ジャッジ・ドレッド
監督:ピート・トラヴィス
出演:カール・アーバン/レナ・ヘディ/オリヴィア・サールビー
2012年/英・南阿/95分/岡田壯平/☆
批評 いいのかこれは!?
「悪人が潜む建物に、正義が乗り込んで皆殺しにする」という基本構成は、確かに古今東西いろいろな作品がある。
しかし、それでも、それにしても、あまりにも、ギャレス・エヴァンス「ザ・レイド」に似ている。
あまりにも似ている。
不自然なまでに似ている。
犯罪者が攻撃を始めるときの演説内容であるとか、建物の吹き抜け構造を活かしたアクションシーンの組み立てとか、もはや心配になるほど似ている。
無論違う部分もある。
銃撃戦が主軸だとか、裏切り者の登場のさせ方とか、細かい部分では違う場所もある。
けど受ける印象は逃れようが無く同じ映画。
もしかすると、「ザ・レイド」にもそっくりな元ネタがあって、お互い同じ作品をパクったのかもしれないが、それにしても、なぁ?
似ている事さえ気にしなけば十分に面白いのも確かだ。
けどまぁ。
ここまで似ていると、似ていることが気になって、のめりこんでは楽しめなかったのも事実であった。