パラノーマル・アクティビティ2
監督:トッド・ウィリアムズ
出演:ケイティー・フェザーストン/スプレイグ・グレイデン/ブライアン・ボーランド
2010年/米/91分/松浦美奈/☆☆☆
批評 アトラクション映画
低予算インディーズムービーの「1」から、プロ製作になって予算増額の続編。
予算が増えたため、“監視カメラに写った怪奇現象”というコンセプトはそのままに、カメラは増大。
ハンディカムの監視カメラ転用だった「1」とは違い、ハンディカムの上に、専用監視カメラで家中を監視という豪華な内容になった。
が。
ある意味、それだけでもある。
ドア一枚で持たせた前作にくらべると、家中に広がった本作のほうがいろいろな仕掛けがあるものの、基本的に「1」から怖がらせ方は変わっていない。
相変わらずの「びっくり箱」。
タイミングはうまいので、映像に没入できる劇場であれば、アトラクション的な面白さを味わえるだろう。
しかし、残念ながらそれで終わりだとも思う。
「呪怨」もだが、こういう作品は一発で終わりにした方が良いのかもしれんね。