さらに過去の日記
2007年
12月
2008年
 1月   2月   3月   4月   5月   6月
 7月   8月   9月  10月  11月  12月
2009年
 1月


新日記

2008年12月

 
 1日 [ジャウマ・バラゲロ「REC」DVD が届く]

 会社帰りに、98冊の本を処分した。
 あと50冊くらい(ほとんど漫画本)、処分する予定。

 探し出せればだが。

 ・・・半年ほどかけて探しているのだが、何冊か発見出来ない。
 あるはずなのだが。
 やはり異空間に飲み込まれたか!?

 なんてことはさておき、ジャウマ・バラゲロ「REC」レック スペシャル・エディション DVDAmazon より届く
 まとめて、石塚真一「岳」8巻(漫画/小学館)、河合克敏「とめはねっ!」4巻(漫画/小学館)も届く。

 ジャウマ・バラゲロ「REC」は、当初 BD 版を購入するつもりだったのだが、BD よりも DVD の方が特典が豪華(メイキングが付いているかどうかで判断) だったので、急遽 DVD 版に切り替えた経緯を持つ。

 あ〜、今月は猛烈に忙しいんだよなぁ。(無論、遊びでだ)
 いつ見られる事やら。



 
 2日 [「東京ヴァンテアンクルーズ」5年ぶりの笑撃]

 2003年10月当時、「船上のメリークリスマス作戦」という傍若無人な企画が提案されていた。
 結局実行されなかったオフ会用のネタだ。

 その時、利用候補のひとつとしていたのが、「東京ヴァンテアンクルーズ」だ。
 東京湾上で運用されている、船舶レストラン (?) の会社だな。

 問題はこの会社、問い合わせに大して返答がなかったのである。
 「ま、SPAM で悪名高き Yahoo のフリーのアドレスだし」と思って諦めていた。きっと SPAM 認定されたのだろう、と。

 しかし、この数ヶ月、突如としてこの会社からお知らせメールが届くようになった。
 しばらく放置したが届き続ける。
 そして先日受信した "Vol3" に、それまでの2行 (2行は最初から変わっていない) に、さらに2行が追加されていた。
 それを読んだ私は「ユーザーからの提案」を試みることにした。


■質問事項(冒頭に定型の挨拶文有)

 受信したメールには、以下の文章が書かれておりました。

> 上記お客様IDが「-」の方は、2004年8月以前にご登録された、旧予約システム
> にてご登録いただいたお客様です。
> 現在、さらに新しいシステムを開発中です。恐れ入りますが、IDのご設定をお願
> いいたします。

 御社にメールを出したのは2003年10月に、予約検討に対して問い合わせのメールを出した時であったと記憶します。
 しかも、そのメールに対しては返答がありませんでした。
 返答はよこさないが登録はする、というシステムだったのですね?
 ML の解除手続きだけにしようかと思いましたが、メール送信すなわち登録というシステムは、設計上の欠陥ではないかと思いましたので、連絡させていただきます。
 新システムでは、せめて問い合わせメールに返答することをお勧めいたします。

以上。


 正直、このメールに対する返答は期待していなかった。
 内容も、いかにも感情的で良い文章とはとてもいえない代物だしな。
 だがしかし、本日、わずか一日で笑撃的な返答があった。


■返信内容

From: ヴァンテアンクルーズ (ここに名前有り)
Sent: Tuesday, December 02, 2008 2:39 PM
To: 東京ヴァンテアンクルーズ
Subject: お問い合わせへの返信

本日のインターネット担当者様

添付のテキストをメールとして、お客様に送信してください。

(ここに名前有り)

------------------------------------------------------------------


 いやもうどうしようかと
 大丈夫かこの会社



 
 3日 [「いのちの食べかた」DVD 購入]

 ニコラウス・ゲイハルター「いのちの食べかた」DVD 購入

 大量の食料はいかにして生み出されるか?を描いたドキュメンタリ映画。
 牛も豚も、生きた状態から機械で自動処理されて食肉になるという過程を描いていたりする、かなり考えさせられる映画だ。
 動物だけでなく、植物も自動収穫されて自動収穫されてという過程が描かれる。

 こんな方法で作られた農作物、日本の作り方じゃ価格的に勝てないよ。

 と、農村地帯の人間としては強く思う。
 少なくともこの方法で収益出せるだけの面積の農地 (大きければ大きいほど良いと思うが、日本の耕作地に完全な平地は少ないから・・・) を確保せねばならんわけだし。

 これは、本筋から大きく感想だけどね。
 それでも、そうした見方が出来るという意味で、先月公開の映画、前田哲「ブタがいた教室」よりも、考えさせられる事は多い作品である。

 ま、PG-12 なので小学生は一人では見られないんだけどね。



 
 4日 [「ダブルブリッド―Drop Blood」読了]

 中村恵里加「ダブルブリッド―Drop Blood」(小説/電撃文庫)購入そして読了

 先日「まさか今更!?」と読んでみると、一応とはいえ完結した (案の定、なにかズレ状態であったが) 「ダブルブリッド」の短編集。
 最終巻の「その後」が多く、作者あとがきの通り、「蛇足」ともいうべき仕上がりになっている。

 安藤さんと虎の話は、かなり恥ずかしいですな。
 有川浩といい中村恵里加といい、電撃の女性作者 (電撃以外で、女性作者による恋愛小説側面を持つ小説を読んでいない事に気がついたのはつい最近の事である) は、読み手が恥ずかしくなるような恋愛描写が好きなのか!?



 
 5日 [「ウォーリー」劇場にて鑑賞]

 会社を定時に出ると、風雨で、電車が止まっていた。
 明日は早いので、とっとと帰りたいというのにこの有様かっ!!

 歩いて他の駅まで行くのも手だが、それほどの気力はないな。
 どうしようか。

 と、いうことで、急遽映画館へ。
 なるべくすぐに始まって、なるべく早く終わって、内容の軽い映画は・・・

 アンドリュー・スタントン「ウォーリー」☆☆☆

 前半と後半で大きく内容が異なるのは面白いのだが、色々と細部が弱い。
 テーマのために細部が犠牲になっているのがモロばれなのは、ちょっと悲しい。
 面白いし、勢いがあるから気が付きにくいところではあるんだけどね。

 正直なところ、このテーマなら、もっと"毒"が欲しかったと思う。
 もっとも、この作品の、特に後半の暗喩に毒を入れると、お子様切捨てになるから (ブラッド・バード「Mr.インクレディブル」のように) 出来なかったのかなぁ・・・

 劇場から出ると、風はおさまっていた。
 が、電車は遅れていた。普段使っている連絡運転も中止していた。
 仕方ないか。
 通常よりも時間をかけて、撤収。



 
 6日 [見学せよ、歩き疲れるまでっ!!]

 米海軍原子力航空母艦「GERGE WASHINGTON」の一般公開に行く。

USS Gerge Washington, CVN-73 艦橋
USS Gerge Washington, CVN-73 艦橋

 続いて、青山スパイラルガーデンで開催中の「H.U.G.vol.4「メーク!」―夢を実現させるということ―」を見に行く。

M-02J
M-02J

 すまん、疲れ果てた。
 写真だけで勘弁してくれ・・・



 
 7日 [「252 生存者あり」「デス・レース」劇場にて鑑賞]

 朝寝坊してあわてて出撃。
 用事を済ませ、速やかに映画館へ。

 しかし、体力が厳しいのも事実だ。

 頭を使わずに見られると思われる映画を見ることにしよう。

 水田伸生「252 生存者あり」☆

 巨大台風により、地下鉄新橋駅構内に閉じ込められた人間を救出する話。
 未曾有の大災害に右往左往する、素人にしか見えないレスキュー隊が見どころ。
 あまりの突っ込みどころの多さに眠気も吹っ飛ぶぜっ!!


 ポール・W・S・アンダーソン「デス・レース」☆☆☆☆

 ポール・バーテル「デス・レース2000」を現代的にリメイク。特殊効果全開の重量級カーアクション映画に仕上がっている。
 その馬鹿馬鹿しさは、まさらに「狙ってやっていますっ!!」という正当なもの。
 物語も映像も、その頭の悪さを容認できる人だけ楽しめば良いじゃないかっ!!


 まだ一本、時間的には行けるが体力的に危険だ。
 なにせ明日からは仕事なのだから。
 引くこともまた勇気か。

 撤収っ!!



 
 8日 [歩けっ!!]

 映画館に行きたいが、今週はまだ始まったばかり。
 昨日、一昨日の疲れがまだ残っている状況では、きわめて危険な行為といえよう。
 馬鹿映画を昨日使ってしまっており、残った映画はちと重めと思われるもの。あきらめるとしよう。

 速やかに撤収。

 んで、また電車が止まっているわけだ。
 振り替え線も無い駅でこの仕打ちかい。

 最後に頼れるのは己の足かっ!!
 待つ?そんな選択肢は却下だっ!!

 ということで、力ずくで道を切り開き、なんとか退路を確保。
 問題は、こんな方法で撤収すると、映画館で映画を見たほうが良かったんじゃないかという点だ。

 せめて、映画館のある駅で止まってくれればなぁ・・・



 
 9日 [Why So Serious?]

 今日は電車が遅延しているわけだ。
 計算上、15分の遅延までは大丈夫だったのだが、20分遅延しているわけだ。
 予告編を犠牲にするという選択肢は存在しないわけで、結果的に本日も映画館に行けず。
 明日は別の用事があるし、明々後日は忘年会、明後日はそれにそなえて寝ておきたい。

 ・・・今週は、もう映画館に行けそうに無い。

 失意の中、帰宅すると Amazon の箱が届いていた。
 まさか!?もう来たのか!?


 クリストファー・ノーラン「ダークナイト」BATPOD プレミアム BD-BOX 到着っ!!


 ジャウマ・バラゲロ「REC」の件があったので Web で調べてみると、DVD よりも特典映像が長いが、DVD にしか入っていない特典映像もある模様。
 ワーナーめっ!!なんてマニア泣かせな仕様で攻めてきやがるっ!!
 買う・・・のはさすがに勘弁してほしい。レンタル版に、果たして特典ディスクはつくのか!?誰か知り合いが買うのを期待するか!?(いやまぁ購入表明者いるんだけどさ)



 
10日 [「冷食捜査官」購入]

 とりみき「冷食捜査官」1巻(漫画/講談社)購入

 ごく一部の人間に大人気だった「冷食捜査官」シリーズが、ついに単行本化っ!!

 人工合成食糧のみが流通し、自然食品は製造 / 所持 / 販売 / 飲食のすべてが禁止された世界。
 統制以前に作られた冷凍食品が、一部の“グルメ”に向け、ブラックマーケットに乗って流れ、そこに莫大な金が動く。
 そんな犯罪に、農林水産省冷食捜査官今日も敢然と立ち向かうっ!!

 という、ハードボイルドギャグ漫画。

 待ったなぁ。本当に長いこと待った。
 初めて読んだとき、たしか高校生だったんだよなぁ。
 奥付によると、なんと初出は1991年!てことは高校生になってねぇ!?途中か、読んだのは!!

 1巻となっているので、きっと10年くらい待っていれば2巻が出るさ!?
 気長に待とうっ!



 
11日 [「ダークナイト」BD 見了]

 クリストファー・ノーラン「ダークナイト」BD 見了

 ジャウマ・バラゲロ「REC」は見終わっていないのに、こちらはもう見終わる不思議は気にするな。
 それに、なにより、特典映像は見終わっていない。
 すべてはまだ見ていないということっだっ!!

 DVD と見比べたわけではないのでなんともいえない部分はあるのだが、絶対的解像度や細部表現はともかく、暗闇の階調表現は圧倒的に BD(VC-1) が優位だと思う。
 ノイジーになりやすい、黒バックで破片が飛び散るシーンで、しっかり"画が見える"のは素晴らしい。

 VC-1 の HD 画質は、確かに優秀だ。
 MPEG-2 では、こうは行かんだろう。

 画質に感動しつつ物語に没頭。本編は存分に楽しんだ。
 特典映像行くぞっ!!



 
12日 [爬虫類の攻撃]

 電車の中で立ち聞きした会話。

 A「ペット飼おうかと思ってんだよね」
 B「ハムスターとか?ウルサイけどね〜、カラカラカラカラ」

(略)

 A「店に行ったんだけど、帰り際、出口にいたカエルに心ひかれた」
 B「え!?お前爬虫類好きなの!?」
 A「うん。可愛いじゃん」


 いやカエルって両生類やろ!?


 それとも爬虫類に分類されるカエルもいるのか!?
 読んでいた本に集中できず、思わず話に聞き入ってしまった、今日の帰りの電車であった。



 
13日 [「シャイン・ア・ライト」劇場にて鑑賞]

 先週行くつもりだったのだが、行けなかった映画に行こう。

 マーティン・スコセッシ「ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト」☆☆☆☆

 2006年 NY ビーコンシアターで行われたザ・ローリング・ストーンズのライブを追ったドキュメンタリ。
 素晴らしい演奏を思う存分楽しめるが、映画としては、いまいちだと思う。
 なんというか、普通なのだ。
 スコセッシが取ったとは思えないほど普通の映画なのだ。


 音楽は素晴らしいが、それは映画として優れているのと合致しないのである。


 映画を観る前に、サントラ (SHM-CD 版の素晴らしい音で堪能せよっ!!) を聞いてなければ、音に飲み込まれて満点評価になったかも。

 今日は一本だけだ。
 買い物をしてから撤収。



 
14日 [ジャンクフリマに向け、準備進行中]

 映画館に行くつもりだったのだが、予定を変更して買い物。
 店員の口車に乗せられ、ついつい目的のスラックスだけでなく冬物ジャケットも買ってしまう。
 なんてこった・・・

 帰宅すると、三才ブックスより郵便物が来ていた。

 よっしゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!

 部屋に眠ったジャンクも発掘した。(PS とか SS のゲームを出す。Windows もある、かも?去年に続く18禁 VHS 袋も、もしかするとある)
 参加章も届いた。
 協力者各員も、準備してくれているようだ。

 23日に向けて、戦の準備は整いつつあるぞっ!!



 
15日 [「空へ」劇場にて鑑賞]

 昨日の復讐であるっ!!
 ということで、映画館へ。

 手塚昌明「空へ ―救いの翼 RESCUE WINGS―」☆☆

 小松救難隊ら、航空、海上自衛隊の神業かと思うような操縦技術を、工夫無く撮った映画。
 なにせ山岳救助シーンも海難救助シーンも「極限状況」に見えない。自衛隊じゃなくてよかろう、これなら。
 人間もまったく描けていない。特に、発令所などのモブシーンが、あまりにも演出されておらず、緊迫感がまったく生まれていないのは、映画全体に対する致命打であるといえよう。

 悪夢の完成度を誇った村川透「BEST GUY」よりはましだし、小松救難隊の神業飛行 (岩壁着地シーンは映画最大の見所) が見られたので☆一個追加。

 予想していたとはいえ、あまりにも残念な完成度に脱力しつつ撤収。



 
16日 [怒髪天を突く]

 技術的には優れた車で大変面白いと思うのだが、「環境にやさしい」という突っ込み所の多い宣伝と、乗っている人間の勘違いのおかげで腹の立つ車率の高い車。
 それがトヨタ「プリウス」だ。

 本日の帰り道。
 毎度の如く、我が愛車ダイハツ「コペン」で走っていると、妙に遅い車を発見。
 車間距離を詰めると、「プリウス」である事を確認。

 このモーターで走る距離を長くすると燃費が向上するから、という理由で、信号立ち上がりをやたらとゆっくりと長々と加速したり、信号手前で極端な低速走行を開始したりする迷惑走行っぷり。


 必殺エゴドライブかっ!!!!


 「プリウス」に限らず、後方を常的に確認するドライバーは案外少ない。
 だが、そんな後方未確認ドライバーでも、こんな極端な低速運転をするのは、「プリウス」ドライバーくらいのものだ。その優秀な機構を持っているが故に、迷惑を生み出すこの大いなる矛盾!!!

 分かっているのだろうか?
 低速走行では、後ろを走っているガソリン車は過大にガソリンを食うことになるという事を。
 低速走行は渋滞を生み、それは過大な環境負荷を生むという事を。
 自動車運転の基本は、エンジンの回転数を一定に維持し(AT だと難しいだろうが)、ブレーキを踏まない、踏ませないである事を。

 くれぐれも書いておくが、私は技術面からみたトヨタ「プリウス」(正確にはハイブリッドカー全般) は素晴らしい車で、素晴らしいシステムだと思っている。
 だが、エゴドライブをかます「プリウス」ドライバーには嫌悪感を抱く。
 せめて法定速度で走れっ!!以上でも以下でもなくなっ!!



 
17日 [「ブラインドネス」劇場にて鑑賞]

 いかん、金曜日で終わる。
 そして金曜日は別の映画に行かねばならなん。(そっちも金曜日で終わる)
 木曜日は、別件の入り込む可能性があり、それ所ではない。

 と、いうことで。
 映画館へ。

 フェルナンド・メイレレス「ブラインドネス」☆☆☆

 ある日、世界中の人間が失明して行く中で、一人だけ目が見える女性がいた。

 スティーヴ・セクリー「人類SOS!」のような話かと思っていたら、視力が失われ、それまでの倫理感が崩壊してゆく"人間"を描いた作品であった。
 ナレーションの時間軸が不明という、視点の定まらなさが、この作品の弱さの象徴であったと思う。「突っ込みが足りない」としかいいようがない。

 次もないし、明日ももちろん仕事だ。
 撤収。



 
18日 [「彩雲」誕生]

 FENNEK より譲り受けた IBM「X40」実動のために各種装備を整える。
 ソフトはこれまでのものを使用すれば良いが、ハードウェアは仕方ない。

 と、いうことで、ちょうどボロボロになっていたバッグの新調を試みる。
 映画のパンフレットが入る A4 サイズで、ノート PC 用のサブポケットが付いていて等々という条件を満たし、かつ安いバッグというのは、なかなかに難しいのである。

 とか書いていたら、帰り際によった地元の駅ビルであっけなく発見。
 ほぼ条件通り。
 考えていたものよりもやや大きめで、ありがたい位だ。

 これで、IBM「X40」の実動準備がほぼ整った。
 まだソフトのインストールは終わっていないが、運用しつつソフトを選んだほうが効果的だろうからな。

 なにはともあれ、IBM「X40」実戦配備準備完了
 機動 PC「彩雲」(高速艦上戦闘機より)と命名
 明日より実戦配備っ!!



 
19日 [「変態“ピ”エロ」劇場にて鑑賞]

 諸般の事情により、昨日は掲示板での更新であった。
 機動 PC 「彩雲」に Web 更新プログラムの一部をコピーし忘れていたなどという凡ミスかましているとは思わなんだ。
 掲示板より、一部修正の上転載。
 ちなみに掲示板へのカキコは W-ZERO3 を使用。

 会社帰り、映画館襲撃。
 今日で終了。故に強行っ!!

 ブリュノ・メルル「変態“ピ”エロ」????

 デヴィッド・リンチとギャスパー・ノエを足して二で割って「コメディ」(自称) を作るとこんな感じになる、「かも」。
 あ〜、なんというか、え〜、その〜という煮え切らない評判 / 評価の意味が良く分かった。
 むしろ、他になんと言えというのかっ!!

 終電ダッシュしたくなかったので、都内某所に潜伏。
 撤収せずっ!!



 
20日 [「ダークナイト」BD 版映像特典見了]

 昨日の作戦を終了し、本日昼過ぎに撤収。
 帰宅後、一眠りしてから、クリストファー・ノーラン「ダークナイト」BD 版映像特典を見る

 メイキングが、あまりにも凄まじい。
 富野由悠季が「バットポッドは全部 CG」という話を持って作品を批判していたが、「バットポッドは実写の部分が多数」という話が出てくる。
 富野由悠季やっちゃった!?


 それにしても、あの形状の二輪車が安定して走る様に、驚きを感じざるを得ない。


 運転するスタントマンの「バイクとは全く違う乗り心地」って、その通りだろうなぁ。

 それにしても、作中の多くのアクションシーンは、CG ではなく実際にやっているというのには驚きを感じる。
 実写で撮影したあと「ほかのカメラを消す」「仕掛けを消す」という部分で特殊効果を投入しているというのも面白い。

 劇中で、アクションシーンの見せ方が下手な部分が多数あるが、そういう部分に限ってフル CG シーン (バットポッドが壁に前輪登らせた反転するシーンとか、劇場で笑い所かと本気で思った) というのはなんなのだろうか。
 監督が、特殊効果を使いきれていないのだろうなぁ。

 制作が噂される次回作で、そこは改善できるか!?



 
21日 [「K-20 怪人二十面相・伝」劇場にて鑑賞]

 午前中は、明後日の東京ペディ出店に備え、部屋のジャンク品を整理。
 毎年出しながら、毎年売れない (売れるとも思えない、というのが正解か!?) 某 HDD や、去年「終了間際まで残っていれば買にに来る」と言われつつも、終了間際まで誰も買いに来なかったため持ち帰った PC の他、DVD-Drive や TV-Booster 等をかき集める。

 思ったよりも少ないなぁ。

 段ボールひと箱とフルターワー PC 一台というところか。
 午後はもちろん映画館へ。

 佐藤嗣麻子「K-20 怪人二十面相・伝」☆☆

 江戸川乱歩的ではまったく無いので、それを求めてはいけない (配役の時点で、そんなものは期待しないだろうが) というのは大前提だが、「やっちゃった感」は、思ったよりも少なかった。

 まぁ、その程度の出来なのだが。

 中途半端な気持ちだが、明日は仕事だ。
 撤収。



 
22日 [サンデーGX]

 帰りがけに本屋を襲撃。
 月刊「サンデーGX」(小学館/漫画)購入

 宮下裕樹「正義警官モンジュ」。
 時々やる日常オカルト展開。
 最後に戻ってくるのが、オカルト展開だった病院というあたり (次回、看護婦の復讐!?) が大変笑える。

 広江礼威「BLACK LAGOON」。
 ・・・ままままままさかこれからソ連軍時代、ヴィソトニキに過去をやるつもりか!?
 本篇そっちのけでか!?
 アニメ版とは、どうも異なる展開 (小説は、積読状態で失踪) になるようだが、さて?



 
23日 [東京ペディション2008終了]

 いきなり寝坊して、出撃時間を1時間ばかりオーバーするという衝撃的状態から体制を立て直し、ギリギリで搬入を終え・・・といいたい所だが、「ギリギリ間に合っていなかった」という説もある状況で開始。

 尋常ではない混乱状況で始まった東京ペディション2008は、何とか無事に全作戦を終了した。
 すさまじく疲れた・・・
 明日は有給発動のため、起きるまで寝ている予定。

 なにはともあれ疲れた。
 おやすみなさい。



 
24日 [500mm 購入]

 昨日の疲れが残っている。
 やはり、本日の有給取得は正しい判断であったと言えよう。

 ゆっくり休んでから、出撃。
 目標は、昨日「決意」した、アレ。

 と、いうことで。
 サンタクロース降臨っ!!!いや、むしろサンディクローズ降臨!?
 SIGMA「APO 150-500mm F5-6.3 DG OS HSM」(F5-6.3)レンズ購入
 Nikon マウントで。

 本当は Pentax 版が欲しかったのだが、諸般の事情により Pentax を捨てるという決断をした。
 そのうち Body も買うつもりだが、しばらくは姉の Nikon「D70s」での運用となるだろう。

 レンズの初撮りは土曜日、か?
 晴れの予報だから、成田空港で狙い撃ち。



 
25日 [MC-Protector 購入]

 昨日購入したレンズだが、購入店ではフィルタが品切れで購入できなかった。
 そのため、本日会社帰りに遠回りをしてカメラ屋へ。

 Kenko「MC-Protector」(86mm) 購入。

 本当は UV-Protector が欲しかったのだが、品切れであった。

 「やっぱり、このサイズはあまり出ない?」と聞くと、同意される。
 ま、そうだろうけどね。
 帰宅後、箱からフィルタを取り出して驚く。

レンズフィルタ


 左が今回購入してきたフィルタ。
 真ん中が、これまで使用していた Pentax レンズ用の 52mm フィルタ。
 右は、比較用に置いた、よくあるサイズの TOMICA SHOP ポイントカード。ちなみに期限切れで使えない。

 非常にデカイ。
 デカサに驚きながら、レンズに装着。これで使う事が出来る。

レンズ装着

 ためしに、机の上でよく使う SLINK Mini 三脚に装着 (レンズがでかすぎて、さすがに不安定) し、カメラも装着。
 そう、もはやこのサイズのレンズだと、「カメラにレンズを装着」ではない、「レンズにカメラを装着」なのである。



 
26日 [「鋼の錬金術師」21巻購入]

 荒川弘「鋼の錬金術師」21巻(スクウェア・エニックス/漫画)購入

 カバー折り返しにもあるように、最終章突入を感じさせる展開。
 しかも、一気に物語が進んだ。

 展開が速すぎて「説明足りなかないかね?」と思う部分もあるが、展開速度優先したのだろうと思わされる。
 この速さでないと面白くないもんなぁ。

 次は、4月か。
 楽しみに待とう。



 
27日 [成田空港飛行機撮影 / 500mm レンズ実験録]

 新たに購入したレンズを試すべく、毎度おなじみ FENNEK を誘って成田空港へ。

BA_B747(1)
BRITISH AIRWAYS Boeing 747-436(G-CIVY) / FENNEK 情報

 離陸中の BRITISH AIRWAYS B747。
 機体番号が分かる写真を撮っていなかったのは完全な失敗である。
(20081227 FENNEK より機体番号 G-CIVY との連絡を受け、詳細追記)

 ズーム実験!!と称して、無理矢理頭上を抜ける瞬間を撮る。

BA_B747(2)

 うわぁぁぁぁぁぁ!!!!!
 スゲェ画になったぁぁぁぁぁぁ!!!!!
 圧倒できじゃないか、500mm の威力はっ!!
 これを活かす構図は、これまでの考え方では生まれてこなさそうだという事がよく分かるぞ。


二機渋滞
JAPAN AIRLINES CARGO Boeing 747-446F(JA402J)
JAPAN AIRLINES Boeing 747-446(JA8920)

 手前が離陸中の JAL B747-400。奥は着陸中の JAL B747-400。
 いかにも過密空港であることが分かる画だな。
 解像度を落としていてちょっと分かりにくいが、後ろの機体は、横風を受けて横滑りしながら入ってきているのも写っている。


A380
SINGAPORE AIRLINES A380(9V-SKC)

 こちらは、“異常に巨大”と言われる SINGAPORE AIRLINES A380。
 滑走路入口に JAL 機、タキシングウェイにも JAL 機がいるのが分かる。
 離陸が続いている画ですな。


三機渋滞

 こちらは場所をかえて撮影し始めた時の写真。
 三機連続で着陸しようとしているのが分かる。(三機目は CCD の汚れにも見える大きさだが)
 実際には、さらに後方に一機いる。肉眼では見えなかったのだが、望遠レンズ越しには見えた。撮ってはいないが。
 点にしか見えないし。

 500mm レンズの圧倒的な倍率性能と、覚悟以上の撮りまわしの難しさ (主に重量)、そしてなによりも、持ち運びの大変さを実感した一日であった。
 撤収。



 
28日 [今年最後の]

 本棚の大整理
 たぶん今年最後だろう。
 ついに、布団の 1/3 を占領していた本をすべて本棚に入れることに成功する。
 まぁ、床には本が積まれているわけだし、枕もと (布団の外) には、やはり本が積まれているわけだが。

 それでも、いやぁ、布団が広い。

 布団を干す時にどけても、すぐに元に戻っていたからねぇ。
 2007年12月号以前の月刊「ラジオライフ」(無線/三才ブックス) も処分。

 月刊「SF マガジン」(文芸/早川書房) も、1997年からあるからすごい量になっている。
 「ラジオライフ」と違って、情報誌ではないから古くなってもなんら問題ない。書籍化されない連載も多いので、処分すると読めなくなる可能性が高い。
 電子版が出れば処分するのだがなぁ。

 ということで、保存。
 CD も、MP3 化したものに関しては段ボール詰めして、机の下にしまいこむ。

 最近、本の購入量は控えている (図書館万歳) ので、この棚の状態ならもうちょっと頑張れば床の本をしまえる、かな?



 
29日 [「ワールド・オブ・ライズ」劇場にて鑑賞]

 ゆっくり寝て、ダラダラしてから映画館に向けて出撃。

 リドリー・スコット「ワールド・オブ・ライズ」☆☆☆☆

 エンターテイメント映画に社会風刺をまぜこむリドリー・スコット (このあたり、社会風刺を混ぜ込んだように見せかけ、実は単なるエンターテイメントを撮る弟、トニー・スコットと作品の方向性が異なる) は本作で、「米国よ、傲慢さをあらためよ」と言い続ける。

 想像していた内容とはちょっと異なるものだったが、存分に楽しむことができた。
 CIA 中東担当のホフマンが、傲慢というより頭が悪く見えるのが欠点だな。こいつが「頭は良い"けど"」というキャラクタになっていれば、もっと面白くなっただろうに。

 明日は締めの劇場襲撃予定。
 よって、今日は一本で撤収。



 
30日 [「永遠のこどもたち」「その男ヴァン・ダム」劇場にて鑑賞]

 年末セール品を目当てに買い物をしてから映画館へ。

 J・A・バヨナ「永遠のこどもたち」☆☆☆☆

 さすがはギレルモ・デル・トロ制作というべきか。
 xxx に見せかけて、実は xxx という流れが実にうまい。最後を迎えても、「実は、違うんじゃないの?」という部分が残っているのはあまりにも見事だ。

 映画終了後、電車で移動中、山手線の中でアニメ画の紙袋を持った男性二名を発見。
 コミケ期間中なのだろうか?(だったらしい)
 それにしても、両脇と足もとに紙袋を置いて、二人で五人分の座席を占領しているのはいかがないものだろうか?
 満席で、立っている人もいるというのに。

 だからヲタクはっ!!と言われる原因を、自分で作っているようにしか見えんな。

 大変不愉快な気分になりながら、目的地到着。
 次はこれ。

 マブルク・エル・メクリ「その男ヴァン・ダム」☆☆☆☆

 ジャン=クロード・ヴァン・ダム。
 好きだったんだけどなぁ。
 という私のような男にとっては、落ちるところまで落ちてカードを止められ、現金を降ろすべく入った郵便局で強盗に間違われるという自虐的なセルフパロディ映画を見るのは、あまりにも悲しい。
 ジャン=クロード・ヴァン・ダムのファンでない人には、あまりにも厳しいので減点しているが、ファンならば涙を流しながら劇場で見るべし。

 おそらく、これで今年は最後の劇場襲撃だろう。
 いや、もしかすると明日も劇場襲撃してしまうかもしれないが、今のところ「今年最後」という予定でいる。
 満足度が高いんだか低いんだか、実に複雑な気分ではあるのだが。

 なにはともあれ、次を見られる時間ではない。
 撤収っ!!



 
31日 [2008年総括]

 2008年も本日で最後。

 本日は洗車してワックスかけて、部屋の本棚に本を詰めなおして、という作業で一日が終わる。
 本年の劇場襲撃は、総計115本。

橋本一「茶々 天涯の貴妃」
今井夏木「恋空」

という邦画の攻撃に始まった本年は

平川雄一朗「陰日向に咲く」
中田秀夫「L change the WorLd」
小田一生「カンフーくん」
本広克行「少林少女」
渡辺謙作「フレフレ少女」


といった、圧倒的攻撃の中に終わった。
 久しぶりに、勘弁してほしいと思うほど「酷い」映画が多かったという印象だ。

 しかし、コミカルタッチの良い映画があったのも確かだ。

塚本連平「ぼくたちと駐在さんの700日戦争」
中島哲也「パコと魔法の絵本」
矢口史靖「ハッピーフライト」
内田けんじ「アフタースクール」

 このくらいの完成度の映画が、もっと出てきてくれると嬉しいのだが。

 本年の邦画で印象的だったのは

黒沢清「トウキョウソナタ」

だろう。
 黒沢清がホラーを離れつつあるのは残念だが(「CURE」のように、人間性をえぐるホラーも撮っていたから、その系統なのか?)、次回も期待できるには違いない。
 やっぱりホラー撮るって欲しいけどね。みたいもの。黒沢清の新作ホラー映画。


 洋画も、正直あまりパットしない一年だったように思う。

ステファン・ルツォヴィツキー「ヒトラーの贋札」
ティム・バートン「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」
ピート・トラヴィス「バンテージ・ポイント」
ケヴィン・リマ「魔法にかけられて」
ピーター・バーグ「ハンコック」
ジョン・ファヴロー「アイアンマン」
J・A・バヨナ「永遠のこどもたち」

 これら、「もう一歩」。出来は悪くないのだが、あと一本でもっと面白くなるのにっ!という映画が多かったのも、パットしなかったという印象を生み出している原因かもしれない。

 今年、新たなる流れになってきているなと思わせられるのが、POV (Point Of View / 主観映像) 方式のモキュメンタリ映画だろう。

マット・リーヴス「クローバーフィールド/HAKAISHA」
ジャウマ・バラゲロ「REC/レック」
ジョージ・A・ロメロ「ダイアリー・オブ・ザ・デッド」

 「REC」はトリックとして、「ダイアリー」ではテーマとしてという差分はあるが、カメラで覗いている事そのものに意味があるという意味で共通している。
 これは、今後も増えて行く手法だと思う。
 それを、果たしてテーマ性やエンターテイメントに直結させられるほどの映画が生まれるかどうかが、作品評価につながって行くことだろう。
 その意味で、「クローバーフィールド/HAKAISHA」はもう評価が一段落ちたね。


スティーヴン・ウォーカー「ヤング@ハート」
トマス・グルベ「ベルリン・フィル 最高のハーモニーを求めて」
エンリケ・サンチェス・ランチ「帝国オーケストラ」
マーティン・スコセッシ「ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト」

 それもこれも作品の方向性は異なるが、音楽を描いた映画という意味では共通。
 見に行っていないが、他にも数本、音楽ドキュメンタリが封切られている。
 こういうドキュメンタリ映画が、もっと公開されるようになると、勉強になった良いのだが。
 クラシック離れにも、多少は効果が・・・客層からするとなさそうだな。


シルヴェスター・スタローン「ランボー 最後の戦場」
マブルク・エル・メクリ「その男ヴァン・ダム」

 往年のアクション俳優。
 方や、開き直ってオールドスタイルに返り咲き、方やヤケくその自虐映画出演。
 ん〜、なんというか、人間、開き直ることも重要だね。
 どちらも面白い (多少、語弊のある言い方だが) のだがな。

 洋画で圧倒的だったのは、やはり

ミシェル・ゴンドリー「僕らのミライへ逆回転」
クリストファー・ノーラン「ダークナイト」

 だろう。
 作品テーマも制作方法もドラマ性もまったく異なる二本が、今年の傑作だったように思う。

 こうやって書き出してみても、今年は「イマイチ」だったなぁ。
 その割に見ている本数が多いのは、むしろ「イマイチだからこそ傑作を探しまくっていた」のかもしれない。

 ・・・まぁ、単に時間があっただけかもしれないが。

 なにはともあれ、今年はたくさん映画を見た一年であった。
 来年は、ちょっと忙しそうで、今年ほどは劇場で映画を見られないと思われるが (まだ分からんが)、それでもきっと多くの映画を劇場で見る事だろう。

 皆々様も、その暴走を暖かく見守っていただきたいっ!!!

 なにはともあれ、来年も本 Web ページ「欲望だけが人類を変える」をよろしくお願いいたしまする。
 それでは皆々様良いお年を



−過去の日記−
1999年
 1月   2月   3月   4月   5月   6月
 7月   8月   9月  10月  11月  12月

2000年
 1月   2月   3月   4月   5月   6月
 7月   8月   9月  10月  11月  12月

2001年
 1月   2月   3月   4月   5月   6月
 7月   8月   9月  10月  11月  12月

2002年
 1月   2月   3月   4月   5月   6月
 7月  裏7月   8月  裏8月   9月  10月
11月  12月

2003年
 1月   2月   3月   4月   5月   6月
 7月   8月   9月  10月  11月  12月

2004年
 1月   2月   3月   4月   5月   6月
 7月   8月   9月  10月  11月  12月

2005年
 1月   2月   3月   4月   5月   6月
 7月   8月   9月  10月  11月  12月

2006年
 1月   2月   3月   4月   5月   6月
 7月   8月   9月  10月  11月  12月

2007年
 1月   2月   3月   4月   5月   6月
 7月   8月   9月  10月  11月  12月

2008年
 1月   2月   3月   4月   5月   6月
 7月   8月   9月  10月  11月  12月