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新日記

2006年 1月

 1日 [新年、あけましておめでとうございます]

あけまして
おめでとう御座います


狂気に満ちた
管理人の運営する
狂喜に満ちた
この Web は
今年もきちんと
狂って行く予定である


皆々様
刮目して
その狂気を
見届けていただきたい



 2日 [映画館襲撃始め]

 つーことで映画館始め。

 ロブ・マーシャル「SAYURI」。


 のつもりで家を出たのだが、どうも気分じゃない。
 我の持ち歩くバックに潜むは前売り券の束!!

 ペラペラとめくる。
 劇場の前で時間を確認する。
 めくる。
 劇場の前で時間を確認する。
 めくる。
 劇場の前で時間を確認する。

 時間が悪いなぁ。

 ...発見!!!

 ピーター・ジャクソン「キング・コング」☆☆☆☆☆


 なるほど、愛に関する物語か。


 初代を尊重しつつ現代解釈を取り入れ、全体をふくらませたその内容、「キング・コング」に対するピージャックの愛情がよく分かったっ!!!

 所々不満はあるが、面白い作品であった。

 本日はとっとと撤収。
 他に用事もあるが故に。



 3日 [大改造(というほどではない)]

 昨日の夜、fennek の指摘により、本 Web の一部が IE 環境下で正常表示されないことが判明した。
 これを受け、表紙(更新履歴や連日の最新3日の日記等を表示している場所) , 新日記(2005年12月と、2006年1月のみ) を全面改造。

 だがしかし、改造した結果、IE ではやはり正常に表示されない事があることが判明した。
 表示されるように、アッチを改造し、コッチを改造し...


 まぁいろいろとあった。
 そして、目論見を途中で諦めざるを得ない状況に突入した。
 人間あきらめが肝心ってことで。


 記述方法が悪くて動かないのならばともかく、ブラウザが対応していないから動かないのだからな。



 4日 [なんでも今度は北朝鮮と日本のゴタゴタらしい]

 映画館襲撃を試みるべく、出撃。

 しようとした次の瞬間、私は悟った。
 そう、今日は水曜日。


 なんてこったっ!!!出撃中止!!


 ということで、急遽引きこもり生活に復帰する。
 休みも今日までだからな、そんな事もあろう。

 昨年末に入手 (毎度のごとく、ヤマギワポイント) し、そのまま放置してあったUbi Soft「Splinter Cell Chaos Theory」日本語版(ACT / Windows) をInstall
 コナミ「MATAL GEAR」の影響をモロにうけたゲームで、要するに敵に気づかれずに潜入し、目的を達する (暗殺だったり情報収集だったり救出だったり、いろいろ) アクションゲーム。

 即時プレイ開始。

 「DOOM3」といい「Half Life 2」といい、ここんところ FPS ばかりやっていたからか、三人称視点だと、周囲の状況把握がし辛い。
 本来なら視界が広がっている分だけわかりやすくなっているはずなのにっ!!

 と、思っていたのも出だし15分くらいのもので、すぐに対応。

 前作と、システム的にはあまり変わらないねぇ〜と思っていたが、ステージをクリアするごとに、目標達成率 (作戦の) やらなんやら、いろいろと表示される。

 最初の2ステージクリアしたが、どちらも目標達成率5割切ってますな。
 「殲滅戦だぁ!!」とか思いながら敵を殺しまくっていたのが悪いのか!?

 まぁ、いつまでかかるか分からんが、プレイし続けていればそのうちクリアできるだろう。
 来月中にクリアできれば、ほかのゲームとぶつかる事もないだろうからな。



 5日 [戦果回収]

 本日より日常復帰。
 あまり復帰したくないのだが、仕方あるまい。

 昨年末のコミケで、人に頼んだ (私は行かなかったが故に) 本を受け取る。

風虎通信「宇宙の傑作機」Vol9 ヴォスホート
鳥システムズ「MITSUBISHI T-2CCV」
ぴてかんとろぷす航空班「航空管制マニュアル」
ぴてかんとろぷす航空班「航空管制実用例集」

 風虎通信「宇宙の傑作機」Vol9 ヴォスホート は、旧ソ連のヴォスホートロケットの解説。
 躍進著しい中国の宇宙開発にも続くこうしたロケットを知ることは、すなわち日本のロケットの欠点や、政策の問題を知ることにもつながる。
 余談であるが、中国のロケットは旧ソ連のロケットを、かなり独自に改良している。
 あれを"ただのコピー品"と言う人は、日本の H2 ロケットが、米国の N ロケット運用経験に基づいて作られたという事を忘れているか無視しているか、そもそも知らないのではないかと思われる。
 糸川英夫のロケットは確かに独自だが、旧 ISAS(M ロケット) のもので NASDA(H2 ロケット) には繋がっていない、という事実を忘れてはならない。

 鳥システムズ「MITSUBISHI T-2CCV」は、三菱 T2 の運動能力向上機 (CCV : Control Configured Vehicle) の解説。
 「それほどの研究成果を上げられなかった」とも言われている T2-CCV だが、技術的にはいろいろと面白い機体なので、一度解説を読みたかった。

 あとの二冊は、ネタにしていないだけでボチボチ買って、ボチボチやっているテクノブレイン「ぼくは航空管制官」(SLG / Windows) を、よりマニアックに楽しむのに使えるだろう。

 まぁそんな目論見はどうでも良い。
 面白いかどうかなど、読んでみんと分からんからな。



 6日 [I'm the king of the world !]

 ジェームズ・キャメロン「タイタニック」アルティメットエディション DVD 購入

 ようやく出たかっ!!!!

 DVD 初期に出ていた「タイタニック」の画質は、悲しい代物だったが (海面が、波ではなくブロックノイズで埋め尽くされているのは悲しすぎる)、今度は大丈夫だろう。

 大丈夫だよな!?

 アルティメットエディションという事で、特典も充実しているのが嬉しい。
 予告編は勿論、音声解説やメイキング、カットシーンか。
 20世紀 FOX のアルティメットエディションらしい充実っぷりだ。

 さぁて、いつ見終わる事やら。



 7日 [さすがに今となっては、CGのクオリティは見劣りする部分がある]

 朝起きると、出撃意欲が消滅していた。
 まぁ良かろう。そういう日もある。

 ということで、ジェームズ・キャメロン「タイタニック」アルティメットエディション DVD を見る

 内容については...今更語るまでもなかろう。

 だがラストについてちょいと書いておく。
 私は死亡していると思っているのだが、この作品の熱烈なファンに大反論を喰らったことがある。
 今回見直して、なお私は死亡していると思った。
 キャメロンが口を割るのでは!?とそこだけ音声解説を聞いてみたのだが、「どうとでも解釈してくれ」と逃げ切られた。

 ん〜、どうとでも解釈してくれ、というのであれば、やはり私は死亡したと思うぞっ!!

 さて、本題に戻ろう。
 DVD の構成であるが、3枚組で、本編 + 特典が 2枚と特典のみが 1枚。
 本編の尺を考えると妥当だろう。

 本編ディスク1 が、氷山にぶつかって沈み始めるまで。
 沈没確定で船内が慌ただしくなってから先は、ディスク2 という構成。
 採用されなかった別エンディングも、本編ディスク2 に収録。

 薄暗いシーンでの色の階調を見ると、家庭用に、かなり丁寧に色を調整したのではなかろうかと思わせてくれる (HD だろうが SD だろうが、液晶だろうがプラズマだろうがブラウン管だろうが、劇場と同じ色階調を再現することはない。もしやってしまうと、その映像は居間では見られたもんじゃない代物になる。このあたり、マニアでも勘違いしている人がいるので、そのうち解説するつもりではいる) 仕上がりだ。

 買い直して良かった。以前出ていた悲惨な画質とは比べるのも馬鹿馬鹿しいぞ。

 さてと、特典はいつ見終わるのだ!?



 8日 [方向性バラバラの三本立て]

 朝起きると、映画力を充電せよと体中が叫んでいた。
 久しぶりだこの感覚。

 たまらんぜこの感覚っ!!!

 ということで、映画館に向かう。

 ロブ・マーシャル「SAYURI」☆☆


 Fantastic Japan!!!
 Yeaaaah!!


 という声が聞こえてきそうな珍作。
 とかなんとか言っては見たけれど、実際にはたいしたこと無い。

 原作は未読だが、かなり長い小説だと思う (文庫で上下に分かれているから)。
 最大の問題は、その長い原作を、通り一遍、詰め込めるだけ詰め込んだのか、脚本があっちゃこっちゃに飛んじゃってなにがやりたいのか分からん事だろう。


 まだだ、映画力は補充されておらん。
 次だ、次っ!!!


 佐藤純彌「男たちの大和/YAMATO」☆

 命よりも大切な物がある。そのために命を投げ出すことは美しい。
 日本が生まれ変わる先駆けとして見事に散る事は素晴らしい。

 と、説くような映画を私が肯定することはあり得ない。
 ところで、「パール・ハーバー」の真珠湾攻撃シーンを、零戦の色が違うとかなんとか、史実と違う部分を指摘していた方がかなりおった。んが、この映画ではあまりおらぬ。どういうわけだ?


 むしろ映画力が減ってしまった。補給したいんだよ、私はっ!!
 次はホラーにしようかと思っていたが、こういう時はむしろ馬鹿映画だな。


 ダグ・リーマン「Mr.&Mrs. スミス」☆☆☆☆


 ハリウッド馬鹿映画万歳っ!!!!!


 いやぁロマコメアクションギャグ映画とでも言うべきムチャクチャな映画であり、そこら中にツッコミどころはあるが、いい、ハリウッド大作馬鹿アクション映画なんてそんなもんだ。
 「ボーン・アイデンティティ」のダグ・リーマンという事で、私の大好きなカーアクションもあったし、全体通して、存分に笑わせてもらったっ!!

 最後の一発で映画力も多少は回復。
 なによりも全滅しなかったのは嬉しい。撤収!!



 9日 [気付かれず潜入し、ただ目標を果たせっ!!]

 目ざめると、既に12時近かった。
 ひきこもってゲームでもやるか。

 Ubi soft「Splinter Cell Chaos Theory」(Windows/ACT)ステージ12のリプレイを行う


 任務達成率100%!!


 よし、これで大体分かった。
 ステージ3以降のプレイスタイルを徹底的に変える。
 徹底的に明かりを消し、徹底的に敵を誘導し、静かに、静かに進行する。
 えらい時間がかかっている物の、ステージ5まではパーフェクトクリア。

 さぁて、クリアするのにあと何時間かかるんだ!?



10日 [未読本の山もどんどこ片付けねばならんのだが]

 はい、上野駅構内の某本屋襲撃。
 人に進められて1巻を購入してみたらあっけなくはまった二ノ宮知子「のだめカンタービレ」8〜13巻(講談社/漫画)を一気に購入
 これで週末に出る14巻に間に合ったぞっ!!!

 天然の音楽屋は頭が壊れているという話(大雑把だが)。

 かつて、いちおうクラシックをやっていた人間としては、「いるいるこういうヤツ」とか思わせられた (感性だけで演奏する音楽屋、理解不能の例えをする指揮者等) ところが恐ろしい。

 あわせて、こちらも少女漫画。
 よしながふみ「大奥」1巻(ジェッツコミックス/漫画)購入

 江戸時代、将軍が女で大奥は男衆という凄まじい設定の漫画。

 出だしは「ちょっとなぁ」と思ったが、途中から、この色物にしか思えなかった設定が活かされた見事な展開に。
 なるほど、「SF大河ロマン」なる帯に偽り無しっ!!
 こいつは面白いっ!!!



11日 [フォン・ブラウンこそ、まさに目的のためには手段を選ばぬ男]

 映画批評ページの CSS 対応作業が遅れている。

 急がねばならぬ。
 このままでは、すでに書き終わっている批評を上げられない!!

 などと思いつつ、枕元に積んであった未読本の山から、的川泰宣「月をめざした二人の科学者 アポロとスプートニクの軌跡」(中公新書/実録調)を読み始める
 世界初の人工衛星スプートニクを打ち上げたソ連のセルゲイ・コロリョフと、悪魔に魂を売って宇宙を目指し、アポロ計画を成功に導いたフォン・ブラウンの二人の本。
 だいたい半分程度読み終わった。

 コロリョフは人類初の人工衛星打ち上げに成功し、フォン・ブラウンがエクスプローラーの打ち上げに成功。

 さぁ始まったぞロケット競争!!

 てな所まで。
 予定では、ヴォスホートロケットの話が出てきたところで、コミケ戦利品の、江藤巌「宇宙の傑作機」Vol9 ヴォスホート(風虎通信/実録) を読んでしまう予定。
 二日か、三日程度かな。

 ちなみに著者の的川泰宣は、「はやぶさ」で歴史に残るピースサインを残した人。
 記者会見でも、川口プロマネの脇にいたのをご記憶の人も多かろう。



12日 [・・・・・・・・・・・・]

あぁ
刻が見える



13日 [「ボレロ」は、恐ろしい曲だったなぁ]

 blog の文字調整はこれで終了。
 これで、ほぼ実働状態に持ち込めた。
 問題は、新装備の調達が遅れに遅れていることか。

 だが、待ってばかりもいられん。
 次は携帯電話版 Web の調整作業と、映画批評2006年版 (CSS 対応) の作成だ。

 などという事を思いつつ、上野駅構内の某本屋襲撃。

 二ノ宮知子「のだめカンタービレ」14巻(講談社/漫画)購入

 指揮者とコンマスが喧嘩して、「凄い演奏になる」の巻。
 覚えのある演奏者もいることだろう。


 あげく、喧嘩状態のまま、団員よりも客演の方が上手い状態で、モーリス・ラヴェル「ボレロ」を演奏。


 悪夢以外の何物でもない。
 「登場人物の皆様、ご愁傷様」つくづくそう思うぞ。



14日 [「銀色の髪のアギト」は、四参五席の東劇に二拾数名しか入っていなかった]

 映画だ映画。
 映画館行くぞっ!!!

 ということで、映画館へ。
 おもいっきり朝寝坊して予定 (そんなんあって無いようなものなんだが) が崩壊しているような気もするが、まぁよかろう。

 清水崇「輪廻」☆☆☆

 清水監督も、次の方法を思いつかないと。
 なんども同じ方法じゃ観客はいつまでも怖がってくれませんぜ?

 最後の最後で物語と映像に矛盾が生じるのも減点。


 杉山慶一「銀色の髪のアギト」☆

 浮気性の未来少年コナンが風の谷でスーパーサイヤ人になって、ムスカを指令とするトルメキア帝国先遣隊と、謎の美少女を取り合う話。
 横から人型汎用決戦兵器や多脚砲台や大砲の街やカリオストロの城がチャチャを入れる。

 ある意味、面白い映画であった。

 今日は、映画の出来がイマイチで体調は良いという状況であるにもかかわらず、ここで時間切れ。
 やむを得ぬ。撤収。



15日 [初の実用的モバイル環境構築開始]

 TOSHIBA「DynaBook SS2000M」(タッチパネル液晶装備のカスタムモデル)を中古購入
 Pentium3-Mobile 750Mhz、HDD20Gbyte、Memory256Mbyte と、さすがに時代を感じさせられるスペックだが、薄型 A4 ノートで中古とは言え5万円を切る価格は魅力的だ。
 しかも、ネットに繋ぎ、Web のチェックと自分の Web 更新、そしてメールチェックをする位なら、十分すぎる性能。

 PHS 通信カード Willcom「AH-H407P」も、明日には実戦配備予定(しばらく前、紆余曲折の末に入手済)。
 これにより、歴代初となるモバイルコンピューティング環境が我が手にっ!

 なにはともあれ、環境構築開始っ!!



16日 [記念すべき一発目]

 Willcom「AH-H407P」を NPC にぶち込む
 会社帰りの電車の中で。
 USB メモリにドライバが入っていてよかった。

 いかんせん、持ち運べる光学ドライブなどもっておらぬ (USB 接続の光学ドライブは持っているが、電源が別途必要のため外では使用できない) が故に。

 当然、この文章はその電車の中で打っている。

 HTML 版 (新日記) はともかく(必要な File を持ってきていないし、ローカル HDD のデータと、どう同期を取るか?という問題の明白な解答を用意できていない)、blog はそこから直接あげている。

 電車の中では、さすがに打ちにくいし、そもそも NPC のキーボードが打ちにくい。

 打ちにくいキーボードではミスタッチの量も、誤変換の率も上がる。
 慣れることを期待するしかあるまい。



17日 [「ゲーラボ」栄枯盛衰]

 今日も上野駅構内の某本屋襲撃。
 実際には、連日襲撃してんだけどね。
 月刊「ゲームラボ」(三才ブックス/ゲーム?)購入

 ゲームの改造記事がどんどん増加し、必然的に読むところが減っている。
 連載物や一発もの問わず、コラムがそれなりに充実しているのがせめてもの救い、というか購入する理由か。

 悲しいなぁ。

 「バッ活」時代の飛びっぷりを知る人間には、実に悲しい。



18日 [監督はあの「es」を撮った人]

 内之浦も種子島も、ロケットの打ち上げが延期された。
 方や天候不良。方や天候不良 & エンジニアリングトラブル。
 さて、打ち上げ時期と、その行く末やいかに!?

 などという事を思いつつ、発売していて購入していなかったオリバー・ヒルシュゲービル「ヒトラー〜最後の12日間〜」スペシャルエディション DVD 購入
 正確にはポイントにて無料入手。

 スペシャルエディションの中身は、本編1枚に、特典1枚。
 さらにブックレットが入っているが、これもなんだか劇場パンフレットの圧縮版のような気がする。
 いいけどね、これも映画館では見られなかった一本。故にパンフレットは持っておらぬが故に。

 本編は、さて、週末は忙しそうなので、来週か、再来週か、その次か・・・
 まぁ、そのうちな。



19日 [そーいやノートPCの名前をまだ決めてないな]

 内之浦からは、今日も上がらなかった。

 巨大なアレイレーダーを宇宙で展開 (デッカイ布を三方から引っ張って広げるイメージ。地上ではなんてことないが、足場も重力も無い宇宙では難しい) できるかどうかの実験だという事で楽しみにしている。
 明日を楽しみにしよう。

 そんな事情とは関係なく、帰りがけに有楽町のビックカメラへ。

 悲しくも壊れたUSB フラッシュメモリの代わりと、新装備 Toshiba「Dynabook SS2000M」で使用する NPC 用インナーバックを購入。
 フラッシュメモリは、公私に渡り絶対に必要な代物であり、インナーバックは、バック内部の細かい塵対策に必要なものだ。

 どっちも安くて困るものじゃないんで、価格重視。
 セール品万歳っ!!



20日 [アラン・リックマンのコミカル演技は堪能できた]

 いろいろとあって、本日は会社帰りに映画館へ。
 久しぶりだなぁ、この文章。


 帰りに映画館


 良い響きである。

 関東でも夜半から雪とか言っているこの状況下において、かなり正気ではないが、どうせ正気だったためしなどない。

 「かまうもんかっ!突っ込めェェェ!!!」

 と、ドーラおばさんも言ってるだろう!?


 マイク・ニューウェル「ハリーポッターと炎のコブレット」☆☆☆

 長期シリーズの宿命か、もはや出来がどうこういう映画じゃない。
 最低限の出来をクリアしてれば良いや、というプロデューサーの声が聞こえてきそうな仕上がりだといえるだろう。
 悲しいのは、音楽だな。
 今回音楽をつくったパトリック・ドイルは、ジョン・ウィリアムズほど弦の使い方が上手くないようだ。
 ジョン・ウィリアムズにしては珍しく、弦の音がエロティックで好きだったんだが (金管バリバリのほうが“らしい”作曲家だとは思うが)。なんで変わったのかね。

 劇場から出ると、おぉ、幸いにしてまだ雪は降っていない。
 というか、昨日のほうが寒いような気がするが、風が無いからそう感じるだけか?判断に困る。
 まぁ良い。重要なのは、雪が降っていないという事実。
 撤収っ!!



21日 [関東平野に雪が降る]

 目覚めると、外はすごい状況に突入していた。

 真っ白

 えっと、ここ、どこ?
 頼んでもいないのにじゃんじゃん降り続けている。

 出撃をあきらめる。

 しかし、今日はオリバー・ヒルシュゲービル「ヒトラー〜最後の12日間〜」などという重たい映画 (だろう、あの原作を読む限りでは) を見る気分ではない。
 ということで、撮りたまっている TV 番組を見て、本を読んで一日が終わる。

 あ、支援 PC「天山」に接続された右スピーカーが死んだ。音、出てねぇ。
 接点がヘタったようだ。
 まぁ、安さ爆裂なスピーカー (私の記憶が正しければ、6年くらい前にジャンク屋で100円で買ってきた代物) だからな。
 むしろよく持ったほうだ。

 問題は、あれだ。
 この雪では代行の安いスピーカーを購入しに出撃することさえ出来ないということだ。
 左からしか音が出ないのは、気持ち悪いぞっ!!



22日 [ロケットと雪と除雪と疲労と音と]

 本日 13:00内之浦よりS-310-36号機が無事に打ち上げられた模様

 おっと、紹介し忘れていた。

 S-310-36号機実験の Web(http://www.space.t.u-tokyo.ac.jp/s310/index.html) である。

 リンク先の実験概要を読んでもらえれば、どういう実験なのか分かるかと思う。

 とりあえず、実験そのものは成功したようだ。
 状況がデータ解析中になっている。

 実にめでたいことである。


 そんなこととは関係なく、雪かきですさまじく疲れた...

 積雪10cm。
 家の周りの除雪だけでこんなに疲れるとは。

 雪国の方の苦労が思いしのばれる。
 だがしかし、雪国は装備品がそもそも違うからなぁ。
 などと思いつつ、ひたすらに腰が痛い...

 しかし、それでも、買い物に出撃。
 スピーカーを買いに地元の電気屋 (だろうなぁ、あれは) 襲撃。

 あやうく、二つ三つ“ケタの違う”スピーカーを買いそうになったが (恐るべき、かつての血。おれはもうやめたんだぁ!!!と叫んだよ、精神が)、無事に PC 用の安い物を購入。

 あぁ、左右から音が出るって素晴らしい...



23日 [LE7A、いまだ轟かず]

 H-IIA 8号機の打ち上げが地上局側の問題でさらに1日延期になった模様

 詳細は、ロケットの打ち上げ記事に関しては抜群の情報ソースとなる宇宙作家クラブ ニュース掲示板に。
 2006年1月21日のNo.923あたりから先に、記者発表の生情報。
 本日の打ち上げ延期に関しては、2006年1月23日のNo.939に記者発表の生情報がある。
 余談だが、昨日の S-310 の打ち上げに関しても、2006年1月23日のNo.938に記者発表がある。

 話を元に戻そう。
 本日発生した H-IIA のトラブルは、地上側の異常とのこと。故に、ロケット本体の問題ではない。
 そんなに大した問題だと思われていないな、という私の第一印象の通りのようだ。

 記者発表の内容からすると、打ち上げ延期も、ローチウィンドウ (打ち上げ可能時間の幅) の狭さ故。

 トラブルのため、時間が押す。
 この状況で作業を続行した場合、他に (極めて軽度でも) トラブルが合った場合間に合わない可能性が高い。
 しかも、トラブル発生時点では液体燃料を充填していなかったため、作業停止という流れのようだ。

 明日の昼のニュースを楽しみにしよう。
 明日こそ上がれ H-IIA!!
 そして、「みどり」なみの短命衛星で終わるなよ、「だいち」!!



24日 [LE7A、轟くっ!!]

 毎度おなじみ、宇宙作家クラブ ニュース掲示板によると、H-IIA 8号機の打ち上げは無事に成功した模様

 大変喜ばしい事である。
 衛星分離と、目的軌道への投入は行われたようなので、あとは衛星側の問題となる。
 あとは「みどり」のように、軌道上での試験を終了し“さぁこれから!”という時になって太陽電池パドルが吹っ飛んだりしない事を祈ろう。

 いずれにせよ、ロケットの打ち上げそのものは成功。
 来月の M-V、H-IIA 9号機の打ち上げに向けて、幸先の良いスタートであると言えよう(S-310 は小型ロケットなので、あえて無視)。



25日 [ありがとう、逆境!!]

 本 Web が実稼動を始めたのが、1999年5月。
 それから約6年半。
 挑戦者総数は69000人を目前としている。
 平均挑戦者数から推測すると、来月にはついに70000人を突破しそうだ。
 いやはや、開設した頃は、まさかこんなに続くページになるとは思っておらんかったのになぁ。

 などという思いとはなんら関係なく、羽住英一郎「逆境ナイン」全力版 DVD 購入

 「かけがえのない通常版」に対し、「全力版」か。

 作品を見ていなければ分からないネタで DVD を作ってくるかっ!!!
 しかもこの名前の付け方、作品を見ていれば「かけがえのない通常版」を選んではならない、という脅迫である事までも分かる。

 恐るべし、過剰なまでも遊び心。

 とりあえず、帰りの電車の中で開け、封入特典漫画、島本和彦「逆境に吠えろっ!」を読む。

 危うく吹き出しそうになる。

 あぶない、ここは電車の中だ。
 恐るべし、島本和彦!!



26日 [アニメでも漫画でも、最強なのはアクセル・サーストン]

 上野駅構内の某本屋・・・じゃない本屋を襲撃。
 あまりネタにしていないだけでそこそこ使ってる本屋だ。

 んなこたぁどうでも良い。

 原作:BONES/漫画:片岡人生、近藤一馬「交響詩篇エウレカセブン」3巻(角川書店/漫画)購入

 TV アニメ版とはかなり展開の違う (2巻以降特に) 漫画版だが、これはこれで面白い。

 シリアスな展開が続くが、アニメ版ほどぶっ飛んでいなくて、作品としてまとまっている、とも言えよう。

 この巻の教訓。
 他人を「チビチビ」言ってからかってはいけない
 後で復讐しにくるからな。



27日 [絶版・重版未定本発掘記]

 祝!累積挑戦者数69000人到達!!
 現在の、一日あたりの挑戦者平均から推測すると、挑戦者総数は来月、ついに70000人に達する事だろう。
 こんなに長く続く事になろうとは、まったく驚きである。

 そんな驚きとは関係なく、野尻抱介「ふわふわの泉」(ファミ通文庫/小説)読了
 ここ数年古本屋で探していた (他にも、同様に絶版・重版未定本で探しているものは多い) のだが、見つからないか、見つかっても値段が高くて買う気になれない状態だったのだが、灯台下暗し。
 先週土曜日、大雪の中に襲撃した (ただ雪景色が見たくて歩いていた時に入っただけとも言う。平常時なら徒歩10分。およそ1km) 地元の図書館にあったのを発見。

 この図書館には、大学卒業以来来ていなかったからな。
 (いろいろぶちまけたい事のある図書館なんだこれが)

 ダイヤモンドより硬く、きわめて軽い物質、通称「ふわふわ」を生み出すことに成功した「楽して生きたいと願う」女子高生の暴走記。

 女子高生が主人公である理由が、商業的なものだとしか思えないほど濃い SF 魂を感じさせてくれる一本であった。
 最小限の嘘 (この小説では「ふわふわ」) を元に、現実の世界を再構築。
 超安価な飛行可能物質によって変革される世界の、なんと面白いものよっ!!

 なるほど、センスオブワンダーとはよく言ったものだ。
 是非、ご一読あれ。



28日 [文芸、活劇、喜劇。怒涛の三本立て!!]

 今日は勿論、映画館へ。
 先週の積雪で失った時間を、されどこまで回復出来るか。

 ジョー・ライト「プライドと偏見」☆☆☆☆

 ジェーン・オースティン「自負と偏見」の映画化。再映画化らしいが、一発目は未見。

 物語はよく知られているが、それを丁寧に映像化。
 目新しさや意外性は無い (このあたり、有名すぎる原作だから仕方ないっちゃ仕方ない) が、堅実に仕上がっているとも言える。
 役者も良かったね。
 脇を固めるドナルド・サザーランドと、出演時間は短いが、強烈な存在感を見せるジュディ・デンチは特に素晴らしい。
 作りこまれたコスプレ映画は良いね。やっぱり。

 だが、ヒロインはいただけない。
 キーラ・ナイトレイ。とりあえず、口を閉じて演技なさい。せめて舌戦中くらいはっ!

 連続三本劇場で見るときのコツは、印象の全然違う映画を見ること。飽きるし、似ている映画だと、印象が混ざる危険さえある。
 文芸映画の次は、そう、たいして頭の使わないアクション映画だろう。

 マーティン・キャンベル「レジェンド・オブ・ゾロ」☆☆☆

 いやほら、こういう映画って、細部に突っ込み入れるの禁止じゃん?
 という、ある意味予想通りの出来。
 アントニオ・バンデラスは、こういうちょっとキザな役をやらせると本当にはまる。実にかっこいい。
 そして絶妙のボケっぷりがまた愉快であった。

 文芸映画とアクション映画、だが広義ではどちらもコスプレ映画。通称、スカートひらひら系。
 となると、やはり全然違うジャンルの映画はコスプレ映画じゃないほうが、って、まぁコスプレ映画なんざそうそうやってるもんでもな...くないのか。そうか。
 行かんけどね。

 本日の最後は邦画コメディ映画。
 三谷幸喜「THE 有頂天ホテル」☆☆☆☆

 劇場に入って、まず衝撃。場内放送で「空席無し」との事。
 って、えぇ!?
 満員御礼!?日劇1て、改装されて1000席を割り込んでいるとは言え、948席よ!?(劇場規模は改装前と変わらず、しかし座席と配置が換わって座席数そのものは減った)
 そこで満員御礼!?すげぇ...恐るべき三谷幸喜!!

 肝心の内容は、ん、ちょっと減点だぞ、三谷幸喜。
 非常に笑えた一本だが、こんな従業員のホテルには決して泊まりたくないと思わせているんじゃ駄目だろう。

 明日は DVD 鑑賞予定なので、今月はこれにて終了。
 一ヶ月10本か。
 一年の出だしとしては良い本数だ。切りも良いし。



29日 [来月のロケット打ち上げ予定]

 一日遅れたが、今月24日に打ち上げられた陸域観測技術衛星「だいち」は展開を正常に終了し、初期トラブルを乗り越え、機能確認の段階に入れる状況になたとのこと(JAXA : 陸域観測技術衛星「だいち」の定常状態への復帰とクリティカルフェーズ終了について参照)。

 機能確認段階に入ると、異常が無ければそうそう情報も入ら無くなることだろう。
 データが届き始める予定の夏まで、正常に、なんの異常報告も聞かずに済む事を祈ろう。

 なお、来月は28日に内之浦から M-V 8号機が種子島からは日程がどうなるか微妙だが H-IIA 9号機が打ち上げ予定

 M-V 8号機は赤外線天文衛星「ASTRO-F」を軌道投入する予定。
 詳細は、「ASTRO-F」のプロジェクトページを見てもらうとして(相変わらず Web が整理されておらず、ISAS の科学衛星「ASTRO-F」からでないとたどり着けないページがある。どっちが"親"のつもりで設計されたページなのだろうか?考えられていないだけなんだろうなぁ)、簡単に言うと、宇宙の「見えていなかった」部分を除き見させてくれる面白い衛星だということだな。
 まぁ、科学観測衛星なんてなそういうものなんだが。
 なお一緒に、ピギーパック衛星 (ロケットが、打ち上げる衛星に対する余剰能力でもって、ついでに打ち上げる衛星の事) として、東工大の Cute-1.7+APD も打ち上げられる。
 日本の大学としては始めての本格的サイエンスミッションになる予定なので、これはこれで楽しみだ。

 H-IIA 9号機は、ついに H-IIA 完成とでも言うべき性能を発揮するロケットであり、ようやく日本の気象衛星に軌道予備機が生まれるという二点で大注目である。

 打ち上げる衛星「MTSAT-2」は、昨年打ち上げられた「ひまわり6号」(MTSAT-1R、余談だが MTSAT-1 は H-II 8号機と共に砕け散った) の軌道予備機。
 実際には、「ひまわり」に搭載されている航空管制用トランスポンダ (軌道上に二台以上ないと意味が無い) を運用するために必要だから打ち上げるのだが、「ひまわり」の軌道予備であることに違いは無い。
 無事に軌道投入できれば、「ひまわり」衛星にトラブルがあっても、あわてて別の衛星を借りたりせずに済むようになるだろう
 これまでの、軌道予備も地上予備も無い、という物騒な運用からようやく抜け出せるわけだ。

 日本のロケットではないが、液体酸素と液体燃料 (ケロシン) を燃料とする再利用可能低価格ロケット Falcon 1 が、米Space Exploration Technologies 社によって打ち上げられる。
 米Sea Launch社の三段ロケット Zenit-3SL と言い、ロケットの低価格化の並は、ゆっくりではあるが確実に進んでいるようだ。
 ぜひ成功してもらいたい。
 日本も、ギャラクシーエクスプレス社のGXロケット (来年度中打ち上げ予定) や、北海道宇宙科学技術創成センターの CAMUI ロケット (3月に次のエンジン燃焼実験予定) にがんばっていただきましょうぞっ!!



30日 [「ナショナルジオグラフィック」購入]

 上野駅構内の某本屋襲撃。
 月刊「NATONAL GEOGRAPHIC」(日経BP/自然科学)購入

 記事の内容はまだほとんど読んでいないので特に書けることは無い。
 毎度のように、ぺらぺらと捲って、とりあえず気になった写真を書く。

 冒頭のブラジル、アマゾンの支流にある大瀑布と、それを被うツバメの大群の写真に息を呑む。
 素晴らしい!

 Web でも公開されているが、やはり紙の迫力にはかなわん。

 続いて、わずか四ページではあるが、私に多大な影響を及ぼしたボイジャー2号の簡単な紹介がある。
 この写真も、NASA の Voyager 計画の Web のどこかにあるはず。
 量が多いので探すのは大変だが。

 そして最期の一枚。
 写真を見ただけでは、新聞を読む女性を写した構図の美しい写真にすぎないが、キャプションを読んで笑みがこぼれた。

 「新聞紙そっくりに作られたラブレター」

 一面トップで「AI LOV YOU」(想像付くと思うが、“愛してる”) か。
 伊人はやることがデカイ。とても真似できん。



31日 [今年は大戦闘の年なのか!?]

 年始早々10本も見て幸先良い!なんて言っている場合じゃない。
 凄い量なんだ。圧倒的な量なんだ。
 それくらい詰まっているのだよ、映画がっ!!

 そんなこんなで、二ヶ月ぶり。来月 (色々な意味で) 期待している映画だ。

 スティーヴン・スピルバーグ「ミュンヘン」
 1972年、独ミュンヘンオリンピックで発生したイスラエル選手殺害事件と、その後の復讐劇を描いた作品。
 スピルバーグの社会派映画は、私としては微妙な仕上がりの場合が多い (「プラベート・ライアン」も「シンドラーのリスト」も、私としては高評価作品ではない) が故に。

 チェン・カイコー「PROMISE」
 モブシーンの出来は悪い (ほとんど無いが) のに、全体の出来が良いという珍しい作品「始皇帝暗殺」を作ったチェン・カイコーの新作。
 「英雄」と同じような作品に仕上がっている匂いがするが、実際どうなのかは、そうだな、見れば分かるってことで。

 サム・メンデス「ジャーヘッド」
 湾岸戦争を舞台にした映画。海兵隊員が主人公にもかかわらず、戦闘シーンが無いというとんでもない映画らしい。
 サム・メンデスだもんなぁ。何やってくるか分からんもんなぁ。

 ジェラール・ピレス「ナイト・オブ・ザ・スカイ」
 チーム「ベッソン」の仏映画。もっとも、ベッソンは噛んでいないようだが。
 「仏空軍はつおいんだぞっ!!」という映画のようだ。内容なんてどうでも良い。カッコよく飛行機が飛んでればそれで良い。「トップガン」のような、訓練映像再編集ではなく、「ステルス」のような悲惨な映像じゃないのを見せてくれっ!!

 キム・ソンス「美しき野獣」
 露出アンダーの映像と、雨の中でコートのすそを翻して走るシーンと、警察モノってだけで見に行くの決定。
 正義のためには手段を選ばぬ"西部署"仕様の刑事と、法の中ならなにしても良いと思っている検事の話?なの?よく知らん。

 堤幸彦「サイレン FORBIDDEN SIREN」
 PS2 のホラーゲーム「サイレン」の映画化。それにしても堤幸彦がホラーですか。
 ホラー映画ブームに便乗した一本ではない事を祈ろう。

 西谷弘「県庁の星」
 エリート公務員が民間スーパーで意識改革に目覚める話、なのか?あの予告編を見る限りでは。原作未読のため詳細不明。
 予告はそこそこだが、これでコケたら織田裕二は、どうするのだろうか?それこそ、"踊る"に帰るか?

 実を言うと、小泉堯史「博士の愛した数式」柳町光男「カミュなんて知らない」松浦徹「ギミー・ヘブン」小林正樹「スキージャンプ・ペア 〜Road to TORINO 2006〜」ロベルト・シュヴェンケ「フライトプラン」チャン・イーモウ/降旗康男「単騎、千里を走る。」マルク・ローテムント「白バラの祈り ゾフィー・ショル、最期の日々」テリー・ジョージ「ホテル・ルワンダ」も見に行っていない状況である。

 大変なことになっていると言えよう。

 にもかかわらず、来月は4週間きっかりしかない。
 行きたい映画と自分の予定を管理し、狙って行動せねば大変なことになってしまう事だろう。
 いきなりラッシュに突入した2006年映画戦線。明日はどっちだ!?



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