イントゥ・ザ・ストーム
監督:スティーヴン・クエイル
出演:リチャード・アーミティッジ/サラ・ウェイン・キャリーズ/ジェレミー・サンプター
2014年/アメリカ/89分/アンゼたかし/☆☆☆
批評 映像は面白い
撮影失敗を繰り返し、スポンサーに逃げられる寸前の竜巻チェイサー。
親子関係が微妙な、高校教師の父親とその二人の息子。
を軸に、史上最大規模の竜巻が襲った街を描いた作品。
竜巻追跡と言うと、ヤン・デ・ボン「ツイスター」が思い出されるが、困った。
竜巻追跡映画だったのと、ドライビングシアターのシーンで、スタンリー・クブリック「シャイニング」が上映されていた以外、なんの記憶も無いので比較不可能だ。
などと見る前は思っていたのだが、なんの問題もない。
本作に置いても「すっげぇ竜巻で町がぶっ壊れる」という他に、物語は特に無い。
記憶に残るのは、POV (Point of View Shot : 一人称視点カメラ) を駆使したモキュメンタリ (擬似ドキュメンタリ) 方式で撮られた竜巻映画だという事だけだ。
いやぁ、
それにしても VFX は凄かった。
悲しいかな、VFX がすごいだけの映画は、数年で「VFX だけの映画」によって駆逐されるんだけどね。
技術進歩ってのはそういうもんだ。