日曜に上げた最低映画への有罪判決。
過去の教訓からして、私は恐れていた。現状を考えると、そのファン層は前田愛の比ではないはずだからだ。悲劇がまた起きるのだろうか!?
そして昨日。この Web 日記を上げ、メールチェックを行うと、そこに差出人不明、Sbject 未記入、EXE 形式の添付ファイルのみという、いかにも怪しいメールが届いていた。
最悪の予想が、私の脳裏をよぎった。
襲 撃、恐 怖 の E - M a i l
私の使用しているメーラーは Outlook では無い。ついでに MS-office ファミリー も、この PC には入ってない。開いただけで炸裂する極悪さはないと判断。開く。本文も未記入。
怪しさだけが増す。
ソースを表示し、サーバーログを確認。
発信元のログデータがない。サーバーは、 geocities.co.jp を経由した事を指し示しているが、そのメアドを使っている私には当然と言える。
それ以上のログがない。いくらなんでもおかしい。発信後のログを消すのは、尋常ではない困難さを持っている。それだけの腕があるのならば、ダイレクトで私の PC にメッセージを送ってくるだろう。そうなるとサーバーエラーの結果発射されたクズメールである可能性が浮上。
問題は添付されている EXE-File 。容量22.5kbyte 小さすぎるくらいに小さい。ネット上の検索エンジンでファイル名を検索。該当する項目なし。ウィルス等の専用検索エンジンでも該当項目無し。
いよいよサーバーエラーの可能性が高くなってきたが、可能性は捨てきれない。
今やウィルス制作キットを使えば、ど素人でも数分でウィルスを作れる時代。それに変種を含めれば、その数はまさに天文学的な量になる。とてもすべてを認識することはできない。
ここまできたら、やってみるしかない。考えられる事態はあまりにもパターンが多い。そしてあまりにも危険性のが高い。しかしこのまま消すのは、Web 管理人として、技術屋として、野次馬屋として、なによりも、DOS 時代からの PC マニアの血が許さない。決断を下す。件のメールを FD にコピーし、我が家でもっともどうでも良い Windows95 動作 のノート PC を用意。
NEC PC9821 Ne3。 実に、二年近く起動させていなかった。起動。FD 挿入。おもむろに添付ファイルをクリック!!
...なにも起きない。
PC-9821 では内部仕様の問題でなにも起きない可能性は否定できない。よって、FD を我が主力 PC “天山”に突っ込み、Norton , VirusBuster , VirusScan を実行。
...なにも異常が発見されない。
サーバーエラーの結果発信されたメールである可能性が高くなってきた。
しかし可能性は否定しきれない。その可能性を消さねばならない。主力 PC“天山”上で、満を持してクリック!!
...なにも起きない。
ウィルス等の完全チェックを行うも問題なし。予約領域を含む全メモリー領域、ブート領域を含む固定ドライブに対しても異常は確認されず。
結論、このメールはサーバーがエラって出したクズ。
う〜む、おそるべし「モーむすファン」説はつまらない結論で終局を迎えることになった。
しかし、緊張感だけはいやになるくらいあった。