はいはい、月末恒例期待する映画。
この作品はいったいいつから待っていたのだろうか!?渡辺信一郎「COWBOY BEBOP 天国の扉」。期待させるだけさせたんだ、「エスカフローネ」みたいなことになってるなよ。
マルレーン・ゴリス「愛のエチュード」。ナボコフ原作(「ロリータ」の作者)による金持ちのお嬢様とチェスの天才の悲恋物。
ジョン・マッデン「コレリ大尉のマンドリン」。「恋に落ちたシャイクスピア」で私の魂に激烈なキックを入れたこの監督は、第二次世界大戦を背景にしたこの恋愛ドラマをどう画にしたのか?
シャロン・マグワイア「ブリジット・ジョーンズの日記」。これはいったいどういう出来なのか想像が付かない。前評判の高さは吉と出るか凶と出るか!?
ドタバタアクションもたまには面白かろうブレット・ラトナー「ラッシュアワー2」。あの年になってもジャッキー・チェンは元気ですな。いったいどういうトレーニングをしているんだ?
男子高校生のシンクロナイズドスイミングという、見たいんだか見たくないんだかよく分からない矢口史靖「ウォーターボーイズ」。評価がマチマチってのが気に入った。
イ・ヒョンスン「イルマーレ」。韓国版「LoveLetter」(岩井俊二)ということだが、はたしてその真意やいかに!?
ドミニク・アンシアーノ「ロンドン・ドッグス」。“平和主義なコワモテギャングののどかな日常”ってぇのはいったいなんなんだ!?
どこまで正気なのか分からない鈴木裕「シェンムー・ザ・ムービー」と坂口博信「ファイナルファンタジー」という狂気の CG-MOVIE も見逃せない。
すでに始まっているクリス・ナオン「キス・オブ・ザ・ドラゴン」やキム・ジウン「反則王」、E・エリアス・マーハイジ「シャドウ・オブ・ヴァンパイア」、スティーヴン・M・マーティン「テルミン」、ペイトン・リード「チアーズ」など、夏戦線よりよほど熱い秋戦線第一幕。クリスマス戦線まではまだまだだ!!
−30日−
東京国際映画祭 & 東京国際ファンタスティック映画祭の上映作品が徐々に公表されてきている。
ディズニーの「アトランティス」はどーでも良いとして (近年のディズニー映画嫌い)、我が期待の韓国火災映画「リベラ・メ」をやるじゃないか!!(まぁこの映画は松竹が公開するのが決まっているから慌てていないのだが)
他にはなによやるのかねぇ。アニメはすでに完成しているという「スチームボーイ」はやるんじゃないかと思うんだが実際どうなるのやら。
毎年、数本づつ行っているが今年ははたして何本行けるのか!?否!!何枚のチケットが確保できるのか!!
何枚取れるにせよ、映画祭は非常に楽しみだ。
−29日−
私の使っているデスクトップ PC 二台は自作である。
しかしメーカー製 PC もある。
私の部屋に一台のノート PCが。親のとして一台のデスクトップと、一台のノート PC が。
そのすべてがゲートウェイ2000の製品である。
なのにどういうことだ?ゲートウェイ2000日本から撤退というのは?
...どーすんのよ本当に。ドライバーや BIOS のアップデートサポートはどうなるんだ?
マザーボードの BIOS なんざ二の次だが、グラフィックカードのアップデートは絶対的に必要なものだぞ!?
く...ノート PC はともかく、デスクトップ一台は自作化してどうにかするしかないか。
−28日−
レンタル・ビデオにてディーン・バリソット「ギャラクシー・クエスト」。☆☆☆☆☆。
一度でも、一時期でもなにかの熱狂的ファンであったことのある人なら確実に楽しめる。
勘違いコメディーを基本とし B 級 SF な展開をしつつ、信じる心の偉大さを真正面から大まじめに取り上げる。
「スタートレック」に一時期でも熱狂していた人間には、むしろ心が痛いほどのパロディーは、まさにそれであるが故に極上の面白さ。
見終わった後にこう叫ばずにはいられない。
Never give up!
Never surrender!!
−27日−
大迫純一「ゾア・ハンター」読破。SF 大会で作者のコメントを聞いて買った本の一つだ。
作者によると、2000年代の新しいヒーローを作りたかったらしい。
んが、しかし。私が求める特撮ヒーローと、作者の目指したヒーローというのは別物なようだ。
私が思うヒーローというのは、まず正義である。戦う理由は正義のため。他に理由などいるものか!!
過去に負った傷など、それを補強し人間味を若干付け加えるものだ。
えぇい、ヒーローたるもの戦う理由で悩んで良いのは中盤戦以降だ!!それもだな、守るべきものが戦いに巻き込まれて自分のミスで死んで、そこで悩め!!
んが、しかし。作者の思うヒーローは、傷があって、そこから立ち上がって正義のために戦うヒーローだ。
とかなんとか言いつつ、私の描いていたヒーロー像とは違ったけど面白かったッス。
美咲さぁ〜ん!!
−26日−
宮崎駿「千と千尋の神隠し」。☆☆☆☆。
ついに宮崎はその世界で神となり、ギリギリまで説明を排除し、かなりのレベルで観客にその解釈を放り投げた。
「少女が生きる力に目覚めてゆく」というテーマは分かるが、ついついひねくれた目で見てしまうのが私の悪しき癖。
“なにも学んでいない大人は、すでに手遅れだよって”言いたいんですか?だから子供は千尋のように“生きることを学ぶ”必要がある。そーゆーことですか!?
そうそう、ハクと千尋が空中で手を握るシーン。「ラピュタ」のパズーとシータでまったく同じ画をつくってんじゃん。これはいかんよ。
レニー・ハーリン「ドリヴン」。☆☆。
この映画を見て分かったこと。
音楽が無意味にうるさい!エステラ・ウォーレンは尻軽!!レニー・ハーリンの映画に物理法則は無い!!!
公道走ればガラスが砕けるは、マンホールは宙を飛ぶは、茂木でレースして夜は渋谷で遊んでる (まぁジェームズボンドよりマシだが) は...
とは言え、35mmで撮影されたレースシーンはそれなりに面白い。それなりに、な。
−25日−
松林宗恵「太平洋の嵐」& スタンリー・クブリック「シャイニング」まとめて見る。
「太平洋の嵐」は、さすがに語り草になるだけある作品であった。
空母や航空機がすべてミニチュアワークなので、ビジュアル的には弱い部分もあるが俯瞰での艦隊機動シーンなどは逆にミニチュアワークだからこその画といえる。
物語りも、真珠湾攻撃からミッドウェイまでということで、最後は敗北の口封じに激戦区に送られる (= 事実上殺される) という強烈な結末は、見るものにあの戦争の悲劇性を教えるものだと言えよう。
やはり戦争体験者が作り出した映画は凄みがあるな。ブラッカイマーとベイの「パール・ハーバー」コンビはこの映画を百回見てから出直せ。
「シャイニング」は何度も見ているが。何度見ても思うのはさすがにクブリックの映画ということだろう。
強烈な色使い。白い廊下に真っ赤な血があふれてくるシーンの恐怖といったらたまらん。
計算され尽くしたビジュアル。ラストの外の迷路の追いかけっこの浮揚感。そして追われる感覚の恐ろしさ。
これでもかというフラッシュカット。廊下に立つ双子の姉妹。手を繋ぎ足っている二人と、惨殺された二人。
そしてこれを忘れちゃいけない。仕掛けられた回答を考えさせる謎。本当のラストカット。あの写真の意味するところはなんなのか?
何度見ても怖いと思わせる数少ない映画といえる。
角川は駄作ホラーを作る前にこの映画の怖さを知れ。
−24日−
「空想科学関連の輪」の第二弾を上げたので、よければ見てくれ。近日中に第三段があがる。だってまだほとんどバナー掲載していなからな。追加もまだありそうだし。
三日前から続く DVD 発売ラッシュ!!
つーことで今日は「ウルトラQ Vol.4」購入。ひさしぶりに一日前購入だ。
ウルトラQは一話完結で、その一話も30分だから見るのが楽なんだよね。
なお今回の「ウルトラQ」には、怪獣ファンなら確実に名を知っているであろう、カネゴンが登場したりする!!
うむ、楽しみである。楽しみであるが...いつ見るんだろう(このオチばっかりやな)。
−23日−
「空想科学関連の輪」の第一弾を上げたので、よければ見てくれ。近日中に第二段があがる。全面改訂版になると思うがな。
昨日の「太平洋の嵐」の DVD に続いて、今日はスタンリー・クブリック「2001年宇宙の旅」と「シャイニング」の DVD を購入。当然のことだが「2001年宇宙の旅」は限定版の方だ。
両方とも説明不要だろう。んが、いちおう説明しておく。
「2001年宇宙の旅」は、非常にリアルな未来 (製作当時) を画いたことで有名な作品で、同時にあまりに哲学的な内容故に、難解であることでも知られている。はっきり書いてしまえば、究極の SF 映画である。
「シャイニング」は衝撃のホラー映画。白色と赤色の使い方が絶妙で、これを見るとトラウマになるかもしれない。原作と上っ面だけ同じで内容が全然違ったため、原作者のスティーブン・キングはこの映画を見てキレたという逸話は有名。
さて、私はいつ見るんだ?明日は「ウルトラQ Vol.4」も出るというのに。
−22日−
松林宗恵「太平洋の嵐」の DVD 購入。
東宝の作り出した第二次世界大戦を描いた“太平洋三部作”の一作。
監督の松林宗恵はこの映画撮影後「(現実をモデルにした)戦争映画は、いかなる理由であっても戦死なさった方を見世物にしている」という考えの元、戦争映画から自らを遠ざけた。その後、凡作ではあったが「世界大戦争」を生み、平和への強烈なメッセージを観客に投げかけた。
特撮監督は円谷英二。
これまでソフト化されておらず (ちなみに「ハワイ・マレー沖会戦」もソフト化初。こっちはまだ未購入)、高い評価だけは聞いていた戦争映画のひとつである。
物語は、真珠湾攻撃から始まってミドウェーでの大敗を、一人の兵士の目線で描く作品。
まだ未見である。週末に...なっちゃうかな。
−21日−
気の早い話だと思われるやもしれぬが、来年の SF 大会の話だ。
来年は完全合宿制で行われる。そして参加人数は700人限定である。その人数を上回った時点で、参加登録打ち切りということだな。
そういうことで、ちょっとでも「あ、行こうかなぁ」と考えている人は、手早く参加登録を行うことをお勧めするぞ(合宿制なので18歳未満要保護者)。
そして参加するなら、掲示板に名乗りを上げるのだ!!その場に乗じてオフ会だっ!!
詳細は第41回日本 SF 大会公式 Web ページを参照してくれ。
ちなみに私は、来月中に参加登録をすることを宣言する。
−20日−
一昨日、昨日撮影した DV を確認!!編集作業はまだだ!!そこまで体力は回復してねぇ!!
ちなみに今日は有給だ!!モンクあっか!?
非常に悲しいことだが、いくつかは完全に失敗。つーかオプションのマイクが欲しい。
「松本零士 新たなる宇宙船間ヤマトを語る」はある程度覚悟していた (予想以上に聞こえたが) のだが、電撃文庫の作家さんが7人そろう豪華企画「電撃SFの部屋」、とくに橋本紡氏の声など“なんかかすかに聞こえる”レベル。
ボリューム上げてノイズリダクションかけて、どうにかなるのか!?
−19日−
SF 大会より帰還。
...疲れた...さすがに30時間耐久は来る。
ただでさえイッちゃってる人たちの集まりなのに、時間がたてば立つほど壊れてゆく様はまさに狂乱の名にふさわしい。
さぁ、今年こそ我流 SF 大会アフターレポートを製作したいなぁ...
(スマヌ!遊び疲れててもう思考が持たぬ)
謝辞
名刺集めに協力してくださった諸々の方々、有難うございました。
無事、名刺コンプリートに成功いたしました!!
−17日−
旅立つ準備は終わっているか?闘う覚悟は出来ているか?
日本の夏を象徴する脅威のイベント、第40回日本 SF 大会はいよいよ明日である!!
諸君、燃えているか!?私は全力で燃えているぅぅぅぅぅ!!
ちなみに明日の更新はない。帰ってこないし。
体力状況によっては、明後日の更新も無い。つーか死んでて出来ないかもしれない。なにせ30時間耐久だ。明々後日の更新は出来る...と思う。死んでいなければ。
では May the Force be with you!
−16日−
山手線の通勤ラッシュも、徐々にそのパワーを取り戻しつつある。お盆休みが終わり、徐々に都内に人が帰ってきたということなのだろう。
う〜む、今週一週間はガラガラなまま出勤できるかと思っておったのだがなぁ。
ま、そんな極端に暑くないのが救いだな。しかし、その天候で不安材料が。
今週末は、全日本国民が知っていることと思うが日本 SF 大会である。天気予報によると...台風?
いや、関東平野の水不足を考えると台風襲来は良いことなんだろうけど。
そう...嵐、ですか。
−15日−
本屋をブラブラ (上野ではない) していると、映画の半券を集めた本を発見。
映画の宣伝チラシでもこういう本があるが、コレクターとしては整理する上でとても助かる〜。
などと思いつつパラパラめくると...この内容はどういうことか!?
チラシ集の方は数年置きに追加が出ているのだが、こいつは1990年までしか乗っていない!!
発行日を見ていないのでなんとも言えぬが、改定されてない & 続巻も出ていないのか!?
くっ、こういうデータベース的価値をもった本は改定と続巻を出してこそなんぼなのにっ!!
−14日−
SF 大会まで残り4日。
いつものように上野駅構内の本屋を襲撃、隔月誌「電撃hp Vol.12」購入。
毎度のごとく、真っ先に読むのは秋山瑞人「イリアの空、UFO の夏」。
準戦時体制下においても、なお平和ボケしている一般市民と、状況を知っている一部の軍人(自衛隊と思しき組織の面々を含む)のギャップの恐ろしさが今回さらに拡大。
それぞれと、その中間に属する人々のドラマが背中合わせ (文字通りの意味で“ドア一枚隔てたところ”とでも言おうか) で展開して行くのを、相変わらずの冷静さで語るのは作者の巧さだろう。
さすがは「E.G コンバット」で“戦闘の恐怖”を作り出すことに成功した作者である。
その「E.G.コンバット」の最終巻だが、9月にも、10月にも発売予定が入ってないのはどういうことかね?
そーゆーことやってると SF 大会で「どーなっとんじゃぁ!!」と聞いちゃうよ?
−13日−
我が今年の目標は、年間60本の映画を映画館で見ることであった。
もちろんであるが、同じ映画に二度行くのはカウントしない (さぁて私はどの映画を二回劇場でみたでしょうか?)。
昨年は約50本の映画を劇場で見た。そこから推測すれば、そんなに難しくなく、また簡単な目標でもない...ように私は思っていた。考えたていた。
しかし現状はどうだろう?すでに劇場に行くこと48本だ!!48本!!
60本だぁ?このペースで行くと、60本は余裕だぞ!!
くそ!!こんなことなら大台 (100本) を狙えば良かったか!?
−12日−
希望は、打ち崩される...そう、たとえば、今日見てきた映画の片割れのように。
中野裕之「RED SHADOW 赤影」。☆☆。
前半は内容が散漫でさっぱり面白くない。後半は話がまとまってそれなりに面白くなるのだが、奥菜恵が出てくるたびに、その殺人的演技で笑いを誘う。
なお、全体的にカット割が細かすぎる & 同じような構図の絵が乱発されるのでとてもつまらない。
アンジェイ・バートコウィアク「DENGEKI/電撃」。☆☆☆☆。
物語が単純?セガールが無敵?だからなんだ。B 級アクションはそれでこそ良し!!
ジル・ヘネシーの存在と、ラストにあるトム・アーノルドとアンソニー・アンダソンの会話の存在意義がわからないのはどうにかして欲しいけどな。
−11日−
Windows98 の機嫌が悪い...と書きたいところだが、それどころではなくWindows98 死亡。
馴染み深い「不正な処理」が出てブルースクリーンになって、Enter 押したら再起動して、起動中にロゴ出てブラックアプトして、そのまま止まりやがった。
再生させることなどとっととあきらめてバックアップよりシステムを復活。
おのれゲイツ!!私が映画の DVD を買ってきた翌日に起動させなくするとは。私の DVD 再生環境が PC だと知っての狼藉か!!
−10日−
本日発売 DVD ウィリアム・ワイラー「ベン・ハー」とロジャー・ドナルドソン「13デイズ」を購入。昨日は予約券を忘れたが故、購入できなかったのだ。
「ベン・ハー」。これを見てから「グラディエーター」を見てはいけない。パクリとしか思えないシーンが数多くあるから。古代ローマを舞台に、キリストを背景にした物語。
コスチュームプレイ映画の、一つの傑作と言える。
「13デイズ」はココ参照。とは言え批評のタイトルは近いうちに変える。
「リアルじゃない部分があるのは当然だ。より映画的になるように一部に手を加えてあるからね」という監督のコメントから、確信犯だと分かったからだ。マスコミの“リアル”報道に躍らされてしまった。
己の無知を呪う出来事である。
− 9日−
アントニー・ホフマン「レッド・プラネット」のビデオを見る。☆。
“台詞”で世界情勢から、主人公達の目的まで語りだすという不不吉きわまる冒頭が、その後のすべてを語っている。
あきらかに展開の予想できる物語に薄っぺらなキャラクタ。そして説得力に乏しい理屈。ダメ要素全開。
三流の物語を、大量の特殊効果で無理やり観客に見せるような作りなのは見る前から予想できた。
具体的には劇場予告編を見た時点で予想できた。
それにしても、ここまで予想通りに展開するとは思わなかったな。うん。
− 8日−
本日突然上がった「連弾」の批評は、ただ上げ忘れていただけ、なぁんていう間抜けなことは言わないさ!あぁ、言わないとも!!
どっかに、「クイルズ」の批評は書いた記憶があるけど見つからないとか、そーゆーことも言わない。
今日も今日とて、上野駅某本屋襲撃。「プロジェクトX リーダーたちの言葉」購入。
はっきり言って買う必要なし。
だっていままでの総集編なんだもの。本全部買ってる人間にはこれじゃ意味ないよ。
総集編なら、彼らの人間性に着目するとか、そういう本編とは別の切り口で作らないとダメでしょ。
とは言え、ワンエピソードが短いので、いままで番組を見ていないとか、本を読んでいないという人にはお薦めかも。
− 7日−
SF 大会まであと11日。
その準備のために、我が友にして「FENNEKの気ままにぐだぐだWriting♪」管理人 FENNEK 様から DigitalVideo を借りるべく接触。
お互い、いろいろ忙しい見であるが故、若干のトラブルはあったものの接触に成功。
DigitalVideo は私も持っているのだが、なにぶん録画時間が1時間程度と短いのが欠点。ヤツのは 6時間撮影可能な、必殺スタミナハンディカム。
企画 (討論会、講演など) はだいたい、1〜 2時間なので、私のでは絶対的に間に合わないのだ。
つーことで、サンクス FENNEK!!
(注・ヤツの Web が本日更新されるとするとこのネタである可能性が高いので、複数視点で楽しめる!?)
− 6日−
今年の9月6日で三回忌となる偉大なる映画監督、黒澤明の作品をリメイクする計画が進んでいるらしい。米国で。
一本は「天国と地獄」。製作マーティン・スコセッシ、監督ヴァルテル・サレス。すげぇ組み合わせだ。
この二人なら、娯楽作品であることを前提に(社会風刺を切り捨てられれば、とも言える)作り直せればそれなりに面白い作品ができるやもしれぬ。あとは役者だな。
もう一本は「羅生門」。
ハーバー・ライト・エンターテインメントが製作権を買ったのは分かったのだが、製作・監督がどうなっているのかが分からぬ、知っている人がいればぜひ教えてもらいたい。
とは言え、誰が撮ろうとこの作品は駄目だろうと思うがな。
日本映画界は熊井啓が「海は見ていた」(黒澤明の遺稿) を撮っているだけか?一時期「夢」の撮影されなかった脚本を映像化するという話があったが、どうなったんだろうか?
正直なところ、そんなんどうでも良いから DVD で黒澤映画出せ!! (ビデオは全部持っている & LD も何本かは持っている) と強く思っているのだがな。
− 5日−
ジョー・ジョンストン「ジュラシック・パーク3」。☆☆☆☆。
余計な説明を一切廃し、ただひたすら恐竜から逃げまくるというスタイルは単純で潔し。なによりも画で説明し、余計な台詞が無いのが素晴らしい。
ただ、ただラストにパンチの効いたもう一発が欲しかった!!
卵の下から xx が出てきたときはニヤッとさせられたけど、あのあともう一発なんか欲しかった。
片淵須直「アリーテ姫」。☆☆☆☆。
見終わった後に、「右手と左手でなにが出来るだろう 今しか僕にしか出来ないことがある」「自分の足で立って痛い 砂のお城だとしてもさ」という「THE BLUE HEARTS」(私は重度の「THE BLUE HEARTS」ファンである) の歌の歌詞が思い浮かぶ。
いろいろあって、ちょっと疲れているときに見ると元気が出る良作。
最後の魔法だけど、あのお姫様は十分に誇り高く気高いと思うんだけどなぁ。
− 4日−
恐怖はいつも、予想だにしないところから襲い掛かる。
たとえば道の角を曲がった瞬間。あるいは電車から降りた瞬間。はたまた雑誌を読んでいるときにも!!
水野晴郎「シベリア超特急3」今夏クランクイン。
そういえば、「シベリア超特急2」が公開されるときに全何部作とかいう戯言を吐いていたようだが、本気だったときことか!?
しかもそのとき「次はワイヤーアクションをやってみたい」とかほほざいてなかったか!?
まさか張り裂けそうな旧日本軍の軍服を着た水野晴郎が中を飛ぶのか!?
だぁぁぁぁぁ!!想像したくねぇ!!
− 3日−
テリー・ツワイゴフ「ゴーストワールド」を会社帰りに見る。☆☆☆☆。
爽快感とはかけ離れた内容で、はっきりしたところは無く極めて曖昧。
その上、いわゆる“不安定なお年頃”を描いていて、その主人公に対して微妙に距離を保った視点で語られている映画。
はっきり言って、仕事帰りなどという疲れた状況で見る映画ではない。精神的に不安定な状況で見てもいけない。
そーゆー状態で見て、ラストに感化されてもわたしゃ知らないよぉん。
ちなみに主人公を演じるは、「アメリカン・ビューティー」でケビン・スペイシーの娘を演じたソーラ・バーチ。
またしても可愛くない役立ったりする。このまま似たような役に沈むなよ〜。
− 2日−
まだクリアしていないのに!隠し車もまだ全部出していないのに!!グラフィックカードをずいぶん前に取り替えて格段の 3D グラフィック性能を持ったのに!!!「コリンマクレラリー2」をやっていなかった!!!!
という事実に気が付いたので、新環境 (P3 800EB + RADEON DDR32) にて開始。
おぉ!!先代の環境 (P3 800EB + G400 DH32) では、ドリフトの土煙と共にフレームレートが落ちていたものだが、現在の環境では何の問題も無く動く!!動く!!動くっ!!
調子に乗ってエフェクト全開!!さすがに重いぃ!!
− 1日−
昨日の日記を読んでいただければ存分に理解していただけると思うが、今月は期待している映画(私が見たい映画とも言う)が多い。
しかし、同時に今月は忙しいのだ。なにせ祝日が無いっ!!
なのに、SF 大会 (つーのがあるんです。作者やら読者やらが集まって討論会やったり馬鹿騒ぎするイベントが、ちなみに土日ぶっ通し徹夜でやる) はある。
なのに、なんでアレとコレとソレと...合計8枚もの映画の前売り券を握り締めているんだ、我!!
激闘!!奮戦!!灼熱!!そーんな感じで、さぁ夏だっ!!フィーバーだっ!!