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新日記

2008年 2月

 
 1日 [「陰日向に咲く」劇場にて鑑賞]

 金曜日の定時帰り = 映画館。
 この法則は変わらない。
 ということで映画館へ。

 平川雄一朗「陰日向に咲く」☆☆

 野球選手はどうなった?ヒロイン(?) の父親はどこの誰?金の出所は?主人公の借金は?アイドルヲタの話はどこに絡んでいる?等々、尋常でない量の物語的問題を抱えたままものがたりは終了を迎える謎の群像劇。

 きっと感動路線で観客の涙を狙ったんだろうが、むしろ睡眠誘発剤で眠気覚ましの涙が出る映画であった。

 仕事帰りに見る映画じゃないね。
 次の映画は無い。時間的に。
 撤収。



 
 2日 [「アメリカン・ギャングスター」劇場にて鑑賞]

 今日明日の予定が、いまいちはっきりしない。
 まぁ悩んでも仕方ない。
 なにはともあれ映画館へ。

 リドリー・スコット「アメリカン・ギャングスター」☆☆☆☆

 1970年代。ニューヨークを支配したギャングと、それを追う刑事の物語。
 リドリー・スコットの極太演出と、主役二人の演技が素晴らしい。
 実話なんだよね、これ。驚くほど、最後が綺麗すぎる。
 現実、恐るべしっ!

 買い物もせねばならので、本日は一本のみで撤収。



 
 3日 [堕落]

 本日、関東を襲った大雪のため出撃を断念。
 「ロケットまつり」を、ものすごく久しぶりに不参加とあいなった。
 東京で行われる「ロケットまつり」としては、行き始めてから初めての不参加 (のハズ) だ。

 どこに出かけられる状況でもないので、部屋に引きこもってビデオ鑑賞と読書で一日が終わる。
 あぁ、すばらしき堕落っぷりだ・・・



 
 4日 [雪害]

 昨日の雪が、氷と化していた。

 自宅から、駅側の駐車場へ車で移動。
 さすがに車の通りが多い道に、危険は無い。
 十分に溶けている。

 だが、そこに油断があったのかもしれない。

 駐車場は立体だ。
 下まで迅速に降りるべく、私は非常階段として設置されている階段 (使用禁止ではない) をつかっている。
 3階からだと、エレベーターよりも、たいていは速いからだ。

 3階から2階へ。
 金属製の階段は、しかし凍結していなかった。


 2階の踊り場に足を乗せた瞬間、悲劇が我が身を襲った。
 見た目はまったく普通だったが、薄く氷が張っていたらしい。おそらく、一度溶けた雪が薄い水を膜になり、そのまま氷になったのだろう。


 このまま倒れれば、頭を打つ!


 直後、慣性の法則にしたがって体は前進しながら、まるで漫画のように尻からあまりにも見事に転ぶ。
 金属製の非常階段全体に響く「ごぉぉぉぉぉ〜ん」の音が尋常で無く恥ずかしい。

 頭の上には、階段があり、とっさに顎を引いた自分の反射神経を褒め称えつつ、注意深く立ち上がる。
 幸い、下が撓んだおかげでどこにも痛みは無い。

 注意深く立ち上がり、私は駅に向かった。

 今になって思う。
 手近な西側の階段では無く、十数メーター歩いて、東側の階段を使うべきだったと。
 朝日の熱で、氷は溶けていただろうから・・・



 
 5日 [本屋襲撃]

 昨日の反省を活かし、駐車場の階段を、ゆっくりと、手摺りを持って降りる。
 薄氷が割れる音が心地良い・・・


 なんてことはどでーも良く、本日は会社帰りに本屋を襲撃。
 まずは雑誌。月刊「SF マガジン」(早川/文芸)、月刊「NATIONAL GEOGRAPHIC」(日経ナショナルジオグラフィック/自然科学) を購入。
 併せて、石塚真一「岳」6巻(小学館/漫画) も購入。

 どれもこれも、明日以降ゆっくりと電車の行き帰りで読むとしよう。



 
 6日 [「スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ」DVD 購入]

 帰宅すると、Amazon の箱が。
 注文していた、三池崇史「スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ」スペシャル・コレクターズ・エディション DVD が届いていた

 あまりの下らなさ故に、あまりにも好き嫌いが別れ、私の周りでも「笑い死ぬかと思った」「あまりのつまらなさに眠たかった」という感想が対立した一本だ。

 無論私は「笑い死ぬかと思った」方だ。
 そうじゃなきゃ買わん。

 まだまったく見ていないが、封を切る。
 同梱の解説書だが、劇場販売のパンフレットとほぼ同じものだな。
 DVD の初回特典に付いている解説書を、劇場販売のパンフレットと同じにするというのは、時々見る。

 劇場でパンフレットを買う人がどのくらいいるのか知らんが、私のように劇場で見た映画はすべてパンフレットを買うという人間からすると、これはとてもとても悲しい。
 二冊も同じのいらないっつーのっ!!!



 
 7日 [レンタル DVD]

 職場にて点火。
 さぁ、しばらくは忙しくなるぞ。

 忙しくなるが、借りた DVD は返さねばならない。
 ということで、先週借りた DVD を返却。
 よせば良いのに、「日本沈没」TV ドラマ版 DVD 7〜9巻を借りる。これで完結のはず。

 まったく手をつけていない三池崇史「スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ」もあるのに、いったいどうしようというのだろうか?

 「ゲームセンター CX」レンタル 3巻は、店に置かれたすべてが貸し出し中で借りられない。
 残念。
 映画は、見たいのはあるが、借りてしまうと部屋に詰まれた DVD に呪い殺されそうなのでやめておく。

 3本も借りれば十分か。撤収するとしよう。

 ちなみに TV 放送の録画は順調に消化中。
 通勤中に iPod で見られるというのは大変便利だ。



 
 8日 [広辞苑]

 帰宅すると、私宛の届け物ダンボールを発見。
 Amazon では無い。
 メーカー名を見て納得。

 早速ダンボール箱を開ける。

 予想通り、「広辞苑 第六版」DVD-ROM 版到着!

 “「あしや【芦屋・蘆屋】」項目完全修正版”シールがまぶしいぞ。

 実は、広辞苑は紙媒体ですでに二冊持っている。
 二版と五版だ。
 五版はあまり使わなかった事もあって (二版は、高校時代に使っていた)、今回はデジタル版のみ購入し、紙媒体での購入は見送り。

 このデジタル版がどの程度の使い勝手なのかが重要だ。
 報告は、そのうちっ!

追伸
 なお、明日の更新がどうなるかは私の体力次第である。



 
10日 [あるいはイワナの旅]

 土壇場でインフルエンザの攻撃を受け1人離脱するものの、合計10人で
 向かうは水上温泉

 行く途中、関越高速水上 IC で降りべき所を、勘違いして「あ〜、次で降りるんだっけかね〜」と行過ぎるというボケた行動に出る。

 行過ぎた直後に「違うよ、水上 IC で降りるんだよっ!!」と思うものの、すでに手遅れ。
 関越トンネルを越えて新潟に入り、直後に折り返して再び関越トンネルを越えて水上 IC に向かうという、「まさに馬鹿」な行動に出る羽目になる。


 いやはや。
 大失敗であるといえよう。
 ま、笑いが取れたから良いか。


 無事に水上温泉に到着した後も、我々の目的は脱力。
 ウィンタースポーツなどには目もくれず、早々に宿に入り、ひたすら脱力。

 いやはや。
 たまにはこうして、ありったけの勢いで脱力することも必要だな。



 
11日 [そーいや今年初]

 日本科学未来館 友の会DAY ドームシアター・ガイア特別上映「4D2U x MEGASTAR-U cosmos 〜宇宙は生命に満ちている?〜」を見に行く

 「国立天文台4次元デジタル宇宙プロジェクト 4D2U」と、史上最強のプラネタリウム「MEGASTAR-U」の組み合わせ上映。
 3月からの、エイリアン = 地球外生命体を取り扱った特別展示のプレイベントらしい。

 川崎市青少年科学館では、あまりの描写能力に双眼鏡が貸し出されるという「MEGASTAR-U」と (肉眼ではほとんど見えないような星まで投影されているので、ドーム内で双眼鏡を使用しても星を「発見」出来てしまう。川崎に見に行きたいのだが、距離が微妙なんだよなぁ・・・) 国立天文台が学術研究用に作った 4D2U の「Mitaka」による宇宙散歩は実に面白い。(「Mitaka」はフリーウェア。Web より DL 可能なのでぜひ自分で試してみていただきたい)

 時間設計を間違えたので、本日は映画を見ずに速やかに撤収。



 
12日 [どちらも、“命を救う者”ではあるな]

 会社帰りに本屋襲撃。

 山田貴敏「Dr.コトー診療所」22巻(小学館/漫画)、作・七月鏡一/画:藤原芳秀「暁のイージス」1巻(小学館/漫画)購入

 山田貴敏「Dr.コトー診療所」22巻。
 作者病気療養 (本当に病気だった模様) で休載し、一部では「現実にコトーがいればねぇ」などと言われていたが、無事に復帰しての新刊となったようだ。

 相変わらず突っ込みどころが多い (崖の上に全員集合等) が、それもまた味というものだ。そもそもディティールに突っ込みを入れる物語じゃないしね。
 物語としては・・・登場人物二名の年上キラーっぷりが目立つ巻であった!?

 「BUGS -捕食者たちの夏-」(面白いっ!) 終了からしばしの時を経て、ついに始まる「闇のイージス」完結編っ!!
 1巻といいつつ、事実上「闇のイージス」27巻。

 この御時勢、政治的テーマを見事に回避しながらテロを描く手腕はさすがだ。
 そしてやたらとハードボイルドな展開。
 まだ出てきていない、歴代登場人物たちがどう動くのか、今から楽しみで仕方ないっ!



 
13日 [最後の巨星]

 試験室から上がり、報告書をまとめるべくオフィスに戻ろうかと思っている時、携帯電話が鳴った。
 最近あまりここでネタにしていない、FENNEK からだ。

 こんな時間に珍しいねぇと思いつつ、メールを開いてみる。


 「あぁ・・・」


 試験室で思わず口からこぼれたその言葉は、周りの方々に「不具合発見か!?」という不安を撒き散らしたものの、私にとってはそれよりも遥かに重大な、そして重要な自体を知らせるメールだった。


 「市川崑監督、死去」


 ついにというべきか。
 これで、「四騎の会」も全員、鬼籍に入られてしまった。
 「あと一本、撮れるかなぁ。二本は無理かなぁ」とお話されていたのに、ただの一本も撮る間も無かった。

 シンメトリが支配するあの映像を、もう新作で見ることが無いのかと思うと、非常に残念だ。

 遺作は、「ユメ十夜」の第二夜。(のはず。長編の「犬神家の一族」が、おそらく“最後の作品”と言われて行くことだろうが)

 謹んで、ご冥福をお祈りいたします。



 
14日 [HEROES]

 往復の電車で、ここのところ見ていなかった海外ドラマ、「HEROES」を見る。
 1月に14話の録画に失敗。そこで見るのを止めていたのだが、先週の再放送で無事に録画できたからな。

 もっとも、DVD-BOX も予約したので CS 放送版で見ねばならんわけでもないという心理状態になっているのも事実なのだが。


 なにはともあれ、「HEROES」14話と、「大都会」24話を見了。
 どちらも iPod だ。
 iPod 様々ですな。


 帰り際、先週借りた DVD をレンタルビデオ店に返却へ。
 もっとも本日は返却のみで、なにもあ借りないのだが。
 この土日の予定がどうなるか分からないし、どっちに転んでも、DVD を見ている時間が無い可能性も十分にあるが故にな。



 
15日 [「チーム・バチスタの栄光劇場にて鑑賞]

 炎は治まりつつある。
 ノー残業デーに、定時に帰れる程度ではあるがな。

 ま、金曜日に定時に帰れるのは大変ありがたい。
 映画館に、なんのためらいも無く行けるからな。

 ということで、映画館へ。
 タイミングよく見られるのは、三本か。

 一本は、諸般の事情により停止中。
 一本は、今の体調と心理状態では見る気にならん。
 ということで、見る映画決定。

 中村義洋「チーム・バチスタの栄光」☆☆☆☆

 原作とは大分印象が異なる仕上がりだが、これはこれで面白い。
 犯人特定シーンなど、原作とは大幅に異なる作りになっているが、なるほど大分「映画的」になっているな。
 説明をそぎ落としすぎて、トリック当ての部分が弱くなっているのはもったいない。

 それなりに満足した。
 撤収。



 
16日 [「ヒトラーの贋札」「歓喜の歌」「L change the WorLd」怒涛の三連続劇場襲撃]

 久しぶりに、映画を見るためだけに都内に出る。
 諸般の事情により待ったが掛かっている映画と、場所がずれている映画はさておいて、狙うは一本。
 その一本を元に、三連発を狙う。

 ステファン・ルツォヴィツキー「ヒトラーの贋札」☆☆☆☆☆
 ナチス独が仕掛けた史上最大の贋札事件を描いた作品。
 贋札を作れば戦争が続き、同胞が死ぬ。だが、自分たちは、少なくとも今日は生き延びられる。
 正義と生と死と。
 いやはや、すさまじい映画であった。

 松岡錠司「歓喜の歌」☆☆☆
 大晦日のコンサートが、会場の手違いでダブルブッキングしてしまったママさんコーラスと会場責任者の話。
 登場人物が、ちょっと多かったかな。
 沢山出したいのは分かるけど、もっと減らさないと出てきた人物の描写にムラが出来てしまうだけだと思う。
 それと、舞台シーンは監修を入れてくれ。
 指揮者が反対側から出てきたり、挨拶なしで振り出すのは、冷めるぞ。

 中田秀夫「L change the WorLd」☆☆
 「デスノート」のスピンオフ。
 ウォルフガング・ピーターゼン「アウトブレイク」の、出来の悪い模倣作品以上の出来ではないな。
 なお、作品評価とは別に、最後のジャンボジェットシーンは、飛行機好きにはたまらない完成度。
 液晶ディスプレイコックピットなのに航空機関士がいる!?

 右肩下がりだったが、まぁ時々ある事だ。
 時間だ、撤収っ!!



 
17日 [終わっている一日]

 さすがに二日間で4本も見ていると、映画館に行く気にならんな。
 本当は行きたいような気もするのだが、それだけの“勢い”が生まれないというかなんというか・・・

 本日は自宅に引き子もあり、KG-ACARS を受信しっぱなしにした状態でたまっている DVD やら録画 TV 番組を消化して一日が終わる。

 たぶん、総移動距離は 200m くらい。

 頭もまるで使っていないし、かなり“終わっている”一日であったといえよう。



 
18日 [[勝手に宣伝計画] ロケットまつり23「糸川英夫まつり」 ]

 おっと、しっかり忘れていた。
 勝手に宣伝計画発動っ!

宇宙作家クラブpresents
ロケットまつり23「糸川英夫まつり」

【Guest】
林紀幸
垣見恒男
ほか

【出演】
浅利義遠(漫画家)
松浦晋也(ノンフィクション・ライター)

日 / 2008年 2月23日(土)
開場 / 18:00
開始 / 19:00
料金 / \1000 (飲食別)
場所 / 新宿ロフトプラスワン
URL / http://www.loft-prj.co.jp/PLUSONE/

 ・・・特に内容が書いていないが、まぁきっと、なんだ。
 毎度のごとく暴走したトークが聞けることだろう。



 
19日 [今日もレンタル〜]

 今年初の紙くずが二本ばかり生まれてしまいそうな今日この頃。
 今週中に何本映画館に行けるかが勝負所になってしまいそうだ。

 などということを思いつつ、帰宅。
 今日は行こうと思えば行けたが、週前半に劇場に行ってしまうと後半がキツイからな。

 会社帰りにレンタルビデオ店へ。
 ・・・最近、よく行くな。見ていない録画済 TV 番組も複数あるというのに。
 高坂希太郎「茄子 スーツケースの夏」(OVA) を借りる。
 おぉ、ようやくレンタル中ではないのを発見っ!「ゲームセンター CX」レンタル3巻も借りる。

 ま、今週中には見られるだろう。



 
20日 [「テラビシアにかける橋」劇場にて鑑賞]

 定時だっ!!
 帰れるっ!!
 走れっ!!
 映画館へっ!!

 紙屑になりそうな二本の映画。そのうちの一本を見るとしよう。
 やはり、その機能を果たしてこそ前売り券だからな。

 ガボア・クスポ「テラビシアにかける橋」☆☆☆


 予告編がすさまじいネタバレじゃねぇかっ!!!


 それにしても、ロバート・パトリックは普通に年を重ねたなぁ。ジェームズ・キャメロン「ターミネーター2」の敵役イメージから見事に脱却できているぞ。



 
21日 [「サンデーGX」購入]

 会社帰りに本屋を襲撃。
 月刊「サンデーGX」(小学館/漫画)購入

 宮下裕樹「正義警官モンジュ」
 分裂している警察側の動きと、“赤いロボット”の謎の行動、さて、どうケリをつける?

 広江礼威「BLACK LAGOON」
 シリアスな話でも、ロットン・“ザ・ウィザード”は笑い担当なのね・・・
 「クール」であることが最重要なのかっ!!!

 島本和彦「新・吼えろペン」
 ダブルオーネタを引っ張るかっ!!
 混雑している電車で読むもんじゃないね、この漫画、笑うのをこらえて、さぞや不気味な光景になっていたことだろう。



 
22日 [「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪」劇場にて鑑賞]

 あらゆる手段を駆使して、定時をわずかに過ぎた頃に会社を離脱。
 映画館に走る。
 前売り券を塵にしないためにも、全力で、ひたすらにっ!!!!

 ティム・バートン「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪」☆☆☆☆

 有名原作でキャラもガッチリ立った作品が元だからと、あまりにも気軽に撮ってはいないか?自分の中で、きちんと租借して、自分なりの解釈を加え、「これぞ俺様の解釈!!」と胸を張って言えるように仕上げたか?

 ここ数作、ティム・バートンは作品の方向性を見失っているように思えるぞ。
 方向性を見失っているように見えて、あまりにも気軽に撮っているように見えて、しかしてこの完成度というのは、驚異と言えるかもしれんが。

 さぁて、今度は終電が怖いぞ。
 走って撤収っ!!



 
23日 [ロケットまつり23]

 午前中に都内に潜入しておくという計画が、まず崩壊した。
 計画を変更し、昨晩から都内に潜入しっぱなしになる計画も、あっけなく崩壊。
 この作戦変更に次ぐ作戦変更が、想像を絶する旅路の幕開けだった。


 今思えば。


 本日午後、さぁ「ロケットまつり」にっ!!
 と出撃した所で、悲劇がわが身を襲った。


 強風により、首都圏近郊鉄道が壊滅。


 打撃を受けたのが、せめて私が出撃する前ならば、その後の行動も異なっただろうに。
 すでに出てしまい、通常ルートで進むことが出来ず、退路はすでにふさがれている。
 ならばひたすらに進むしかないっ!!
 通常ならば即座に却下されるような極端な迂回路を使って、少しずつ前に進む。
 だが、その迂回路にも忍び寄る強風運休の恐怖。
 迂回に告ぐ迂回。
 ようやく都内に潜入し、新宿ロフトプラスワンにたどり着いた時は、電車に乗り始めてから4時間が経過していた。


 どーゆー嫌がらせかっ!!


 なんとかたどり着き、無事に「ロケットまつり23」に参加する。

 論理的に暴走する思考回路の持ち主、“天才”糸川英夫を語る第一弾。
 毎度毎度、実に面白い内容であった。

 なお、次回は3月16日。「ロケットの打ち上げ失敗」について語る回になる模様。
 久しぶりの野田司令毒舌トークが炸裂する!?



 
24日 [ヤッタァ!!]

 Amazonより荷物が届く。
 今回届いたのは米ドラマ「HEROES/フィーローズ」DVD 1巻

 ん〜、Super Drama Channel で本編放送後に流している「HEROES REPORT」(5分にも満たないインタビュー番組) や、特別枠で放送した「HEROES UNMASKED」(15分くらいのメイキング番組) は入っていない模様。
 最終巻まで買えばついているのか?

 それにしても、今気が付いたのだが、DVD Vol1 のパッケージにも使用されている全員集合写真だが、アンドウ君 (「ヤッタァ!!」で有名になったヒロの親友) が居ないのね。
 能力者じゃないからなぁとも思ったのだが、モヒンダとMrベネットはいるので、この推測は成り立たない。

 ・・・アンドウ君はヒーローではないのか!?



 
25日 [「ラジオライフ」購入]

 会社帰りに本屋を襲撃。
 月刊「ラジオライフ」(三才ブックス/無線)購入

 今回は久々に「真っ黒」だな。
 各種プロテクト破りの大特集。
 デジタル地上波にかかった、“悪夢”のプロテクト CPRM も、BD も、昨年秋・・・くらいだったか、に突破されているので、正直「いまさら」感が無くもないがな。

 近く、デジタル化されることが確定している消防無線の特集が一番役に立つ、か?
 もっとも、最近は消防無線も救急無線もワッチしていないのだがな。



 
26日 [「エリザベス ゴールデンエイジ」劇場にて鑑賞]

 会社帰りに映画館襲撃。
 本当は会社側の映画館を襲撃するつもりだったのだが、天候悪化による帰宅不能を恐れ、自宅側の映画館に切り替える。
 見る映画は変わらないのだがな。

 シェカール・カプール「エリザベス ゴールデンエイジ」☆☆☆

 劇場には私一人かっ!!

 と驚愕しつつ、映画としては、正直、消化不良。

 前作と異なり、物語を、エリザベス一世を中心にした展開なので、非常に分かりやすくなっているのだが、同時に、他の人物の描写が希薄になり、歴史物語としての重厚感は薄まってしまってしまっているように思う。
 もっとも、重厚間が薄まった原因は、スペインとの戦争や宗教戦争、三角関係などのテーマを盛り込みすぎている所にもあるように思うが。

 建物の外は、強烈な雨だ。
 とは言え、これならば正常に電車は動いていそうだ。ちょっと心配しすぎたかな?と思いつつ、撤収っ!



 
27日 [[勝手に宣伝計画]「ロケット爆発まつり!」]

 今度は早めに発動。
 勝手に宣伝計画だっ!

「ロケット爆発まつり!」

 ロケットは爆発する――特に宇宙開発黎明期、ロケットはしゃれにならないぐらいの爆発を繰り返した。
 ちいさな設計ミスや組立の不注意、打ち上げ時の判断ミス、ぎりぎりの設計をしているロケットは、ほんのちょっとしたことでも爆発を起こす。
 爆発から得られた教訓こそがロケットを進歩させてきた。
 野田司令と愉快な仲間達が、さまざまなロケットの爆発映像を見ながら、ロケット技術を語り明かす。

【出演】
野田司令
松浦晋也(ノンフィクション・ライター)
小林伸光(イラストレーター)
樋口真嗣(監督/予定)

日 / 2008年 3月16日(日)
開場 / 18:00
開始 / 19:00
料金 / \1500(飲食別) *当日券のみ
場所 / 新宿ロフトプラスワン
URL / http://www.loft-prj.co.jp/PLUSONE/

 話し手が野田指令なので、立場を忘れた暴走発言をしてくれるだろう。
 もっとも、個人的には指令達が進めている”例の計画”について何か聞けるのではないかと楽しみにしているのだがな。
 内容的にも、出てくる可能性は高い!?



 
28日 [「マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋」劇場にて鑑賞]

 今日も順調に仕事が終わる。
 さぁ、毎度の如く映画館襲撃っ!
 時間があれば映画館へっ!!!

 ザック・ヘルム「マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋」☆☆☆

 毒が足りねぇとか、全体的に呆気ねぇという感想は仕方なかろう。
 そもそも、対象年齢が低いのだから。

 多分な。

 次の映画がないわけではない。
 だが、明日は金曜日。仕事はある。
 明日、再び映画館襲撃を目論んで、撤収っ!!



 
29日 [「奈緒子」劇場にて鑑賞、そして来月期待の映画]

 さぁ、映画館へ突撃だぁっ!
 ということで、今日も定時と共に映画館へ走る。

 古厩智之「奈緒子」☆☆

 「なにこれ?」というのが正直なところだな。
 台詞ばかり選考して画で表現できていないチームの現状が、盛り上がらせたいのであろう最後の駅伝シーンを活かせなくなっていると思う。
 カメラは、けっこうがんばっていると思うんだけどね。

 今日は、次ぎはない。
 何のためらいも無く撤収。

 そして、毎度おなじみ来月期待する映画だっ!

 ピート・トラヴィス「バンテージ・ポイント」
 演説中の大統領が狙撃され、開場が爆破された。その一部始終を目撃していた人々は、それぞれの場所で、それぞれの立場で、果たしてどうそれを目撃したのか?
 というミステリー映画らしい。
 一部ではなく、全編でこの複数視点を貫いているらしい。非常にアイディアは良いが、さて、上手くまとまっているのか?

 ビリー・レイ「アメリカを売った男」
 国家機密を KGB に売り渡していた FBI 捜査官の実話を、逮捕までの2ヶ月にしぼって描いた作品。
 問題の捜査官本人を演じるのがクリス・クーパーってのがたまらんね。

 ジョエル・コーエン「ノーカントリー」
 アカデミー賞受賞で一躍有名になっているが、コーエン兄弟なので当然チェック。しかも主演がトミー・リー・ジョーンズ。
 もう、それだけでたまらんね。

 クリス・ワイツ「ライラの冒険 黄金の羅針盤」
 ニコール・キッドマンの悪役演技や、豪華すぎる脇役の演技以外、果たしてあの予告編で何を期待せいというのだろうか?
 見には行くが、正直、たいして期待は出来んな。

 ダグ・リーマン「ジャンパー」
 予告編全体から、臭っております。臭っておりますよっ!!
 もしかして、狩の時間ですか!?邦画だけには任せては置けないと、ハリウッドからも刺客参上ですか!?もしかして!?

 ウォン・カーウァイ「マイ・ブルーベリー・ナイツ」
 香港でわが道を突っ走るウォン・カーウァイの新作。けど舞台は米国でロードムービー。(本当かどうかは分からない。なにせカーウァイだからな)
 正直なところ、ウォン・カーウァイはあまり好みではないので、時間があれば見に行こうかという作品であるといえよう。
 ・・・実際のところ時間と資金と体力が許す限りは映画を見ているわけだが。

 クリスティアン・ムンジウ「4ヶ月、3週と2日」
 昨年のカンヌ国際映画祭パルムドール受賞作品。チャウシェスク独裁政権末期のルーマニアを舞台に、友人の違法中絶を手助けする女子大生の1日を描いた映画らしい。

 小泉徳宏「ガチ☆ボーイ」
 記憶が一日しか持たない大学生が、学生プロレスを通して成長して行く映画らしい。
 小泉監督の「博士の愛した数式」か!?と思ったが、まぁ、小泉違いだったな。うん。本気で間違っていたけどね。私は。

 小泉堯史「明日への遺言」
 戦犯裁判を描いた作品らしい。実は大して期待していないのだが、こっちが間違った時に想像した“小泉”監督なのでね。

 筧昌也「Sweet Rain 死神の精度」
 人間の生死を見極める死神の話らしい。伊坂幸太郎の原作は未読だが、予告編を見る限り、なかなか面白そうだ。
 久しぶりの金城武主演作品というのも、見逃せない!?

 小田一生「カンフーくん」
 ・・・え〜っと、この映画がなぜここで取り上げられているのかに関して、私は一切の理由を記さない。

 まぁこんなものか?
 いろいろな意味で期待している映画が多いのが特徴・・・かな?
 少なくとも今月ほどの余裕はなさそうだが・・・まぁきっとどうにかなるだろう。
 時間など、どうにかすれば良いのですっ!!



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