新日記 00年09月03日 外伝
斬 撃 の 眼 球 O F F 会 報 告
招待状「悪夢降臨篇」
20世紀の終局も見え始めたある木曜の深夜。私はいつものごとくメールチェックを行った。
サブメールボックスに届くメールマガジン、さまざまな企業からのお知らせ、メル友、Webページでの知り合いなどからのメール。
そしてメインメールボックスのチェック。
知っている人物がそもそも少ないからだろう。内容はともかく、受信数は他に比べると少ない。
そんな中、我が高校時代の先輩にして、現在、演劇レーベルBo-tanz所属、「眼球」管理人hiroma様よりのメール。
「日曜18:00より眼球OFF会、来い」
...要約すればこういう内容であった。「眼球」の性質を考えれば、おそらく劇団の飲み会のはず。なにかある、掲示板でおなじみの木村様から私の召喚命令を受けたという説明があるが、絶対に何かある。そうとしか考えられない。
今思えば、この時が悪夢の始まりだったのだ。
そして今考えてみれば、この時から宴は始まっていたのだ...
前哨戦「噂の漢篇」
日曜日、現場に向かう前に到着した上野駅。ここのWebページでは同じみ、J
R東日本上野駅構内の本屋...の正面にあるCDショップに発作的に入る。今思えば呼ばれたのだろう。店の脇で展開されてるDVDコーナーに掲げられた文字!「2000円均一」おっしゃぁぁぁぁぁぁぁ。
と、いうことで「アマデウス」「この森で、天使はバスを降りた」の両DVD Get!
おぉ、飲み会とは関係ないな。しかし、00年09月04日の新日記への布石じゃからのぉ。
池袋某所に到着。
私の主義に従い、15分前に到着。
さすがに誰も来ていない模様。なにせ顔を知っているのが主催の眼球管理人hiroma様と、やっぱりなんの因果か召喚されたたけ様のみなのだから、まぁ仕方ないというものだろう。
目標物の全景が見渡せ、背後に壁があり...などという所定条件を満たす場所に立ち、待つ...待つ...待つ。
hiroma様、たけ様などと接触。召喚主の木村様とも初接触、いきなり「プライベート・ライアン」のヘヴィな論争開始。まぁ覚悟してたけどさ。
そしてこれが悪夢の始まりだった。木村様に対する紹介が「こいつがYaNac」というのは分かる。しかしなぜ?来る人来る人にhiroma様曰く「コイツが噂の“欲望だけが”管理人のYaNac」。しかも納得されてるし...いったい私の知らない所でなにが起きているのだろうか?謎は戦場の飲み屋へと続いた。
奮闘「映画激論篇」
まず手始めに「プライベートライアン」論争開始。
結論、プライベートライアンに関して意見の一致を見ることはない、なぜなら見ている視点がまるっきり違うから。
「ゴッド・ファーザーParIII」論争
結論、やっぱりこの映画は脚本がマズかった。ついでに役者もマズかった。
ソフィア・コッポラはとりあえず辞めとけ。
最高の映画論争
これは、実はあっけなく結論が出た。
「七人の侍」と「風と共に去りぬ」は映画史上の最高傑作であり、「2001年宇宙の旅」はSFとしても最高の完成度を誇る映画である。
その他
木村様は小津安二郎の作品がイマイチ好きではない(らしい)。
私にとって、映画の神は黒澤明と淀川長治である。
「隠し砦の三悪人」の暴動シーンは、やっぱり「戦艦ポチョムキン」で、パクるんならあのくらい徹底的にやれ。
「天国と地獄」は傑作なんだけど、医者がなんであんなに貧乏かが弱い。
「シャイニング」はキューブリック(個人的にはクブリックの方がオリジナル発音に近くて好き)の映画であって、キング原作の映画化ではない。
と、いうよりもキューブリック映画は、原作付きであっても、原作とはまるっきり意味が違う作品になるので、原作を気にしてはいけない。
などなど、かなり“濃い”会話が繰り広げられた。...しまったぁぁぁぁぁぁぁぁぁ、メリエスとかの話をしてない!!と、いうことで、そのうちその辺りのはなしもしましょう。シオタ駅から映画を語る、ってな感じで、一つどうです?
絶死「その他の会話篇」
1)私は「恐ろしいヤツ」と言われまくった
hiroma様曰く。
「(YaNacは)恐ろしい奴なんだよ。俺はコイツを敵に回すくらいなら、殺すね」
とかいわれる。
そこまでいわれるほど私は恐ろしい人間なのだろうか?う〜む、気がつかなかった。
と、いうことで私を敵に回してはいけないらしいです。ハイ。
2)悪夢のような私の年齢
映画論の合間に色々と別の話しもしていたワケだが。
その中に、私の周りで禁断のネタが始まった。年齢だ。
経験からして、私の年齢を当てられる人物はいない。なぜなら老けてるからだ。はっきり云おう、老けてるんだコレが。
まぁ今回はhiroma様の知り合い&後輩ということが判明していたため正解者二名(総勢12名、解答者10名)。多いな、はっきり言って。
ちなみに木村様曰く
「この映画とSFの知識は、絶対に○○歳のソレではない」
らしい。そうなのか...ところでこれは誉められているのだろうか?
3)まぁ私だからPC系
PC系の話しもしたのだが...残念だ、さすがに全力では出来なかった。
私にとって優れたソフト、というのは動作が「軽い」こと、価格が「安い」こと、そして「私が使う機能がある」ことであって、それ以外のことは考えていない。
よって、重くて、高くて、高機能な某社製品は私は使わない。
悪いが「デスクリムゾン」はクリア可能。
まぁ結構普通の話しをしたと言えるな。「デス」様の話しが普通かどうかは疑問だが。
4)そして勝手に宣伝開始
今回来ていらしたきむらあき様が御出演(トップネームってことは主演ですよね?)なさる舞台が、今週 9〜10日に日本国某田無市民会館で行われるそうである。
ここにポスターもUPしたので(しかも無許可!宣伝目的、ということで著作権回避を狙うが、警告あったら速効で引き上げます、この辺は映画のチラシと同じですな)そっちを見て下さい。ちなみにサイズは 156kb と、控えめに言ってもデカイです。
内容は...えぇっと内容は...聞いてません。ハイ。チラシの裏は真っ白でなにも書かれていません。まさか炙り出し!?
きっと「銀河鉄道の夜」なんでしょう、タイトルがそうですから。つーことで、時間的にもすでに問い合わせている暇はないので、見に行って、自分の目で見ろ、自分の魂で感じろ!!としておけば奇麗にまとまるな。うん。
ちなみに私は10日午前の部に行く予定です。えぇ、誘われたからには可能な限り行ってやろうじゃないですか!!<ヤケ
そういうことなので、YaNacを暗殺したいのならダンナ、狙い目ですよ。ヒッヒッヒ
ちなみにこの主演人物(予想)も、私のことを恐い人だと思っていたらしい(きっと過去形にはなっていないだろう)。
このWebページってそんなに恐いのか?まぁ...そうかもな。
5)その後話しは...
どんどん話しはシモネタに移って行き、私はどんどん関係なくなり。
きむらあき様は真顔で私に話しを振り、私を混乱に陥れ。hiroma様ははたして××なのかで話しは暴走し、あげくに本人諦め、それが逃げ場を失わせる結果になり、発言の機会さえ奪われ沈黙。
話しを振られる心配の無い私は、完全に第三者の立場になり、笑って聞いてるだけ。つーところで私は時間切れになってしまい、撤退しました。
さて問題です、はたしてhiroma様は本当に××であるという結論になってしまったのでしょうか?(××にあてはまる言葉は、クックック)
せっかくだから「まとめ編」
そうそう、舞台の批評もたぁまにUPしておりますが(生き残ってるのは一本だけですが)、お知り合いになったからといって手加減することはないと考えて下さって結構です。
えぇ、なにせ私は情けも容赦もない男。「敵にするなら殺せ」と言われるような男ですから(笑)