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新日記

2007年 6月

 
 1日 [[勝手に宣伝計画] 未知へ挑むエンジニアリング(仮)]

 あらかじめ宣言しよう、明日も勝手に宣伝計画である。
 どちらも、新宿ロフトプラスワンだ。

 まずは第一段。
 ロフトプラスワンのスケジュールより、一部編集の上転載。

未知へ挑むエンジニアリング(仮)

あの光学迷彩を造った博士が登場!
光学迷彩も実際にみることができちゃうかも!?
ゲストに「オープンスカイ」を制作中の八谷和彦氏が登場。

出演 : 稲見昌彦
Guest : 八谷和彦、ほか

日 : 6月10日(日)
開場 : 18:00
開始 : 19:00
場所 : 新宿ロフトプラスワン
http://www.loft-prj.co.jp/PLUSONE/
料金 : 2000円(飲食別)



 
 2日 [[勝手に宣伝計画] 「ロケットまつり13」]

 宣言通り、本日も勝手に宣伝計画である。
 実は寝違えた首の話や、帰りの電車での心温まる話 (皮肉で無しに) も魅力的なのだが、勝手に宣伝計画なのである。

宇宙作家クラブpresents
「ロケットまつり13」

Guest
林紀幸(元ロケット班長)
垣見恒男 (日本で初めてジェットエンジンを設計)

出演
浅利義遠(漫画家)
松浦晋也(ノンフィクション・ライター)

日 : 7月 8日(日)
開場 : 18:00
開始 : 19:00
場所 : 新宿ロフトプラスワン
http://www.loft-prj.co.jp/PLUSONE/
価格 : 1000円 (飲食別)



 
 3日 [だらだらとした休日]

 海上自衛隊横須賀基地一般公開への出撃を目論んでいたのだが、土曜日出社回避と保険の仕込みのどちらにも失敗。
 断念する。

 「はるな」級護衛艦がきていれば、それでも強行したかもしれんがな。(そして次の一週間を死にかけで過ごすと)

 さておこう。
 本日は近所の映画館まで出かけるも映画を見るのを断念する
 なんだか異様に混雑しているんだもの。

 松本人志「大日本人」と北野武「監督・ばんざい!」とゴア・ヴァービンスキー「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」のおかげだろうねぇ。

 今月分の映画の前売り券まとめ買いのみ実行。
 たまっている DVD と、録画した TV 番組を見て一日が過ぎ去る。

 まぁ、隙間休日の過ごし方としてはごく普通・・・だろう。たぶん。



 
 4日 [羽田健太郎、死去]

 昼過ぎ、悪友 FENNEK よりメールが入る。
 ほぼ同時に、母親からもメールが入る。

「ピアニストの羽田健太郎さん死去」(asahi.com)
「ピアニストの羽田健太郎さんが死去」(YOMIURI ONLINE)

 あぁ、羽田健太郎までもが亡くなってしまった。
 体調不良の話は聞いていたのだが、よもや癌だったとは。

 私の中では、(失礼ながら) ピアニストというよりも、サントラ作曲家の印象が強い。
 なにせ私に、独立した「音楽」としての完成度よりも、映像と組み合わせて初めて完成する「サントラ」を意識させた人だからだ。

 忘れもしない、「超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか」の OP。
 ブリタイとエキセドルの会話シーンが空けてから、小さな音で入り途中で画に併せて一気に盛り上がるあの瞬間の気持ちよさっ!!
 これがサントラというものだっ!!!

 私の金管大好きの決定的な一曲 (になっているとしか思えない) である、「西部警察」Part2 の OP 曲「ワンダフル・ガイズ」や、木村大作の撮影をより活かした「復活の日」のサントラ。
 「爆竜戦隊アバレンジャー」の OP 曲も、流行を追っているだけのアニメ/特撮曲 (何のこととは言わんが) では真似できない、燃え上がるような曲だった。

 忘れられない映画、忘れられない映像、それを支えていた、忘れられない、数多くの曲。
 新曲が生まれなくなっても、私はハネケンサウンドを忘れない。

 ご冥福をお祈りいたします。



 
 5日 [電池切れ三連発]

 本日は、よく電池が切れる日であったと言える。
 冗談のように、タイミング良く、次々に手持ち機器の電池が切れていった。

 まず、行きの電車で Apple「iPod」の電源が切れた
 ま、読書の BGM なので切れてもなんら問題はない。

 仕事中に携帯電話が振動するので、メールの受信か電話かと思ってみると、電池切れで電源が落ちるところだった。
 充電器も持ってきていないし、電源が切れていても、困ることはほとんど無い。(ときどき困るが)
 放っておく。

 帰りの電車の中で「W-Zero3」の電池警報が出る。
 だがしかし、毎度のごとく持ち歩いている外部バッテリーを接続して事なきを得る。

 ・・・こうして見ると、自分がいかに電池に頼っている生活をしているかが分かるなぁ。



 
 6日 [「BLACK LAGOON The Second Barrage」DVD]

 土曜日、秋葉原行きを強行して購入していたTV アニメ「BLACK LAGOON The Second Barrage」5巻 DVD 見了
 チャカが死ぬところまで。

 いやはや。
 TV 版より台詞や描写の暴力性が増し、結果として一人の少女が経験する悪夢のような血と暴力の世界が、より際立っている。
 特に、コミック版では描かれていないバラライカの過去や、同じくこのタイミングでは入れられていないレヴィの過去を (フラッシュだが) 入れることで、その二人の過去の重たさを描いている。
 「子娘じゃないか」「正常位じゃイけねぇんだよ」の台詞が際立つ、すさまじい回だ。

 だからこそ、次巻の、最終話で、あの二人のようになれない、実は覚悟も選択できていなかった彼女の姿が悲しい。

 次巻で最終。
 「交響詩篇エウレカセブン」以来続いていたアニメ DVD 毎月購入もこれでおしまい。

 の、予定。



 
 7日 [人間は、おとなしく喰われるようには出来ていない]

 帰り際に地元の本屋を襲撃。
 作:七月鏡一/画:藤原芳秀「バグズ」2巻(小学館/漫画)購入


 ますます。良い意味で B 級映画っぽさが増してきた。


 冒頭で仲間の大半を失い、一気に少数に。
 そして中盤からは一人ずつ死んで行くという物語も定番だし、ちょっと場所を変えるとすぐに別の危機が訪れるのもそうだし、主人公のミスにより、解決するはずだった事件がなお続く展開も定番中の定番。

 来月発売の三巻で完結というのが惜しいぜ。



 
 8日 [分離するリレー衛星は「竹取の翁」!?]

 JAXA のプレスリリースを読む。

セレーネ愛称の選考結果について

 応募総数の報告とかそういうのかと思いきや、打ち上げ前に名前をとっとと公表かい。
 正式名称は、万人が予想したとおりの「かぐや」か。
 名称決定方法が多数決というのも、良いんだか悪いんだか。

 しかも、参文字ってあんまり縁起が良くないように感じるんだよね。
 「ひてん」「あすか」のような輝かしい成功よりも、「のぞみ」「きぼう」「ホープ」「みどり」の悪夢がね、脳裏にこびりついて離れん。(「きぼう」なんて“これから”なのに、すでに「ぜつぼう」な状態に見える)

 なお、私はインドも中国も神の名前 (ついでにいうならば、日本の計画名も女神の名前をもじっている) を月探査機に付けたんだからと、「つくよみ」に一票。

 「SELENE2」(まだ案だが) の時は「月光菩薩」とでも送るか。
 文字数オーバーのような気もするが。



 
 9日 [狂気なる呑み会]

 午前中、というか日中は体力回復に時間を費やす。
 本当は、私の力の根源である映画力の補充にも行きたいが、まずは体力の回復だ。

 そして、次は精神的疲労の回復を目指すっ!!

 ということで、毎度の面子による毎度の呑み会に行く
 初参加の方もおられたが、正気を逸した呑み会に違いはない。

 「エネルギーゲインが5倍もある!」
 「蹂躙せよっ!」
 「圧倒的じゃないかっ!」
 「昇天力によって、地球儀に魂が曳かれる」
 「映画における映像論で、AV の映像を批評するとどうなるのか?」
 「周防のピンク映画はいい嫁さんじゃないかに集約される」

 等のキーワードで繰り広げられる会話は、まさに「華やかなる狂気」に彩られたものであったといえよう。

 今回は酔っぱらうつもりで企画したので、よく呑んだという事もあり、実に気持ちよく酔い、実に気持ちよく話し、実に気持ちよく・・・喰うのは出遅れてちと足りなかったが、まぁ楽しかったので良しとするか。

 なお、次回は8月・・・らしい。
 華やかなる狂気にその身を委ねたい方は、予め連絡しておくと、召集令状が届くかも!?



 
10日 [光学迷彩!?]

 みんな落雷が悪いんだっ!!!
 落雷のおかげで電車が遅延し、予定が崩壊。
 結果、映画館襲撃に失敗。

 禁断症状が出そうだ・・・

 夜は、毎度おなじみ新宿ロフトプラスワンへ。
 「未知へ挑むエンジニアリング「クレイジー☆エンジニアNIGHT!」」に参加する。

 光学迷彩を本当に開発した電気通信大学の稲見昌彦と、この Web でも幾度も出てきておられる、"メーヴェのような物"を開発中の八谷和彦によるトークライブ。

 前半は主に紹介だったが、後半は、稲見研究室の方々が実際にデモを繰り広げる。(観客も参加)

 これがめっぽう面白い。

 あらかじめ来ると聞いて楽しみだったのは、光学迷彩だ。そして一番面白かったのも光学迷彩だ。
 再帰反射素材を使って、プロジェクタから背景の画像を投影。
 そうすることで、投影した方向から見ると見えなくなる、という代物。(その性質上、投影源からずれると普通に見えてしまう)

 その、原理的にはきわめて単純な代物 (原理的に簡単であるというだけで、実際に思いつき、作ろうとすると幾多の技術的障壁があったのは間違いない) がこうも面白いとはっ!!

 実に面白いイベントであった。
 第二弾以降もあるのであれば、間違いなく参加するぞっ!!



 
11日 [面白いっ!!が、終わっていないっ!!]

 ネタは複数あるのだが、文章にするのがそれなりに面倒で、その文章にするための時間がどこにもないという状況に陥っている。
 くっそう。
 「W-Zero3」が、倍の液晶サイズで、マルチウィンドウ処理 (ダブルウィンドウ処理とでもいおうか、二つ窓が開いてくれればそれで良い) が出来ればまた事情は異なるのだろうが。


 そんなサイズにしたら、小ささという有意点を失うのだがな。


 そんなこんなで、予定よりやや早くダン・シモンズ「イリアム」(早川/小説)読了

 少なくとも、私は星雲賞にこの小説を推薦しないね。
 だって、物語が完結していないんだもの。続編の「オリュンポス」まで読まんと最終的な判断が下せんもの。

 ここまでは猛烈に面白いが、この先どうなるか、わかったもんじゃない (ダン・シモンズなのでまとまっているだろうが) ものっ!!!



 
12日 [キャッシュカード復活]

 実は、5月31日に銀行のキャッシュカードを紛失。
 6月1日午前11時に気がついて、銀行に電話してカードを止めたその二時間後、銀行から ATM コーナーの忘れ物として取得という連絡。

 カードをとめてしまったため (引き出されていないことは、ネットバンキングにて確認)、手続きがものすごく面倒なことになる。

 というのがこれまでの経緯。
 なんとかやりくりしていたら、本日ようやくカードが戻ってくる。

 銀行のキャッシュカードをなくすと、えらい大変なことになるということがよく分かった二週間であったといえよう。



 
13日 [平沢進の CFD を手に入れるのはそれなりに手間がかかる]

 会社の帰りに、ちょいと遠回りしてセブンイレブンへ。
 セブンアンドワイで注文していた CD、平沢進「映像のための音楽〜平沢進サウンドトラックの世界」を入手

 平沢進は、JASRAC と決別した (賞賛しよう) ために、大手レーベルからの CD 販売が事実上不可能。
 おかげで入手経路が限られているのが悲しい。

 「パプリカ」も、映画を見たときにそのまま CD 買っておくべきだったかと思ったもんなぁ。
 これは、今週末・・・はどうなるか分からんのだが、遅くとも来週には聞くことが出来るだろう。



 
14日 [木村大作]

 急遽、ネタを変えてお送りする。
 今日書いた文章は、もしかするとそのうち公開するかもしれないし、ここの掲示板で「没ネタ」として公開するかもしれない。


新田次郎氏傑作山岳小説を常識破る映画化(asahi.com)


 新田次郎「劔岳 点の記」(文藝春秋/小説) が映画化ですと!?
 という部分はもちろんだが、以前図書館で借りて読んだだけで、これで再販されて手元に置けるぜというまったく個人的な感想もさておき、驚くべきは監督だ。


 木村大作


 「年齢的にも、監督はしないんだろうなぁ。見てみたいがなぁ」

 と、つい先日も知人と話していたその人が、ここで監督業進出かっ!!!
 「復活の日」では事実上現場を仕切り、「監督より怖い」と言われていたらしいが、あれはあくまでも撮影 (と、クレジットされている)。今度は「監督」だ。

 果たしてどんな映像を見せてくれるのか。

 今から二年後の公開が楽しみで仕方ないぞっ!!!!



 
15日 [「のだめ カンタービレ」18巻購入]

 会社帰りに本屋を襲撃。
 二ノ宮知子「のだめ カンタービレ」18巻(講談社/漫画)初回版を購入

 話は前巻最後を受けて、主人公二人が離ればなれになって、すぐには合えない微妙な距離に〜、という話。

 ・・・最近、どこかで似たような、遠距離恋愛やらなんやらの話を、しかも複数聞いたような聞かなかったような。
 これもまた現実と空想の共時性というヤツだろうか。



 
16日 [「大日本人」と「300/スリーハンドレッド」、劇場にて鑑賞]

 明日は仕事だ。
 これで一山、本当に越えるはず・・・

 だが、越えるために必要な、すべての根源的力が不足している
 体力ではない。気合でもない。


 足りていないのは、映画力だ。


 と、言うことで、久しぶりに映画館襲撃。
 考えられないことに、今月初だっ!!参週間ぶりだっ!!

 さぁ行くぞ。
 まずはこいつから。

 松本人志「大日本人」☆

 久しぶりの映画館で、これは勘弁してくれという酷い映画であった。

 監督が世間や時代やマスコミや米国に悩んでいるのも不満をため込んでいるのも分かったが、金を払って入った劇場で回答のないグチをひたすら聞かされるはたまった物ではないぞ。


 ザック・スナイダー「300/スリーハンドレッド」☆☆☆☆
 引っ込みのつかなくなったスパルタの馬鹿300人が玉砕する話。

 これは面白かった。

 ビジュアルコミック原作と言うことで、歴史的な面白さとかそういう事は一切放棄して、ひたすらに漫画的な映像と、それによって作られる面白さを追求した仕上がりになっている。

 実に面白い映像体験であった。



 
17日 [本を、また処分しようかと思う]

 またしても本の大量処分計画発動
 目標100冊
 実際どうなるかは分からんが、そのくらい処分したいと思う。

 月刊「SF マガジン」(早川/文芸) を一挙処分しちゃえばそうとうの空間が確保できるのだが、それをするだけの覚悟を決められんのでね。

 売却不可能なレンタル流れの中古 CD で、二度と聞かないだろうという奴も捨てるとしよう。
 それと、使いそうにない各種 CD-R、DVD-R メディアの処分だな。

 枕元どころか蒲団の上にまで進出を始めた本を、なんとか撤退させるべくがんばるぞっ!!



 
18日 [踏んだり蹴ったり]

 今日の新日記用に書いた文章が消えた
 なぜだ!?

 帰ってきてから書き直そうと PC の前に座り、とりあえず音楽をかけようとヘッドホンを付けようとすると、ヘッドホンのアームが割れた
 これだから安物はっ!!(もう4年くらい使っているので、価格を考えれば良く持った物だが)

 音を絞って、スピーカーから音楽を鳴らしていると、もはや消えた文章を再生するよりも、この状況を書いてしまえという気分になった。
 ま、そういう日もあるさ。

 明日は別の意味でキレている日記になると良いなぁと熱望中。
 どうなるかは、神のみぞ知る・・・



 
19日 [月刊「サンデーGX」購入]

 時は来た。
 4月から続いた地獄は、今日、一時の休止となった。
 終わりではないが、休止でも十分だ。

 終わりと共に、代休申請を出した、もしかすると、あの子と過ごす、それが最後の長期休暇になるだろう。
 だが、悲しさよりも、その先に出会う子の事が、今は心待ちだ。


 何かいているんだか分からないと思うが、それはまぁそのうち明らかになるかもしれないし明らかにならないかもしれない。
 だが、今、私は、とても嬉しいのである。地獄の一休みがっ!!!


 嬉しい気分のまま、帰りがけに月刊「サンデーGX」(小学館/漫画)購入

 作:尹仁完/画:梁慶一「新暗行御史」
 てっきり、vs マルレーネ戦かと思っていたが、そうはならずに、想像の斜め上を行く展開になっているぞ!?
 ってあぁ、なんの脈絡もなく平岡がぁ!?

 大混乱だ。作品も、読者も・・・
 面白いんだがな。


 島本和彦「新・吼えろペン」
 「からくりサーカス」の後半が、本当にこうだったら恐ろしい・・・・と思わせる物騒な内容。
 長期連載は、最後が失敗しても良いんだという危険思想を批判する姿勢は素晴らしい。
 最後が駄目なら途中まで面白くても全滅ですっ!!!

 なお、「BLACK LAGOON」と「モンジュ」はつまらなかったから書いていないわけではなく、まだ読んでいないだけである。



 
20日 [「しゃべれどもしゃべれども」を劇場にて鑑賞]

 本日は会社帰りに映画館へ。
 良い響きだ。

 「会社帰りに映画館っ!!!」

 平山秀幸「しゃべれどもしゃべれども」☆☆☆☆

 原作未読。

 話が今一面白くない落語家が、ひょんな事から人に落語を教えることになる。集まった一癖も二癖もある生徒を通して、自分に足りないものに気がついて行く。
 落語家という部分を除けば、さして斬新な話ではない。この映画も、むろん例外ではない。
 だが、さすがは平山秀幸というべきか。
 定番の話を、手堅く、上手くまとめ、客に魅せている。
 ひさしぶりに、劇場で、理屈なしに気持ち良くなる映画であった。

 もう一本、見られないことはない。だが、帰れなくなる。
 明日も仕事がある以上、帰れないのは非常にまずい。
 本日は気分良く、撤収っ!!

 なお、次回会社帰り映画館襲撃は金曜日を希望中。
 どうなるかは、金曜の日記で判明するっ!!



 
21日 [「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」劇場にて鑑賞]

 私は昨日、こう書いた。

 なお、次回会社帰り映画館襲撃は金曜日を希望中。
 どうなるかは、金曜の日記で判明するっ!!

 と。
 だがしかし、人生には、思いもよらない事態が発生する。
 それは、まさに恐怖と言って良い。

 会社から出て、駅に向かう途中。
 気がつくと寄り道をし、気がつくと劇場に入っている事を、恐怖と言わずしてなんと言おうかっ!!

 「丁度良い時間じゃないか・・・」

 と、無意識に呟いているこの状況をおいて、他に何が恐怖だというのかっ!!
 そんなこんなで本日も映画館襲撃。

 ゴア・ヴァービンスキー「パイレーツ・オブ・カリビアン ワールドエンド」☆☆☆

 シリーズが進むほどに物語がどうでもよくなってゆく第参段、とでもいおうか。
 特に語るほどの内容はないなぁ。
 画は派手だけどそれ以上じゃない。手軽に見てそれでおしまい。
 こう言う映画はたまにで良い。

 特に嬉しくも悲しくもない内容 (完成度が、予想以上でも以下でもないからな) で、満足感も不満感もなく、昨日と同じ理由により撤収。

 金曜の日記どころか、今日の日記で事態は動いたよ。
 こうなったら明日は希望じゃなくて、狙っちゃうかね。

 てなことを思っていると、我が Web の挑戦者総数が大変なことになっているではないか。
 もうすぐ90000人に届くぞ!?
 めでたき90000人目の挑戦者は、ぜひ掲示板に一言どうぞっ!!



 
22日 [「パプリカ」DVD 鑑賞開始]

 大失敗だ。
 昨日、映画館襲撃に出たのは正解だったといわざるを得ない。


 ギリギリで間に合わなかったっ!!!


 「一人で映画館襲撃する場合は、予告編開始までの着席すべし」という己で、己に向けて定めた法を犯せば、おそらく間に合っただろう。
 だが、己で、己に向けて定めた法を犯すことは出来ん。


 それはヲタクの誇りなのだからっ!!


 やむを得ん、映画館襲撃をあきらめて撤収。
 帰宅後、購入したまま放置されていた DVD を空ける。

 今敏「パプリカ」鑑賞開始
 やはり、これは映像ありきの作品だなぁ。

 近いうちに、音声解説で見るとしよう。
 監督の今敏は普通だが、なぜか音楽の平沢進との解説になっている。
 原作者が出てきた羽住英一郎 「逆境ナイン」の解説も異色 (しかも面白かった) だったが、これも異色の音声解説といえそうだ。
 面白いことを期待するぞ。



 
23日 [「ダイ・ハード4.0」劇場にて鑑賞]

 彼女に出会ったのは、5年前だった。
 一目惚れだった。

 あの手この手を尽くしたが、彼女は振り向いてくれなかった。


 悲しかった・・・


 だが今日、ついに春の予感が。
 彼女がついに振り向いてくれた。

 もうすぐ夏だが、春が来たっ!!!


 ということで、本日、新車契約。
 ダイハツ「コペン -アルティメットエディション-」。


 納車はまだしばらく先になるというが、本日契約。
 オープン2シーターという趣味性全開の車だ。
 なにせ、助手席に人を乗せたら最後、荷物を乗せる空間など無いような車なのだから。

 今から納車が楽しみだ。
 ちなみに納車は8月上旬になるか下旬になるか、まだ微妙だとの事。
 待ち遠しいぜっ!!!

 浮かれ気分のまま、映画館襲撃。

 レン・ワイズマン「ダイ・ハード4.0」☆☆☆

 銃撃や爆発はそれなりに派手だが、物語はものすごくお粗末。
 ハイテク犯罪 vs アナログ男ジョン・マクレーンという構図だが、犯人の頭がかなり悪いため、ハイテク vs アナログの戦いではなく、マシンガン軍団 vs 拳銃男の戦いにしかなっていない。

 これじゃ面白いわけがない。

 映画は不満だが、気分は良い。
 彼女が振り向いてくれたからね。

 本日は一本で撤収っ!!



 
24日 [「憑神」劇場にて鑑賞]

 今朝、午前9時くらいに達成したようだ。


挑戦者総数90,000人
突破っ!!!!

 ずいぶんと長い時間がかかったが、確かに90,000人の挑戦者を、我が Web は受けたのである。
 さぁ、私が混乱と狂気を見続け、この Web に飽きを感じない限り、挑戦者総数100,000人が見えてきてしまったぞ。

 この狂気と混乱の Web に、挑戦者の皆々様も、挑戦を続けていただきたい。

 さて、本日だが、もちろん映画館へ。

 降旗康男「憑神」☆☆

 前半と後半であまりにもノリが違うのが、結果的に作品をまとまりのない印象にしてしまっていると思う。
 前半は面白かったんだがなぁ。

 今日は、他の用事もあって壱本のみで撤収。



 
25日 [月刊「ラジオライフ」購入]

 会社帰りに、月刊「ラジオライフ」(三才ブックス/無線)購入

 ACARS という航空用データ無線を受信し、PC で翻訳。航空機の位置を表示するソフトがある。
 以前、うまく表示できなかったんだよなぁ思っていると、別にアンテナを立てると上手く行くらしい。
 やはりエアバンド用のアンテナを購入するかなぁ。

 他の記事は、現在読んでいる最中。
 ま、「ラジオライフ」は一週間くらいかけて読んでいる雑誌なので、なんら問題はない。



 
26日 [[勝手に宣伝計画] 宇宙科学研究本部一般公開]

 我らの工学実験探査機「はやぶさ」を生み出し、この夏には、(月探査機「SELENE」あらため) 「かぐや」を月に送り出す宇宙科学研究所の一般公開である。

 今年は、おそらく「かぐや」を主軸に展示してくるだろう。
 もしかすると、「M-V」後継ロケットや、「PLANET-B」の情報も出てくるだろう。個人的にはさらに次となる「はやぶさ2」や「SELENE2」の情報も期待したい。

 以下、プレスリリースより編集の上、転載。

宇宙科学研究本部一般公開のお知らせ

 宇宙科学研究本部では我が国の宇宙科学の発展の状況を広く皆様にご紹介し、
今後の発展に資するため、当本部の一般公開を下記のとおり実施します。

日時
平成19年7月21日(土)午前10時から午後4時30分

場所
宇宙航空研究開発機構
宇宙科学研究本部(相模原キャンパス)
神奈川県相模原市由野台3-1-1

内容
ロケット・衛星模型展示
研究の紹介
ミニミニ宇宙学校
ビデオ上映
水ロケット工作・打上げ 他

プレスリリース
宇宙科学研究本部 一般公開のお知らせ



 
27日 [データ移植準備]

 パソコンを買い替えるとき、データの移植は面倒な作業の一つだ。
 HDD 乗せ変えや、ネットワークを駆使してのデータ移植。
 作業そのものは単純だが、それなりに手間はかかる。

 ふと気がついたのだ。
 もしかしてカーナビの位置情報は、もしかして緯度東経や住所の情報を手動で書き写して、手動で入力し直さねば移植できないのではないかと。
 パソコンのデータ移植とは、比べものにならんくらい面倒じゃないかっ!!

 別途情報を持っている場所 (主に友人の家) と、容易に検索できる場所 (各種公共施設) を除けば、その数は決して多くない。
 多くないが、しかし、車の中でチマチマとメモを取るのは面倒くさい・・・

 しかもこれ、入れ直さないといけないんだよね。それもまた面倒な話だ。
 位置情報を CVS あたりで抜き出し (名前、緯度経度か住所、ジャンルだけ抜ければ良かろう) そのまま移植できれば楽だと思う。
 LAN でつなげとは言わんので、SD か CF の I/F 付けて出来るようになれば便利だと思う。
 PC でオンライン地図を広げ、その情報とも互換性があればさらに良い。

 今度の車が来たら、ユーザーアンケートに書いてみるか。
 実装される可能性は低そうだが。



 
28日 [SD カード購入]

 ハギワラシスコム「Class6 SD メモリーカード 2Gbyte」(製品番号では区別できん)購入

 一眼レフカメラで連写すると、すぐに書き込み待ちになってしまう。
 その時間が、少しでも短くなることを祈って購入。
 あまり連写しないのだが、たまに連写したいときに決定的瞬間を逃すのは悲しすぎるが故に。

 7月早々に、消失した 5月の GW が振り返られる予定なので、そこで試せれば試そう。
 そうでなければ、いつかくる本番に、またぶっつけかっ!?



 
29日 [「市川崑物語」「BLACK LAGOON The Second Barrage」6巻の DVD 購入]

 会社帰りに変化球。
 進路を秋葉原へ。
 岩井俊二「市川崑物語」と、TV アニメ「BLACK LAGOON The Second Barrage」6巻購入
 「市川崑物語」は、劇場で見られなかった映画の一本。市川崑の半生を描いた作品らしい。近いうちに見るとしよう。

 「BLACK LAGOON」は、これにて DVD 完了。
 ついでに、「エウレカセブン」以降続いていた、毎月アニメ DVD 購入も、これにて終了。
 生臭い話で申し訳ないが、経済的には非常にありがたい。洋画だと1本買っておつりが来るからねぇ。アニメの DVD は。

 ついでに、三洋エネループの急速充電器購入。
 実はこれまで、二本同時の充電器しか持っていなかったので、四本同時充電器を買うついでに、急速にしてみた。



 
30日 [静かに燃える、来月期待の映画。静かに、静かに・・・]

 来月期待の映画は、妙に少ない。
 私が気がついていないだけか?
 大作回避で本当に少ないのか?疑問はつきぬ。

 ま、今日公開の映画が大量にある。
 多少公開本数が少なくとも、見たい映画が無くなる可能性は絶無だ。

 ブラッド・バード「レミーのおいしいレストラン」
 シェフになりたいネズミと、料理の苦手な見習いシェフ (人間) の物語という内容はさておき、 ピクサー最新作。んで監督がブラッド・バードという時点で、「行かない」などという選択肢があるわけないっ!!

 デヴィッド・イェーツ「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」
 キスシーンとかそーゆーことはどうでも良くて、確か、ここからは主要キャラが一人づつ死亡してゆくんじゃなかったかなぁ。
 まぁ伝聞だから本当のところは知らん。映画を見ればかるさっ!!

 ケネス・ブラナー「魔笛」
 モーツァルトのオペラ「魔笛」を、第一次世界大戦の欧州を舞台に映画化した作品らしい。
 アイディアは良いが、さてどうなるか。

 佐々部清「夕凪の街 桜の国」
 原爆で「生き残ってしまった」人達と、その子供達の物語。こうの史代の原作は素晴らしかったが、さて映画ではどこまで出来るか。
 監督がなぁ、この人は信頼性低いんだよなぁ・・・

 吉田大八「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」
 内容は全く知らんのだが、「なんだか分からんが妙に力強い」予告編と、題名の破壊力で行くの決定っ!!!

 前田哲「ドルフィンブルー フジ、もういちど宙(そら)へ」
 沖縄の「美ら海水族館」で実際にあった、人工ヒレをつかたイルカの話らしい。「美ら海水族館」とブリジストン (人工ヒレを作ったメーカーは、確か・・・) の宣伝映画になっていると大変不愉快だが、あて。

 島敦子/河森正治/木村真二/福山庸治/二村秀樹/湯浅政明/渡辺信一郎「Genius Party」
 STUDIO4℃による、短編映画集。参加監督のなんという豪華さ。
 行かない選択肢はないね。この面子なら。

 少ないと言っても7本か。
 多少少ない、というだけで、大幅に少ないというわけではないな。
 ま、忙しくなければ片っ端から行くことにしよう。
 幸いなことに来月は・・・ふふふふふふふふふふふふふ。



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