さらに過去の日記
2007年
 9月  10月  11月  12月
2008年
 1月   2月   3月   4月   5月   6月
 7月   8月   9月  10月


新日記

2008年 9月

 
 3日 [ロケットまつり〜ビーナスライン]
 8月31日は「ロケットまつり28」に参加
 今回は、NASA の現役科学者、近藤陽次さんのお話。

 SF 大会の企画、「宇宙探査の未来」でも登壇されていたので、今日は事実上その続き。ケプラーミッションの詳細になるかな?と思っていたのだが、だいぶん異なる展開に。

 NASA 内部から見た、アポロ以降の行き詰まり感の話など大変面白い。
 政治とカネが科学を支配するのは、日本も米国も、その規模は違えど変わらないということなのだろう。
 終了後、品川で一泊し、翌9月1日0900に出発する。

 芝公園から首都高に乗り、中央自動車道をひた走る。
 途中、渋滞地点としてその名を知られた談合坂 SA で途中休憩。

 ここまで、渋滞もなく実に快適なドライブだ。

 一休みして、水分を補充。
 品川でのホテルは、冷蔵庫はあったのだが冷凍庫が無いため、ペットボトルの凍結保存ができなかったのが悔やまれる。

 中央高速に復帰し、ひたすら長野方面に走る。
 かつて、国立天文台野辺山宇宙・太陽電波観測所の見学に行った時に降りた須玉IC を超えると、後はまったく走ったことのない道となる。

 中央高速岡谷 IC で下車、下諏訪岡谷バイパスで194号線、通称ビーナスラインを目指す・・・はずだったのだが、みちをちょっと間違えて、20号線 (中山道) 経由でビーナスラインを目指す。

 このルートなら、さらに30分くらい早く出て、諏訪大社を見たかったなぁ。

 後悔先に立たずである。

 有料の、新和田トンネルに入る手前を左に曲がり、ヘアピンカーブの連続する山道へ。
 これは、有料であっても一直線の道路を使うわな。
 と思わざるを得ない、対向車とすれ違うだけの幅はあるが、高低差のある急なカーブでの安全係数を考えると、余裕はほとんどない道だと思う。

 スピードは出ていないが、我が愛車ダイハツ「コペン」のエンジンは、ターボゾーンでガンガン回っている状態。
 ここから先、3速を基準に、2速、4速を使う運転となる。

 今回のドライブ計画を組み立てる時に使用した、須藤英一「絶景を走る 日本百名道」(大泉書店/ガイド) によると、142号線を境に、周辺の植生がだいぶん異なるらしい。
 142号線との合流点は、針葉樹がほとんどだ。

 ビーナスラインに入ると、すぐに針葉樹は姿を隠し、草原地帯へと入る。
 山の側面のほとんどが草と低木に覆われている。
 面白い風景だ。

20090901 八島湿原駐車場にて撮影
[20090901 八島湿原駐車場にて撮影]

 山と反対側は・・・晴れていれば絶景なのだろうが、あいにくの天気で雲に覆われ、山肌の途中からはほとんど見えない。
 残念。

 風景も、道も存分に楽しみ、八島原湿原駐車場に入る。
 霧ケ峰湿原全体を回るだけの時間的、体力的余裕はないので、今回はその一角、八島湿原を回ることにある。(八島ヶ原湿原と八島湿原、両方の表記がある模様。なにか意味があるのだろうか?分からないので、この Web では、八島湿原に統一して表記する)

20090901 八島湿原
[20090901 八島湿原]

 湿原周囲に木道が整備されており、一周できるとの事。
 90〜120分くらいで一周できるらしいので、一周を目指して歩き始める。

20090901 八島湿原のトリカブト
[20090901 八島湿原_トリカブト]

 一時期話題になったトリカブトだ。
 と、思う。
 さまざまな植物が花をつけているのだが、私の乏しい植物学の知識ではほとんど判別できない。

20090901 八島湿原のタムラソウ
[20090901 八島湿原_タムラソウ]

 こちらはタムラソウ。
 ・・・書いてあったから、たぶんこの花を指しているんだと思う。

 100分ほどかけて周囲を一周。
 湿原ということもあり、ほとんど上下差はないのだが、木道だけでなく未舗装のジャリ道を歩く部分もあるので、けっこう疲れる。

 再びドライブに戻る。

 車山高原スキー場を超え、しばらく行くと眼下に白樺湖が見える。
 狙ったのであろう場所に駐車スペースがあるので、入って一枚。

20090901 白樺湖とコペン
[20090901 白樺湖_コペン]

 山頂が雲で隠れている山は、蓼科山なのか八王子ヶ峰なのか。それとも別の山なのか。
 分からん。
 知っている人がいれば、分かる人がいれば教えていただけると幸いである。

 時間的には、白樺湖の脇から152号線大門街道 (燃える名だ) を走った方が、本日の潜伏地点に近いというが、意図的に避け、白樺湖の周りをぐるりと周り、ビーナスラインをひた走る。
 白樺湖まで降りてくると、ヘアピンカーブの連続も、高低差も鳴りをひそめ、4速か5速で走れるようになる。

 大周りの末、無事、宿に到着。
 続きはまた後で。



 
 3日 [蓼科〜臼田〜碓氷峠]

 翌9月2日も、予定通り0900にホテルを出る。
 今度は、299号線、通称メルヘン街道を走る。

 昨日のビーナスラインよりも、さらに高低差があり (1000m 位あるはず)、前線グネグネと曲がっている。
 半端ではないワインディングロードの嵐。

 高度があがるにつれて、周辺の植生が変わって行くのも面白い。
 ただ天候が安定しておらず、最高高度となる麦草峠を超える前後で猛烈な霧 (雲) に突っ込む。

20090902 麦草峠
[20090902 麦草峠]

 温度も20度を指しており、Tシャツ一枚では大変寒い。
 ルーフを閉じ、走行を再開する。

 下り始めると、すぐに霧は晴れ、気温も上がってくる物の、下り坂の連続ヘアピンカーブで、緊張を強いられる。
 面白い。
 面白いんだが、一息入れられる場所があるともっと嬉しいっ!!

 と思っていると、意外なほどの短時間で降り切ってしまう。
 下り坂で、エンジンのパワー不足を位置エネルギーが補ってくれたからだろうか。

 思えば、ここでカーナビに臼田宇宙空間観測所を入力しておくと、もっと凄まじい体験ができただろう。
 しかし、我がカーナビに臼田宇宙空間観測所は入っていなかったのである。

 千曲川まで出て、141号線に入り、121号線を経由して、臼田宇宙空間観測所へ向かう。
 気温も回復しているので、信号待ちの時間を利用して再びオープンカーに変形。
 電動アクティブトップは便利だなぁ。

 昨日から走りまくっている山道を今一度走る。
 ま、この道は、前の愛車ダイハツ「ミラジーノ」で二回ほど走っており、ある程度覚えている。
 これまでよりは緊張感も少なく走る。

 やがて見る、巨大なパラボラアンテナっ!!
 相変わらず、デカイっ!!!

20090902 臼田宇宙空間観測所
[20090902 臼田宇宙空間観測所]

 なお、右の車は年配の方々による見学。らしい。
 資料館の中が、以前からは若干更新されており、「かぐや」の模型や、施設案内ビデオの一部が変わっていた。

 正直なところ、ここであまり時間をかけていられる余裕はない。
 施設を一周して、次の目標地点、碓氷峠鉄道文化むらに向かう。

 カーナビの指示を仰ぎつつも、とりあえず市内までは来た道と同じだろうと走っていると、突如カーナビが左折しろと指示を出す。
 ・・・この、先がどうなっているのか不安になるような道を曲がれというのデスカ!?

 一回目は、現在位置の誤認識かと思って無視したが、次の案内までには、どうも誤認識しているわけではないようだと判断せざるをえなくなる。
 よろしい、では曲がってやろうではないか。
 この、先がどうなっているのか不安になるような林道をっ!!

20090902 臼田宇宙空間観測所からの林道
[20090902 臼田宇宙空間観測所からの林道]

 倒木を避け、一回は倒木を足蹴りしてどかしながらひた走る。
 カーナビ様の言う通りっ!!カーナビ様の言う通りっ!!
 と、呪文を唱えながら。

 この旅行中、高低差、カーブのキツさ、道幅の狭さという三つのバランスが最もいびつな、もっとも走るのが難しい道をなんとか突破。
 あぁ、ふつうの道が愛おしい・・・

 当初、臼田には寄らず、佐久から18号線を抜けて碓氷峠に入る予定だったのだが、諸般の事情により臼田によってしまったがために、このルートが使えなくなる。
 時間的制限は、乗り越えられないのである。

 佐久 IC から上越自動車道に乗り、佐久平 PA で遊ぶ・・・時間もなさそうなので通り過ぎ、松井田妙義 IC で高速を降りる。
 18号線を碓氷峠鉄道文化むらへ。

20090902 碓氷峠鉄道文化むら
[20090902 碓氷峠鉄道文化むら]

 ・・・休園ですとぉ!?
 鉄道文化むらのトロッコを使い、旧丸山変電所を横目にし、終着となる碓氷峠の森公園「峠の湯」駅まで。
 そこから歩いてめがね橋まで行く、というプランが大崩壊する。

 ここからめがね橋までは約5km。
 上りっぱなし、おりっぱなしの片道5kmは、かなり辛い。今の体力状態では、おそらく実行不能だ。
 調べてみると、碓氷峠の森公園「峠の湯」には駐車場があるらしい。
 そこから旧丸山変電所までが片道1km。反対方向のめがね橋までが2km。
 これならば、全部で6km歩けば良いことになる。それならばなんとかなる・・・かな?

20090902 旧丸山変電所
[20090902 旧丸山変電所]

20090902 旧丸山変電所から線路を望む
[20090902 旧丸山変電所前から線路を望む]

 現在、この碓氷峠に再び鉄道をっ!という運動があるが、果たしてそれが実ることがあるのだろうか?
 右は、現在も使用されている鉄道文化むらのトロッコ用線路。
 左は、遊歩道として整備されててしまった線路。

 1km の坂を登り、再び峠の湯へ。
 ・・・降りはともかく、登りは半端ないツラさだ。
 身に付けて歌装備を片っ端から外し、一眼レフカメラと財布、携帯電話、予備の単三乾電池のみを持って、今度は行き2kmの登りに挑戦する。

 5本のトンネルを超えると、ついに第三橋梁、めがね橋に到着する。
 レンガ建築の行きついた果てのような建造物だ。

20090902 めがね橋_下を見よ
[20090902 めがね橋_下を見よ]

 階段を下りて、下から見上げる。

20090902 めがね橋
[20090902 めがね橋]

 再び2km歩いて戻り、しばらく息を整える。
 つらい。
 もんのすごくつらい。

 しばらくして落ち着いてから、ドライブ再開。
 とは言え、もはや語ることは多くない。
 上越自動車道松井田妙義 IC から高速に乗り、いつまでも完成しない外環を経由して、一路自宅を目指す。
 走行距離 800km に迫るドライブ旅行は、こうして幕を閉じた。

 次の旅行は、いつになるかなぁ。
 やりたい計画はいくつもあるのだが。



 
 3日 [「20世紀少年」劇場にて鑑賞]

 期待する映画を書き上げる必要があるような気もするが、プールに行く。
 背筋がおかしいので、あまり泳がず、主に歩く。

 プールから帰り、一休み。
 あまりにも、暑い・・・

 夕飯の後、暑さから逃げるべく映画館へ。
 あ、どれにしよーかなー

 堤幸彦「20世紀少年」☆☆

 荒唐無稽な話を映画でやるときは、一応理由づけをして、地に足のついている感を出さないと面白くない。
 まぁ、なんだ。
 そういう出来だ。

 外に出ると、おっと涼しくなっているじゃないか。
 撤収。



 
 4日 [「デトロイト・メタル・シティ」劇場にて鑑賞]

 メールの返答とか、写真の整理とか、やらねばならない事があるような気もするが、やる気が出ない。
 仕方ないので、映画を見るとしよう。

 ピート・トラヴィス「バンテージ・ポイント」Blu-ray の本編と、塚本連平「ぼくたちと駐在さんの700日戦争」DVD の映像特典を見る。

 夕方、ようやく動くだけの気力が回復。
 ならば動くしかあるまい。
 さぁ、映画館へ。

 李闘士男「デトロイト・メタル・シティ」☆☆☆

 ・・・ま、こんなもんか。
 起承転結で言うところの、“転”にあたる部分。ここで家族ドラマをやるなら、起承でもっと母親の話をくいこませておいた方が自然な展開になると思う。
 それと、ここで母親が、気が付いているのか気が付いていないのかをはっきりさせてしまった方が(気が付いているべきだが)、よりテーマ性がはっきりしたと思う。

 明日は、精神状態に関わらず出撃せねばならん。
 せっかくなので、映画館へも行くつもりだがなっ!!



 
 5日 [今月期待する映画]

 夏休みが終わる。
 月曜からは、日常に復帰だ。
 遊びのために稼ぐ日々が、再び始まる・・・

 落ち込んでいても仕方ない。遅れに遅れたが、9月に期待する映画だ。

 ダニー・レヴィ「わが教え子、ヒトラー」
 敗戦間際、闘志を失ったヒトラーにスピーチを教えることになったユダヤ人元演劇教授を描いた作品らしい。
 事実をもとにした"物語"らしいが、そもそも敗戦間際にこんなことがあったという事実を、この映画が作られるまで知らんかった・・・

 マーク・レヴィン「幸せの1ページ」
 引きこもりの冒険小説家が、ファンの少女のために一念発起、彼女に会いに行く事に。という話で、「お?感動ものか?恋愛ものか?」などと思っていると、コメディらしい。
 ・・・人気児童書原作で、このプロットで、コメディ!?
 なんじゃそりゃぁぁぁぁぁ!!!!

 アダム・リフキン「LOOK」
 監視カメラを使って撮影 (すでに設置されている監視カメラによる撮影であって、監視カメラで撮影できてしまった映像ではないそうな) された映画。
 日本よりもさらに多くの監視カメラが設置されている米国の、監視の恐怖。
 ・・・会社でも、ついつい監視カメラを避けるルートで移動してしまう (実話) 私としては気になる一本である。

 ティムール・ベクマンベトフ「ウォンテッド」
 グラフィック・ノベル原作らしいが、まぁそうだろうね、という映像美の予告編が印象的。
 世界平和のための暗殺組織の話らしい。
 モーガン・フリーマンの発砲シーンがあるが、まさかアクションシーンやったんじゃないだろうね?

 ジョン・ファヴロー「アイアンマン」
 実は「インクレディブル・ハルク」の (時間軸的に) 同時らしい。
 なんでも、「インクレディブル・ハルク」のラストショットと、「アイアンマン」のラストショットが同じだとか。
 それにしても、主役のアイアンマンがロバート・ダウニー・Jrか。悪人面だなぁ・・・

 中島哲也「パコと魔法の絵本」
 「下妻物語」の中島哲也新作。正直「嫌われ松子の一生」がピンとこなかったのだが、酒宴が役所広司で、出演に國村準!?しかも國村準が女装している!?なんじゃこりゃぁぁぁぁぁ!!!!!という理由で見に行くこと決定。

 滝田洋二郎「おくりびと」
 遺体を棺に納める"納棺師"となった男の物語らしい。予告編は良さそうなのだが、監督がなぁ、滝田洋二郎ってのがなぁ。
 かなり怖い。

 実は今月から年末まで、そうとうに忙しいことが予想されている。
 果たして何本行けるのか。
 今のペースを保てば、久しぶりに年間百本劇場で鑑賞することになるが、果たして・・・
 予断の許さぬ秋の映画戦線、すでに開幕中っ!!



 
 6日 [「歩いても 歩いても」劇場にて鑑賞]

 当初計画が崩壊する。
 ある程度予想していたにも関わらず、代案 / 対抗案を想定していなかったのは間違いなく己の失敗だ。

 紙屑作るのが怖くて前売り券購入をやめられるかっ!!!

 などと口走りながら、次の計画を考える。
 ・・・あ〜、都内まで出てきたが、地元まで戻ってしまった方が良さそうだ。

 是枝裕和「歩いても 歩いても」☆☆☆

 15年前の事件を引きずり、ホンネという建前で話し続ける家族の一日。
 酷く残酷な話だと思う。
 やはり、是枝裕和の人を見る目は好きになれんな。

 明日は明日の風が吹くっ!!と叫びながら、撤収。



 
 7日 [「幸せの一ページ」「落語娘」劇場にて鑑賞]

 あまりにも暑い。
 というか、湿度が高い。

 これはもう、映画館で涼むしかあるまいっ!

 と、言う理論武装の元、映画館へ。

 マーク・レヴィン「幸せの一ページ」☆☆
 なんだこのイマイチ感は。
 って、まぁ伏線投げっぱなしで各エピソードが中途半端でオチもないからなのだろうけどね。

 続けてもう一本。
 ・・・あぁ、あやうく四枚目の紙屑であった。

 中原俊「落語娘」☆☆
 噺家の物語であるにもかかわらず、噺を通しでやるシーンが一切ない (細切れで見せるシーンもほとんどない。寿限無が一番長かったのではなかろうか) のはどうなのだろうか。
 この作りだと、呪われた噺に挑む噺家でなくとも、映画監督でも小説家でも朗読家でもなんでもよかろうに。

 明日からは日常に復帰せねばならん。
 今日はこのくらいで勘弁してやろう。
 撤収。



 
 8日 [「暁のイージス」4巻]

 作:七月鏡一/画:藤原芳秀「暁のイージス」4巻(小学館/漫画)購入

 蝶戦争編のキーマンであろうキャラクタの一人、ジーザス登場。
 結局カダスなのかっ!という指摘はともかく、暗殺者ジーザスと、不殺の男イージスの共闘による監獄脱出。
 監獄ものだということなので、かつての「監獄」に収容されていただれかが復活するのでは?という予想が覆され、アーネスト・ロイドが復活したのは、ちょっと驚いた。

 次回、さてカダスからどう脱出する?



 
 9日 [「クローバーフィールド/HAKAISHA」DVD 鑑賞]

 マット・リーヴス「クローバーフィールド/HAKAISHA」スペシャル・コレクターズ・エディション DVD 特典映像見了

 ““謎の映画”の謎に迫る、約70分以上の豪華“必見”映像特典を収録!”という宣伝があるが、DVD の特典としては、ごく普通のメイキングが入っているだけだ。
 本編を、オーディオコメンタリで見るとなにか新たな情報を得ることができるのだろうか?

 正直なところ、設定がどうこうと気になる映画ではないので (怪獣は怪獣であり、それ以上でもそれ以下でも、ましてやそれ以外では無いのである)、何も分からんでもそれはそれで良いと思うけどね。

 なお、本作の DVD は明日から人に貸すのでオーディオコメンタリでの鑑賞がいつになるかは分からない。



 
10日 [「東京ペディション」申し込み]

 会社帰りに寄り道。
 この新日記でもおなじみ、FENNEK の住処まで行く。

 12月の、これも毎年おなじみ、ジャンクフリマこと、東京ペディション申し込みのために。
 申し込みには、責任者と補助の二名が申し込みに必要なのでね。

 これで12月の東京ペディへの申し込みができる。

 あとは、無事に抽選をすり抜けられるかどうかだ。
 抽選をすり抜けた場合は、今年も無事に出店できる事だろう。

 なお、え〜っと、毎度のことであるが、関係者各位、協力頼むっ!



 
11日 [[勝手に宣伝計画] "HAUTE VOLTIGE" AEROBATICS JAPAN GRAND PRIX -THE LAST FLIGHT-]

 10月5日に、ママチャリの4時間耐久レースに参加予定。
 10月25日から26日までは、「2008 HISTORIC AUTOMOBILE FESTIVAL IN JAPAN」観戦予定。
 10月31日から11月2日まで、「HAUTE VOLTIGE 2008」観戦予定。
 ・・・10月は、ツインリンクもてぎに通う気か、私は。映画の予定と合わせて、かなり忙しそうだな。

 本日の勝手に宣伝計画は、「HAUTE VOLTIGE 2008」。
 なんと今年で日本 GP ラスト。
 なんてこった!!あんなに面白いのにっ!!!
 悲しいくらい人が入っていなかったとはいえ、ラストとはっ!!!

 これで、ワールドシリーズのエアーショー / レースの日本開催は無くなったんじゃなかろうか?
 個人的には、使い道のない (今もって、参入する航空機会社が決まっていない) 茨城空港と、民間共用で空間の出来る霞ヶ浦上空を使って、Red Bull Air Race World Series の誘致をすれば良いじゃないかと思うのだが。

 んなことはどうでも良い。
 なにはともあれ、勝手に宣伝計画だ。


FAI WORLD GRAND PRIX 2008
"HAUTE VOLTIGE"
AEROBATICS JAPAN GRAND PRIX
-THE LAST FLIGHT-

HAUTE VOLTIGE 2008

世界のトップパイロット達が、最新技術の粋を極めた専用機を操り、決められた時間・空間の中で音楽に合わせ、時に優雅に、時に想像を超えるような飛行機の動き(マニューバー=技)を披露し、その演技の素晴らしさを競う新時代のスカイスポーツ、それが「"オートボルテージュ"アエロバティックス」です。

開催期間 / 2008年10月31日(金) - 11月 2日(日)
料金 / 一般席 6,000円
会場 / ツインリンクもてぎ
公式案内 / HAUTE VOLTIGE 2008

 なお、音楽と合っているかどうかはともかく、パワー任せの豪快な機動で我々の度肝を抜いた Philipp STEINBACH も参加予定っ!!



 
12日 [スピードパスを申し込み、映画館には送れる・・・]

 ガソリン代圧縮のためスピードパスを申し込む
 クレジットカードの情報を登録した電子マネーの一種・・・だろう。エクソンモービル系セルフスタンドで使用できるらしい。
 現金払いよりも2円程度安くなるのと、ガソリンスタンド系クレジットカードと違って年会費がかからないのが魅力だ。

 登録したらすぐに使えるのかと思っていたら、登録に一週間くらいかかるらしい。
 しかたないので10リッターのみ給油し、登録まで間に合わせる作戦に出る。


 登録完了後、再度報告予定。


 ここで予想外に時間を取ってしまい、ギリギリで間に合うかと思っていた劇場襲撃に遅れる。
 10月第一週で期限切れとなる無料券を使ってしまう予定だったのだがなぁ。

 ま、悔やんでも仕方あるまい。
 来週以降だな。



 
13日 [「ウォンテッド」劇場にて鑑賞]

 日中は、やらねばならん事を片づける。
 SF 大会から先、旅行だ夏休みだと、メールを受信しても返答していなかったし、やらねばならん事務的な事柄をほとんどやっておらんかったからな。

 まぁ、今日半日で終わる訳もないのだが、やらんよりはマシだろう。

 夜は、もちろん映画館へ。
 何を見るか迷ったが、先行公開のこれに決定。

 ティムール・ベクマンベトフ「ウォンテッド」☆☆☆☆

 さすがは「ナイト・ウォッチ」を撮ったティムール・ベクマンベトフ。
 彼は米で撮っても方針を変えなかった。
 実に粗っぽい、実に不親切な、それでいて面白いアクション映画に仕上がっている。

 物語も物理法則も飾りです。
 えらい人にはそれが分からんのですっ!!!

 のりのりで劇場を後にする。
 けどこれ、物語や物理法則が気になる人には不愉快じゃすまん映画だろうなぁ。

 ミッドナイト上映に突入する気分じゃないな。
 撤収。



 
14日 [血と硝煙が漂う・・・]

 映画を見に都内まで出ようかと思っていると、衝撃の真実判明。
 都内ミニシアターでやっている本日の目標、月末から地元でもやるらしい。

 慌てて前売り券を確認すると、全国券。
 ということは、都内まで出る必要は全くないな。

 本日の予定を変更。
 たまりに貯まっている録画済 TV 番組を見る。

 リキさんが死んだり (西部警察)、xxx が死にそうになったり (HEROES Season2)、どうも誰かが死んでいるらしかったり (LOST Season4)・・・って、生き死にを扱ったドラマばっかりだなおい。

 やたらと血なまぐさいドラマを次々に見て一日が終わる。
 明日は映画館襲撃予定。



 
15日 [「パコと魔法の絵本」劇場にて鑑賞]

 さぁ、今日は映画館だ。
 梯子で、二本行く計画の下、作戦起動。

 上映開始30分前に到着。
 案内板に出ている赤い文字が強烈だなぁ。

 「満席」

 かぁ。そうかぁ・・・

 順番を入れ替えて、二番目に見に行くことにしよう。
 3時間後の次の回は?

 「前方参列しか空席がありません」

 ・・・ヘ?
 この映画館、自宅からはもっとも近い (10km ほどあるのだが) 映画館だが、実に空いている。
 通い始めて一年半。二回ほど、一人でスクリーンを占有したこともあるような映画館だ。
 なのにこの大混雑ですかっ!!

 しかたない。
 一本だけにするか。

 中島哲也「パコと魔法の絵本」☆☆☆☆

 変人ばかりが集う病院に入院する、一日しか記憶が持たない少女と、誰にも嫌われている我儘爺さんの物語。

 一時の休まる間もなく進行するのでものすごく疲れる上、極端な演出を多用しているので、ノレる人とノレない人が出ると思う。
 個人的にはけっこうノレた上、意外なほど面白かったというのが正直なところ。

 上手い役者が暴れる姿は、本当に面白い。

 もう一本行きたいが、すでに道はない。
 やむを得ん。撤収っ!!



 
16日 [グタグタ日記]

 22日に「勝手に宣伝計画」なイベントがあるのだが、手元の情報が少ない。
 登壇者はクラシック曲の演奏を押しているのだが、曲目はおろか演奏形態さえ不明。

 ・・・断念しよう。

 しかし、実は本日は久しぶりに完全にネタがない。

 行きの電車では「西部警察」を見ていたのだが、帰りの電車では熟睡。
 ついつい乗り換え駅を通り過ぎてしまったくらいだろうか。
 これもネタにするには弱いよなぁ。

 リーマン崩壊をネタにするほど真面目な Web は目指していないし・・・

 そんなこんなで、グタグタのまま終了。



 
17日 [そのうち「DOOM3」のリプレイも始めたい]

 仕事以外で、いろいろな事が馬鹿馬鹿しくなってきた。
 なんで他人のために苦労せねばならんのか・・・

 と、毒を吐いても読んでいる人はまったく面白くないと思うので話題を切り替える。
 己の精神衛生上も、面白い事を考えた方が良いからなっ!!

 先月 PC のグラフィックカードを買い替え、その性能は素晴らしく向上した。

 せっかくだから、Valve「Half Life 2 : Episode two」(Windows/FPS)のやりこみプレイでも始めよう
 解像度を上げて、エフェクトも追加してっ!!

 ということで、プレイ開始。
 幸いなことに、数ヶ月ぶりなので細かいところをすっかり忘却している。


 それにしても、エフェクトを入れていると画が綺麗だなぁ。


 物理演算で落ちて行く物体や、HDR 下での光の表現や水の反射。
 実に美しい・・・

 化物どもの不気味な肌の質感までも表現されているのは、最悪だ。(誉め言葉)
 接近して来た時に、これまで以上に蜂の巣にしてやりたくなるからなっ!!!



 
18日 [「月光条例」。恋は人を狂わせる・・・]

 寝て起きたので、どす黒い気持ちを忘れるように努力して今日を生きる。
 気持ちの切り替えが重要だ。

 ということで、本屋襲撃。
 藤田和日郎「月光条例」2巻(小学館/漫画)購入 & 読了

 恋に狂って、どう考えても外道な行動に出た一寸法師。(子供ながらに酷い奴だと思った記憶がある。ちなみに、鬼が悪行を重ねた具体的証拠がないのに成敗に出る桃太郎も酷い話だと私は思っている)
 その所業に怒った登場人物が、今回の月打により狂いし者。

 まぁ、それはそれと指摘したうえでハッピーエンドにするのが藤田和日郎の上手いところだろう。

 次巻に続く形で物語が閉じたのは、族になった・・・シンデレラ!?



 
19日 [嵐が来るぞぉっ!!]

 台風接近中っ!!
 この状況、37mm リボルバーカノンの弾を抱え「来るぞぉ、嵐が来るぞぉ!!」と不気味な笑顔を浮かべる太田功巡査 (当時) の姿を思い出すのは私だけではあるまい。

 とうことで、映画館によりたい気持ちをぐっと抑え (帰れなくなると困るが故に)、速やかに帰宅。
 帰宅すると、私宛のはがきを確認。

 よし、来た。
 先週金曜日に申し込んだスピードパスの受付処理完了
 これにより、近所のガソリンスタンドで、現金価格より2円引きで入れられることとなる。

 スタンドのクレジットカードでも同じ割引を受けられるが、クレジットカードと違い、年会費が必要ないのが魅力だ。
 明日か、明後日に使用してみることにしよう。

 それにしても、雨、おもったより大したことないな。
 これなら映画館に行けば良かった・・・



 
20日 [スピードパスは、まぁ、便利だと思う]

 いろいろとあって、やる気が出ない。
 こういうときは、無理やりにでも体を動かした方が良い。そうでないと、まぁ、いろいろと大変なことになる。それくらいやる気が出ない。

 久しぶりにトレーニングジムに行き、運動する。
 エアロバイクをこぎ、ウォーキングマシンを歩く。(なお、私はトレーニングジムではこの二つしか使わない。筋トレ?ナニソレ?)
 何も考えず黙々と。

 疲れた・・・

 やる気どうこういう段階ではなく、疲れた。
 帰宅途中で、大幅に遠回りをして先日使用可能になったスピードパスを使って給油。
 セルフスタンドの、現金投入、釣り銭回収と言った面倒な作業の一切が必要ないというのは、かくも便利な物かと驚く。
 けど、まぁそれだけっちゃぁそれだけのものだね。
 悲しいかな、現金払い専用の値引きが行われていたので割安感がまったく無いのも悲しい。
 いや、繰り返しになるが、便利だとは思うがな。

 帰宅後、もはや映画館に行きたいと積極的に思えるほどの体力が残っていなかった・・・



 
21日 [劇場襲撃・・・失敗!?]

 彼岸入りで祖父母の墓参り。
 久しぶりに横浜中華街で昼食を取ったり、大雨に振られたりと、実にめまぐるしい一日であった。

 問題は、渋滞の関係で想定時間よりも遅く帰宅。(ちなみに今回は私が運転したのではない)
 おかげで映画館に行けなくなったことだ。


 この土日、無気力症候群と墓参りで、映画館に行くことができなくなるとはっ!!


 ん〜、明日は仕事なので映画館には行けない。
 明後日は祝日か。

 そこだな。

 最低でも一本。
 できれば二本行きたいぞっ!!



 
22日 [クラシックとドラマリーディング、そして警察官の無法行為]

 案内を読むだけでは何がないやらさっぱり分からない謎のドラマリーディング。
 クラシック音楽との組み合わせだと言うが、演奏曲目不明、演奏形態不明。無論リーディングのジャンル不明で、先週「勝手に宣伝計画」を断念したイベントである。
 "皆様ご存じことと思いますが"って書かれてもなぁ・・・知らんよ?少なくとも私は。

 愚痴はさておこう。

 「名曲喫茶 天使奏楽堂 クラシック音楽とドラマリーディングの夕べ」を聞きに行くべく、仕事帰りに大幅な遠回りの末、都内へ。

 イベントは、クラシックの名曲の解説 (曲は iBook にて再生。せめてアンプと、もうちょっとまともなスピーカーを用意してほしかった) と、ドラマリーディング。

 曲 (というか、ほとんど作曲家の解説だったように思うが) の解説を入れるのであれば、リーディングされる物語は、曲の解説と連動する内容の方が面白かったと思う。
 曲想に合った物語というのであれば、別段、その解説や作曲家の話をする必要は無いのだから。

 例えば、ベートベンの曲ならば、男が女に振られる話 (読み手が女性である事を考えると、傲慢で耳の聞こえない男を「ふざけんなぁ!!!」と卓袱台返しする話か?) とかね。
 今日はなかったが、ドヴォルザークなら鉄道話とか。(ドヴォルザークは鉄っちゃんだった)

 あと、曲の解説は、あらかじめ台本を用意した方がよかったと思う。「え〜」「あ〜」が多すぎて聞きづらい。

 やりたいことは分かわんでもないが、曲目の解説とドラマの脚本がかみ合っていない、方向性の見えないイベントだったように思う。

 終了後、撤収の手伝いをちょっとだけしてから帰路に着く。
 中央通りを上野方向に歩いて行くと、御徒町目前、松坂屋のちょっと前で警察官の乗った自転車とすれ違う

 無灯火とはいかがなものか

 歩道を走っていたのは、まぁ良いだろう。ここは自転車も走れるほどうなのだから。
 だがしかし、無灯火は明らかに違法だ。

 これで自転車の交通法規を守れとは片腹痛いな、などとおもいつつ、撤収。



 
23日 [「おくりびと」劇場にて鑑賞]

 予定通り、本日は映画館へ。
 相変わらず混んでいるが先週よりはマシだ。いつもの席にも座れたしな。

 滝田洋二郎「おくりびと」☆☆☆☆

 所属オーケストラが解散し、田舎に帰って仕事を探していたら納棺師になってしまった男の物語。
 モントリオールで賞を取った理由は分かるが、そんなに傑作だとは思わなかったというのが正直なところだ。

 最後の、父と子の話も、あまりにも露骨な伏線とわざとらしすぎる演出、そのわりにほかのエピソードとの関連性が薄いという状況。
 悪い話ではないと思うが、いまいち座りの良くない話であったと思う。

 もう一本見られる時間ではあるが、見たいと思う映画で時間的に都合の良い映画がない。
 やむをえん。
 撤収っ!



 
24日 [「ターミネーター2」DVD にて鑑賞]

 突如として、特定の映画を観たくなることがある。


 ・・・あるよな?


 ということで、なぜかジェームズ・キャメロン「ターミネーター2」を見始める
 今回は、拡張特別編で鑑賞中。


 そう、まだ見終わっていない。


 拡張特別編は、劇場公開直前だったか直後だったか同時だったかに発売されたノベライズ小説にもっとも近く、エンディングが劇場公開版や特別編とは大幅に異なるのが特徴だ。
 なお、「スペシャルコレクション DVD」に収録されているが、他のどのバージョンの DVD に収録されているかは知らん。


 それにしても、キャメロンはアクションシーンオン組み立てがうまいなぁ。
 カット割りで逃げずに、これだけの画を作るんだもんなぁ・・・



 
25日 [「ダイ・ハード」DVD 鑑賞]

 突如として、特定の映画を観たくなることがある。


 ・・・あるよな?


 ということで、今日も映画を観たくなる。
 本日はジョン・マクティアナン「ダイ・ハード」
 これは、20世紀 FOX のアルティメットシリーズ DVD。初期に出ていたやつは、画質が凄かったからねぇ。

 ラスト間際、FBI の乗ったヘリが、実は模型。本物のヘリは、一切使っていないという話を初めてきたときは驚いたものだ。
 今見ると、分かるけどね。
 カメラアングルと編集でごまかしているけど、無理が出ているから。

 それにしても、DVD の解像度 (720x480) を完全に上回る環境 (1680 x 1050) が完成してしまっている今、DVD の画が粗く見えるのが悲しいな。

 CyberLink「PowerDVD 7」を使っているのだが、ソフトを変えればアップスキャンのような機能が搭載されていたりするのだろうか?
 ま、買わないけどね。
 来月、アレを買う予定だから・・・ふふふふふふふふふふ。



 
26日 [三日目・・・止まらない]

 突如として、特定の映画を観たくなることがある。


 ・・・あるよな?


 ということで、今日も映画を観たくなる。
 本当は映画館に行きたかったのだが、いまいち時間が合わなかったので、断念。
 DVD だな。
 本日は羽住英一郎「逆境ナイン」
 全力版 DVD だが、本編映像は通常版と変わらない。

 原作の途中まで (原作では甲子園優勝までやっているが、映画では甲子園出場決定で終わる) の映画化だが、エピソードの抜き出しは一級。
 制作側の、原作への愛 (注・野球への愛ではない。原作にも野球への愛は無い。ルール間違っているし) をつよく感じる作品だ。

 実際に見るまではなぁ、失敗しているに違いないと思っていたのだがなぁ。
 これほどまでに良い意味で裏切られた映画はそうそう無い。邦画ではなおさらだ。


 個人的には、同じ方法論で、同じく島本和彦の「燃えるV」を映画化してもらいたいものだ。
 ・・・作者的に、あれは失敗作らしいので、難しいだろうが。



 
27日 [「イキガミ」劇場にて鑑賞]

 午前中は、ジムで3時間ほど運動。
 疲れた。
 一休みして、夜は映画館へ。

 最初は行く気がなかったが、倒錯騒動を受けて行く気になった。

 瀧本智行「イキガミ」☆☆

 設定自滅作品の典型例だな。
 余計な台詞で本筋とは関係のない余計な設定を語ってしまったばかりに、作品世界の矛盾点を露呈しまくっている。
 余計なことは言わなければよいのに。

 ついでに画作りにも丁寧さが欠けている。東京武蔵野を舞台としているようだが、出てくるモノレールに「千葉モノレール」(しかも20周年記念塗装) と書かれていて幻滅する。


 この映画を見る原因となった、星新一「生活維持省」との関連性だが、影響を受けていないというのは無理があるくらいには似ていると思う。
 作者・・・か、監督か脚本家は、人間不信ではなさそうだが。
 本日は一本のみで撤収。

 さて、3時間も体を動かして、明日は動けるのかな?



 
28日 [「アイアンマン」劇場にて鑑賞]

 7kg の鉄アレイを、左右それぞれ50回。
 筋肉痛の原因はこれだろう。

 と、いうことで腕が筋肉痛。

 ま、映画を見るには関係ない。
 パワステのおかげで、映画館までの運転くらいなら、ほとんど力、必要ないし。

 ジョン・ファヴロー「アイアンマン」☆☆☆☆

 物語は馬鹿だが、馬鹿なまま全部をつっきる姿勢はたいへん良い。好感を持てる。
 主人公が前向きで、いちいち悩まんのも良い。
 なお、エンディングクレジットの後に、「アベンジャーズやるぜ」宣言が出てくる。
 しかも言うのはサミュエル・L・ジャクソン。
 好きだねぇ、あのおっさんも。

 筋肉痛は腕だけだが、疲れは全身に残っている。
 明日に備えて、本日は一本で撤収っ!!



 
29日 [「うつうつひでお日記 その後」「理系の人々」購入]

 吾妻ひでお「うつうつひでお日記 その後」(角川書店/漫画) と、よしたに「理系の人々」(中経出版/漫画)購入

 吾妻ひでお「うつうつひでお日記 その後」は、「失踪日記」「うつうつひでお日記」に続く、作者日記漫画の新刊。
 と、いいながら数頁めくって見た感じでは、あまり「漫画」ではなさそう。
 半分以上文章っぽい。

 よしたに「理系の人々」は、同名の Web 連載をまとめた物。
 と、いいながらも大幅な書き下ろしがあるらしい。
 「ぼく、オタリーマン」で、技術系サラリーマンの涙と笑いと共感をさそった作者なので、これもまた同じように楽しませて貰えると嬉しいね。



 
30日 [来月期待する映画]

 自室で使っているホワイトボードが薄汚れてきたので、ウェットティッシュで綺麗にする。
 所々、汚れが残っているが、全体としては綺麗になったので良かろう。


 綺麗になったホワイトボードに、次々に映画の予定を書く。
 公開される映画を記し、近所の映画館でやるかどうかを記す。
 気になる題名をすべて書いたところで、本数を数える。

 すでに公開されている映画が、地元でも封切りされる映画もあるため、調べるのはそれなりに面倒だ。

 さぁ、まとめ終わったところで、来月期待する映画だっ!!


 ミシェル・ゴンドリー「僕らのミライへ逆回転」
 中身が消えたレンタルビデオのテープ。店の存続のため、レンタル店員は有名映画のリメイクを開始するっ!!
 ミシェル・ゴンドリーとジャック・ブラックが組んだというだけで、期待度全開。そしてこのプロットっ!!
 もう、たまりませんっ!!

 グレゴリー・ナヴァ「ボーダータウン 報道されない殺人者」
 メキシコで発生した (している?) 実際の未解決連続殺人事件を描いた作品。
 ちょっと実話ベースとは思えない告発映画になっているのだそうな。

 D・J・カルーソー「イーグル・アイ」
 謎の電話があって、追われる羽目になる面識のない男女の映画らしい。
 制作はスティーヴン・スピルバーグか。「裏窓」に続いて「北北西」とかいうんじゃないだろうね?
 許されるのは、一回だけだよ?

 ピーター・シーガル「ゲット スマート」
 TV ドラマ「それ行けスマート」の映画化。
 そんな部分はどうでもよく、予告編で見られるスティーヴ・カレルとアン・ハサウェイの組み合わせと、物語の馬鹿馬鹿しさと、一瞬見えるマシ・オカで「見に行くしかねぇ!!」と思わされた一本。
 笑わせてくださいませ。

 ミロス・フォアマン「宮廷画家ゴヤは見た」
 画家、フランシスコ・デ・ゴヤを通して描かれる歴史ドラマ。
 スペイン動乱期を生きた画家なので、それを活かした内容になることだろう。

 西谷弘「容疑者Xの献身」
 TV ドラマ化された東野圭吾「探偵ガリレオ」の映画版。
 原作とは大きく異なる (トリックは一緒だけど) TV ドラマ版は、それはそれで面白かった。
 さて、映画はどうなる事やら。

 曽利文彦「ICHI」
 「座頭市」を女性に切り替えて作られた作品。
 問題は、監督か。曽利文彦か・・・「ピンポン」は、面白かったがなぁ。

 佐々部清「三本木農業高校、馬術部 〜盲目の馬と少女の実話〜」
 ・・・まぁ、題名の通りの内容なのだろう。
 佐々部清というのがなぁ。題材は面白そうなのだがなぁ。

 木村威夫「夢のまにまに」
 美術監督として知られる木村威夫が、なんと90歳で映画監督デビュー。
 内容は知らんし、予告編も見ていないのに、ただ木村威夫の作品と言うだけで見に行く気になるから不思議だ。

 阪本順治「闇の子供たち」が公開されたり、どうも前売り券をもらえそうな映画もあったりと、まだまだ油断ならん。
 涼しくなってきているが、映画館は燃えているっ!!



−過去の日記−
1999年
 1月   2月   3月   4月   5月   6月
 7月   8月   9月  10月  11月  12月

2000年
 1月   2月   3月   4月   5月   6月
 7月   8月   9月  10月  11月  12月

2001年
 1月   2月   3月   4月   5月   6月
 7月   8月   9月  10月  11月  12月

2002年
 1月   2月   3月   4月   5月   6月
 7月  裏7月   8月  裏8月   9月  10月
11月  12月

2003年
 1月   2月   3月   4月   5月   6月
 7月   8月   9月  10月  11月  12月

2004年
 1月   2月   3月   4月   5月   6月
 7月   8月   9月  10月  11月  12月

2005年
 1月   2月   3月   4月   5月   6月
 7月   8月   9月  10月  11月  12月

2006年
 1月   2月   3月   4月   5月   6月
 7月   8月   9月  10月  11月  12月

2007年
 1月   2月   3月   4月   5月   6月
 7月   8月   9月  10月  11月  12月

2008年
 1月   2月   3月   4月   5月   6月
 7月   8月   9月  10月  11月  12月