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新日記
2003年 5月
−31日−
 主力 PC「天山」が絶好調!!
 MPEG File をダブルクリックしただけで再起動しやがるぜっ!!
 ネットワーク PC「月光」も絶好調!!
 かと思いきや、ISP のサーバーが絶好調で通信が安定していない模様。もう踏んだりけったり。


 そんなこととは関係なく、来月期待する映画だ。
 ジョン・アミエル「ザ・コア」
 地球のコアの回転が静止したから、核爆弾で刺激してもう一回まわそうという、どう考えても科学考証してなさそうな映画。アッチ系の疑惑が強いですな。

 ブラッド・シルバーリング「ムーンライトマイル」
 婚約者が死亡した。分かれたことを回りに告げる前に...というドラマらしいんだけど、その後どういう展開なのかは知らん。

 ウォシャウスキー兄弟「マトリックス・リローテッド」
 完結していたとしか思えない「マトリックス」の続編。物語など欠片もなく、ただひたすらビジュアル的な迫力だけで見せていた前作から、さて次はどう出る?
 個人的に、カーチェイスシーン (たぶん) でトリニティが乗っているバイクがドカティ996だというあたりに注目していきたいと思う。

 スティーブン・ソダーバーグ「ソラリス」
 地雷原だと書いてあったも、それが真実かどうか調べなければなんとも言えないじゃないか!!

 キム・ヒョンジョン「二重スパイ」
 北朝鮮と韓国の、文字通り身を引き裂く二重スパイの物語。国に裏切られ、どちらにも戻れなくなった男と女の生きる道は...。来月公開の映画では一番期待している

 篠田正浩「スパイ・ゾルゲ」
 第二次世界大戦前夜。ソ連のスパイとして日本で諜報活動を行った伝説的スパイ。リヒャルト・ゾルゲを描いた作品。非常に面白そうな題材なんだが、どうなんだろうねぇ。予告編ではあまり期待できそうにない。

 実を言うと今月ちょっとペースをあげたにもかかわらずまだ見てない作品が異常に多い
 「アバウト・シェミット」「シカゴ」「ぼくんち」「紙に選ばれし無敵の男」「めぐりあう時間たち」「六月の蛇」「ナーク」「ホーリー・スモーク」「少女の髪どめ」「風の絨毯」「ロスト・イン・ラ・マンチャ」あたりか?時間があれば、他にもみたいのがあるが、絶対に時間はないだろう。

 まだな夏前だというのに、すでに映画館は灼熱だ!!




−30日−
 Ubi Soft「スプリンターセル」完全日本語版(Windows/アクション)購入
 要するに、コナミ「メタルギアソリッド」(PS/アクション)の超リアル高難易度版みたいなもん。

 洋ゲーということで、必要以上に難易度が高い。
 覚悟はしていたが、ここまでか。リアルタイムで生成された光と陰が容赦なく主人公を照らし出す。もちろんだが、敵AIはやたらと上手い連係プレイを見せてくれる。

 おかげで見つかったら死亡直行っぽい難易度

 そのうちクリア出来るように祈ろう。




−29日−
 私はどうやら周りの人間に無料 DVD レンタル屋だと思われているらしい



 「なんで持ってないの!?」



 いや「マイノリティ・レポート」は買わんでしょう。そうじゃなくて!!

 現在誰に貸したんだか分からん DVD が出てきているまさに悲劇!!
 やはりレンタル屋としては、貸し出し管理をもっとしっかり行うべきだったのだろうか!?
 「アマデウス ディレクターズカット」と「ザ・シクレットサービス」は発見されたのだが、「アザーズ」と「この森で、天使はバスを降りた」の二本が所在不明

 もし万が一この文章を読んでる中に私から借りた人がいたら怒らないから申告しなさいね

 とかいいつつ、部屋の奥底から出てきたりするんだよな〜。




−28日−
 他の地区ではどうなのか知らんけど、都内の多くの映画館で水曜日は「レディースファン感謝デイ」入場料金が女性に限り1000円となっている





 これを男女差別と言わずしてなんと言おう!!





 だって「メンズファン感謝デー」ってのは無いんだよ。
 男女差別の無い世の中というのは、女性に優しくということでは無かろう!!女性に優しくするなら、男性にも優しくしろ!!
 映画業界よ!!男女差別の撤回を!!「メンズファン感謝デー」の設立を!!
 まぁ設立されても行かんだろうけどね。混みそうだから。




−27日−
 突如としてCodemasters「Colin McRae Rally 2」(ラリーレースゲーム/Windows)のリプレイ開始
 現在のPCでプレイするのは初めてだ。

 解像度を 800x600 にして、エフェクト全部入れて...おぉ、それでも滑らかに動作している!!
 グラフィックエンジンは DirectX7 ベースだから、一世代前のものだが、結構綺麗だねぇ。

 って、画面に見とれてる暇はねぇこんなに難易度高かったか!?
 ここんとこレースゲームやってなかったから腕がなまってるのもあるんだろうが、それにしても難しい。

 このままでは、「Colin McRae Rally 3」(そういや今年の E3 では話題にならなかったな) が出てもまともにレースが出来ぬぞ!?




−26日−
 撮り溜めたデジタルビデオを変換するのに、ソフトを買い替える必要が出た。
 これまでUlead「DVD-MovieWritter」で抜き出していたのだがどうやら DV Type1 しか利用できない(私がコーデックを持っていないのが原因?)。
 そのため、MTV2000 (TV キャプチャカード) の「DV-MPEG File Converter」を使えぬし、そのままでは TMPG-Enc でも読み込めぬ。

 この状況を打破すべく、Ulead「Video Studio7」を導入
 DV Type2 に取り込んで、MTV2000 で DVD の規格を大幅に越える高画質で MPEG に変換 (しないとファイルサイズが大きくて邪魔)。編集して、最終的に TMPG-Enc で DVD フォーマットの MPEG2 にすれば問題なかろう。画質の劣化も、そう問題になるほどではあるまい。

 早速昨年の SF 大会オープニングの変換だっ!!




−25日−
 破れた網戸の修理をしてくれるらしい。
 そう、力説する車が家の前にいた。

 五月蠅いったらありゃしない。私の安眠を邪魔しおってからに。
 今日は長々と安眠を予定していたのだが、目が覚めたついでだ。映画館に行くか。

 ウィリアム・フリードキン「ハンテッド」☆☆

 コソボでの体験が元で殺人鬼になってしまった男と、彼に殺しを教えてしまった人間の追跡劇なんだが、脚本が中途半端でキャラクタの苦悩が伝わってこない
 追跡劇そのものが面白いだけにもったいない作品であると言えよう。




−24日−
 「マトリックス リローテッド」の先々行公開日である
 大作娯楽映画大好きな私であるから当然襲撃




















 と書きたかったのだが時間的に無理なのであきらめる
 本公開を待つしかないね。あと二週間か。ま、よかろう。


 DVD。アルフレッド・ヒッチコック「知りすぎていた男」☆☆☆☆

 ユニバーサルの発売しているヒッチコックの DVD は、デジタル修復はされていないため、ちょっと画が荒い。このシリーズに共通のことだけどね。

 本人は自覚してないのにイロイロ知ってしまっていたから国家的陰謀に巻き込まれるという「知らないうちに非常事態に巻き込まれるサスペンス」。ヒッチコックのお家芸でもある。
 細部のリアリズムが今ひとつなのに面白いというあたりもとてもヒッチコック




−23日−
 やっぱり映画館には走って行くのが似合う。

 オキサイド・パン/ダニー・パン「アイ」☆☆☆☆
 途中退場者が出ていると話題になった映画なんだが、ん〜。少なくとも今日はいないようだ。

 ある意味冒頭に一番愕いた

 ただし、映画館でなければ味わえない衝撃だ。
 内容だが、「ボイス」と同様、恐怖描写は前半に集中。後半に行くにつれて恐怖描写は無くなって行く。正確には、主人公が状況を受け入れてゆくので、恐怖描写が恐怖描写ではなくなる。

 何ヶ所か、もうちょっと丁寧に撮れば良いのにと思うが全体としては面白い映画であった。




−22日−
 河森正治「マクロス ゼロ」第2巻 DVD 購入

 冒頭から燃える戦闘シーンの連続
 3D-CG を駆使した結果、ワンカットがアニメーションにあるまじき長さ!!実に良い!!
 アクションシーンを、細かいカットでぶつ切りにする馬鹿者が増える中、実に良い!!

 あぁ!!フォッカーの名言「酒が怖くて戦が出来るか!」が出た!!
 相変わらず酔っぱらいながら叫んでる。

 残念ながら後半は戦闘シーンがいっさい無い
 第3巻は秋発売だそうだ。ふむ。きっと冬には出るだろう。




−21日−
 今月の月刊「サンデーGX」(コミック誌)購入

 島本和彦「吼えろペン!」は、自らの手で強力なライバルを育ててしまうという恐ろしい話。
 かなり熱い話ではあるだが炎尾燃の成長パターンが黒薔薇の時と類似しているのが気になるな。いや、面白いし、パターンは有効であるが故にパターンなんだけどさ。

 広江礼威「ブラック・ラグーン」
 血まみれの銃撃戦にならなかった!?まだ引っ張るか!
 てかこのまま行くと次回はホテルモスクワの一方的虐殺になりそうな予感が




−20日−
 「黒澤明 創造の軌跡」&池田爆発郎「PiNMeN」の DVD 購入

 黒澤明の DVD は東宝の黒澤明 DVD-BOX「THE MASTER WORKS」番外編化粧箱も揃っている
 黒澤明監督作品の DVD はこれにて完全制覇したわけだが、大映だけ化粧箱が違うのが気に入らん!!あるいは、なんで松竹は東宝に揃えられたんだ!?
 まだ見てないので内容は分からん。

 「PiNMeN」は東京国際ファンタスティック映画祭で見てあまりの笑いに「出たら絶対買うぅ〜」と決意していた作品
 フル2DCGアニメーションの、ショートギャグ作品集。
 にしても収録39分に3,980円か。相変わらず日本の作品は高いな。




−19日−
 祝!!ロバート・ワイズ「ローマの休日 製作50周年デジタル・リニューアルマスター版」日本公開決定!!
 テアトルタイムズスクエア (らしい) の、あの尋常ではないサイズのスクリーンで見られるのかと思うと実に待ち遠しい。

 ハリウッドで、名作の修復が行われていることもあって、ここ数年、テアトルはリバイバル公開に力を入れている (「風と共に去りぬ」は違うが、「2001年宇宙の旅」、「ベン・ハー」、「ウェストサイド・ストーリー」はそう)。
 そのおかげで私などが生まれる前の映画をスクリーンで見られる。実に嬉しいことだ。
 日本の映画会社もこうした過去の名作映画の修復とそのリバイバル公開を精力的に行ってくれると嬉しい黒澤は言うに及ばずぜひとも初代「ゴジラ」の修復&リバイバル公開を私は望む!!




−18日−
 朝起きると、ばっちり映画鑑賞気分。出撃!出撃!出撃!

 デンゼル・ワシントン「アントワン・フィッシャー」☆☆☆☆
 迫害されて育った黒人が立ち直るまでの、成長の物語。
 主人公の物語は良い。すごく良い。
 けど、彼を更正させる精神科医(デンゼル・ワシントン自身が演じている)の話が中途半端最後に一気に台詞で説明させるくらいなら画かない方が良かったのでは?

 ロブ・ボウマン「サラマンダ」☆☆
 ロンドンの地下鉄工事現場からサラマンダが復活して世界に終末をもたらす話。
 前半は往年の名作「空の大怪獣ラドン」のようで面白いのだが、物語が進むに従って世界がどんどん破綻してゆく。典型的後半破滅映画。
 壊滅した世界で僅かに「生き残った人間 vs サラマンダ」というヒロイックストーリーを画きたかったのか「残った軍事力 vs サラマンダ」というシミュレーション的ストーリーを画きたかったのかがはっきりしなかったのが敗因か?




−17日−
 昼時に、ふとTVを付けると「おかしな二人」なるサスペンスドラマの再放送をやっていた
 全部見たわけではないのだが、刑事は予断を持って捜査を進め状況証拠と推論だけで推論を組み立て思いつきで行動するとんでもない内容に見えた
 画の作り方もバストショットの繰り返し、会話シーンも同じカメラワークを繰り返し繰り返し繰り返し...

 このドラマに限らず、たまにサスペンスドラマを見ると、刑事はそのほとんどが予断を持って捜査を進めている。頭が悪いとしか言いようがない。
 要するに脚本家の頭が悪いのだろう

 あぁ、面白いサスペンスドラマ (邦画でも可。どっちにせよ新作希望) を見てぇなぁ。




−16日−
 有事法制が可決された事で掲載されたからか、海から敵が攻めてくることが確定しているのに地上兵力しか展開していないという笑える戦争シミュレーションを掲載したのは朝日新聞の朝刊である

 侵攻に備えて築城戦の準備してると言うより、強行占領している光景にしか見えんしなぁ。ヘタに木を切ると偽装しにくくなるし、家屋の形状をへたに変えるとばれるだけ。
 そもそもこれは海から敵が攻めてくるのを、どうやって防ぐつもりの兵力展開なのだ?
 戦略もなく、ただ兵力を展開させてるだけにしか見えぬ。あるいは野戦築城してるんじゃなくて占領地確保。いくらなんでもこんなに馬鹿じゃあるまいて。

 在日米軍の前に、在韓米軍てのもある。38度線には国連軍も駐留しておる。
 途中に韓国があるという事実を無視して北朝鮮の兵力がいきなり攻めてくると考え主張する連中の頭はひと味違う
 朝から脱力してしまう一日であった。




−15日−
 期待しておられる方々には申し訳ないが「あずみ」の有罪判決は早くても半年後(ビデオレンタル開始は、公開に日から半年が標準)である
 書くには、どうしてもビデオがいるのだ。自宅で見ねばメモが取れぬのだっ!!
 本編上映中にメモを取るのは周りに迷惑だからな。それがたとえ最低映画であっても。

 貯まり気味の通常批評には、近いうちに上げるつもりではいるけどね。

 「最低映画への有罪判決」に関してだが、「怒りの湖底怪獣ネッシーの大逆襲」をアップして以来見つからないというコメントが数件きている
 残念ながら、私も地元のツタヤ以外で見たことがない。が、それは探していないからかもしれぬ。

 他は、けっこう置いてある模様。
 「レーザーホーク」「グランドクロス」「ワイルドグリズリー」あたりが置いてあるのは、それはそれで驚きである。

 もう一つ最低映画「バトルフィールドアース」の続編の話はどうなったんだろうか?
 あの映画、主演のジョン・トラボルタが信仰する新興宗教、サイエントロジーの教祖様が書いた小説が原作なんだがあれで終わりじゃないんだよね。
 ちなみに、ドイツ政府にサイエントロジーを宗教だと認めるよう嘆願した信者の名前を、トム・クルーズと言う。
 続編がもし製作されるのであれば、ぜひ出演を検討してくれ。




−14日−
 シュークリームの「シュー」とはキャベツのことである
 言語が違うのでかなり無理矢理なんだが、F1ドライバーのミハエル・シューマッハは、ミハエル・音速キャベツという凄い翻訳をすることも可能だ。

 また、シュークリームを横長にしチョコレートでデコレーションした物が雷ことエクレアである。作り方はどちらも対して変わらない。
 このように、役に立たない知識は無限大に広がってゆく。

 実際の考えとは逆方向 (エクレアが最初だった) に書いたが、この話の大元は「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」(見た人は分かると思う) の批評をどうしようかと悩んでいる中に思い浮かんだ。

 そんな事を帰りの電車の中で考えていた。あぁエクレアが喰いたい...
 帰宅時間にはケーキ屋は閉まってるしコンビニは売り切れだったし、こんな文章を読まされて困るかもしれないが、私としては、この食に対する思いをどうしたら良いのだ!?という気分で一杯だ!!




−13日−
 本当は昨日行くつもりだったのだが、事情ってもんがあるんだよ。

 北村龍平「あずみ」☆




















有罪





 相変わらず粗雑な脚本に粗雑な演出。止めを刺す主人公の学芸会みたいな演技!!
 完璧だ。
 久しぶりに完璧なる有罪映画を劇場で見た。




−12日−
 三月にクラッシュして大混乱を起こしたネットワーク接続 PC「月光」
 これまでは、中古 HDD でつなぎ、動作させていたのだが、ようやく新品と交換した。
 お下がり HDD は非常に遅く、その結果として Windows の動作そのものが遅かったのだが、これで問題解決。
 ただネットにつなげるだけなら十分な性能だが、所詮は前世紀の遺物である Pentium2 450MHz。それでもフルスペック出ないと悲しいのが PC ジャンキー!!

 今回の HDD 交換は、スペックがきちんと出る以外の効果ももたらした。
 もともと CPU にしかファンが付いていなかった(回転数が遅いのでかなり静か)のだがギュイィ〜ンカリカリカリカリという昔の HDD にはつきものだった豪快な音が消え現代のHDD はとても静かなのだ。
 結果、PC は、かすかな、唸りのような音を出すだけの極めて静かなものと化した。
 これが噂にぞ聞く静音 PC ってヤツか!?




−11日−
 東京銀座限定の話ですまない。
 現在東京銀座地区映画劇場共同企画「銀座・シネマポイントカード」なるものをやっている

 ポイントカードは 2003年4月25日(金)〜5月23日(金) に配布されそれ以降8月31日までは映画ファン感謝デーと水曜日に配布される
 どちらも期間は2004年3月31日まで

 仕掛けは簡単。
 窓口で当日券か前売り券を買うとポイント一つ。
 三で対象劇場でソフトドリンク一杯六つで映画一本無料!!
 マリオン等のメジャー系列はもちろん、銀座テアトル、シネスイッチ銀座、シネ・ラ・セット等のミニシアターも参加している。

 シネコンや渋谷に客を取られた銀座地区の映画館が逆襲に出たと見るべきなのだろう。
 金券ショップよりも割引率がはるかに高い。組合の考え通り、前売り券の購入を銀座地区の映画館窓口に集中してやろうではないか!!

 観客一人あたり、年間1本かせいぜい2本を想定しているのだろうがその予想を覆しまくってやろう!
 9本は行けるな。




−10日−
 当然のごとく映画館に行く。

 平山秀夫「魔界転生」☆☆☆
 やはり深作のリメイクではなく、山田風太郎の小説再映画化。
 冒頭の島原の乱や、途中に出てくる大名行列など、人海戦術でよくやった!と喜べる。
 けど、やはり原作ほどの破天荒さがないし深作版ほどの勢いもない手堅くまとめてしまったことそのことが最大の欠点か!?

 期待してなかっただけによけいかもしれないが、窪塚洋介と佐藤浩市は実に良かった。
 キャスティングで違和感を覚えたのは宮本武蔵の長塚京三強そうに見えぬ
 柳生但馬守の中村嘉イ雄ら、他の剣豪が実に強そうなだけにもったいない。




− 9日−
 迷ったときはどうするか、だって?愚問だよ。
 どうせ道は一本きり。前に向かうしかないのさ。


 だから今日も、私は走った。映画館に向けて...




 ブライアン・シンガー「X−MEN2」☆☆




















 ブライアン・シンガー




















 あなたは堕落しました!!




− 8日−
 さすがに三日連続は無理があるようだ。

 本日は、実に久しぶりに「その小屋どうだった?」を追加した
ココ
 「参考になった」と言われるたびに、最近更新してないです申し訳ない!!という気分になっていたのだが、これからはもうちょっとこまめに更新できるようにして行きたいと思う。
 メモは取ってくるんだけどまとめてないのよ。

 えぇそうですよ、管理人の怠慢ですよ。

 これをお読みの皆々様関東近郊でなくとも問題ないそれこそ北海道でも沖縄でもよいので情報があれば一言でも良いので教えてもらえると嬉しい




− 7日−
 燃え尽きてやる。灰も残らないくらい真っ白に!!

 いけやぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!
 水島努「映画 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ栄光のヤキニクロード」☆☆☆

 「オトナ帝国の逆襲」「アッパレ戦国大合戦」と傑作が続いてきたが今回は凡作
 エピソードの一つ一つは面白いんだけど、それを縦につなげる線が弱いのが欠点。やはり原恵一のバランス感覚なのかぁ。この監督は「ジャングルはいつもハレのちグゥ」は面白かったんだが、TV(と OVA) だもんなぁ。劇場初監督ということで、長尺のバランス感覚の悪さを露呈してしまったのだろうか。
 これならTVで良いやという仕上がり残念だ

 さぁ、明日はなんだ!?(行くのが前提!?)




− 6日−
 仕事は定時に終わった。
 GWが終わった。その翌日。
 反動で、映画館は空いていると見た!!

 アン・ビョンギ「ボイス」☆☆☆☆
 「リング」のパクリと言われているようだし、その影響はかなり感じた。んが、「エクソシスト」や「オーメン」の影響をそして電話の使い方に「ローズマリーの赤ちゃん」の影響をより強く感じた

 見終わった直後の感想としては女性は怖い。世の男性諸君。二股はいけない。女性を裏切ってはいけない。

 CMで怖いと話題になった子供は、たしかにすげぇ演技力だと思う。
 けど、なぁ。昨年の天才女の子ダコタ・ファニング (「アイ・アム・サム」) とか見ちゃった後だと「ん、すげぇ」で終わる。

 うむ、先週までの抑圧された状態から解放された今週は、もしかすると「スイッチ」入りまくりになるかも。定時上がりが続けば怒濤の映画館連続襲撃開始か!?




− 5日−
 うむ。昨日都内放浪中に購入すべきだったのかもしれぬ。
 とか思いつつ、ロブ・シッチ「月のひつじ」DVD と、ブライアン・シンガー「X−メン」アルティメットエディションの DVD 購入

 まずは「つきのひつじ」を見る。
 人工よりひつじの数の方が多い、オーストラリアの片田舎にある、電波望遠鏡に降って沸いた、アポロ11号の月面着陸を中継するという歴史的プロジェクトへの参加。
 奮闘する技術屋と、関係なく盛り上がる街の人々の物語。

 サム・ニールのいぶし銀の演技が最高
 NASA の技術屋と一緒に、ディッシュに地上から乗って上で語るシーンが最高に良い。実に漢だ。
 映像的に派手なシーンがあるわけではなし。物語も非常に地味だ。その上、このプロジェクトが成功したのは分かっている事。
 それをここまで魅せてくれるというのは、やはり映画作りの上手さだろう。

 ディスクは英語字幕はもちろん映像特典としてメイキングとアポロ11号のドキュメンタリー入りどちらも非常に面白かった

 「X−メン」は、2を見に行く前に見直せばよかろう。




− 4日−
 GW 後半三連休の真ん中。
 となれば都内は空いているだろうという計算の元、目的もなく都内放浪に出る車で新車で!!

 新宿渋谷方面を流して、車はいるが流れている。
 果たして、1日に続いて予想は当たりであると言えよう。

 このあたりで渋滞に巻き込まれないで進めるというのは実に気分が良い。
 坂道発進の感覚(繰り返すが私の車はマニュアルである)ギアの切り替えタイミング等を走ることで覚え、さらに位置表示、目的地誘導能力その他、カーナビの機能を一通り使う。

 一日で200km ほど走り、給油してみて、リッターあたりの走行距離を算出 (ちなみに 17km/l であった) し、本日の車乗りならし目的ドライブを終了。
 だいたい分かった戦闘準備終了!!




− 3日−
 千葉県成田市にある航空科学博物館に行く
 参加メンツは毎度おなじみ FENNEK、n_2、Taisho、torikara。まさに毎度おなじみであると言えよう。

 この博物館、野外では YS11 が出迎え、建物の中に入ればすぐに B747 のエンジン(本物) が出迎えるという好き者にはたまらない博物館
 「航空ファンを増やすべく設立された」という設立コンセプトに、実に正しく作用していると言えよう。訪れるお子様大喜び。好き者お父さんも大喜び。


 私など、博物館内部にある成田空港の全景模型を目にするとついつい「ぼくは航空管制官」を思い出し別の意味でも楽しめたりしてしまう
 あそこで管制ミスって航空機を衝突させた。ありゃぁ大惨事だったなぁとか。

 とどめを刺すのは展望台。
 東京国際空港のA滑走路の東に位置するという立地条件の良さ (訪れるには、あまり良い立地条件とは言えんのも事実だが) から、最上階の展望台からは離着陸する航空機を解説付き (しかもかなりマニアック) で楽しめる。
 んが、末期症状の患者としては、地上走行中の航空機を見ると、思わずどんな指示を出しているのか想像してしまう。

 ん〜、まったくもって、いろいろな意味で航空機好きにはたまらない場所であると言えよう




− 2日−
 祝「欲望だけが人類を変える」公開四周年!!

 管理人の狂気としか思えぬこの Web が四年間も続いているのも、ひとえに管理人である私のおかげであると言えよう!!

 凄いぞ私!!偉いぞ私!!自画自賛してやる!!

 メールボムを喰らこと二回。訳の分からんメールを喰らうこと三回。電波なカキコを喰らうこと一回。荒らしに遭遇すること一回。オフ会やること一回!!
 この四年間、いろいろあった。
 とりあえず、今はやめるつもりはない。全然無い。
 だからまだしばらく、挑戦者の皆々様にはこの狂気に挑戦し続けて頂きたい




− 1日−
 映画ファン感謝デーである。平日とはいえ、GW まっただ中の。
 当然、映画館は混んでいるだろう。

 だが、しかし。冷静に考えてみて欲しい。
 多くの人が「今日は混んでいる」という、難しくない予測をしたらどうだろうか?当然、映画館に行く人は減る。

 ふむ。賭だな。しかもかなり分は良い。なにせダメだったら劇場の前で回り右で事は済む。
 定時上がりだ。向かうは唯一つ。映画館へ!

 スティーブン・スピルバーグ「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」☆☆☆☆
 こいつはまた上品な物語に仕上げたな。主人公の詐欺師に肩入れしすぎ「詐欺とは犯罪行為である」という側面が薄すぎるのが欠点だが人間ドラマとしては上質
 特に、これまで父親を真正面から画いてこなかったスピルバーグ (彼の映画では、母子家庭が多く、父親がいてもその影が薄いことがほとんど) にしては、珍しく真正面から父親を画いている。それも二人も。

 思っていた以上に良い作品であった
 ちなみに映画館は、ちょっと混んでいると感じるレベル。私の好きな席 (ちょっと前よりが好きだ) は十分に確保できるレベルであった。

 さて。明日は記念日だ。どうしようかねぇ。




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