
縺ゥ縺縺縺」縺滂シ

蠕 辟カ 闕

謗イ 遉コ 譚ソ

霈ェ

ワルキューレ
監督:ブライアン・シンガー
出演:トム・クルーズ/ケネス・ブラナー/ビル・ナイ
2008年/米・独/120分/戸田奈津子/☆☆☆

批評 結果じゃねぇよ経過だよ

 緊急事態対応作戦だった「オペレーション・ワルキューレ」を反乱計画に組み込み、ヒトラー暗殺後の政治的空白をついてベルリンを制圧。ナチス独裁体制を崩壊させる。
 ヒトラー暗殺に始まるこの反乱計画を、史実のままに映画化。


 歴史的事実を元にした映画の欠点は、その結末が観客に分かってしまっているという事だ。
 あまり知られていない事件ならともかく、有名な事件であればなおのことだ。
 多くの人が、「オペレーション・ワルキューレ」を知らずとも、アドルフ・ヒトラーが終戦間際に自殺したことは知っているだろう。

 この映画は、その意味で、ロン・ハワード「アポロ13」と同じ間違いを犯した映画だと思う。

 結果が分かっているのに、“ヒトラー暗殺の正否不明”という部分で物語を引っ張って行ってしまっているからだ。
 結末の悲劇が分かっている以上、成功の可能性があった作戦が、いくつかの不足の事態と人間の判断ミス、そして優柔不断さによって潰れて行く行程こそ、物語の原動力にするべき場所だろう。

 わかりきった結末であっても、過程を丁寧に描けば十分におもしろくなる。
 多くのことがこの映画を立証している。
 この映画は、その教えを活かせなかった。

戻る