ワイルド・スピード EURO MISSION
監督:ジャスティン・リン
出演:ヴィン・ディーゼル/ポール・ウォーカー/ドウェイン・ジョンソン
2013年/米/130分//☆☆☆☆
批評 なんでも車で解決すれば良いじゃないっ!
馬鹿炸裂映画第六弾。
X (第二弾)、 X3 (第三弾) の出来が破壊的だったためにやや辛口になっていたワイルドスピードの第六弾。
パンフレットによると、4-6 の三本は「まとめて計画された作品」だったとのこと。
なるほど。
だからこれがこうなって、あれがあぁなったのか。
と、納得させられる見事な脚本。
・・・なんてことはありえない。
何でもかんでもカーチェイスで解決する馬鹿を突き詰めた脚本は健在。
「いやそれ物理的におかしいだろ」
などというなかれ。
という、実に豪快で、豪快さ以外にはなにもない馬鹿っぷり。
馬鹿になって楽しめっ!!
ノれなきゃあきらめろっ!!
という仕上がりだ。
いやぁ、登場人物が正義とか主義とか人権とかに悩まないってのは良い。
アクション映画ってのはそういうもんだと思うが、最近はやたらと悩みたがっていけねぇ。
悩んでリズムが悪くなるくらいなら、最初から悩まないってぇ方がはるかに良い。
なお、お決まりというかなんというか。
「これで丸く収まった」みたいな最後だが、「次も作るぜっ!」というオチがある。
しかもこれ、ステイサムだよね。
「ワイルドスピード」vs「トランスポーター」!?