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新日記
2004年 2月
 1日 [画質]

 本日、都内の映画館は映画ファン感謝デー。
 安いのは良いし、映画人口が増えるのも良い。けどマナーが悪い観客は許せん!!
 映画館でストレス貯めてもしかたないから自宅に引きこもる。

 クラーク・ジョンソン「S.W.A.T.」の DVD 鑑賞
 評価は映画批評を読んでもらうとして画質の方だが、残念ながら今ひとつと言わざるをえない。
 特に後半は、夜間の、しかも暗闇でのアクションシーンという MPEG に対する挑戦的なシーンが続くのが辛かった。



 けっこうノイジーだ



 「Bit Rate Viewer Ver1.4」によると、ビットレートは平均5.41Mb/sec。
 映像特典まで含めて、7.5GB と容量的にはけっこう限界に近い所まで使われているようなので、ある程度、仕方ないか。
 二枚組みにするか、映像特典を減らすかだもんなぁ。




 2日 [人間“の”ドラマじゃないのが成功の秘訣?]

 定時上がり = ダッシュ = 映画館。

 ゲイリー・ロス「シービスケット」☆☆☆☆☆

 大恐慌の時代、米国を熱狂させた一頭の馬の物語。

 どん底描写がちょっと弱いかなぁというのはあるが、これが「人間ドラマ」ではなく、「馬と人のドラマ」だとすれば納得できる範囲。
 それに、三人の主要人物のどん底状態を、それぞれ綿密に書いていたら時間が足りないだろう。いまでも、若干長め (141分) だというのに。

 細々と不満が無いわけではないが、最後のレース泣けるじゃねぇか!!
 ところで、トウカイテイオーは直系の子孫?




 3日 [異議あり!]

 CAPCOM「逆転裁判3」プレイ中
 通勤時間が長いと快調に進むねぇ。三日間の往復で第二話までをクリア。



 今回は所々詰まっている



 証拠が分からんと苦悩しつつ、けどこれでミスったら終わりだろう!?と、「証拠はある」を選択していたら、それがフェイクで「証拠は無い」が正解だったりしたのには、シナリオライターにやられた!!という気分で一杯だ。

 解き甲斐があって良し!!




 4日 [まるほどう]

 CAPCOM「逆転裁判3」を続けている
 んが、思わず電車の中で爆睡。結果、あまり進んでいない。
 第三話冒頭の探偵パートが終わったところ。



 なんと衝撃的な!!!



 よもや綾里真宵 & 千尋が、あぁいう服装で出て来るとは...
 世界は「アンナミラーズ」か「Piaキャロット」か!?爺さん。あんた強烈すぎ。ニセなるほど?黄色いマフラーでもしてるのか!?等々思いつつ、今回も実に楽しんでいる。

 それにしても、アレだ。
 電車の中でゲームをやっていると本を読むペースがガタガタになるな
 書籍購入速度は変わらないから、猛烈な勢いで、本が、積まれて行くなぁ...早急に解かねば。




 5日 [物欲天使]

 ジェームズ・マンゴールド「“アイデンティティ”」の DVD 購入

 あれは卑怯だろう!?とか、あれは無いだろう!?とか言う人も居るが、伏線が張ってあるから良し!!そして私は心底驚いたから、良し!!
 来週末はかなり暇であることが推定されるのでその時にでも見るか

 最近は、DVD を見るペースも快調で (劇場にあんまり行ってないのも一因か!?) あまり積まれていないのは、実によいことである。
 その変わり、本とゲームは積まれているんだがな...

 なお、CAPCOM「逆転裁判3」は第三話の二回目の裁判に突入したので、きっと、後半戦なのだろう。
 全何話なのか知らんが、全体を通しても後半戦に突入した事だろう。
 これなら、来週発売の初代「ボンバーマン」や初代「スーパーマリオ」の GBA 版の購入になんの障害も無い!?




 6日 [最終局面突入目前!]

 明日は、ピーター・ジャクソン「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」の先行公開日であるからして行かねばならない


 有楽町マリオンで。


 本でも読みながら。


 待つのだ。


 ひたすら。


 何時間も。


 ピージャックを信じて...




 8日 [昨日の話]

 今日のことはともあれ、昨日の話をせねばならない!!

 朝起きて、なにはともあれ出撃。
 映画館に向かう。

 まず第一発目、佐々部清「反落ち」☆☆☆☆
 ギリギリの点数ではあるが。

 犯人が警察に逮捕され、調書を取り、地検に送検され、裁判になるという流れの中で、犯人以外の登場人物が次々に変わる。
 結果、視点が定まらず見ていて落ち着かない
 小説だと、章ごとに物語を切れるからこれで良いんだけど、映画だとそういうわけにも行かんからね。一ひねり必要だったな。


 まずまずの出だしで、まずまずの気分で、映画館を移動。
 そして、先行公開のために約5時間の、映画館前並び待ち。

 ピーター・ジャクソン「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」☆☆☆☆☆

 凄かったとしか言えない映画は確かにあるのだ
 それ以外に何も言えん映画は確かにあるのだ
 そういう映画だこれは

 なるべく大きい映画館で、なるべく音響の優れた映画館で、ようするに、なるべく良い映画館で見ることを推奨する。
 なお直前に前二作を見直しておくことは推奨ではない必須だ




 9日 [コネコちゃん]

 CAPCOM「逆転裁判3」(GBA/法廷バトル)を順調に進めている
 現在、第五話に突入。
 シリーズ最強の良い所持ってき漢、御剣が出てきたので、きっと最終話だろう。



 ...って、えぇ!?



 弁護士...



 ...えぇ!?



・・・・それでいいのか・・・
この国の司法制度はッ!!


 余談であるが、おなじみ我が暴走友人の1人、FENNEK も、見事に「逆転裁判」にはまった模様。
 現在、感染拡大中!?




10日 [我が悪友 FENNEK より、16:58 に第一報入電]

 私が DVD を購入しているのは、通常、秋葉原のヤマギワソフトであり、そのソフト館こそが基幹と化している。
 なにぶん、毎月10日に予約、あるいは購入すると、ポイントが通常の二倍。20% バックになるというのが素敵だ...ったのだが、本日火災により機能停止



 ...をい。



 本日予約予定だった来月分は同映像館 (建物は、道を挟んで反対側にある) にスイッチするとしても、今月と来月前半までの予約は、どうなるんだ!?

 まぁとりあえず新たなる予約だけでも...って、ぬぉぉぉぉぉぉぉぉ、映像館も本日は閉店!?
 いかん。ポイント二倍が、ポイント二倍がぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!

 我が DVD 購入先の明日はどっちだ!?




11日 [“アイデンティティ”]

 色々あって出撃不可能になる。
 よって、本年一発目の紙屑は、ハーディー・マーティンス「9000マイルの約束」に決定!!

 いいんだ、仕方ないんだ。

 仕方ないが DVD は見る。
  ジェームズ・マンゴールド「“アイデンティティ”」の DVD 鑑賞

 映画本編であるが、全編に渡って嵐の夜という、MPEG 圧縮に対する嫌がらせのような内容。さすがにノイジーな部分もあるが、破綻するほどのシーンは無い。
 良質のミステリー映画は、見直すとかならず見落としていた情報があって面白いが、この映画も多分に漏れず、多数の発見があった
 両極端な評価の出そうな映画であるが、私としては大いに面白い映画であった事を、見直して確認する事が出来た。地雷覚悟で踏むも良し避けるも良し!

 ちなみに、燃え落ちたヤマギワソフトで購入したものだ。
 それも、焼け落ちる前に私が最後に購入した DVD だな。感慨深いものだ。




12日 [どんより...]

 クリント・イーストウッド「ミスティック・リバー」☆☆☆☆☆

 これは新手のイジメか!?

 凄い映画であることは間違い無い。

 んが、こういう映画は「たまに」で良い。




13日 [異議あり!]

 炎上した秋葉原のヤマギワソフトであるが、映像/アニメ/中古の各館は再開した模様。
 ソフト館でなされた予約も、映像館で取り扱うそうである。

 とりあえず、一安心。
 「インファナル・アフェア」も「ロスト・イン・ラ・マンチャ」も「リーグ・オブ・レジェンド」も、予約しなおさなくて済む。


 それとは全然何の関係もなく、CAPCOM「逆転裁判3」(GBA/法廷バトル)。
 目標期日ギリギリである。

 「2」よりも全体が整理されていて、一本の作品としてきちんと仕上がっているように思う。
 それに最終話ね。

 最初の法廷の、身もだえするような状況!!
 燃えますな!!猛烈に燃えますな!!

 徐々に明らかになる真相も、良いね。しんみりと、良いね。

 いやぁ、面白かった。




14日 [FLTの本も読まねばなぁ]

 映画館に出かけると精神衛生上よろしくない事態になること明白。
 DVD だな、DVD。




 ポール・アンダーソン「バイオ・ハザード」

 力で押し切る無理矢理な演出が、なんとも言えぬ B 級っぷりを醸し出していて素敵なこの映画。なぜかここ数日見直したかったんよ。

 最近見た映画に、B 級成分が足りないからかも知れぬな。
 見直して思うんだが、現在製作中の「2」で監督が変わったのはつくづく惜しいなミラ・ジョヴォヴィッチの続投が数少ない希望か!?




 続いて、岩井俊二「スワロウテイル」
 人とこの映画について話すと評価が真っ二つ分かれる無論私は肯定派
 内容はもちろんだが、日本人に見えない江口洋介と、伊藤歩の眼が良い!!

 凄い映画だと思うんだけどねぇ。

 そういや岩井俊二の新作は来月か。見に行かねば。




15日 [逝かれたァァァァ]

 映画館への出撃は、もろくも崩れ去った。

 久しぶりに、大変な事態が発生した。





 我が主力 PC「天山」の Windows クラッシュ!!





 映画館に行きたいのは山々だが、PC が飛ぶのは非常にマズイ。
 と、いうことで一日かけてシステムを生き返らせる。

 改良することを考えていた部分も一気に直し、いままでよりもスマートなシステムで組む。
 システムの再構築ってけっこうひまな時間が多いんだよね〜
 こういう時は、TV と PC を同一化した事を悔やむな。暇つぶしにビデオを見ることも、DVD を見ることも、ゲームをやることさえ適わぬ。
 ま、ゆっくり本を読むのは向いているんだがな




16日 [非常に凝った外装である]

 GBA ファミコンミニシリーズを求めてヨドバシカメラに行くと、「売り切れ」、「売り切れ」、「売り切れ」、「売り切れ」...という恐ろしい状況を目の当たりにする。
 出遅れたのは痛かったようだ。

 「スーパーマリオ」も「ゼビウス」も「アイスクライマー」売り切れてやがる。

 そんな中、狙っていた中で残っていた唯一のソフト、ハドソン「ボンバーマン」(GBA/アクション)を購入する。
 コンティニューパスワードをセーブするという方式に、ある種のこだわりを感じさせる (従来のように、パスワード入力も可) な。スリープ機能のサポート等、暇つぶしでちょこちょこやれるように作られているのは嬉しいかぎりだ。




17日 [女優も大変だ]

 日曜日に劇場に行けなかった。
 どこかでその分を見ねばえらいことになる事、明白。

 えぇい。体力まかせで勝負をしかけたる!!

 ヴィンセント・ギャロ「ブラウン・バニー」評価不能




 どーしろってゆぅぅぅぅんだぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!




 約90分の映画の、ほとんど全部が助走。すべては最後の一言のためだけに存在する。

 問題視されているセックスシーンは、たしかに恐るべきものだが (女優って大変だと心のそこから思う事間違いなし)、それさえ最後の一言のための助走に過ぎないのはさらなる恐怖であると言えよう。

 評価不能の最大原因はもしかしてこいつただのナルシストでこの映画はただの自己満足なんじゃななかろうか?という疑念を肯定することも否定することもできなかったからだ




18日 [敬礼シーンがカッコイイ!]

 焼けたヤマギワソフト館で予約し、映像館で引き渡されるべく、秋葉原に向かう。

 アンドリュー・ラウ/アラン・マック「インファナル・アフェア」DVD 購入

 中国(香港) では、すでに完結篇まで公開されているが、日本ではまだこの一本のみ。
 主要キャストと監督 (残念ながら、撮影監督のクリストファー・ドイルのインタビューは無い) のインタビュー、それにメイキング、記者会見等、二枚組という事で映像特典も充実している。
 本編は、dts サラウンドと、通常の 5.1ch ドルビー。残念ながら、ハリウッド映画の DVD は標準になりつつあるオーディオコメンタリー (はずしも多い) は入っていない。

 昨年見たアジア映画としては抜群の出来(正直なところ、「英雄/HERO」よりも好き)だったし二枚組で3800円だからお買い得感の強い DVDであると思う。
 画質その他に関しては、また後日!




19日 [こんなに簡単だったっけ?]

 すでに、ファミコンミニのハドソン「ボンバーマン」(GBA/アクション)に飽きてきた今日この頃
 こんなに簡単だったっけかこのゲーム。あっけなく二周目もクリア。

 昔やったときはもっと難しかったと記憶してるんだが気のせいなんだろうなぁ

 特定のパワーアップが強力すぎるのと、死亡時のペナルティが甘すぎるのが原因であろう。
 まぁ、コナミ「沙羅曼荼」(MSX/シューティング) のように、ステージの途中で死亡したらクリア不可能に近い強烈な難易度になっても、それはそれで困るんだがな。




19日第二版 [皆々様に大感謝]

 つい今し方、この Web の総挑戦者数が四万人を突破そた事を確認した。
 挑戦者の方々、ありがとうございます。
 そしてよくやった、私よ!!次は、目指せ五万人!!

 なお、挑戦者総数四万人達成記念オフ会は日程の都合上公開五周年記念オフ会と合併で4月を考えている
 その頃まで、もうちょっと待ってくれ!!




20 [狂乱]

 現在我が家に馬鹿が来ているその数4人。私を含めれば5人だ。
 そういう訳で、非常に忙しい。
 では、さらばだ。忙しいのだ!!




21日 [臨界点突破]

 仕事明けに馬鹿騒ぎ。睡眠時間 3時間で車の運転を 6時間。
 問答無用で体力臨界点を突破した
 明日からの正常更新に期待せよ!!




22日 [やっぱこの映画は良い!]

 アンドリュー・ラウ/アラン・マック「インファナル・アフェア」の DVD 鑑賞

 映画は、去年のベスト3に入る出来であり、非常に気に入っている一本。
 評価はここで読んでもらうとして、DVD について。

 平均ビットレート 8.49Mb/s という高さもあってか画質は非常に良い
 ヒルム独特のざらつき感が損なわれる事なく、暗いシーンでも目立つほどのノイズはなく (Chapter6 の映画館のシーンで目立つノイズがないのは素晴らしい)、ストレスなく画を堪能する事が出来た。

 本編ディスクには、予告編の映像特典のみ収録。
 今夏公開予定のアンドリュー・ラウ/アラン・マック「インファナル・エフェア2」の予告編が入っている。もちろん、大期待作品だ!!

 特典ディスクはまだ手をつけていないので、そのうちまた書く。かもしれん。




23日 [で、第二部は?]

 上野駅構内の棒本屋襲撃。
 ちなみにこの本屋、改装により一ヶ月ほど閉店するらしい。
 一ヶ月もの間、主力の本屋が潰れるのか。痛いな。
 「SF マガジン」(月刊/SF) や「ナショナルジオグラフィック」(月刊/自然科学) は、そもそも売ってる本屋が限られるというのに。

 苦悩しつつも、幸村誠「プラネテス」(コミック/SF)4巻購入
 これで第一部完結らしい。

 「航空宇宙軍史」の機動爆雷 にしか見えんものが出てきたあたりは、さすが谷甲州ファンと思わせたが、そうか、この結末か。
 第一巻から強烈に香った油の匂いの頃はここに行き付くとは思わんかったな。
 さすがに、愛が登場したあたりからは見えてたけどね。




24日 [未知との遭遇]

 昇天したビデオデッキを買い直さねばならんので情報収集すべく帰りにに上野のヨドバシカメラへ。

 いやぁ、普段行かんから知らんかったけど、HDD-DVD レコーダーや DVD レコーダーの機種が爆発的に増えとるんだねぇ。
 機能なんざどうでも良い (PC があれば編集機能などいらん。録画さえ出来ればそれでよい)、安くなれば実戦配備を考えよう。

 その価格半分のビデオデッキはと言うと...台数が、少ない!
 しかも売れ筋は、DVD プレーヤーとのハイブリッドだそうで。
 そもそも、“ビデオデッキ”とか“DVD プレーヤー”というヤツは数が少ない。このあたりは、価格的に販売店に利潤が少ないってのもあるんだろうけどね。

 普段行かぬ場所は未知の場所

 ここ数年、それを体験しまくっているが、よもや家電屋の AV フロアでそれを体験するはめになるとは思わんかったな。
 なお、新ビデオデッキは週末購入予定。

 中途半端な壊れ方のビデオデッキは...年末、アレか!?




25日 [毎日毎日ネタがあるワケじゃねぇのよ、実際]

 借りようと思っていたビデオが貸し出し中で借りられなかったのは非常に悲しい事であるが、よくある事っちゃぁよくある事なんだよなぁという今日この頃。
 皆様、いかがお過ごしであろうか?

 掲示板をお読みの方はご存知かと思うが、次回のオフ会という名前のただの呑み食う会は、“開設五年と挑戦者四〇〇〇〇人突破記念”と称して、いつもと変わらぬ馬鹿騒ぎを提供する予定である。
 4月10日(土)か17日(土)を予定しているが、まだしばらく先なのでどっちになるかなど全く分からん。
 掲示板で適当に盛り上がっているので、参加を予定する方々は、適当に盛り上がるように。

 一見さん大歓迎!!
 常連さんも大歓迎!!

 さぁ君も一緒に人生踏み外してみないか!?




26日 [久しぶりに楽器を演りたくなるね]

 久しぶりの定時だ。

 久しぶりにダッシュだ!!

 阪本順治「この世の外へ/クラブ進駐軍」☆☆☆

 さすが阪本順治と言うべきか。つくづく強い人が好きだね。
 いわゆる 9・11 以降の映画で、敗戦国日本で、焼け野原の中でたくましく生きる人間を描いた映画に仕上がっている。
 が、それが欠点と化した。あまりにも影響が露骨

 役者の中ではオタギリジョーの三枚目っぷりと哀川翔の強烈な存在感が印象的
 それとは別の意味で、萩原聖人と前田亜紀が凄かった。歌、すっげぇヘタなんだもん。




27日 [DVD 購入]

 キース・フルトン/ルイス・ぺぺ「ロスト・イン・ラ・マンチャ」の DVD 購入

 テリー・ギリアム最新作 (今は別の映画の製作に突入したようなので、当時と言うべきかもしれぬが)「ラ・マンチャを殺した男」が撮影開始から数日で大崩壊するまでの悲劇を記録した映画。
 DVD の映像特典用メイキングとして製作されていた画像なんだそうだ。

 テリー・ギリアムの映画を見た事があって、映画製作に興味がある人なら確実に楽しめるが、そうで無い人。特に、製作の裏舞台に興味が無い人には面白くもなんともないだろう。
 DVD は予告編のみ収録。

 映画製作の裏側に興味がある人は購入必至!!




28日 [怒涛の三連発]

 今日は久しぶりに、怒涛の三連発!!

 まず第一弾。
 ピーター・ウィアー「マスター・アンド・コマンドー」☆☆☆☆☆
 日本版の予告編では、「子供が戦場に借り出されていて云々」という話に見えていたのだがとんでもない。
 無骨な男の燃える映画であった!!

 続いて第二段。
 三池崇史「ゼブラーマン」☆☆☆
 前半のコメディー路線が後半で薄れるのがもったいない。一貫して笑いの方向で持ってゆけば、作品としてもっと統一感が生まれて面白くなっただろうに。
 ビデオで十分であろうが、「やっべぇ、浅野さんに見せてぇ」と、ゼブラナース (鈴木京香、三十半ばになってそーゆーことしますか!!) は一見の価値あり!!

 体力は臨界点を迎えようとしている。
 が、行くぜ第三段!!
 ロバート・ワイズ「サウンド・オブ・ミュージック」☆☆☆☆☆
 この映画になにか説明が欲しいか?




29日 [月末恒例企画]

 さすがに、1日に3本 (そのうち、2本は2時間超) も映画館で見ると、劇場襲撃衝動が起きんな。

 つーことで、今日は引きこもり。
 んでもって恒例企画。来月期待する映画だ!!

 まずはジョン・スタージェス「大脱走 <公開40周年記念ニュープリント版>」
 これはもう説明いらないでしょ。問答無用の傑作映画。まさかスクリーンで見られるとは思わんかった。次は「史上最大の作戦」のリバイバル希望!

 ジョン・ウー「ペイ・チェック/消された記憶」
 P.K.ディックの小説の映画化。なんだけど、監督と主演 (ベン・アフレック) からして違う物語になってること必至。きっとただのアクション映画だ。

 マーカス・ニスペル「テキサス・チェーンソー」
 オリジナル版の「悪魔のいけにえ」に匹敵する出来になっているとは思えんが、まぁ、一応ね。

 ガス・ヴァン・サント「エレファント」
 「ボーリング・フォー・コロンバイン」でも画かれた、コロンバイン高校の銃撃事件の映画。犯人を含め、ごく普通の人間として捕らえて作ったんだとか。監督が監督だし、悪い出来ではなかろう。

 ポン・ジュノ「殺人の追憶」
 韓国で実際にあった、未解決の連続殺人事件を元にしたフィクションらしい。監督はもちろんだが、主演がソン・ガンホというのが見逃せない。

 岩井俊二「花とアリス」
 Web で公開されていた同名の短編映画の長編劇場版。きっと岩井の映画だろう。そういう仕上がりなら、それで良い。

 行定勲「きょうのできごと」
 ごく普通の日常を画いた作品らしい。とくに記すことが無い日常は、その実、波乱万丈で、その相反する状態であるがゆえに、物語にするのは難しい。さてどう仕上がってる?

 押井守「イノセンス」
 「攻殻機動隊 GHOST IN THE SHELL」の続きで、今度の主人公はバトーらしい。予告編を見る限り、相変わらずの押井作品っぽい 。意外なことに、脚本は伊藤和典ではない。

 崔洋一「クイール」
 本が出版されて以来、一躍有名になった盲導犬の話。NHK がドラマも作ってたな。きっと露骨なまでのお涙頂戴ものだろう。いいんだけどね、きちんと泣かせてくれるように作ってあれば。

 ということで、実は来月は「これだぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」という程の新作映画は無い。
 いや、正確に記そう。

 期待度の高い映画はあるが残念ながら娯楽性には乏しそうだ

 う〜む。消化不良を起こさんように慎重に順番を選ばねば。
 1月の悲劇が再び、という事ににならんようになっ!!




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