さらに過去の日記
2006年
 9月  10月  11月  12月
2007年
 1月   2月   3月   4月   5月   6月
 7月   8月   9月  10月


新日記

2007年 9月

 
 3日 [ワールドコン終了。そして映画戦線復帰]

 そして SF 大会は終了した。
 ・・・いやはや。
 MIXI 日記に上げた文章に、いくつかこぼれ話を追加した報告を Web アップするので、もうしばらくお待ちを。
 Web 日記は、昨日 (現在4日) の分より再開する。


 ワールドコンの閉会式終了後、今月の予定から逆算し、最後のチャンスだっ!!
 ということで、映画館襲撃。
 「終わるかもしれない」という恐怖を乗り越え、実際に終わっていなければ15日以降 (ヘタをすると22日以降) に空きが無いわけではないのだがな。

 デヴィッド・イェーツ「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」☆☆

 学園恋愛物からドラゴンボールに変化する内容は、ある意味面白いが、まとまりはない。
 ロンが、自分より戦闘力の高いハーマイオニーを守るべく立ち上がるシーンは、男の馬鹿さ加減てそーゆーもんだよねーと、ちょっと燃えたので☆追加。

 この尋常でない疲れっぷり。
 さすがにもう一本見ると、劇場で寝るな。
 ということで、時間はあるが撤収っ!!



 
 4日 [「ラッシュアワー3」、そして新車が来たっ!!]

 昨日までも疲れが体中に残っている。
 とは言え、昼間で寝るとさすがに復活するね。
 起きて動き回れる程度には、だが。

 昼食の後、おもむろに映画館へ。
 これは地元の映画館だ。

 ブレット・ラトナー「ラッシュアワー3」☆☆

 アクションシーンの組み立てがヘタクソなのは、おそらくこの映画最大の欠点。
 おかげで、作品が“惰性で”続いているようにしか見えない。
 物語がメチャクチャなのは毎度のことなんだが、それもムラがあってノレない。
 なんなんだかねぇ。

 釈然としないまま、映画館を後にする。
 向かうは車のディーラー。


 ついに来たぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!
 ということで、ダイハツ「コペン」アルティメットエディション納車っ!!!

COPENとGINO
(左:これまで乗っていたダイハツ「ミラ ジーノ」/右:新たに乗るダイハツ「コペン」アルティメットエディション)

 走行報告は明日以降っ!!!



 
 5日 [「コペン」で走り回れっ!]

 明日からは日常に復帰すると言うのに、遅めに起きていて果たして大丈夫なのだろうか・・・と思いつつ、遅めに起床。

 ま、どうにかなるだろう。
 根拠は全く無いが。

 朝食後、おもむろに出撃。無論、昨日納車のダイハツ「コペン」だ。
 本日の目的は、走る事、その事。
 雨が降ったりやんだりと、いまいち天候が安定しないので、屋根は閉めたまま出撃。

 狭いシート。
 狭い視界。
 硬く、乗り心地の悪い足回り。
 3000回転超えるとターボが効いて挙動の変わるエンジン。
 クイックなハンドリング。

 賛否両論のこれらの要素が、しかし面白い人には面白いとしか言いようが無い。
 実用性のすべてを容赦無く切り捨てた (としか思えない。予想以上に実用性は無い) この車は、実用性を切り捨てた、まさに「おもちゃ」。
 それも、実に面白いおもちゃであると言えるのではなかろうか。


 褒め称えるだけでは面白くもなんとも無い。
 減点部分や、あと一歩!という部分も書いておこう。

 個人的には、もうちょっとハンドルが重たい (「ミラ ジーノ」よりは重いのだが) と、さらに面白くなったと思う。
 「気軽に乗れるスポーツカー」という要素が犠牲になる可能性があるから軽めなのかなぁと、今思った。

 それと、トランクとボンネット、給油口の開口レバーの位置があまりにも特殊なのが気になった。
 シートー脇に配置できないとは言え、助手席との間に設置された小物入れのふたを開けたその一番奥や、助手席グローブボックスの中、というのは、小さい車内では他に置く場所が無かったのだろうが、もうちょっと他に手は無かったのだろうかと思う。
 徐々に慣れて行くしか無いな。

 ある程度慣れたところで、帰路に着く。
 自宅到着前に、オートバックスに寄って ETC を購入。(ディーラーには、安価な機種が無かったので付けなかったのである)
 さぁて、これで週末には高速道路を試す事が出来るかな。



 
 6日 [[勝手に宣伝計画] JAXA認定!「宇宙で味わう日本食」 トーク&“宇宙ラーメン”試食会]

 実は全然別のネタを書いていたんだが、Web チェックの最中 (文章書きながら、別の PC で Web チェックするのである) に「これは宣伝せねばなるまい」というネタを発見したので、急遽、勝手に宣伝計画を発動する。
 先日聞けなくて不満だった「開発者の生の声」を聞けるぜっ!!


JAXA認定!「宇宙で味わう日本食」 トーク&“宇宙ラーメン”試食会

宇宙航空研究開発機構 (JAXA) により認証された「宇宙日本食」の開発に携わった方々に、開発秘話や今後のプランなど宇宙食についての話を伺います。
第二部では、実際に“宇宙ラーメン”の試食も行います。

2007年 9月23日(日)
開始 14:30 (受付開始 14:00)
料金 大人500円 / 18歳以下200円(入館料)
会場 Miraikan (日本科学未来館)

 事前予約(先着順)が必要なので、気になる方は早急な応募を推奨するっ!



 
 7日 [勝手に宣伝計画「ロケットまつり18」]

 今日も勝手に宣伝計画だ。
 新日記のネタ予定は大崩壊中だっ!!

宇宙作家クラブpresents
ロケットまつり18
〜日本で一番多く人工衛星を設計した男 登場〜

 ペンシル、ベビー、カッパ、ラムダとロケットは大きくなっていった。ロケットができれば衛星打ち上げだ。

 でも人工衛星ってどうやって作ったらいいの?

 40年前、衛星開発に挑んだ本人が、日本の人工衛星開発のはじまりを語る。

【Guest】
小野英男(日本で一番多く人工衛星を設計した男)

【出演】
浅利義遠(漫画家)
松浦晋也(ノンフィクション・ライター)
笹本祐一(予定)

【開催日時】
2007年 9月30日(日)
開場 / 18:00
開始 / 19:00
料金 / \1000 (飲食別) * 当日券のみ
場所 / 新宿ロフトプラスワン



 
 8日 [茂木サーキット:SuperGT 300km 予選]

 ツインリンク茂木で開催される、Super GT 300km の予選を単独で見に行く
 特に応援するチームがあるわけでなく、特に応援するドライバーがいるわけでもない。

 「そーいや、クラシックカーレースか、草レースしか見に行った事がなかったな〜」

 と思ったので見に行く。
 ついでに、我が新愛車ダイハツ「コペン」の慣らし運転も兼ねてのドライブだ。
 茂木サーキット周辺は、軽く走るには面白い道だからな。

 運転を楽しみ、12時にサーキットへ。
 SuperGT の予選は14時過ぎからなので、余裕がある。
 サーキットで行われている、インテグラのワンメイクレースやら、カートのレースやらを見て、時間が過ぎるのを待つ。

 そして SuperGT の予選開始。
 あまり細かい事を書くつもりはないが、中々面白かった。
 微かに応援していると言えなくもないチームが次々に不調で沈んでゆくのはやや悲しかったが、それもレースの面白さと言えるだろう。

 なお、明日は本戦。
 と言う事は、明日も車づくしの一日と言う事だな。
 もっとも明日は、新日記でもおなじみの FENNEK と n_2 がいるわけだが。



 
 9日 [SuperGT 300km 決勝観戦]

 昨日に続き、ツインリンク茂木で開催されている SuperGT 300km の決勝を見に行く
 トヨタ「Vits」のワンメイクレースやら、日産「マーチ」のワンメイクレースやらをみながら時間をつぶす。

 特に、「マーチ」のワンメイクレースは、ラストラップの最終コーナー立ち上がり時、という最後の最後に1位2位が接触。あわや大事故!という展開になる。

 グランドスタンド大盛り上がり。

 SuperGT 本戦の最後 (途中から結末が見え、そのままの展開だったのである) よりも、盛り上がったように思う。
 とは言え、SuperGT 500 クラスは、最後に波乱の展開 (グランドスタンドからでは、コースアウトしたことしか分からなかったが) があり、順位が変動。
 一部チームのカケが無駄になり、カケに出なかったチームが救われたりという展開に。

 ポイントシステムが複雑だとこういう展開があるのか・・・

 カーレースは、何が起きているのかを把握するには TV の前の方が良いとは聞く話だが、確かにその通り。
 見えない範囲で何が起きているのかは、基本的に分からない。(場内アナウンスは、強烈なエンジン音でかき消され、聞こえない)
 だが(これもまた聞く話だが)、生には生の迫力があって面白いものだ。

 なお、運が良ければ10月21日のフォーミュラニッポン (やっぱりツインリンク茂木) を観戦予定。
 すべては運次第・・・



 
10日 [悪夢が来たりて痛みをまく]

 土曜日、日曜日、炎天下の野外にい続けた関係で、強烈に焼ける。
 土曜日時点で、風呂に入るときつい (かなりぬるい風呂に入った) 状態だった。
 日曜日は、もっときつい状態だった。
 とは言え、それは覚悟していた。
 覚悟していない、本当の恐怖は日曜日の夜。布団に入ってからやってきた・・・

 腕が、シーツと接触するだけで痛いっ!!!
 寝返りを打つたびに、痛いっ!!

 タオルと帽子のおかげで顔はそこまでの打撃を受けなかったが、赤外線は、確実に腕の皮膚組織を破壊した。
 強烈な痛さだっ!!

 なんとか痛くない姿勢を探し出し、眠りにつく。
 しばらくは、寝るのも一苦労しそうだ・・・

 これが、対策せずに遊びほうけている人間へ、自然が下す裁きというものかっ!!



 
12日 [まとめて書籍購入]

 目黒条「世界人類がセックスレスでありますように」(マガジンハウス/小説)、coco「今日の早川さん」(早川書房/漫画)、よしたに「ぼく、オタリーマン。2」(中経出版/漫画) をまとめて購入。

 まだどれも、ただの壱頁も読んでおらぬ。

 本日読んでいたのは、月刊「ニュートン」(ニュートンプレス/自然科学)。
 特集の巨大地震の話は、先日 Miraikan のイベントで聞いた物と同じ内容だな。
 講演では理解しきれなかった部分 (実はぶら下がりで質問しまくっていたのだが) が、今回の記事でかなり補強できたのは大きい。

 秋からの、「ちきゅう」による深海掘削で、さらにどんな事が分かるのか、注目してゆきたいものだ。
 ところで、「深海地球ドリリング計画」の名前を最近聞かないのは気のせいだろうか。
 古き良き東宝特撮魂を感じる名前で、好きな計画名だったのだが・・・



 
12日 [「パヒューム ある人殺しの物語」DVD 購入。そしてヤマギワとの決別]

 昨日購入した本をバッグに入れ忘れた事に気がついたのは、電車に乗ってからだった・・・
 そんな事とは何の関係もなく、会社帰りに秋葉原へ。

 トム・ティクヴァ「パヒューム ある人殺しの物語」プレミアムエディション DVD 購入

 「パヒューム」は、本編はもちろんだが映像特典。特にメイキングが楽しみだ。
 あの濃密な、匂ってきそうな市街シーンや、衝撃的なラスト (報道も観客もネタバレさせまくっている。とても正気とは思えん) の撮影の裏側はもちろん、ベルリンフィル (サイモン・ラトルと言うべきかも知れぬ) の録音も見られると嬉しいぞ。

 いつもならば話はここで終わる。

 だが、今回はここから先に書いておかねばならない事がある。
 それは、ヤマギワ(というよりもソフマップ)との決別だ

 私はこれまで、秋葉原のヤマギワソフトで DVD や CD を購入してきた。
 店員は物を知っていたし、品ぞろえも良かった。そしてなによりも、加算されるポイントが大きかった。ダブルポイントデーに購入、あるいは予約すると値札から20%。値札も、定価から数パーセント (5〜10% 程度) 引かれていた。
 他の店では、ちとお目にかかれない強力な数字だ。貧乏人にはありがたい。

 今月頭、元々ソフマップグループだった (もっと前は違ったのだが) ヤマギワソフトは、ソフマップ再編のため店舗が消滅。ソフマップに統合された。


 正直、嫌な予感はしていた。


 「ヤマギワソフトで予約していた商品はどこで受け取れるのだろう」と、ソフマップ秋葉原本館 1F で聞くと、7F だと言われる。
 7F に行くと、アニメ PC ゲーム館に行ってくれと言われる。
 PC ゲーム・アニメ館入り口には案内がなく、1F で聞くと 2F だと言われる。
 2F に行き予約票を出すと、映画のサントラでさえない、邦楽の CD (アニメのサントラかもしれないし、声優の CD かもしれないし、もしかすると洋楽だったのかもしれない。いずれにせよ、それは予約票に書かれた "DVD" ではなかった) を出される。

 先週出た、「パヒューム ある人殺しの物語」プレミアムエディション DVD だというと、がさごそと探し始める。
 5分以上探したあげく「在庫がありません」と言われる。


 予約した意味あるのか!?


 と言う事で、「次はどこに行けば帰るのか」と聞いてみると、映像館からこれから持ってくると言われ、さらに待たされる。
 通常版がきたらどうしようかと不吉な予想を立てていると、幸いにしてプレミアム版が届く。

 そして次の惨劇が始まった。
 ポイントカードの強制変更を命じられる。今後はすべてソフマップのポイントシステムに統合されると言われる。
 何パーセントか聞いてみると、1% だと言う。


 なんという落差だ・・・


 対抗店舗とされているアキバヨドバシの DVD は、値札が定価の 10% 引きで、そこからさらに 10% のポイントだ。
 ソフマップは、DVD の値札は 10% 引きのようだが、このポイントではどちらが徳なのか考えるまでもない。

 ヤマギワのダブルポイントデーに予約していた商品は、すべてダブルポイントで販売すると言うのはせめてもの救いだ。


 だが、他に救いはない。


 相互連携の取れていない上に、物品確保さえできていない店舗。
 質の悪い店員。
 店舗状況を把握できていない店員達によってたらい回しをくらい、販売店舗に出てきた店員は、一人は態度が悪く、一人は同じ説明を繰り返し、一人は声が小さくて何を言っているのか聞こえない有様。

 商品が出てくるまでの間に、私は、現在予約している 3枚の DVD と、それまでにためたポイントで購入できる DVD (たぶん2本行ける) をここで購入し、それ以外、それ以降は、主力購入店舗を変更する事を決意した。

 あぁ、どの店に移行しよう・・・



 
13日 [ザ・クロマニヨンズ「ケイヴ・パーティー」到着]

 Amazon にて注文していたザ・クロマニヨンズ「ケイヴ・パーティー」の初回限定版 CD が届く

 注文したときは、タイトル未定だったため「ザ・クロマニヨンズ「タイトル未定」を出荷しました」というメールが届いたのは面白かった。
 確定した注文書は、その商品名が変わっても更新されないのだろうか?

 まぁ良い。届けば注文書の名前などたいした問題ではない。
 MP3 に変換した上で、iTunes を経由し iPod にコピー。

 曲を実際に聴くのは明日以降だっ!!



 
14日 [「かぐや」月へっ!]

月周回衛星「かぐや(SELENE)」サイト

 雨天予想だったから中止するかと思っていた「かぐや」を乗せたHUA 13号機の打ち上げが行われた。

 仕事中だったので、残念ながら Web 中継を見られなかったのが残念だが、無事に打ち上げは行われたようだ。
 つい先ほど、24時のプレスリリースによるとハイゲインアンテナの展開も正常終了したとの事。

 来月末には月周回軌道に乗り、再来月末には観測が始まり、一年間のお楽しみが始まることになる。
 新世代月探査計画一番乗りになった「かぐや」よ、コケた ISAS の「LUNAR-A」の分も併せてがんばるのだぞっ!!

 期待しているぞ。
 NHK BS-Hivision が、地上波デジタルのハイビジョン放送が、正月に、月周回軌道からの地球の出を流してくれることをっ!!!



 
15日 [蘇れ我が暗黒の歴史!!]

 行くぞ、忌まわしい記憶と共にっ!!
 映画館に向けて、出撃っ!!


 三池崇史「スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ」☆☆☆☆

 三池崇史は出来不出来の激しい監督だが、いや今回は面白かった。
 暴走が良い方向に出まくったっ!!
 この突き抜けすぎた馬鹿っぷり。たまらんね。
 けどこれ、嫌いな人は嫌いだろうなぁ。


 摩砂雪/鶴巻和哉「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」☆☆☆

 事実上の暫定点数で、続編次第で、加算されるし減算されるな。
 ここまでは面白いが、TV 版も前半だけみれば実に面白い作品だった事を思い出さざるをえん。
 不安材料は、やはり庵野秀明だなぁ。
 監督に名前が無いから安心していたのだが、脚本は相変わらず庵野"脚本をまともに完成させることの出来ない"秀明の単独。
 ・・・今度は終わるのだろうね。

 もう一本見る時間的な余裕はあるが、今日は撤退するとしよう。



 
16日 [歩けっ!]

 天気良いなぁ。
 暑いくらいだなぁ。

 と思いつつ、カメラバックを助手席に放り込み、我が愛車ダイハツ「コペン」にて出撃。

 どこに行こうかと思ったが、体験博物館「千葉県立房総のむら」へ。
 江戸時代の町並みを再現してあり、農家や武家屋敷を移築 , 公開していたりする。
また、敷地内には体験学習用の田畑があったり、敷地内に古墳群を含んでいたりと、色々とある施設だ。
 映画ファンだと、時折エンディングロールで名前を見る施設でもある。(最近だと中田秀夫「怪談」)
 前は無料だったのだが、現在は入場料300円。
 ま、1日300円ならば十分に払う価値のある施設なので良かろう。

 日中、3時間ばかり歩く。
 整備されているとは言え、森の中を3時間も歩くことは早々無い。
 それなりに疲れるな。

 帰り際に映画でも見ようかとも思ったのだが、予想以上に疲れている。
 これでマイケル・ムーアに突入するのは無謀だと判断、撤収。



 
17日 [「ミス・ポター」「シッコ」を劇場にて鑑賞]

 午前中はだらだらと読書。
 それにしても暑いな。
 観測史上もっとも遅い猛暑日にあったところもあるとか。台風で暖かい空気が入り込んだということだろうか?
 午後からは映画館へ。

 クリス・ヌーナン「ミス・ポター」☆☆☆

 強い女性が強く生きる物語にしかなっていないのが残念。強くなる過程や、失意から立ち上がり、新たなる決意を胸に進み始める過程をもっと丁寧に描けば、もっともっと面白くなっただろうに。

 マイケル・ムーア「シッコ」☆☆☆☆☆

 これはもはやホラー映画だ。
 日本でも、元総理大臣の「民間に出来ることは云々」発言以降、公的医療保険の削減が進んでいるが、ヤツのもくろむその先に、いったい何があるのかをとくと見よっ!!

 時間的にはもう一本見られるが、上映開始時刻が合う中に、観たい映画が無いな。
 撤収っ!



 
18日 [抱腹絶倒・・・できないので悶絶]

 coco「今日の早川さん」(早川/漫画)読了

 笑いをこらえて腹が痛い・・・
 所々間違いもあるが (A.C.クラーク「2001年宇宙の旅」は、作中にあるように映画の原作ではない)、大いに笑う。
 本読みの悲しい生態は、こんなに笑えるのかっ!!

 ところで、ラノベもハード SF も純文もミステリも読む私のような人間は、特異体質か!?



 
19日 [iPod ビデオ]

 iPod で「西部警察」を見ていたら降りるべき駅を通り過ぎた今日の帰り道。

 iPod でのビデオ鑑賞は非常に便利なのだが、いかんせん電池を喰うのが問題だ。
 1時間ドラマ (実質45分程度) だと2話が限度。
 通勤で使うには一日持つのでそうそう問題にならないが (W-Zero3 で動画再生させると、一日持たない)、ちょっとどこかに出かけると持たなくなる。

 新型でも、電池問題は解決されていないようなので、ちょっと残念だ。
 Apple が、本気で iPod のマルチプレイヤー化を推し進めるつもりならば、この問題を早期に解決していただきたいものだ。
 外部バッテリーによる強行解決は、「強行」であって美しさに欠ける方法であるが故に。



 
20日 [血の涙を流して読む]

 よしたに「ぼく、オタリーマン。2」(中経出版/漫画)読了
 職場のネタ (作者は開発系の SE) は、泣けるなぁ。

 火を噴いたプロジェクトの惨状がなぁ。
 開始後四ヶ月で、遅延二ヶ月になったプロジェクトとかなぁ。


 どこかで見たことが、ある、なぁ。
 あれ、涙が・・・


 帰り際、本屋に立ち寄り久米田康治「さよなら絶望先生」10巻(講談社/漫画)購入
 「TV アニメ、やりたい放題中!」の帯が素敵だ。
 実際やりたい放題だからな、アレ。



 
21日 [「デス・プルーフ in グラインドハウス」劇場にて鑑賞]

 いろいろあって定時に会社を離脱することに成功。
 さぁ、映画館だっ!!

 クエンティン・タランティーノ「デス・プルーフ in グラインドハウス」☆☆☆

 まともな物語など必要ない。
 意味の無い会話と、カーチェイスがあればそれで良いじゃないかっ!!という映画。
 平日の真昼間にやっている古いアクション映画 (特にテレ東系。最近はほとんど放送されなくなってしまったが)、つまらないけど妙に迫力があったり、つまらないけど「このシーンだけはすごいよね!」という映画を、全力をもて再現した映画。
 日本では長尺版での公開らしいが、元の、もっと時間が短いのを見たいな。
 ちょっと緩くなりすぎる部分があるように思う。

 さすがに次を見る時間は無いな。
 撤収っ!



 
22日 [慣らし運転完了目前]

 我が愛車ダイハツ「コペン」の慣らし運転のため、腐れ縁の FENNEK と共に千葉県千葉市から成田市にかけてを (野郎とオープンカーで)ドライブ。


 ・・・とても悲しい状況であると言えよう。


 成田空港周辺で、離着陸の機体が頭上を通り抜ける音が直接聞こえる迫力に感動する。

 これは面白い。

 運転していなければ、互いに動いている事で、大きく対象物の見え方が変わるのを楽しめたことだろう。

 半日で、およそ 100km 走る。
 慣らし運転の目安である 1000km まで、後30km。
 ふふふふふ。
 3000回転オーバーでガンガン走らせられる日も近い・・・



 
23日 [宇宙で味わう日本食]

 本日は日本科学未来館へ
 「JAXA認定!「宇宙で味わう日本食」 トーク&“宇宙ラーメン”試食会」に行く

 7月の「JAXAシンポジウム2007」で「宇宙ラーメン」ことスペースラムの試食は行っていたので、正直なところ試食会はどうでもよく、その手前のトークイベントに興味が集中。
 今回は開発者が来るというからな。

 トークイベントだが、やはり開発者の話は面白い。
 全開のイベントでの疑問点のうち、いくつかは回答が得られた。

1. 塩気が多くなっているというが、栄養面での問題は無いのか。
 一回の食事でスペースラムだけを食べるわけではないので、組み合わせるものを調整することで、塩分摂取量を調整。結果的に摂取量に問題が出ないようにする。

2. お湯で戻すのに5分かかるというが、麺は延びないのか
 吸水性の関係上、実は5分くらいの麺というのは開発しやすい。そして、5分かけて戻る麺は、その性質上10分くらい経ってもほとんど延びない。

 等々。
 実に面白い時間であった。



 
24日 [PC 過酷に運用中]

 読書をしつつ、一気に今年の SF 大会動画の取り込みを行う

 DV-AVI は、高画質と引き替えに非常に容量が大きくなるが、大容量 HDD (DV 編集のためだけに、200Gbyte 近い空き容量の USB 外付け HDD を用意してある) に物を言わせて取り込む。

 60〜100分程度の企画を、次々に取り込む。
 映画館に行く気にはなっていないので、取り込みと読書で一日つぶれる。
 さぁて、今夜からは大容量 HDD と CPU パワーに物を言わせての動画変換作業だ。
 暑さも去って、CPU をぶん回しても部屋が地獄にならない (夏場に PC を全力で回すと、そりゃぁもう大変なことになるのである) 季節になっているからなっ!!



 
25日 [1000km突破]

 今朝、我が愛車ダイハツ「コペン」の走行距離が1000kmを突破した
 3週間で、1000km。

 よく走ったもんだ。

 これで慣らし運転期間完了。
 次のドライブは・・・え〜っと、実は今週も来週も予定が入っている (その関係で、今月はドライブしまくっていたのだが) ので、13日以降になってしまうかなぁ。

 季節は秋。
 新米の季節。味覚の秋っ!!

 あぁ、久しぶりに千葉県の果て (失言) まで寿司を食いに行きたいっ!!



 
26日 [「サンデーGX」購入、そして買い忘れ・・・]

 遅れに遅れたが、月刊「サンデーGX」(小学館/漫画)購入
 まだ読んでいない。

 ぬわぁぁぁぁぁ!!!
 しまったぁぁぁぁぁぁ!!!

 月刊「ラジオライフ」(三才ブックス/無線) 購入し忘れたぁぁぁぁぁぁ!!!
 明後日か明明後日には、漫画本の大量購入で本屋に行かねばならんので、その時にまとめてという事になろう。

 SF 大会の DV テープ取り込み作業はな続行中。
 過去のテープの取り込みも、徐々に進行中。
 ・・・取り込んでいなかったテープの、なんと多いことか。



 
27日 [マウス沈黙]

 マウスが壊れた

 動作に違和感を感じたので空けてみると、ホイールを反発させている金属バネを押さえているプラスチックが、おそらく経年劣化だろう、割れていた。

 Ligitech の安いマウスで、生産終了間際には、秋葉原のあらゆるパーツショップで段ボールに詰められて売られていた安い代物だ。
 OEM 品にいたっては、100円で売られているのを見たことがある。


 価格とは関係なく、使いやすい、良いマウスだったんだがなぁ。


 今回壊れたのは、三台目か四台目のハズ。
 事実上死蔵品になっていた、最後の一個 (もう何年も電源を入れていないノート PC に接続していた代物) を接続。

 最後の一個だ。
 また、どこかで安いマウスを探してこねばなるまい。



 
28日 [かまうか、恒例企画来月期待する映画だっ!!]

 明日、明後日の予定が見えん。
 なので、先月に続いてちと早いが、恒例の来月期待する映画をやってしまおう。

 ギレルモ・デル・トロ「パンズ・ラビリンス」
 1944年のスペイン内戦下を舞台にしたダークファンタジー。
 監督が監督だし、予告編は面白そうだし・・・もう、たまりませんっ!!

 ブリエル・レンジ「大統領暗殺」
 「ブッシュ暗殺」で遠そうとしたら映倫から物言いが付いたという曰く付きの一本。
 話を聞いたときからズットみたいと思いつつ、しかして日本では公開しないんじゃないかなぁと思っていた作品。素晴らしい、これで無事に見られるぜ。

 ピーター・バーグ「キングダム/見えざる敵」
 自爆テロ捜査のためにサウジアラビアに入った捜査官の話らしい。
 面白そうな話ではあるが、一ヶ所でも間違いがあるとトンデモになりかねない内容。さて、一本橋の全力疾走渡り、成功しているのか、それとも・・・?

 オリヴァー・ヒルシュビーゲル「インベージョン」
 ジャック・フィニィ「盗まれた街」の映画化。何度目だ?模倣を含めるともはや何度目か分からん気がする。
 予告編を見る限り、原作とはかなり雰囲気が異なるようだが、それ以上に、監督がオリヴァー・ヒルシュビーゲルというのが気になるね。あの監督が、どうこの原作を料理したのかと。

 ロバート・デ・ニーロ「グッド・シェパード」
 世界有数の諜報機関、CIA がいかにして出来上がっていったのかを描いた作品のようだ。
 映画化がいかにもい難しそうな内容だが、予告編で見る限り、非常に面白そうだ。

 フィリップ・G・アトウェル「ローグ アサシン」
 お願いだ、ジェット・リー。いや、。リー・リンチェイ。正気に戻ってくれっ!!
 そう願わざるを得ないほど、予告編が痛々しい。
 まさかジェット・リーを完全に"ネタ"で狙う日が来てしまうとは・・・

 どんどん行こう、次は邦画。

 森田芳光「サウスバウンド」
 「おとうさんを見習うな。おとうさんは少し極端だからな」という台詞が笑える。豊川悦司は、ここんところどんどん壊れてきていて良いね。
 問題は、監督が森田芳光という事か。外し率、高いんだよなぁ。

 堤幸彦「自虐の詩」
 あのぶっ飛んだ原作を、さてどうやって映画化した!?
 中谷美紀と阿部寛という組み合わせは最高だが、果たして肝心の仕上がりやいかに!?

 荒牧伸志「エクスマキナ」
 細かいことは言うまい、これでコケたら、次からは時間と相談するからね。

 毎年のことだが、10月は地味だが物語的には面白そうな作品が多い。(クリスマスシーズンまでのつなぎで、はっきり言って興行的には売れそうにない映画が多いと言うことでもあるのだが)
 まぁ例外は何本かあるし、本当に面白い作品は、その中でも何本かしかないわけだがな。

 面白いか面白くないか。
 脚本が良いか悪いか。

 すべてはスクリーンで確認だっ!!



 
29日 [脱力]

 やる気が起きない。
 用事を一件済ませ、とっとと帰宅する。
 本当は映画館に行くつもりだったのだが、どうしても行く気にならない。


 久しぶりに、無気力状態に突入しているなぁ。


 明日は気合いと共に作戦起動せねばならんので・・・今日は思い切って充電にあててしまうとしよう。
 ということで、本日は特に記すこと無し。
 しまった、本屋に行くの忘れた。



 
30日 [ロケットまつり18]

 本日は、「ロケットまつり18」に参加すべく出撃

 これまで、その名の通り“ロケット”開発者の話を聞いてきたわけだが (最初は違った)、今回はロケットに乗せる衛星開発者の話。
 お話しするのは、元 NEC の小野英男さん。


 結論。
 本日は、衛星打ち上げまで行きませんでした。


 まぁ、ロケット側の話も、いまだに「おおすみ」(日本初の人工衛星。関係者は人工衛星だと思っていないらしいが) が上がっていない (どころか、道川実験場から出ていない) ので仕方ないと言えば仕方ないと言えよう。
 次回は、11月30日とも10月xx日とも言われているが、さて、真相やいかに!?



−過去の日記−
1999年
 1月   2月   3月   4月   5月   6月
 7月   8月   9月  10月  11月  12月

2000年
 1月   2月   3月   4月   5月   6月
 7月   8月   9月  10月  11月  12月

2001年
 1月   2月   3月   4月   5月   6月
 7月   8月   9月  10月  11月  12月

2002年
 1月   2月   3月   4月   5月   6月
 7月  裏7月   8月  裏8月   9月  10月
11月  12月

2003年
 1月   2月   3月   4月   5月   6月
 7月   8月   9月  10月  11月  12月

2004年
 1月   2月   3月   4月   5月   6月
 7月   8月   9月  10月  11月  12月

2005年
 1月   2月   3月   4月   5月   6月
 7月   8月   9月  10月  11月  12月

2006年
 1月   2月   3月   4月   5月   6月
 7月   8月   9月  10月  11月  12月

2007年
 1月   2月   3月   4月   5月   6月
 7月   8月   9月  10月  11月  12月