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2004年 1月
 1日 [明けましておめでとう]

あけましておめでとう御座います

 さっそくだが、本年よりデザインが変更された。
 前のは前ので良かったんだが、いろいろと不満があって今回の変更に踏み切ったのだが...現状ではかなり違和感があるな。
 まぁそのうちなれるだろう。
 デザインは変わっても方針は変わらぬ。これをお読みの皆々様。以前からの挑戦者の方々も、今日初めての方々も、今後も続くこの Web の暴走っぷりを楽しんでいただきたい!!




 1日 [二回目の更新もしてみっかね]

 正月であるからして、清々しい DVD を見ることにする。

 マイケル・ムーア「アホでマヌケなアメリカ白人」Vol1、Vol2 連続鑑賞

 社会的不義を、恐るべき正論と強烈なブラックユーモアで語ってしまうマイケル・ムーアの手法はここでも健在。
 というか「ボーリング・フォー・コロンバイン」より前の TV 番組らしいけどね。大統領がクリントンだし、 NY 市長がジュリアーニだし。

 正月早々実に良い笑いを持つことが出来た

 ふふん。明日はなにをしようかなぁ。




 2日  [新春セール]

 目編めると、微妙に映画館ではない気分。
 今年の映画館始め来週末か、スイッチが入れば平日か...実に微妙な線であると言えよう。

 それとは全然関係なく、箱根駅伝で盛り上がりつつ、CM 中に新年セールの広告を眺めていると、Nintendo「GAME BOY ADVANCE SP」が9800円の広告発見!!

 「セールは1月2日から」

 運がよければまだある!!行けぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!ダァァァァァァァァッシュ!!


 入手成功!!


 返す刀で、CAPCOM「逆転裁判2」を購入

 さて、いつやろうか。




 3日 [悪のショッカー本部が送り出した次なる刺客は]

 これより旅に出る。
 明日の夕方には帰ってくる予定なので、明日の更新はある。
 今日の夜は更新出来ぬがな。

 早く用意せねばならんなぁ、と思いつつ、レンタルショップで借りてきた「仮面ライダー」の DVD を見る

 藤岡弘が、若い!!

 じゃぁなくて。

 ヒルムで撮影してる!!

 じゃぁなくて。

 最近の、洗練されたライダーシリーズが悪いとは言わんが、初代の泥臭さと暗さがまたたまらん。
 かっこよければ良いってもんじゃない

 予算の無さを、気力とアイディアで補ってやるという気概が異様な迫力となってるのさえ、この完成度の前には味だ。




 4日 [堕落は素敵]

 福島温泉旅行より帰還

 出撃直前に n_2 から「仕事が入った!!出撃不能!!」という悲鳴が聞こえたものの、りおん、Torikara、VF-X らと共に出撃。

 正月に、ウィンタースポーツには目もくれず、何もせずダラダラと過ごし、温泉につかるのは実に良い。
 実に贅沢な時間であった。

 本日で休日は終わり明日からは日常の復活だ!!




 5日 [恐るべき漢、キャメロン]

 ジェームズ・キャメロン「海底のビスマルク」の DVD を見る

 北大西洋の海底5000メートルに沈む、ナチス独逸の巨大戦艦ビスマルクを、「タイタニックの秘密」で使用したのと同じ特殊カメラ (3D ではないが) で撮影した TV 番組の DVD だ。ちなみにディスカバリーチャンネル。

 本編の作り方も「タイタニックの秘密」と同じ。現在の、沈没した映像に再現ヒルムを重ねて行く方法。
 非常に分かりやすい構成である上、卓越した演出力を持つキャメロンがやると、ただドキュメンタリーであるという意味ではなく素晴らしい映像作品になる。

 TV 番組向けに解像度が落とされたものを使用しているのだろうか、非常に残念なことに解像度が低い。
 アイマックスヒルム (70mm ヒルムと同サイズ) と DVD では基本画質も違うだろうが、せめて、ハイビジョンマスタから起こし直して欲しかった。そう売れるとは思えんし、採算分岐を考えると難しかったのは分かる。だが、それでも、もっと綺麗な映像で見たかった

 心底そう思う映像であった。
 ところで、この方法で「海底の戦艦大和」をやらんか?水深があるから難しいのは分かるんだが、ぜひやって欲しいね。昔 NHK がやった時のは画が暗くてイカンのよ。




 6日 [異議あり!]

 会社の往復で、読書や睡眠ではなくゲームをやっている昨日今日。

 CAPCOM「逆転裁判2」(GBA/法廷バトル)は実に燃える!!

 もどかしい部分もあるが(突きたい矛盾点に突っ込めないときがあったりする)、シナリオの“癖”さえ分かれば問題なかろう。

 こうしてやっていると、やはりゲームはシステム(というかルール)が重要なんだと感じるな。

 裁判長!!どこぞのメーカーの発言は明らかに矛盾しています!!
 高度な 3D-CG も、大容量メモリも、高速な CPU も、ネットワーク回線も、ゲームそのものの面白さには関係しないことは、このソフトが証明していますっ!!




 7日 [臨戦体制!!]

 10日は上野駅忍ばず口に18時30分と決定された。
 なお、参加表明を出していないが「参加する」という人は、きわめて迅速に連絡するように。まだどうにかなる。


 上野駅構内の某本屋襲撃。
 監修:栗原亨「廃墟の歩き方2[潜入篇]」購入

 ...ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!見た事がある建物が、廃墟になったのは知ってたけど、まさかこんな本で見る事になるとは!!

 この文章を読んでいるであろう、同じ大学の卒業生諸君。“監獄”と呼ばれた学寮が乗っているぞ!!
 あやうく、電車の中で吹き出す所であった...




 8日 [壊れた思考回路の家族]

 Nintendo「GAMEBOY ADVANCE SP」を購入した後、だいぶん昔に友人から購入した Nintendo「GAMEBOY Pocket」を我が母に譲った。
 とは言うものの、私の「GAMEBOY Pocket」は事実上「テトリス」専用機であり(いまなお残っているソフトは唯一その一本のみ)、譲ったのは事実上「テトリス」以外も出来なくはないハードにすぎない。


 そして悲劇は起こった


 「R4」を渡せば、「クリアできない!」と私に攻略解説を依頼する母。
 腱鞘炎になりかけるまで、「IQ」にはまった姉。

 かつて「ダンスダンスレボリューション」にはまったこの二人は、そして「テトリス」の奪い合い...


 想像して頂きたい。

 家に帰ると、二人で「テトリス」のために「GAMEBOY」を奪い合う二人を。
 それも連日!!


 なんかもう、全ての力が体から抜け落ちるだろう!?




 9日 [大崩壊の足音が聞こえる...]

 帰宅すると、今度は親父までもが「テトリス」中毒患者と化していた。

 壊れてる...みんな壊れてる!!



 と思いつつ、Windows がアプリケーションエラーを吐いているのを発見


 家族に続いて PC も壊れたか!?


 エラーを吐いているのは、ビデオキャプチャカードたる「MTV2000」。
 ログを確認したところ、「魁!クロマティ高校」の録画が“無事”終わった後でなにかがあったのか、「エリア88」が録画されてないっ!!

 まぁ、重要な方は録画されていたんで良しとするとしても、原因はなんだろうか?
 動画の再圧縮作業のため、後ろで、CPU を酷使していたのが原因か!?




10日 [更新しない日もある]

 新年会につき、更新してませぬ。出来ませぬ!?

狼報告書




11日 [映画館 1本目]

 昨日は新年会の後、そのままオールナイトカラオケに突入。
 実に充実した異常な一日であった。


 帰ってきたのは本日早朝。
 一日中寝ていたため、ネタが無い...という事で昨日の話。


 今年一発目の映画館に行った。
 チョン・ウソン「武士/MUSA」☆☆☆

 韓国映画だが、製作には中国・日本も絡んでいる時代劇。
 日本の時代劇でもその時代背景説明など無い事から推測するに、韓国では一般教養なのかもしれぬ。

 だが、私には、高句麗と明、明と蒙古が争っている時代背景などほとんど知らぬ時代。
 結果、韓国の人には面白い物語なのかもしれんが私にはさっぱり分からん物語と化した。

 活劇シーンの異様な迫力は凄いと思うんだけどね。




12日 [あたしゃ小心者なんです]

 映画館に行くつもりだったのは昨日寝る前までの話で、起きたらその“つもり”が無くなっていた。

 まぁいろいろと。

 心配事もあるし。

 返答の無いお二方。あなた方もその一端を担ってますぞ!!


 心配事は棚に上げて、部屋に引きこもる



 そして本日やったことと言えば!!


 本を読む。

 DVD を見る。

 寝る。


 以上である。




13日 [世界を革命する力を]

 なんだかんだで、結局「少女革命ウテナ」「機動戦艦ナデシコ」その他の劇場版三本パックを購入してしまったのはもはや何日も前の話である

 「ウテナ」と「ナデシコ」の二本分の代金だと思えば、そう高くは無い。

 良しとしよう...良しとするんだっ!!


 と、己を納得されつつ、幾原邦彦「少女革命ウテナ アンドゥレセンス黙示録」を見る。

 実にイカレているという感想は、TV 版からの変わらぬ感想であると言えよう。
 寺山修司もよもや(かなりデフォルメされているとは言え)アニメーションに自分の演出が持ち込まれるとは思っていなかっただろうに




14日 [異議あり!!]

 CAPCOM「逆転裁判2」(GBA/法廷バトル...すごいジャンル名であると思うのは私だけであろうか?)クリア
 元は十分に取れる面白さであったと言えよう。

 物語的には、思いのほかひっかからなかった。
 一時期、ミステリー小説を読みまくって、犯人当てや展開当てを趣味にしておったのが効いておるのやもしれぬ。

 システム的な不満点や、なんでここでコレが出来んのよ!!という部分は除き、物語の流れの中での大きな不満は二つ。
 第一話でカットバックにして第二話に突入した意味は結局なに?
 第二話「倉院篇」のキミ子の思わせぶりな台詞にオチは無いのか?(“3”であるのやもしれぬが)

 調べてみると、容量の関係でシナリオを削ってるらしいから、そのあたりのからみか!?
 どんな理由にせよ、プレイヤーは製作側の事情など知ったことではないがな。




15日 [抱腹絶倒]

 本日より放送が始まった実写ドラマ版「エースを狙え!」をちょっとだけ見る




 否。正確に記そう。




 ちょっとだけしか見られなかった。

 あまりにも面白くて。

 腹がきれるかと思うくらい笑えて。

 同時に、すさまじく寒くて。


 精神的に、耐えられなかったのだ...


 製作陣は果たして正気なのか?




16日 [変身!!]

 初代「仮面ライダー」の DVD をレンタルで見直しているわけであるが、なるほど、今、製作背景を知ってから見ると、藤岡弘が怪我した後の製作スタッフの苦労がよく分かる。

 現在の TV アニメーションでよくやる、バンクヒルム (使用済みヒルム) を再編集、台詞だけ撮りなおし。アクションシーンがスーツ姿である事を利用して、とっとと変身させてしまう。
 物語の主軸をサブキャラに映して、主人公、本郷猛が不在でも物語を進むようにする等、余裕の無い制作期間で、打てるだけの手を打ったのがよく分かる。

 質を落とすことなく、主人公を変えることなく、よく出来るものだ。


 ところでコレ、いま放送したら PTA 等、“良識ある”(自称) 方々から苦情がガンガン来そうだな。ここまで不気味な内容だったっけか?
 人間が改造されて敵に回ったり、溶けて煙になったり...
 「仮面ライダークウガ」(余談だが、新シリーズの中では一番好きだ)放送時も“残酷だ”等の批判があったと聞くが初代から見ればまだまだマシだ




17日 [モォォォォォォォンク!!!]

 身の回り、というか掲示板の方々に、これだけ「逆転裁判」ファンが潜んでいるとは思わんかった今日この頃。

 それとは全然何の関係も無く映画館に行く。
 天気予報が、なにやら恐ろしいことを言っているが、気にするのはやめよう。

 ポール・ハンター「バレットモンク」☆☆

 チョウ・ユンファ主演のアクション映画なんだが、製作スタッフは致命的な勘違いをしている。
 彼は香港系列俳優陣の中では珍しく、クンフーの出来ない男なのだ。
 その彼に、銃撃戦 (体の動きは必要だが、すばやい必要が無い) ではなくクンフー戦主体の映画で主役をやらせてしまうとは!!

 キャスティングディレクターのミスですな

 映画館から出てきた所で、天空より白い物体が落下しているのを確認。
 最悪の事態になる前に、本日は一本で撤収!!




18日 [気象庁めがぁっ!!]

 気象庁の警告に反して、今朝目覚めても、外は普段通りの光景だった。


 昨日、問答無用でもう一本行けたじゃねぇかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!


 と、怒ってみた所で、もどうしようもない...
 本日は引きこもって DVD を見る。

 マイケル・ムーア「ロジャー&ミー」
 毎度の如く、マイケル・ムーアーであった。
 痛烈な社会批判を、驚異的なブラックユーモアで語るこの手法、日本人のセンスでは真似できぬものであろう。

 続いて、突如として見直したくなったジャン=ピエール・ジェネ「エイリアン4」
 「3」でエラい事になった「エイリアン」シリーズが持ち直した作品。純粋にシリーズとして見れば「1」に続く完成度であると思う
 「2」は、だって、あれに出てくるエイリアンは別の生き物じゃん。

 社会批判と娯楽性が共存した映画に、SF アクションホラーの二本立て。
 なかなか素敵な組み合わせで映画を見た一日であると言えよう。




19日 [おつうぅぅぅぅぅ!!!]

 本日発売の「サンデーGX」(月刊/コミック雑誌)購入

 イダタツヒコ「美女で野獣」
 劇中で製作された映画の監督が、アラン・スミシー!!いままでの内容からも推測されていたが、この作者はそうとうな病人であるという最終的な証拠であると言えよう。
 B 級映画万歳!!


 そしてなにより、島本和彦「吼えろペン」


 恐るべき!!


 「夕鶴」(「鶴の恩返し」とも呼ばれる)で熱血してしまうとは!!
 う〜む、驚異的な変化球であった。




20日 [君も今日からサードエシュロン]

 クックックック。

 来たよ、この感覚!!久しぶりに!!

 さぁ、走れ!!走って走って走れぇぇぇぇぇぇ!!!


 ロジャー・ドナルドソン「リクルート」☆☆☆

 CIA にスカウトされた大学生が、教育訓練なのか実戦なのか分からん状況に叩き込まれる話。

 どう考えても、コレが無駄だろう。というか、コレが全部悪いんじゃん。てかコレのおかげで、私は最後にもう一回ひっくり返るんだと思ってたよ!!
 所々、面白い部分もあるので非常にもったいない。

 面白くしよう面白くしようと色々やっていたらやり過ぎて面白みが半減してしまった映画のような気がする。




21日 [悪夢?]

 夢を見た。

 たいていの夢がそうであるように。

 ほとんど何も覚えていない。

 ただ、目が醒めた後、体に猛烈な不快感だけが残っていた。

 最悪な目覚めであった...

 どんな夢だったんだかねぇ。さっぱり覚えてない。

 覚えていれば、今日の日記のネタが出来たのにっ!!

 ネタねぇっつーの!!!




22日 [英雄]

 明日発売予定の、チャン・イーモウ「英雄/HERO」の DVD 通常初回限定版購入

 内容にふさわしい、豪華さ漂うデジパック仕様。凝ったつくりだが価格は3,980円 (定価) と標準的。
 ある程度売れると分かっている DVD に、標準価格で高級感のあるこうした外装を施すのは大歓迎だ。
 最終的に、市場拡大にも繋がるんじゃなかろうか?

 まだまったく手をつけていないので、内容は不明だが、メイキングや、それとは別に撮影中の光景なども収録されているようだ。
 特典の長さ140分超(広告より)。2枚組みならではの充実っぷりであると言えよう。

 見るのが楽しみだ。




23日 [今月のプレミア]

 今月の「プレミア」(月刊/映画批評雑誌)購入

 ラース・フォン・トリアー「ドッグヴィル」の批評が凄いことになっている両極端で
 誉めている方は「ニヒリズムによる優れた社会批判」と、手放しの絶賛。
 けなしている方は「トリアーは2ちゃんねるで、無署名で権力批判してろ」という、この映画も2ちゃんねるも、よほど嫌いなんだろうというすさまじい文章。
 ここまで評価が割れてる映画は久しぶりだ。


 最初は見る気が無かったがこれを読むと思わず見てみようかと思うね


 なお、特集の一つに「ロード・オブ・ザ・リング」主要キャストと監督ピージャックのインタビューあり。
 あまり目新しいことは、書いていなかった。




24日 [寝ながら映画]

 風邪を回復させるべく、ほぼ一日寝る。

 寝ながら見ていたのは、チャン・イーモウ「英雄/HERO」の DVD。
 ジェット・リーvsドニー・イェンはもっと見たいと思わせるとか、ワダ・エミの衣装は相変わらず凄いなぁとか、中国人民軍の皆様による人海戦術のモブシーンは素晴らしいなぁなどと思いつつ本編終了。
 メイキングや撮影風景を見ていると、ジェット・リーとドニー・イェンの二人は体の速さが別格なんだなぁと思う。

 続いて、ジェームズ・キャメロン「エイリアン2 完全版」
 この間「4」を見直していたら、「2」も見直したくなったのだが、我ながらなぜ過去に戻るようにその衝動が起きたのかは分からん。
 シリーズ作品としては問題が多いが単体の出来としては悪くない
 なるほど、宇宙版ベトナム戦争映画とは面白い表現だ。
 全然関係ないが、海兵隊員にキャメロン映画の常連が多い。


 この二本を、見終わったところで極限を超えて熟睡に突入。
 ついさきほど目覚めた。
 さすがに全開ではないが、行動に支障が無い程度には回復。さぁ、明日こそ、体力が回復しそうな映画を見に、映画館に行くぞ!!!




25日 [この城、もしかして1/1?]

 出力9割程度まで回復。
 通常行動に問題なし!!さぁ、映画館が私を呼ぶぅぅぅぅぅぅぅ!!!


 リチャード・ドナー「タイムライン」☆☆☆
 原作にあった、あらゆる説明部分が綺麗に消滅。すごい単純な時間旅行サバイバル物語と化した!!
 当然、タイムパラドックスってなんですか!?という状態だ。

 それは別に良い。いいんだが、あまりにもそれに特化した結果、薄っぺらな登場人物 (クライトンの小説技法において、登場人物の薄っぺらさはやむをえないと諦めるしかない。諦められないなら読んではいけない) とあいまって、映画が妙に小さい印象を受ける。

 城攻めの画とかみてると、かなり金が掛かってるのはわかるんだが、小さい印象を受けてしまう。

 なんというか難しいが、いろいろな意味でもったいない映画であると言えよう。




26日 [けっこう久しぶりにネタにしてる用な気がする]

 東京駅が「逆転裁判3」で凄いことになっているというメールが FENNEK より入ったのは、東京駅を通り過ぎてからおよそ10分後だったためネタには出来ぬ。残念だ。

 さすがに戻るのもねぇ。時間が有り余ってれば戻っただろうけど。

 それとは全然何の関係もなく上野駅構内の某本屋襲撃。
 広江礼威「ショック・アップ!」購入
 現在、「サンデーGX」(月刊/コミック雑誌) で「ブラックラグーン」を掲載している漫画家が、別の出版社で書いていて打ち切りに成った漫画である。

 女子高生の姿をした生物兵器が繰り広げる学園珍騒動なんだが、なるほど、毒は無いが。まごうことなき「ブラックラグーン」の作者の作品だ。

 それにしても登場人物の名前が凄いな。
 主人公が、長門。サブキャラの1人は、性が富嶽で名は橘華。未登場の妹が桜花って、良いんかそれで?




27日 [Special Weapons And Tactics]

クラーク・ジョンソン「S.W.A.T. コレクターズ・エディション」DVD 購入

 映像特典として、メイキングや未公開シーン等の標準的な物。作品の内容を反映してだろう、実在の S.W.A.T. の解説が入っている。
 音声は、日本語英語共に 5.1ch のみ。銃撃戦の迫力を考えると dts が無いのは残念だ。
 字幕は日本語、英語、共に入っている。
 時々日本語のみの DVD もあるが (「バイオ・ハザード」等)、台詞を確認するのに英語字幕は便利各メーカー様本 DVD のように、入っているのが標準の方向でお願いしたい!!
 私のヒアリング能力では、聞き取れんこと多々あるのだ。

 これから鑑賞開始。さらばだ!




28日 [ノミネート作品]

 昨日夜、アカデミー賞ノミネート作品が発表された。

 残念ながら、長編アニメーション部門に「千年女優」も「東京ゴッドファーザーズ」もノミネートされなかった模様
 やはりあの内容、予想はしていたがハリウッドでは受けないか。
 「PERFECT BLUE」じゃもっと受けないだろうしなぁ...
 リミッテッドアニメーションのアカデミー賞侵略は苦難に満ちていると言えよう。

 助演男優賞の渡辺謙(「ラスト・サムライ」)はもちろんだが、私としては作品賞のピーター・ジャクソン「ロード・オブ・ザ・リング」をより注目して行きたいと思う
 ファンタジー映画が受賞した事はなかったと思うが、もし受賞すれば、ストレートストーリーでもアカデミー作品賞を受賞できることを実証したジェームズ・キャメロン「タイタニック」に続く快挙 (ストレートストーリーの映画としては史上初アカデミー作品賞受賞) であると言えよう。

 ここ数年、アカデミー賞の授賞式を楽しみにしたことが無かったが、今年は楽しみだ!!




29日 [断章]

 アボガドパワーズ「黒の断章」(Windows/アドベンチャー)発売!!

 は、明日のような気もしたが、はっきり覚えていないので無視。
 はっきりしているのは、通販予約していたブツは今日届いたという事実。
 これで、DOS (PC9801) 版をやった時は心の底から驚いたあの作品が、ついに Windows でも楽しめる!!

 今回発売されたのはDOS 版のエロシーン全面カット(猟奇殺人の描写の方はどうなっているんだろうか?)のセガサータン移植版。こちらはまったくの未プレイなので、それはそれで楽しみだ。
 さらに、メーカー直接通販版には特典としてエミュレーター動作の DOS 版が付属!!

 ふっふっふっふ。

 どちらも、実に楽しみである!!




30日 [物欲]

 PCI サウンドカードを切り捨て、USB サウンドユニットに変更を試みる。



 さようなら Creative「Sound BLASTER Live!」


 こんにちは ONKYO「SE-U55X」!!



 さっそく入れ替える。




 さすが USB 接続。ノイズが載らない!!!非常にクリアな音だ!!
 PC で DVD を見る私のような人間には素敵すぎる状況であると言えよう。

 もののついでに、予定を繰り上げ CAPCOM「逆転裁判3」購入

 プレイする前に、まず、親から「GAME BOY ADVANCE SP」を奪還せねばならんな。




31日 [ちなみに原作者は煙草訴訟]

 今日はもちろん映画館。

 ゲイリー・フレダー「ニューオリンズ・トライアル」☆☆☆☆

 格別良い出来だとは言わぬが、普通に面白い映画であった。
 ちょっと御都合主義的な部分があるのとそのアクションシーンは要らなくないかいやハリウッド映画だから必要!?という部分があるので減点

 なお、この映画はマイケル・ムーア「ボーリング・フォー・コロンバイン」とセットで見るとより面白い。
 と、思う。



 デザインが変わっても、これは変わらん。

 来月期待する映画だ!!

 ふ...ふふふふふふふ。
 ついに、我々の前で、その伝説が終わる。ピーター・ジャクソン「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」
 何を言う必要もあるまい!!

 ピーター・ウィアー「マスター・アンド・コマンドー」
 英仏100年戦争を舞台にした海戦映画らしい。帆船ニ隻で砲撃戦という、激燃えな画が予告編にあった。そのシーンだけで、見に行く理由は十分だ!!

 リチャード・カーティス「ラブ・アクチュアリー」
 実は、見る気は絶無だった。予告編がね。英国首相がサッチャーの写真に向かって恋の悩みを打ち明けるシーンがね。こういう映画なら見に行こう!

 ジェームズ・フォーリー「コンフィデンス」
 暗黒街のボスの金を盗み出してしまった男と、そのボス = キングの騙し合い...なのか?コンゲーム映画はすごく怖い。当たり外れが極端だから...

 フー・ピン「ヘブン・アンド・アース」
 中井貴一主演の中国映画。遣唐使として唐に渡った男が、帰国条件として暗殺を請け負っていて...という話らしい。砂漠で騎馬隊が走ってくる予告編ですが、あの、もしかして、また、中国の必殺技、人海戦術ですか?

 メノ・メイエス「アドルフの画集」
 アドルフ・ヒトラーが、いかにして芸術家を目指した青年からチョビ髭伍長を経て独裁者になったかを描く作品。ヒトラーは悪魔などではなく、所詮は独裁者という種類の人間である事を描いている事を期待。

 阪本順治「この世の外へ/クラブ進駐軍」
 第二次世界大戦終戦後、焼け野原の中から音楽を信じて立ち上がった人々を描いた映画。
 監督がちょっと怖いが、ん〜、悪くはなさそうだ。

 三池崇史「ゼブラーマン」
 Vシネの帝王、哀川翔の出演第100作記念映画。らしい。もちろん製作は東映。
 ヒーローものだって事なんだが、プロット読むと東映ヒーローというよりはアメコミーヒーローじゃないのか、これ?

 降旗康男「赤い月」
 撮影監督、木村大作。ふむ。映画の出来など無視して、画だけ見に行けばよかろう。

 今月の映画は悲惨な結果に終わった。だが、明けぬ夜などない。
 来月は光が満ちているのか!?信じているぜピージャック!!裏切りは不許可であぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁるっ!!!!!




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