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新日記
2005年 2月

 1日 [本当に完結]


 ピーター・ジャクソン「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」スペシャル・エクステンデッド・エディション DVD 購入
 これで、本当に最後だ。

 コレクターズエディション DVD の201分から、今回は50分追加され、なんと合計250分という長さに!
 全編をスペシャル・エクステンデッド・エディションで見ると、合計681分 (208 + 223 + 250)!!
 超大作と呼ばるるに相応しい圧倒的な長さであると言えよう。

 本編はもちろんだが、8時間の特典映像を見終わるのに必要な期間こそ問題だな。これまでも、見るのに要した期間は、本編とは比較にならん。
 オーディオコメンタリも合わせると、その期間はさらに伸びる。

 映像作品としてはで終ったが見終わるのは何時になる!?作品は完結したが祭りは完結しておらぬ!!




 2日 [犯人に告ぐ、今夜は震えて眠れ]


 久しぶりに本格的にネタが無いので、普段はネタにしない類の本を話でも。
 雫井脩介「犯人に告ぐ」を、遅まきながら本日読破
 買うだけ買って、評判良いなぁと思いながらも積んでいた本の一つ。

 だが、読み始めたら速かった。文章そのものも読みやすいが、それ以上に内容が面白い。
 まさに読み始めたら止まらない状態に突入!!

 手がかりの少ない連続児童殺人事件を仕掛ける犯人に対し、捜査に行き詰まった警察は、狡猾なマスコミを駆使した“劇場捜査”を駆使して追撃する。

 期待に違わぬ面白い作品であった。

 警察内部の争い、犯人と警察のやり取り、メディアと警察、メディア同士...
 様々な思惑が、絡みに絡みながら展開するにもかかわらず、混乱することなく読めるのは、優れた構成と文章力のおかげだろう。
 久しぶりのミステリ小説だったが、実い面白いであった。

 大満足!




 3日 [二日連続ネタが無い]


 今日もネタが無い

 軽自動車至上主義マニュアル派としての弁論を会社の昼休みに行ってきた内容をここでぶちまけても良いが、あまり賛同を得る事が出来ない (軽自動車至上主義そのものがあまり人に受け入れられないのがとても悲しい) だろうしなぁ。



 なによりも文章に起こすのがあまりにも面倒だ



 やはり、電車の中で行きも帰りも寝てしまうとネタに困る。
 今日の教訓...いや、確認された事実というべきか?




 4日 [第二段も準備中]


 床から机の高さに到達する台が欲しかったのだが、条件を満たす組み立ての小さな棚を、セール中の店で発見。購入。



 MITSUBISHI「V1000」(ビデオデッキ)、SHARP「DV-HRD2」(DVD-HDD Recorder) の実戦配備に始まる、一連の机回りの整備も、これでほぼ終わりか。



 我が机の利便性が以前より高くなるコックピット配置(一箇所からあらゆる物にアクセスできる配置の通称)が完成し今まで以上に机の前から動かぬ生活になることであろう



 おぉ、これぞまさに駄目人生への路!!
 駄目人生へ続く駄目空間!!




 5日 [軽自動車至上主義マニュアル派の楽しみ方]


 久しぶりに車の運転を楽しんだ今日の昼間。

 絶対的に力の小さい車でいかにその力不足を補うか?を楽しむのが軽自動車運転の楽しみ方(だと私は思っている)。
 速度を出すわけではない(実のところ、速度を楽しむという感覚そのものが理解出来ない。速度を出すと、むしろ緊張するのは私だけなのだろうか?)。

 そういう楽しみを求める人は、サーキットでやってくれ。
 一般道でやられるのは大変迷惑であるが故に。


 それにしても、半日ほぼ休みもなく運転すると疲れるぜ




 6日 [地雷名、SHARP]


 CS 放送ムービー・チャンネルで放送していたジョン・アミエル「ザ・コア」を先日購入した DVD-HDD Recorder で録画しつつ見ていた
 途中から、やる気のまるで感じられないアーロン・エッカードの演技と、一人で頑張ってるヒラリー・スワンクと、ツッコミどころ満載の脚本にゲラゲラ笑っていると、その音を聞いた。

 長いこと PC ユーザーをやっている人間なら確実に聞いた事がある、ぜひ醒めて欲しい悪夢の音を。




 HDD クラッシュ音




 私が反応するよりも早く、画面にその証明が表示された。




 「予期せぬエラーが発生しました。電源を落とします」




 ヲイこれ買ったの 1月22日だぞ!?

 恐るべき SHARP 製品。

 その昔、購入後半年で完膚なきまでに壊れたビデオデッキも SHARP 製だった。
 世に言う SONY タイマーを遥かに越える SHARP タイマーが発動していると言えよう。

 全面初期化を実行した結果、なんとか復帰はした。
 だが、いくらなんでも恐ろしすぎる!!
 購入店に相談したところ、交換してくれると言うこと。しかも、差額を払えば別の製品でも良いとの返答を得た。
 明日にも、交換してもらうしかあるまい。

 さらばだ今後我が部屋に SHARP 製品が配備されることはあるまいっ!!




 7日 [怪奇現象]


 仕事帰りに、昨日クラッシュした SHARP「DV-HRD2」(DVD HDD Recorder) を購入店に持ち込み交換してもらう。

 同じ製品ではなく、まるっきり別の製品に。

 差額さえ払ってもらえれば別製品への切り替えも OK という事で売り場を探索
 目的スペックを一連の製品シリーズの中で、なぜか、HDD 160G よりも値段が安くなっている HDD 250G の製品に着目。
 見た目はもちろん、カタログ上でも、HDD の容量以外に違いは無いのに、なぜ 250G の方が安いのだろうか?まぁ良い、間違いだろうが特別セールだろうが在庫処分だろうが、私には関係あるのはただ安いという事実のみ。
 なによりも、SHARP「DV-HRD2」の購入時の金額よりも安いというのは魅力的だ。


 日立「DV-DH250T」(DVD HDD Recorder)入手


 さて、なにはともあれ結線のやりなおしをせねば。




 8日 [結線完了]


 日立「DV-DH250T」(DVD HDD Recorder)の結線が終了した。
 ビデオの入力x2 出力x2 と、先代の入力x2 出力x1 よりも充実しており、自由度の高いシステムに仕上がったのは喜ばしい。
 同梱品に、AV ケーブルのみならず、S ケーブルが入っていたのも驚いた。そういや、SHARP は S ではなく D ケーブルが同梱されていたな。使い道が無い (接続可能機器を保有していない) ので放置、失念していたが。
 Hi-Vision 対応機では、それなりのケーブルがつく、という事なのだろうか?

 まだたいして使っていないので詳細な感想は避けるが、インターフェース周りは、正直なところ SHARP 製品の方が使いやすい。より厳密には、直感的に理解しやすかった。
 これは、SHARP のインターフェースが、まず「メニュー画面を開く」所から始まるツリー構造になっており、それは、PC のディレクトリツリー構造と同一だからだろう。
 対する日立製品は、Windows でいうところのスタートボタンが開きっぱなしの状態から始まっている。いきなり個々の機能を振り分けられたボタンが大量に並んでいる状態、とでもいおうか。
 ガスオーブン兼電子レンジの前で、まず「ガスオーブン」「電子レンジ」「ハイブリッド」のいずれかを選ばねばならんようなものだ。あるいは、全自動洗濯機の前で「全自動」「洗い」「すすぎ」を最初に選ばねばならんような物とも言える。
 私には非常に理解しにくい

 もっとも、インターフェースなど慣れだ。一ヶ月も使いつづければ慣れるか諦めがつき、それなりに使えるようになっているに違いない。




 9日 [特殊な挙動 vs 特殊な使用]


 日立「DV-DH250T」(DVD HDD Recorder)であるが予約録画を入れて電源 OFF にすると予約時に AV 出力しない(そうじゃないと説明できない事態が発生している)という動きをする事が判明した




 特殊な挙動であると言えよう




 まぁ、確かに、予約録画しているという事はそこに見る人間がいない公算は非常に高く、その場にいて、見るなら電源入れるのは自然な行動。
 録画中でも、電源入れればそのまま出力されるようなので、動作としては理にかなっている。

 問題は、デジタルチューナーの画像を PC でも平行してキャプチャするという私の使い方の場合主電源を切れないという事を意味しているという点だ。
 特殊だが理に叶っている動作は、特殊で理に叶った使用方法 (CPRM に対抗する効果的な手段だ) と相性が悪いという事か。

 この様子だと、細かい挙動に多数の違和感がありそうだ。


 とは言え、全力運転に持ち込まぬわけにも行かぬ。対処療法として、電源入れっぱなしにして動作させるしかあるまい。
 録画時に出力するような設定があれば良いのだが、あるのかなぁ。




10日 [Web ブラウザ]


 2nd PC「雷電」は、ながらく Web ブラウザに Microsoft「Internet Explorer」を使用していたのが、ネットワーク関連のソフトを「雷電」に移行する作業の一つとして、本日つい先ほど、Mozilla「Firefox」に切り替えた。
 これにより、1st PC「Opera」、2nd PC「Firefox」という構成になった。
 「Netscape」の新版 (出ると言っているが、本当か?) が出たら、そいつは 3rd PC にインストールすれば、一通りの有名ブラウザが使用可能な状況になるだろう。
 Microsoft「Internet Explorer」は、もちろん入れっぱなしであるからな

 それにしても、なるほど「Firefox」は Gecko の反省から生まれただけあるな。
 機能が絞られて軽く、そして分かりやすい。
 分かりやすさに関しては、使用している「Netscape7」を引き継いだインターフェースによる所も大きそうだがな。




11日 [出撃不能]


 事情により映画館への出撃不能の事態に陥った。
 地元の小さい映画館になら大丈夫ではあったのだが、やはり画面はデカくなければイカン!!
 ということで、出撃取りやめ。


 ん〜、二週間も映画館に行ってないと禁断症状が発生しそうだぜ。


 などと思いつつ、ピーター・ジャクソン「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」スペシャル・エクステンデッド・エディション DVD を見る

 サルマンの最期や、ファラミアとデネソールの確執、ストライダーと盾の姫の話などに追加が見られ、今までと同じく劇場版よりも分かりやすくなっている
 長すぎて劇場でかけられんかったのも納得だがな。

 4時間じゃ、どんなに頑張っても1日3回だもんな。

 画質に関しては狼煙の上がるシーンの美しさはDVD じゃ出ないだろうと思っていたがまさに出なかったという事だけ言っておこう




12日 [ソウルの神様]


 今日は出撃可能だ。
 つーことで映画館。

 テイラー・ハックフォード「レイ」☆☆☆☆

 R&B とゴスペルの融合を初めてやってみせた、ソウルミュージックの天才、レイ・チャールズの伝記映画。
 1940年代後半から、1960年代までの約20年間。麻薬中毒から復帰するまでを描いている。

 麻薬中毒から復帰したところで終ってしまうため、物語はひたすら重く、地味に進む。
 最期麻薬中毒から復帰した後にあと一つレイ・チャールズの音楽がはじけてくれるともっと開放的なカタルシスのある映画になったと思うのだが

 なお、レイ・チャールズに興味が無い人が見てもつまらないと思うので、そのつもりで。




13日 [寝ながら見る]


 体調が安定していない。

 ということで、半日寝ながら DVD やらたまってる録画済みビデオ (再圧縮済み動画ファイルとも言う) を見て過ごす。

 ピーター・ジャクソン「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」スペシャル・エクステンデッド・エディション DVDの特典ディスクには、原作との対比などもあり、非常におもしろい。
 まだ見終わってないがな。
 特典が充実しすぎてるのも考え物だな。

 それにしても、あれだ。
 使用しているハイベットの高さにある棚に、ディスプレイがほしいな。
 そうすりゃ、まさに寝っ転がったまま見られるんだが。




14日 [VD - VAMPIRE (なお菓子屋の) DAY-]


 3月19日か20日に、オフ会という名前の呑み会を実施する予定にしている。
 当初、今度こそ「船上作戦」というつもりであったが、人数的に難しそうなので、別の趣向を凝らすこととあいなった。
 すでに掲示板ではその話も出ているので、参加を考えている皆々様は、掲示板のチェックも合わせてお願いしたい。


 よっしゃぁ!今日は定時すなわちダッシュ!!
 昨日一日休んで、体調も最高。

 行くしかねぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!


 ってなんじゃこの混雑は!?


 という風になるまで、今日が何の日か綺麗さっぱり忘れていたのは純然たる事実です。
 あぁ、映画は見ないで帰ってきたさ。入れそうではあったが、五月蝿そうだもの。耐えられそうにないもの!!

 図書館に入り浸っていたこともあるし電車で酔っ払いに絡まれている女性を助けたこともあるがロマンスが始まったことはない私のような人間に2月14日の風は冷たい




15日 [DVD 発売ラッシュ]


 羽住英一郎「海猿」スタンダード版 DVD 購入

 たまったポイントで、アレックス・プロヤス「アイ、ロボット」二枚組み DVD を入手
 問題は、あれだ。来週発売の DVD。
 本多猪四郎「美女と液体人間」(「マタンゴ」に続く東宝特撮怪奇物の傑作) はかならず購入せねばならない。

 そこで発生するポイントを組み合わせて、矢口史靖「スウィング・ガールス」と実相寺昭雄「屋根裏の散歩者」、どっちを入手するか。
 それとも上乗せして、「実相寺昭雄コレクション[エロス]」を買うべきか。

 ん〜、悩むところだ。

 ちなみに来月頭3月2日にはアンドリュー・ラウ/アラン・マック「インファナル・アフェア/無間序曲」の DVD が出る
 来たのか?DVD 発売ラッシュが!?




16日 [燃え上がれSF魂!!!]


 今朝の地震で、枕元の本の塔が崩壊。
 目覚めの一撃となって私のデコを襲った。


 一撃で目が醒めたね。


 それとは関係なく、今年開催の、第44回日本 SF 大会「HAMACON2」のプログレスレポート1号が自宅に届いた

 良い紙使ってるなぁ。
 じゃあなくて、レイアウトも含めて、非常に読みやすい。誰かプロが入ってるな、これ。

 1号ということで、まだ概略しか出ていないが、ん〜、プログレスレポートが来ると夏の気配を感じる
 今年も燃え上がるぜっ!!!




17日 [その時、デジタル波が動いた]


 アナログ WOWOW とデジタル WOWOW は、環境さえあれば、料金的にお得に共存できるという。
 我が家の居間には、以前からアナログ WOWOW のデコーダーがある。

 と、いうことで、我が部屋の B-CAS カードでデジタル WOWOW に加入

 スカパ110 が、当初の目論見と違い、新作映画の充実にまるで繋がっていないが (「スターチャンネル」に入ればまた違うのだろうが)、これでその目論見も達成されることになるか!?




18日 [vs 東芝!!]


 注文していた Just System「一太郎2005」(日本語ワープロソフト) が無事に発売され、自宅に届いたのは10日のこと。

 本日ついにインストール

 もっとも私にとっては「一太郎2005」よりも「ATOK2005」(日本語 FEP)の方が重要
 Microsoft「WORD」も含めて、ワープロソフトなどという大層な代物が必要される状況がどのくらいあるのか?という疑問は尽きない。

 なお、「一太郎2005」はワープロソフトではないという Just System の意見の一切は無視してゆきたい。
 いやだって、これどうみてもワープロソフトじゃん。




19日 [また一人、名匠が]


 映画館に行く。

 行定勲「北の零年」☆


 見ていて実に眠い映画であった


 まず、脚本家を交代させろ。
 次に、吉永小百合の交代。

 それできっと、ちったぁはまともな映画になるんじゃないか?


 ジョエル・シューマカー「オペラ座の怪人」☆☆☆

 やたらと豪華な舞台セットやら衣装の前で、ファントムが「顔とも思えぬほど歪んだ顔」とは思えぬ綺麗さだったり、歌唱力がやや足りていなかったり、主要キャストのことごとくが、あきらかにアフレコしたとバレるような演技だという問題点が踊り狂う。

 音楽はずば抜けて素晴らしいんだけどね。


 帰宅後喜劇の名匠岡本喜八監督が亡くなったという報を受けた
 ここにその冥福をお祈りする




オフ会特別情報


 次回オフ会(という名前の呑み会。ザルもいるが下戸もいるので、誰でも大丈夫)は、3月19日に決定した。
 皆々様ドシドシメールや掲示板に参加表明をしていただきたい



 なお、どこでやるかを決定するのは今週中を予定している。




 現状では、船上作戦になる可能性はかなり低い、という事だけ言っておこう。
 20人以上でないと遂行不可能であり、20人ってなぁ、けっこうな人数であるが故に。




20日 [怒髪天を衝きまくって劇場から離脱っ!!!]


 諸般の事情により、普段は行かぬ (出先からは近かった) 映画館を襲撃。
 高校生やらオバハンやらオッサンの大集団に遭遇。


 不吉な予感がしつつも、ポール・グリーングラス「ボーン・スプレマシー」に突入



 劇場内は必要以上に五月蠅い!!!

 本編が始まってなおかっ!!!

 スクリーンに集中できんっ!!!

 た...耐えられん...

 隣でうるさいヤツ(たぶん高校生)に注意したら絡まれる有様
 ふっ。私は悪名高き高校の悪名高き年の卒業生(私は悪ではなかったが)。てめぇごとき怖かねぇよドサンピンがぁっ!!!!

 本編開始後30分。脳細胞がブチ切れる音が、たしかにした。
 生まれて初めて五月蠅すぎて劇場から出る
 本編が、その時点まででは面白かっただけに、屈辱極まる事態である。

 係員に苦情を言うと、なんぞいいわけをされる。
 崩壊したマナーを諫める人間さえ居らぬのか!!

 最近、都内の映画館は、本編開始前に"音を立てての飲食はやめろ"という内容の案内が入る (注意されなければこの程度の常識さえ守れない時点で、世の中のマナーが終わっている証拠だ) が、ここではそれさえ流れない。
 というか、流れているという事実を対応担当者 (名札に役職名がよく読めんかったが、たぶんマネージャー) は知らんかったようだ。
 映画館に対策意識なし!!他から学ぼうという意識もなし!!


 映画好きほど劇場に行かなくなる理由がよく分かる。


 本件が、観客のマナーの悪さだけでなく、劇場がなんら対策をとっていない (売店で売っている飲食物をビニール袋に入れるなんて正気の沙汰ではない) 事を劇場に認めさせ、料金の払い戻しを要請。

 「次回、あるいは次週、この映画館でなら」という対応だったが、担当官の対応からして、対策が取られるとは思えぬ。
 都内の、いつも行っている、まっとうな映画館に行きたいのだ私は!!

 と、堂々と述べて払い戻しさせる。

 さらばシネプレックス8つくば。こんな事がなくとも二度と来る可能性は低かったが、今は心底言ってやろう。二度とくるものかこんな映画館




21日 [休刊だとぉ!?]


 上野駅構内の某本屋襲撃。

 月刊「プレミア」(映画批評/婦人画報社)購入


 冒頭にして衝撃が訪れた。




 「今号を持って休刊」




 おいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!
 来月からどーすんだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!

 映画の公開情報を考えると、“買わない”という選択は難しい。情報の中断は致命打に成り得るからな。
 何冊か買ってみるしかなさそうだ。




22日 [リカイデキマセン]


 上野駅構内の某本屋襲撃。

 秀和システム「詳解 HTML & XHTML & CSS 辞典 改訂版」購入
 要するにタグ辞典なんだが、ぱっと見た目、私の求めていた書き方に一番近かったので購入。

 ん〜、これまで自分が書いていた HTML が、いかにいい加減な代物だったか分かるな。
 しかも、普通に使っていたタグが非推奨になりまくってるんだなぁ。

 これ、ぜんぶ直さないと規格準拠にならんわけですか。
 そーですか、そーですか。

 やってられるか!!!という気分になってきたのは気のせいかな?

 あ、月刊「サンデーGX」(漫画雑誌/小学館) 買い忘れた。




23日 [ジェット機vs音速]


 今日も上野駅構内の某本屋襲撃。

 ここんところ買い忘れ続けていた、月刊「サンデーGX」(漫画雑誌/小学館)購入


 真っ先に読むは、島本和彦「新・吼えろペン!」


 "変人アシスタント対決シリーズ" 第二弾。
 復活キャラ投入か!!!

 そして、何かの犠牲なくして、男としての信念を得ることはできないという島本漫画の大原則が炸裂


 男と書いて、「美しいバカ」と呼ぶのですっ!!!


 燃える。
 実に燃える展開だっ!!!




24日 [小型車両万歳!!]


 先日NHK BS Hivision で放送していた「徹底分解 伝説のレーシングバイク 〜世界最小 6気筒エンジンのすべて〜」を見る

 茂木の「ホンダミュージアム」に動態保存されている伝説的名車RC166 をスタジオに持ってきて解説を交えつつひたすら生で分解するという企画者の趣味がむき出しになっている番組
 小型車好きの私としては、RC166 よりも RC110 でこの企画をやってほしかったが、まぁ良い。

 好き者ゲストの中に、完全な素人のアナウンサーを入れ、このアナウンサーが初心者向けの質問をしまく基本構成のおかげで、バイクの分解などというマニアックな内容が分かりやすくなっているのも好感が持てる。


 それにしてもなんで Hivision スペシャル枠での放送なんだ?
 Hivision の高解像度が必須の番組とはとても思えんのだが

 まぁ、高画質 (通常の TV や、PC のキャプチャカードであっても、Hivision マスタだと、明らかに画が綺麗) だと、ただそれだけで見やすいのは事実ではあるんだがな。




25日 [音質気にするような現代音楽をポータブルで聞くか?という疑問もあるな]


 電車の中で高校生がすごい会話をしていた

 A.「やっぱこれからはデジタルオーディオプレーヤーの時代だよな」
 B.「おれなんか、まだ MDしかもってねぇよ」
 A.「おれなんか MD すらもってない。CD だけ」

 CD も MD もデジタルオーディオであるという事実を知らないようだ
 これが宣伝効果の恐ろしさというやつであろうか。




26日 [第三部も映画化するんかね?]


 今月は、想定外の事態が次々に発生していて、非常に大変なことになっている。
 まぁ仕方あるまい。

 そういう月もある。
 なにはともあれ早起きして、映画館に向けて出撃。
 ポール・グリーングラス「ボーン・スプレマシー」☆☆☆☆

 複雑な原作を映画向けに絞れるだけ絞った前作の方法論を継承したため、前作に続いて説明不足が目立つものの、登場人物たちが知力を尽くして戦っている脚本は面白い。
 そして前作に続く、迫力のカーチェイス!!!

 ん〜、良い仕上がりであった




27日 [効果音とエフェクトの質は上がりまくっている]


 映画館に出撃。

 清水崇「THE JUON/呪怨」☆☆☆☆

 低予算のビデオ映画から進化を続け、たどり着きましたハリウッド!!という出生映画の最新版。
 宣伝では、スタッフもほぼそのまま、資金とキャストは米で生み出された「呪怨」のリメイクという事だが、実態は“リメイク”ではない、“新作”。

 ハリウッド映画としては低予算でも日本映画としては大予算を手にした監督はそれでもこれまでとなんら方針を変えない素晴らしい手法で映画を制作しそのままな映画を見事に作り上げた

 わざとらしいカメラワーク、わざとらしい音楽、わざとらしい特殊効果。

 もう、たまらん。
 良い仕事であるっ!!




28日 [はい恒例企画]


 昨日発表のゴールデンラズベリー賞で、マイケル・ムーア「華氏911」に出演したジョージ・W・ブッシュが主演男優賞を見事獲得した模様。

 本日発表のアカデミー賞では、マーティン・スコセッシが、やっぱり賞を取れなかたのが面白かった。
 去年は「ロード・オブ・ザ・リング」に行く手を阻まれたイーストウッドが、今年はスコセッシの行く手を阻んでいたと言えよう。

 愉快愉快。

 さて、なにはともあれ来月期待する映画だ

 来月最大期待は、久しぶりに邦画。
 樋口真嗣「ローレライ」
 終戦間際、広島に続く核攻撃を防ぐべく出撃した潜水艦、イ507 の死闘を描く潜水艦映画。
 問題は、あまり評判がよろしくないという事だろうか。期待して良いんかねぇ。

 原作ファンとしてははずせないのがこれ。
 富樫森「鉄人28号」
 これはもう、あまりの評判悪さに愕然としつつ、それでも行くのは悲しきファンの定め。大丈夫。

 トラヴィス・クローゼ「アラキメンタリ」
 奇才の写真家、アラーキーを追いかけたドキュメンタリ映画。
 日本人が撮影してないというのが悲しいな。

 ジョナサン・デミ「クライシス・オブ・アメリカ」
 監督はもちろん、主役がデンゼル・ワシントンという時点で見逃せぬ。
 んだが、ユナイテッドシネマでのみ公開ってのはなぁ。練馬に、あったか?微妙な場所だなぁ。

 ヴィッキー・ジョンソン「シャークテイル」
 最近ハリウッドで大流行 (本当か!?) の、Full 3D-CG Animation 作品の新作。内容には興味を持ってないんだが、声が...声が...ウィル・スミスにジャック・ブラックにロバート・デ・ニーロ!?私をもだえ死にさせる気か!?

 ベニー・チャン「香港国際警察 NEW POLICE STORY」
 「ポリスストーリー」シリーズの新作かと思いきや、関連性は無いんだそうな。
 けど、久しぶりじゃないか?ジャッキーの香港映画って。合作はあったけど。

 ジャン・ピエール・ジュネ「ロング・エンゲージメント」
 戦死報告を受けたものの、恋人の死を信じられない主人公は、私財をなげうって彼を捜す旅に出る。という内容らしいが、その実態は「軍旗はためく下に」らしい。
 まぁ良いや。ジュネって事は画が綺麗な映画にしあがっているだろう。

 アントワン・フクア「ライトニング・イン・ア・ボトル 〜ラジオシティ・ミュージックホール 奇蹟の夜〜」
 ブルース百年の歴史を圧縮したかのような、ラジオシティ・ミュージックホールの伝説のコンサートを元にした音楽ドキュメンタリ。
 B.B.キング、エアロスミスからチャックD!?うわ、その面子だけで十分っ!!

 マーティン・スコセッシ「アビエイター」
 発明家にしてパイロットにして映画プロデューサーにして云々という多彩な男、ハワード・ヒューズの半生記らしい。

 あ〜、2月は映画館に行けなかったり行ってもブチキレだったりと、かなり大変な事になっており、見ていない映画が少なくない (そして、そのいくつかはもう終わる)。

 しかもだ、3月はかなり忙しそう。

 ...いい度胸だ。
 挑戦は受けて立つ。ザクロのように砕け散るまで戦ってやろうじゃねぇか!!!




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