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新日記
2005年 3月

 1日 [DVD 購入]


 アンドリュー・ラウ/アラン・マック「インファナル・アフェア2/無間序曲」の DVD 購入
 前作よりやや劣るものの、存分に面白い映画と言える作品だからな。

 なお、完結篇となる「インファナル・アフェア3/終局無間」は GW 公開予定
 すでに、ものすごくかっこいいポスターが劇場に張られているのを確認した(「呪怨/JUON」の時)。
 全7種類。そのうちの5枚は。サイズ違いがプレミアチケットの特典で付属。
 残りの二枚はトニー・レオンとアン・ディラウが配置された対になっているデザインなんだが (5枚の方は、同じコンセプトで各キャラで作るという、「マトリックス」方式のポスター)、現状ではトニー・レオン版がチラシで出ているのみ。
 アンディ・ラウ版のチラシも出るのだろうか?映画館でのポスター販売が壊滅してしまった今となっては (専門店に行けば売ってるが、オリジナル版になるため高い事が多いし、そもそも店が少ないので面倒)、チラシは非常に重要なんだが。


 合わせて、本多猪四郎「美女と液体人間」の DVD も購入
 「マタンゴ」と並ぶ、東宝特撮怪奇映画の傑作...怪作?

 東宝特撮映画の DVD は、これで一段落 (まだ出てないのは山とあるが、“私が欲しいのは”という意味で) か?あとはやはり戦記物だなぁ。
 「キスカ」とか、見たこと無いから見たいのだが。




 2日 [Hello Jobs!!!]


 こんにちは Steve Jobs。
 あなたの所の製品が、我が部屋に、私事として実戦配備されるのは初めてだ。

 会社帰り、銀座の「Apple Store」襲撃。

 Apple Computer「iPod mini」(Portable Digital Audio Player)購入。あ、4Gbyte Model ね。

 当初は「mini」ではなく「Shuffle」を購入するつもりだったのだが、現物を見た時に"声"が聞こえてこぬので、購入を中止。
 先日発売されたばかりの新型「mini」の購入とあいなった。

 第二次 Jobs 体制になってからの通例とはしっていたが、外箱からこだわったデザインに Apple Computer の、Apple Computer たる誇りが見えるな。

 現在、制御ソフトの「iTunes」を PC にインストールし色々といじっているが正直よく分からん!!
 ファイルの管理単位がフォルダではなくプレイリストというのが最大の違和感だが(これを理解するのに数分かかった)、自動化されすぎていてなにが起きているのか理解しにくい等々。
 久しぶりだな初見でここまで"会話"できないソフトは

 これが Mac 文化と WIntel 文化の違いというやつなのか!?
 それとも、これまで単機能型フリーソフトの組み合わせで MP3 をいじってきた人間が直面する、統合型商業ソフトとのファーストコンタクトなのか!?

 なにはともあれ、心底「デカァルチャァァァァァァァァァァ!!!!!!!」と叫びたい気分であると言えようぞ!!




 3日 [Apple 製品と話すべし]


 Apple Computer「iTunes」の言葉がようやく聞こえてきた。もうちょっとで、会話できそうだ。

 Sound File ではなくPlay List File が基準になっているというのに違和感があったが“File を管理する”のではなく“演奏を管理する”と考えればきわめて合理的な仕様であると言えるだろう
 「iTunes Music Store」との連携を前提 (日本だとサービスが始まってないが) にした仕様としても、DRM の中で効率的に制御するには、File ではなく Play List を基準とするのは理にかなっている。

 また、作った Play List File だけではなく、「iTunes」はもちろん、Apple Computer「iPod」本体にも、やたらと ID3 Tag を基準としたフィルタを充実させるというのも、優れたやり方であると思う。


 実に良く考えられている。
 システムだけ模倣した、どこぞの猿まね機械とは訳が違うな。


 使用を続ける上で、とりあえず問題になっているのは、これまで私が作った MP3 File の多くは、ID3 Tag にあまり情報が入っていないという事実だろうか。
 自作の Play List で使用する分にはなんら問題ないが、自動フィルタで遊べないのは大きいな。
 聴く曲は、ちょっとづつでも手を入れてゆくしかあるまい。

 目下最大の問題は自動転送に代表される余計な各種“自動動作”の設定をどうすれば切れるのかが分からんという事だ
 初期設定では、なんでもかんでも自動化設定が有効になっていて使い難い、というのは Mac でも WIntel でも変わらぬな。




 4日 [iPod の中身が映画のサントラと THE BLUE HEARTS で埋まってゆく]


 うわぁ、出撃したくねぇ。


 積雪 2cm でも関東平野では存分な驚異だ。


 まぁ、しゃぁねぇ。出勤する。
 出勤したからには、上野駅構内の某本屋襲撃

 ゆうきまさみ「鉄腕バーディー」8巻(漫画/小学館) と、七月鏡一(原作)/藤原芳秀(作画)「闇のイージス」19巻(漫画/小学館)を購入

 ついにで、未購入だった小説もちらほらと購入
 雪で遅れた電車の中でサントラをききつつ、読書にふける。

 ある意味、良い日・・・なのか?




 5日 [ラウ警視カッコエェ!!]


 いろいろあって出撃を取りやめたが、ちょっと失敗したと思っている今日この頃。無理にでも出撃するべきだったか。
 だがしかし、後悔しても仕方ないっ!!

 ということで、アンドリュー・ラウ/アラン・マック「インファナル・アフェア2/無間序曲」の DVD 鑑賞

 本編のおもしろさは言わずもがな。
 なお、特典として入っている「インファナル・アフェア3/終局無間」予告編は現在劇場でかかっているものと同一
 さすがに DVD のために特別予告編は作ってこんか。




 6日 [状況が、二転三転四転五転した一日であった]


 予定が二転三転しつつも映画館襲撃。

 パク・チャヌク「復讐者に哀れみを」☆☆☆

 血は血を求め、復讐は血を求めるという話。
 直訳か意訳か独自かは分からぬが(ハングル文字は読めぬが故)、なるほど"復讐者に哀れみを"とは見事なタイトルだ。

 もっとも、映画としては今ひとつ。
 「オールド・ボーイ」では寓話とリアリズムが共存できていたが今回はそれが上手く行っていないように思う
 制作順からして、これで上手く行かなかったことから学んだのか?原作付きであるが故か?


 続いて、ついに行きます。
 宮崎駿「ハウルの動く城」☆☆

 もういいよ宮崎
 新しい画がまるで出てこなくなったらしく、過去の自作から引っ張ってきた構図の画ばかりが出てきているというのは映像作家としては致命的だろう。
 脚本はもっとひどい。
 全体を構築するべき個々のエピソードが連続してない。タチの悪い事に、一見連続して見えるが。


 二本見て、二本とも不発というのは悲しいな。




 7日 [あ、次巻で完結って書いてあるのを発見したんで、最後の二文は無視して下さいませ]


 はいまた今日も、上野駅構内の某本屋襲撃。

 津田雅美「彼氏彼女の事情」20巻(漫画/白泉社)購入

 どう考えても本編とは関係のない志津音のエピソード (サブストーリーとしても中途半端。総司が語った、有馬家の話に埋めてやったほうが効果的ではなかろうか) が入っていたりするが、前巻までで予想された通りに物語が推移し、やはり、次に使うであろうと予想されていた伏線が使用されたところで終わる。

 どこに着地する気なんでしょうなぁこの漫画

 落としどころが無くなって、だらだらと続くのは勘弁して欲しいものだ。
 ま、そうなったらそうなったで別の楽しみ方があるんだがな。




 8日 [投薬、それは春の訪れ]


 本日の関東地方は甚大な量の花粉が飛翔しているんだそうな。



 この数年で発症した花粉症本日今年のヤツが炸裂っ!



 ここまで大丈夫だったから油断していた。
 鼻炎薬で抑えようにも持ち歩いてなんぞいないっつーの。

 悪夢のような一日を乗り切るとこういう日に限って定時ダッシュ可能
 なんたる悲劇。くそう。映画館に行きたいが、この状況では周りに迷惑 & スクリーンに集中することも叶わぬ。

 悲しみに暮れつつ、帰り道、忘れずに鼻炎薬を購入。
 この行動を取ると、春を感じるなぁ。




 9日 [分散コンピューティングでは、AIDS や癌の解析もある。系外惑星探査も立ち上げる予定があるようだ]


 原因がどこにあるのか分からぬが、HDD-DVD Recorder として動作している 3rd PC「紫電・改」は、休止状態からタイマーブートさせて Canopus「MTVX2004」で録画しようとすると、それなりの確率 (10% を超えている) で PC がフリーズ。録画不能に陥る。
 切り分けも面倒だし、切り分けたところで改善するために資金を突っ込む余裕も無い。

 対処方法として、私がいない (いないと推測される場合、寝ている場合。同、寝ていると推測される場合も同じ) 時間帯に録画番組がある場合、電源入れっぱなし作戦を発動。

 事実上、ほとんど電源入れっぱなしということだな。
 この運用方法の問題点は、PC がなにもせず、ただ起動しているだけという時間がやたらと長いという事だろう。


 もったいないので、SETI@ Install



 アレシボ電波望遠鏡で受信した電波の中に地球外知的生命体からのものと推測される有意信号が含まれているかどうかを解析する分散コンピューティング計画のソフト
 以前は入れていたのだが、昨年夏くらいだったか、動画向けのシステム構成に変更したときに切ってしまっていた。

 一日試した結果、録画機能に何ら支障は出ていない。
 ようし。
 明日以降も、がんばって地球外知的生命体を探していただこう。




10日 [DVD 購入黙示録]


 天気が悪いと、花粉が飛ばない。
 良いことであるっ!!

 って、天気悪いの朝だけかい。

 鼻をグズグズさせつつ、会社帰りにジェームズ・ワン「ソウ」の DVD 購入
 見に行けなかった映画であり、本日 (正確には明日) 発売であるからして、当然、私はまだ見ていない映画であり、基本的に見ていない映画の DVD は購入しないのだが、今回は特別。
 なにせ、見に行った連中がことごとく褒めていた。こんな事は久しぶりだ。

 日曜日に見られる...かな?




11日 [映画は予算じゃない...んだけどねぇ]


 いかん、今日で最後だ。

 ...ごめんなさい。今週頭から最終日を狙ってました。

 ということで、会社帰りに映画館に行く。
 トニー・ジグリオ「Uボート 最後の決断」☆☆☆☆

 全篇に漂う、どうしようもない低予算ぷりと、最後に苦さが炸裂しないのが欠点ではあるが、全体としては中々に面白い映画であった。

 もっと予算があればあきらかにあと一段面白くなったであろう所が悲しいと言えば悲しいな。




12日 [挟撃で来たかっ!]


 花粉症と風邪の挟撃を受けている
 風邪は初期症状ではあるが。

 しかし、初期症状の段階で休みを取るのが重要だ。出撃を取りやめ、素直に寝る事にしよう。

 ということで、一日中ごろごろごろごろしつつ、先日大量購入して枕元に積まれた本の山 (今年の星雲賞海外長編部門にノミネートされそうな作品で未読、実購入な本が主) を征服。


 途中で思いっきり落ちたがな。


 おかげで体がだるいのは直った。まだ咳は若干出ているが、問題になるほどではない。
 明日は出撃できるか!?




13日 [おかえり、ジャッキー]


 やはり回復直後にシリアスなサスペンス映画や、社会風刺映画を見るような気にはなれぬ。

 しかし映画館には行きたい。

 公開中の映画をざっと調べ、これだな。
 ベニー・チャン「新香港国際警察」☆☆☆☆

 久しぶりの、ジャッキー主演の香港映画にして、往年の名作シリーズ新作映画。
 人名、シチュエーション共に共通性がないだけではなく、コメディ色が薄まっている脚本も、往年のそれとはまるで別物の"新作"であることが伺える。

 とは言え、さすがにジャッキーの動きは重たくなっているが (それでも50歳の動きとは信じられぬが)、アクションシーンには見せ場が多く、往年のシリーズと違い、ジャッキー以外のアクションシーンも面白い (シャーリーン・チョイにアクションシーンが無いのはなぜだ!?)。

 あぁ、久しぶりに香港アクション映画を見たな。




14日 [iPod 理解完了]


 通勤中に Apple Computer「iPod」で曲を聴いていると、職場の人と出会った。
 曲を止める操作をすべく本体を取り出すと (「iPod」は本体でのみ操作可能。個人的にこの仕様は気に入っている)、言われた。


 「この林檎信者がっ!!」


 「iPod」もっているだけで信者呼ばわりかい

 その「iPod」を制御するApple Computer「iTunes」であるがここにきてようやくなんの違和感もなく会話が出来るようになった

 過去の日記で指摘した通りだな。
 これさえ飲み込めれば後は問題ない。

 現在は、過去に制作された MP3 File は Tag を追加してから「iTunes」に転送。
 新規作成の MP3 File に関しては言わずもがな。

 なお、「iTunes」の MP3 の作成機能は使用していない。
 「iTunes」は、あくまでも「iPod」との連携を前提にしたソフト。
 「iPod」は、PC のオプションであり、MP3 は、あくまでも PC 再生が基本だと考えているからな、私は。




15日 [キーボードにはこだわるべき!]


 昨年春に故障した主力 PC「天山」のキーボード(GATEWAY 2196003)は、そのまま 2nd PC「雷電」& 3rd PC「紫電・改」(この二台は、切り替えを使用し、キーボード、マウス、ディスプレを共有) にて使用している。


 2nd、3rd はあまりキーボードを使わんからな。


 と、思っていたのは昨日まで。
 ついにテンキーの「Enter」の入りがおかしくなった

 テンキーの「.」の入りが悪くなって交換したのだが、これは文章を書かぬ限りあまり使わぬ故に、あまり問題にならなかった。
 だがしかし、「Enter」は、基本的にテンキーのそれを使う私にとって、今回の故障は致命的だ。

 とは言え、今は予備のキーボードを複数保有しているので迅速に切り替えが可能だ。
 さすがに NMB「RT6」系キーボードをつけるのはもったいないな。「BTC-5201」を実戦配備

 電源周りの余計なキーが付いているのは欠点だが、タッチ感は上々。
 なによりも、500円 (4年くらい前に購入したときの値段) という値段が素晴らしい。

 NMB「RT6」系キーボードは、使い勝手の高さと比例して値段も高いからな。




16日 [脚本書き直し要求]


 リメイク版「鉄人28号」を見終わる
 ラストの「ターミネーター2」に脱力

 全体を通しても、なんなんだこりゃ。

 主題歌に「良いも悪いもリモコンしだい」とある通り、鉄人は使い様によって善にも悪にもなる = 結局は使う人間次第という話しであり、途中まではそう推移する。
 しかし、物語が後半に入ると、「鉄人は兵器か道具か?」という問答に変化。
 その展開も、兵器は悪だから破壊せねばならない。道具なら役に立つから使いつづけて良いとなって行く。

 なんでこんな単純な二元論に落ち着くのだ?

 "悪"として生み出されたものが、使い様によっては"善"になるという物語にこそ面白みや教訓があるのじゃないのか?
 終止単純な二元論であるならばともかく (その場合、主題歌から変えなければならないが)、前半と後半で物語が剥離しているのは問題であると言えるだろう。
 また、その後半になっても、"銃は使い様"というエピソードがバランスを悪くしている。
 それまで"銃"は兵器であるから"悪"という理屈が通っていたのに、使い様によっては"善"になる、という話しが入っているのだ。

 このあたり、製作者が個々の事象にしか興味が行かず、全体の整合性。あるいは個々のエピソード同士の整合性を取る事が出来なくなっていたのではないかと邪推したくなる。

 一部では、「瑣末的な部分さえ面白ければ納得してくれる」とか、「夢オチには文句を言わないが、瑣末的な部分が矛盾していると怒る」などと言われている現在のヲタクを相手にするなら、こういう物語の方が売れるのだろうけどね。
 作るのも楽だし。

 そういや、「ジャイアント・ロボ」も酷いオチだったな。




17日 [・・・ホームレス・・・!!]


 上野駅構内の某本屋襲撃。

 月刊「ゲームラボ」(謎/三才ブックス)購入

 ん〜、今月は今ひとつ面白い部分が少ない。
 最近のゲームやアニメや漫画が全然分からんという事実だけはよく分かった。

 別の本屋で荒川弘「鋼の錬金術師」10巻(漫画/スクウェアエニックス)も購入

 今回の見所は、ブラックハヤテ号の大活躍か!?
 セクハラ親父と化したアームストロング少佐か!?

 マスタング大佐がかっこいいのは放っておこう。もう分かったから。




18日 [昼休み]


 会社の昼休みに、すばらしく知的な話を展開させていた。



 「(略)「天空の城ラピュタ」のムスカのイカレ台詞って英語だとなんて言ってるんだ?」


 最大の焦点は、やはり


 「見ろぉ、人がまるで塵のようだぁ!!」


 と、楽しそうに叫ぶ台詞であろうという話になる。

 個人的には、
Look! Human seem to be dust!
 ではないかと思うのだが、いかがだろうか?

 帰宅後、DVD で早速確認。
 英語字幕はつくづく便利だ。


素晴らしい!
最高のショウだとは思わんかね?
おぉ、見ろぉ!!ひとがまるで塵のようだぁ!!



Fantastic!
A marvelous display, no?
Aha, some human garbage.


 であった。
 dust は、なるほど「チリ」であって「ゴミ」ではないのか。
 にしても、微妙な翻訳だと思うのは私だけか?




20日 [お疲れ様でした]


 先日のオフ会では、冒頭、いきなり MAD-Video を上映し、皆々様の度肝を抜いてみた。
 参加の皆々様楽しんでいただけだろうか?

 私は、徹夜明けでそのまま別件をこなし、まさに体力の極限値に突入、
 一休みしたとは言え、いまだにその体力は回復していない。


 現在は、そういう状態で刃物を使ってはいけないということを身をもって学習した所である。
 折りたたみナイフを畳む時に指先を挟み、右手薬指を切った。

 ぐぞぉ、

 マウスは持ちにくいはキーボードは打ちにくい (ミスタッチ連発中) は、うぅ。
 自業自得とはいえ、いや、だからこそか。なんともやりきれぬぞっ!!




21日 [眠い]


 やらねばならんことは山のようにあるが...映画館で現実逃避でもしよう。

 金子修介「あずみ2」☆



 眠いっ!!!



 なにはともあれ、眠いっ!!



 制作スタッフの多くは前作と変わったが、発狂した物語は発狂したままだった。脚本家が変わらなかっただけはある。

 そしてやっぱり暗殺者や野党に見えない若手役者軍団。

 実に酷い映画であった




22日 [発狂する回線]


 仕事から帰ってくると自宅のネットワークが発狂していた



 勘弁してくれ...



 ADSL Modem、Router、Wireless LAN AP、ETH-Wireless Converter 等、あやしい機器すべてを再起動。
 これは仕事ではないので原因追及や再発防止などどうでも良い。

 一気にすべて再起動実施だ。

 とりあえず、通信は回復した。
 前回のネットワーク発狂が、1月くらいだったか。
 やはり定期的に PPPoE の Session 張り直さんとだめなんかなぁ




23日 [はい駄目]


 電車が止まったり電車が遅れたり電車で寝過ごしたりとさんざんな一日であった今日この頃。

 それとは全然関係なく、上野駅構内の某本屋襲撃。

 そういや、先週くらいからブックカバー変わったんだよね〜などとおもいつつ、カバーなど付かぬ月刊「スクリーン」(映画雑誌/近代映画社)購入

 グラビア重視の"情報誌"なんだね、この雑誌は。
 少なくとも、私にとって有意な情報は少ない。来月は買わないだろう。

 次は、やはり大御所の「ロードショー」あたりでも買ってみるか。
 ちなみに「キネマ旬報」に切り替える可能性は限りなく低い。あの雑誌がイヤになって「プレミア」に移行したのだからな。




24日 [TV 番組という名前のパズル]


 wowow と CS 放送の、来月の番組表が届いた

 毎月のように、まず、連続放送番組の放送予定を確認。
 時々時間変更があるから侮れぬ。

 そこから、新たに見たい連続放送番組があるかどうかを探す。この作業に関して言えば、各チャンネルの web ページと組み合わせた方が楽。
 最後に、再放送が非常に多い映画やドキュメンタリ番組をチェック。
 wowow の場合、同じ映画でも HD と SD の放送があるので、それもチェック。

 これらの番組を、Excel で組み上げたタイムテーブルにぶち込み、再放送枠を駆使して、ブッキングしないように再編成。


 来月は日本映画チャンネルの岡本喜八追悼特集をどう乗り切るかが勝負になりそうだ。


 DVD はおろか、ビデオになってない作品も少なくない岡本喜八映画。
 ここで入手しておかぬと、後々になって大後悔という羽目になりかねん。

 難しいパズルだが、どうにかせねばなるまいっ!!




25日 [強制収容所から出てきた直後のごとき]


 映画館襲撃。

 ブレッド・アンダーソン「マシニスト」☆☆☆☆


 物語の展開そのものにはあまり目新しさは感じられないが、真実と虚構の入り乱れる映像と、約30kg も体重を落とし、文字通り骨と皮になって演技するクリスチャン・ベイルの信じがたい役作りがすべてを覆い隠す

 恐るべしクリスチャン・ベイル!




26日 [戦争映画二本立て!方向性は全然違うけど]


 逃避しまくってやるぁ!!ということで、映画館に行く。

 まずは樋口真嗣「ローレライ」☆☆☆


 ボロッカスの評判を聞いていたがそんなに言うほど酷い映画ではないと思う
 さして面白い映画だとも思わんかったが

 個々の物語やシチュエーションを一生懸命作って全体のバランスが悪くなっちゃってるのが最大の欠点。
 それと、役者だな。絶対に軍人には見えん乗組員が何人もいらっしゃるのは、なんとも、物語に集中しにくい。


 続いてジャン・ピエール・ジュネ「ロング・エンゲージメント」☆☆☆☆

 セバスチアン・ジャプリゾ「長い日曜日」を原作としているらしいが、原作未読。

 婚約者の戦死報告を「直感」によって信じないヒロインが、私財をなげうって婚約者を捜す話。
 「迷惑千万なヒロインの話」のような気がするが素直に見れば愛の奇跡...なんだろう。たぶん。

 なお、冒頭30分で人名と人間関係を把握できなければ最後まで映画について行けないと思われる。
 これから見る人は、そこんところを注意するべし!




27日 [堕落]


 スティーブン・ソマーズ「ハムナプトラ 失われた砂漠の都」の、ブレンダン・フレイザーの音声解説が面白いという話を聞き、当人より DVD を借り、そして見る。

 話している量は決して多くないが、なるほど面白い。
 撮影中のちょっとした裏話はもちろんだが、ブレンダン・フレイザーのショウマンシップによって発せられる"間の手"とも言うべき台詞の数々!!

 ん〜、二度聞こうとは思わんが (映画本編だって、そう何度も見直す作品ではないと思うが)、一度聞くには面白い代物であった。


 続いてジェームズ・ワン「ソウ」の DVD 鑑賞
 一部で話題沸騰していた映画。なるほど、シチュエーションスリラーとはよく言ったものだ。
 しかもアイディア一発勝負の作品。

 本筋を支える伏線のいくつかが、処理されきってないのは減点ではあるが、全体を通しては実に面白かった。
 最後の、まさに衝撃的なひっくり返しは、減点部分をさっ引いてなおプラス!!


 他にもブライアン・G・ハットン「荒鷲の要塞」の DVD を鑑賞したり、CS で撮りためてあった番組を見たり実に堕落した一日であった。




28日 [SF 大会関連情報]


 大会の宿であるが我々はヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルに宿泊することとあいなり、すでに予約もした。
 企画関係者や家族参加の方々だろうか?すでにトリプルは埋まっている、ツインも残りわずかという状態だ。

 シングルはとてもとても割高なので、別の宿も念頭に、柔軟な判断をしていただきたい。

 もっとも、夜間になにか訳の分からんルームパーティー企画とやるとなると、他の宿の人は移動が面倒になってしまうかもしれぬがな。

 くっくっくっく。

 日本の夏まで残り四ヶ月
 今年も燃えるぜっ!!!




29日 [放浪]


 我が DVD 購入の主力店である秋葉原の「ヤマギワ」に行くとポイントカードが変わっていた
 今日は予約だけだったのだが、ポイントカードの切り替えを行う。
 ポイントバックの割合などは変わらず、カードが変わったのと、ポイント表記が変わって分かりやすくなった。


 買う側としては「ポイントバックの割合は変わらない」が重要であると言えよう


 ついでに秋葉原の Apple Store を襲撃。
 「iPod Mini」の純正オプションのいくつかを見る。
 そして知ってしまった、「iPod」を IC レコーダーとして稼働させるためのオプション「iTalk」は、「Mini」では使えんという事を。

 残念だ。

 主に夏に向けて強力な補助兵器になりうる物であるだけに。




30日 [今度の「戦国自衛隊」は自衛隊 vs 自衛隊の戦いなのか]


 メールの返答等、遅れている方々申し訳ありませぬ。
 明日までしばしお待ち下さい。



 以上、私信。



 上野駅構内の某本屋襲撃。
 月刊「NATIONAL GEOGRAPHIC」(自然科学/日経ナショナルジオグラフィック社)購入

 小説は買わぬ。
 星雲賞がらみの小説が、まだ全部は終わって居らぬ故に。


 第二特集のシャチの生態が興味深い。
 これまで「凶暴」というイメージがあったが、中々どうして。
 野生のシャチが人間を襲った記録は1件しか無く、その一件も人間は軽傷というのは、知らんかった。

 もう一つは、巻頭のミニ特集
 「チベット旅行記」で知られる河口慧海の直筆日記が発見されたという話で、それによって、「チベット旅行記」では分からなかった慧海の具体的なルートが分かりそうだ、という特集。
 実に興味深い。読みたいぞっ!!

 この直筆日記 (と、解説書籍) が書籍化されるのはいつだ!?




31日 [来月期待の映画]


 今年は時間が無く、エイプリルフールネタを仕込んどる時間がなかったんで、何もない。
 ん〜、VNI 計画 (何の略かは秘密) がつぶれたのが痛い。


 いいわけは良いんだいいわけは。
 なにはともあれ、来月公開の期待する映画だっ!!

 アンドリュー・ラウ/アラン・マック「インファナル・アフェア III 終局無間」
 ついに来た!!ヒルムノワールの傑作シリーズ、ついに完結!!
 「指輪物語」以来となる初日狙いを計画中。それくらい見たいぞっ!!

 ジム・ジャームッシュ「コーヒー&シガレッツ」
 前編モノクロの短編集らしいのだが、予告編を見る限りにおいてはいったいどんな映画なのかさっぱり分からん。
 けど妙に見たい気にさせられたのでチェック。

 クリストフ・バラティエ 「コーラス」
 仏製音楽映画。
 うんうん。音楽映画だ。予告編を見る限りでは、そうつまらない仕上がりではなさそうなので行く。

 アレハンドロ・アメナバール「海を飛ぶ夢」
 実話ベースの話しらしいのだが、内容は知らない。重要なのは、アレハンドロ・アメナバール監督作品という事実!

 ピーター・パウ 「レジェンド 三蔵法師の秘宝」
 「グリーン・デスティニー」で日本でも一気にメジャーになったミシェール・ヨーが製作/出演しているアクション映画。
 待ちに待ったぜ、日本での公開を!!マヌケな邦題になっているのが悲しいが、見られるだけ良しっ!!
 高速挌闘戦再びだよな!?そうだよな!?

 リチャード・ロンクレイン「ウィンブルドン」
 美人か?とつい聞きたくなるスパイダーマンのヒロイン、キルステン・ダンスト主演のテニス映画。
 内容とか出演者は放っておいて、ウィンブルドンで本当にロケをしたり、ジョン・マッケンローの試合シーンがあったりするという部分にのみ興味が集中しているのは自然の摂理だ。そうだろ!?

 ジョニー・トゥ「PTU」
 こんなに早く日本公開だとぉ!?
 と驚いているのがジョニー・トゥの新作映画。今度はタイムクライムサスペンスらしい。

 邦画がないな、邦画が。

 まぁ良い。
 時間があれば、フランシス・ローレンス「コンスタンティン」ジョン・ムーア「フライト・オブ・フェニックス」はお笑い方面で、アン・ビョンギ「コックリさん」は、露骨な「リング」の貞子の動きをする幽霊を、ピーター・チェルソム「Shall we Dance? シャル・ウィ・ダンス?」はスーザン・サランドンを、それぞれ見に行ければ行きたい。
 邦画でも、三原光尋「村の写真集」及川中「富江 BEGINNING」(この露骨にアレなマヌケサブタイトルのつけ方を、誰かどうにかしてくれ) & 及川中「富江 REVENGE」や、またも監督が変わったムトウユージ「クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶ ブリブリ 3分ポッキリ大進撃」あたりは見に行きたい。

 現状、今月公開でまだ見ておらぬ映画 (そして前売り券保有) も複数あり、どう考えても時間が足りてはおらぬ。
 どこまで、あるいは、何本見られるか。

 GW 戦線は毎年過酷だ!!




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