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新日記

2009年 8月

 
 1日 [狂気]

 昼の13時ちょっと前に到着し、16時の映画に入れないこの惨劇。

 13時台の映画と16時台の映画で二本連続を予定していたのだが、両方とも入れないってのはどういうことだ!?
 13時台の映画の次の回も、なぜか「前よりのみ」(しかも真ん中全滅)。

 ・・・!?
 恐るべし、「セント・アンナの奇跡」「サンシャイン・クリーニング」。

 仕方がないので映画館を断念。
 他の用事を一気に、すべて済ませてしまうとしよう。

 ということで、いろいろと用事を片付ける。
 とどめに、どうするかどうか迷っていたノート PC の選定を完了。
 ついつい注文してしまう。

 我が人生において、20年ぶりくらいの SONY PC 購入だな。
 前のが「HitBit HB-F1 II」という MSX2 だったことを考えると、世の中の進歩が分かるというものだ。

 「VAIO type P」購入。正確には、VAIO オーダーメイドで注文。
 私が愛用するアルミバッグに入る PC、というのが購入理由。
 バッテリー容量や SSD への換装、カラーリングの変更に OS のアップグレード (Windows7 へのアップグレードを狙ったため) を行った。

 到着は、20日頃ということなので、それを楽しみに待つとしよう。

 用事を片付け、PC を半ば衝動買いし、それでも余る時間。
 丸の内の JAXAi で時間をつぶし、ついに時間調整終了。

 狂乱の呑み会に突入。

 呑み会の最中に、さらなる追い打ち発生。

 さらに狂乱加速っ!!!!

 くっそうっっっっっっっっっ!!!!!
 だらぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!



 
 2日 [危険の予兆]

 予想通り、映画館襲撃の時間はなかった。

 ・・・しまった。

 次の土日も、おそらく映画館に行くだけの余裕はない。

 非常にまずい。

 このままだと前売り券が紙屑化する危険がひたすらに高まる。

 どこかでどうにかして、あぁしてこうして映画館だな。
 うん。

 とりあえず、明日か!?
 狙っちゃうか!?



 
 3日 [買えっ!!さぁ、買えっ!!]

 あぁ、映画館に行きたかったのに・・・
 現実は厳しい。目論見通りには行かん。

 アーサー・C・クラーク「90億の神の御名」ザ・ベスト・オブ・アーサー・C・クラーク 2巻(早川/小説)、しきしまふげん「現代萌衛星図鑑」(三才ブックス/サイエンス?)、野田篤司「宇宙暮らしのススメ」(学習研究社/サイエンス)、「歴史群像 日本の宇宙開発」(学研/サイエンス)まとめて購入


 宇宙!!宇宙!!宇宙!!


 という本の購入傾向であるといえよう。
 いや、「90億の神の御名」は“宇宙”ネタだけではないのだが。



 
 4日 [「サマーウォーズ劇場にて鑑賞]

 ・・・もう良い。
 あとで地獄を見ても良いや。
 ということで、映画館襲撃。


 無理?無茶?無謀?だから何?


 細田守「サマーウォーズ」☆☆☆

 仮想現実の現実浸食を描いた作品。
 細部描写の甘さは、細田守の前作、「時をかける少女」から続いている。この監督はそういうもんだと諦めるしかないのだろうか?

 つまらなくはないが、驚くほど面白くもないというのが正直なところであった。
 さぁて、どうなる事やらと思いながら、撤収。



 
 5日 [FN Rd6 もてぎ]

 狂乱。

 まさにその言葉に全てが集約される。
 これで土曜日何かあったら私はどうするつもりなのだろう?

 等という事も思いつつ、週末に行われる FormulaNIPPON Rd6「ツインリンクもてぎ」の入場券購入

 今回もまた、NAKAJIMA RACING サポーターズシート。
 まぁ、実際に座るのは毎度おなじみの最終コーナーだろうが。

 現在の天気予報では、晴れ時々曇り。
 さて、どんなレースになることやら。

 ロイック・デュバル & 小暮卓史の連続ワンツー、なるか!?



 
 6日 [現代萌衛星図鑑]

 しきしまふげん「現代萌衛星図鑑」(三才ブックス/???)読了

 人工衛星を“擬人化”して紹介する。
 恐るべし萌ブームというかなんというか・・・“萌”というのはいまいち私にはわからないのだが、読んでみると、企画した人も本にしようと思った人もすごいと思う本に仕上がっていると思う。

 擬人化された選んだ衛星が強烈だ。
 制作者の宇宙開発に対する興味の“本気度”が見えること間違いなし。
 「ひまわり」や、「はやぶさ」、「かぐや」はメジャーで分かりやすいが、「すいせい・さきがけ」(余談だが、私が宇宙開発に興味を持つきっかけになった探査機)や「きく7号」といった、ちょっと前の衛星。

 そして日本の黒歴史、「みどり2」と「USERS」。

 「みどり」ではなく、あえて「みどり2」。せっかくだから「USERS」ではなく「のぞみ」にして、「はやぶさ」と姉妹にすれば (「ミネルヴァ」がいあるから三姉妹!?) にすれば・・・とか考えている時点で、乗せられているのか!?もしかして!?

 画はともかく、内容は基本を抑えた衛星の紹介と手堅いもので、宇宙開発に興味がある人なら、ほぼ間違いなく新しい情報は手に入らないが、初心者 (が、手に取る本とは思えんのだが。萌系の人々の中にいる衛星初心者は手に取る、のか?) には手堅くわかりやすいと思う。

 なんか異常に疲れた。
 ちなみに、電車の中で読むにはあまりにも恥ずかしいので、普通に部屋で読みました。
 ・・・無理、これは。



 
 7日 [「サンシャイン・クリーニング」劇場にて鑑賞]

 今日は休暇を取得し映画館へ。

 クリスティン・ジェフズ「サンシャイン・クリーニング」☆☆☆☆

 駄目人間一家の物語、という意味では同プロデュースチームの「リトル・ミス・サンシャイン」と似ているが、個人的な好き嫌いではこちらの方が好き。結末が特に。

 人間、駄目は駄目で良いんじゃね?
 うん。良いんだよ!!!!

 満足しながら、撤収。
 ・・・あ、電車が雨で止まってる。



 
 8日 [打ち上げ花火、下から見ているウチにエライことに]

 来月の「大異変」の下見。
 場所は決まった。次は日取りだ。

 問題はその後発生した。
 諸般の事情により、劇場襲撃に失敗。
 「3時10分、決断のとき」が60分前で満員御礼なんて誰が想像する!?

 最低壱本。できれば弐本を狙っていたのだが、零。


 まずい


 このままだと紙屑が生まれる。
 「ゲームセンターCX」24時間生放送を、録画併用に切り替えるしかないか!?

 などと思いながら帰路につく。
 地元の花火大会が見え、冷や汗。

花火大会(1)
20090808 撮影:A530「花火(1)」

花火大会(2)
20090808 撮影:A530「花火(2)」

 やはりコンパクトデジカメで花火の撮影というのは難しいな。  シャッターボタンを押してからの反応が鈍いし (最近のはもっと早いらしいが)、設定を細かく調整するのがやたらとめんどくさいし。(これは夜景撮影モードでフラッシュ禁止で撮影)
 撮影者のヘッポコぶりが見事に出る。

 じゃぁなくてっ!!
 時間的に、もう最後じゃないかっ!!
 ギリギリ、渋滞前に滑り込めると踏んだのだが、駄目か!?駄目なのか!?
 案の定、大渋滞にはまる。

 なんかもう、疲れた・・・



 
 9日 [FormulaNIPPON Rd6]

 本日は、今期二戦目だ。
 我が友 FENNEK と共に、FormulaNIPPON Rd6 ツインリンク茂木を観戦しに行く

 いつもとは異なり、5コーナーアウトで観戦していたのだが、目の前で No.40 リチャード・ライアン(DOCOMO DANDELION) がクラッシュという経験をする。

No.40 Richard Lyons(DOCOMO DANDELION)
20090809 撮影:D70s No.40 Richard Lyons(DOCOMO DANDELION)

 セーフティーゾーンがあるあら大丈夫だと頭では分かっているのだが、目の前で車をが飛んでくるのを見るのは、はっきり言って恐ろしい経験であった。

No.36 Andre Lotterer(DOCOMO DANDELION)
20090809 撮影:D70s No.36 Andre Lotterer(DOCOMO DANDELION)

 その後、マシントラブルが多発し、四位以下の順位が大きく変動したものの、優勝は、混戦の第一コーナーを制した No.36 アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TOM'S) が優勝を飾った。

No.1 松田次生(LAWSON TEAM IMPUL)
20090809 撮影:D70s No.1 松田次生(LAWSON TEAM IMPUL)

 今回は見せ場無しだった、去年の王者、No.1 松田次生(LAWSON TEAM IMPUL)。

No.8 石浦宏明(Team LeMans)
20090809 撮影:D70s No.8 石浦宏明(Team LeMans)

 最後の最後でマシントラブルに泣いた No.8 石浦宏明(Team LeMans)。

 最終コーナーで 500mm を使うと、こんな写真も撮れるっ!!
 ・・・ごめんなさい、嘘です。
 かなりトリミングしてます。
 ごめんなさい、ピント甘いです。

 疲れたが、非常におもしろいレースであった。
 撤収。



 
10日 [「のだめカンタービレ」22巻購入]

 二ノ宮知子「のだめカンタービレ」22巻(講談社/漫画)購入

 前作で悪魔・シュトレーゼマンの誘いに乗ったノダメは、この巻で抜け殻化。
 先生・オクレールの真意と、チアキの感じていた違和感の正体は、読者には明かされる。

 物語が収束に向かいつつあるのが分かる巻であった。
 ま、そんなことを言いながら延々と続く漫画もあるので (何とは言わんが) 油断は出来んのだがな。

 帰宅すると、SONY Style からメールが入っていた。
 来週末だという話だったが、そうか、もう来るのか。
 数日中に“ヤツ”が来る・・・



 
11日 [VAIO Type P]

 帰宅すると、Sony からブツが届いていた。
 さっそく開梱。

VAIO Type P
20090811 撮影:K100D 「VAIO Type P」


 Sony「VAIO Type P」到着!!


 ちっさっ!!!


 店頭でその小ささに驚いても、たいていの場合、自室で見ると大きい。
 しかし、これは実際に小さいっ!!

 小ささに感動しつつ、さぁて、調教だ。
 まずは様々なアップデートだっ!!



 
12日 [「陣風」起動編]

 SONY VAIO Type P を「陣風」と命名
 我が LAN に組み込む。


 ・・・つながらない。


 苦闘30分の末、Default Gateway の設定が誤っていただけであることが判明。
 「貴様、それでも端くれとは言えネットワーク屋かっ!!」と言われそうな失敗であると言えよう。

 私は L2 屋なので L3 の問題に疎いのは仕方ないのだっ!!
 そーゆーことにしとくのだっ!!

 LAN 接続後、Windows Update と、Sony Update を実施。

 最近のメーカー PC 共通なのか、それとも SONY VAIO 独自のものなのか知らんが、メーカーがドライバーとアプリケーションを、Windows Update と同じような方法でまとめて提供しており、便利ではある。

 標準で入っているアプリケーションは、これからガシガシ消してしまうので、私にはあまり関係ないのだが。

 なにはともあれ、Windows Serch の Index 構築も完了。
 リカバリディスクの構築も完了した。

 後は、Text Editor と動画再生ソフトを入れれば持ち出せる状態になるぜ。

 次回、「陣風」初陣っ!!



 
13日 [「陣風」初陣]

 「陣風」こと「VAIO Type P」に、GOM Player(動画再生) と Opera(Web browser) と TeraPad(Text Editor) を Install。
 早速、というか二日もかかったというべきか、これで最小限の持ち出し環境は完成した。


 もちろん持ち出す。
 会社-自宅の往復で、とりあえず使ってみる。


 GOM Player で「ターミネーター:サラコナークロニクルズ」を再生しつつ、テキストエディタでこの文章を作成。
 横長の高解像度ディスプレイという特色を生かした使い方であるといえよう。

 動画は、TV 放送していたものをキャプチャし、640 x 360 Q4 の DivX 圧縮したもの。アナログキャプチャなので、合法的に CPRM 突破。

 やや Frame Rate が落ちるが、視聴に問題があるほどではない。
 テキストエディタとの併用時に、30fps で作った動画が、28〜29fps で再生される場合がある程度だ。

 ながらみであれば、そう問題のある数値では無かろう。
 平行作業中に問題になったのは、むしろ慣れていないキーボードの打ちにくさの方だろう。

 いや、大きさの割に打ちやすいキーボードではあると思うのだが、やはり慣れ親しんだ RT6652 には遠く及ばない。
 それに、[ Fn ] キーと [ Ctrl ] キーを誤打しやすいというのも、文章を打っているときに引っかかる原因であると言えよう。

 もっとも、アドエスのキーボードにさえなれることができた適応力を考えれば、結局そのうちなれてどうにかなるだろう。

 次は、モバイルネット環境の構築だな。
 まだまだ、「陣風」ネタは続く。



 
14日 [「鋼の錬金術師」23巻購入]

 とかいいながら、「陣風」ネタは休止。
 明日が休みである事を考えると、月曜まで休止になると思われる。

 荒川弘「鋼の錬金術師」23巻(スクウェア・エニックス/漫画)購入

 なんだかんだ言いながら弟のアレックス・ルイ・アームストロングを心配し、信頼しながら戦うオリヴィエ・ミラ・アームストロングが素敵だ。


「我が弟はあれしきでくたばるような鍛え方はしとらん!!!」


 畜生になりかけた大佐を止めるのがスカーというのも、なるほどという流れで、面白い。

 意外だったのは、死亡した xxx。
 いや、てっきり xxx と因縁の対決してくれるもんだとばかり・・・



 
15日 [「ナイト・ミュージアム2」「そんな彼なら捨てちゃえば?」劇場にて鑑賞]

 「大異変」に備えた買い物調査を実施。
 これで、基準値は取れた。後はほかの店や商品と比較検討を行えば良いか。
 調査終了後、速やかに映画館へ。

 ・・・時間が、いまいちだな。
 ま、いいか。
 当日券に引き換え、ロビーにて、「陣風」で動画を見つつ (「HEROES Season3」) 時間をつぶす。


 ショーン・レビ「ナイト・ミュージアム2」☆☆

 先週も見たなぁ、エイミー・アダムス。
 では無い。
 博物館の展示物が動き出すという基本コンセプトは前作のまま。博物館がスミソニアンになって大きくなっただけか?という予想は、悲しいほどに、悪い意味で的中してしまう。
 小ネタは面白いが、話の主軸がコレじゃねぇ。


 ケン・クワピス「そんな彼なら捨てちゃえば?」☆☆

 その男は、お前に気が無い。とっとと捨ててしまえっ!という映画。
 私見だが、恋愛に関しては男性より女性の方が上手だと信じて疑わない私のような人間には、とても納得することが出来ない内容であった。

 二本見たところで時間切れ。
 撤収。

 帰宅後、またしても訃報を知る。
 敗戦決定日 (終戦の日は、降伏文章調印日である) のこの日に、松林宗恵監督が亡くなられた。
 「太平洋三部作」や「潜水艦イ-57降伏せず」、そして「世界大戦争」。

 敗戦国の視点から描いた、戦争映画を。
 被爆国の視点から訴える、反戦映画を。
 決して、名作をいくつも生み出した監督ではなかったと思う。しかし、間違いなく、偉大と表されるべき監督であったと思う。
 謹んで哀悼の意を表す。



 
16日 [[勝手に宣伝計画] ロケットまつり34]

 いかん、忘れていた。
 毎度おなじみ、ロケットまつりである。
 “「衛星まつり」〜日本で初めて人工衛星を創った男〜”シリーズ、今度こそ完結か!?
 という第七弾。


宇宙作家クラブpresents
ロケットまつり34
衛星まつり7
〜日本で初めて人工衛星を創った男〜

 40年前、衛星開発に挑んだ本人が、日本の人工衛星開発のはじまりを語る、7回目。今回のテーマは「アマチュア衛星」。
 「アマチュア衛星」と云う言葉には「プロでない者が作った衛星」と云う意味と「プロでない目的で使われる衛星」の意味があります。日本最初のアマチュア衛星はアマチュア無線の中継を行う「アマチュア無線通信衛星」でプロの衛星メーカーで作られました。当時の政府がプロ目的の衛星と同等の品質を持った衛星でなければロケットへの搭載をOKしなかったからです。しかし製作はアマチュア無線のライセンスを持った衛星プロが中心になって、品質的にはプロ並みで採算的には民生品並みに作られました。打上結果は完全でした。
 それから20年以上経って、プロでない者が作った衛星が打ち上げられるようになり、この2月にはアマチュア衛星が一度に7機打ち上げられました。当然ボロも出るわけで結果は余り芳しくない様ですがそれなりの価値はあったのでしょう。
 アメリカでは早い時代からアマチュア衛星が打ち上げられていました。何事も始めはプロは居らず皆アマチュアですから、東大科学衛星はまさにアマチュア衛星でした。

【Guest】
小野英男 (〜日本で初めて人工衛星を創った男〜)

【出演】
松浦晋也 (ノンフィクション・ライター)
笹本祐一 (予定)
浅利義遠 (マンガ家)

開催日 / 2009年8月21日(金)
開場 / 18:30
開始 / 19:30
料金 / 1,000円(飲食別) ※当日券のみ
開場 / 新宿ロフトプラスワン
案内 / 新宿ロフトプラスワンスケジュール



 
17日 [「陣風」軽量化作戦]

 「陣風」こと「VAIO Type P」は、動画再生と、テキストエディタ機能を酷使している。
 標準の環境で GOM Player を使用し DivX 動画 (640x360 / Q4 / 30fps) を再生すると、FPS が 28〜29fps 程度での再生となる。ちょっとガクガクしていて悲しい。


 軽量化だな。


 Windows 機能では、Areo はもちろん切断。(なれると使いやすいと思うのだが、PC の計算能力が貧弱すぎて使う気になれない)
 Bluetooth(搭載して無い) や、ReadyBoost(そもそも SSD)、Tablet PC Input Services(Tablet PC じゃない) も使用しないので停止する。
 Vaio のサービスにいたっては、電源管理系以外の全機能を停止。

 常駐ソフトも、その多くを停止する。
 セキュリティソフトも、軽量化のために NOD32 を導入。AVG は無料で軽いという優良ソフトだが、NOD32 は有償だがさらに軽い。貧弱 CPU には軽ければ軽いほど良い。


 うむ、30fps 出るようになった。


 動画再生とテキスト打ちを並行して行った場合、ここ数日の使用状況から、1時間ドラマ4本を見てもバッテリーは“持つ”ことが分かった。
 バッテリー容量がまったく違うのであまり比較しても意味が無いのだが、iPod よりも持っている。(我が iPod だと、1時間ドラマ3本でバッテリーギリギリ。4本は終わらない)

 なによりも、動画再生しながらテキスト、というかこの日記や映画批評や雑文を打てるのは大きい。
 これまでの、iPod + アドエス (持ち方工夫すると、立ちながら作業できる) とは作業効率が段違いだ。

 現在の、ローカルでのみ使用する方法であれば、二日間ごとにバッテリー切れが発生することが分かった。
 DD なりアドエスを使用したネット接続を併用した場合、バッテリー持ち時間は短くなると思われるが、それは今後の課題だな。

 さぁて、次はネット接続環境構築だ。



 
18日 [「あずまんが大王」新装版3巻購入]

 あずまきよひこ「あずまんが大王」新装版3巻(小学館/漫画)購入
 久米田康治「さよなら絶望先生」18巻限定版 (講談社/漫画) が売っていないので断念。近いうちに探し出さねば。

 帰宅後、ついに、本棚の空前の大規模整理に乗り出す。

 本を買ってきたばかりだというのに、大量の本を整理して整理して整理して整理して整理して整理して整理してしまう。
 特に漫画本に対しては容赦なく実行する。


 問題は雑誌類だ。


 SF マガジンが12年分くらいあるんだよなぁ。
 読み直す可能性も低いが、しかし単行本化されていないものも多いから・・・難しい所だ。



 
19日 [「サンデーGX」購入]

 今日も漫画のお買い物。
 月刊「サンデーGX」(小学館/漫画)購入

 広江礼威「BLACK LAGOON」
 ロベルタ編第二部、これで、完結?
 ん?しかし、ロックが途中で下した「戻らない覚悟」はどこに消えた?
 ロックの想定外結末で、立ち消え?
 それと、ダッチの過去の話 (これ1巻からずっと引っ張ってる部分なんだが) は?

 すべては新章なのか!?


 宮下裕樹「正義警官モンジュ」

 ロボット警官の、犯人を殺さないという“意思”。
 「甘っちょろいことを言うために存在する」という、その強力な“意思”が良いね。
 作品全体を貫く、善悪の問題をうまくまとめている。
 “絶対正義執行”の恐怖と、さてどうやって、どこで、誰と対決させる?



 
20日 [陣風、ダイヤルアップでネットにつながる]

 「陣風」こと「VAIO Type P」で動画再生と、テキストエディタ機能を酷使していると、背面がそれなりに熱くなる。
 キーボードは、左側が微かに温いかな?という程度だが、背面は膝の上に素で置いて使うのは嫌だと思えるくらいには熱くなる。

 持ち運びに使っている BUFFALO 製セミハードケース (純正はソフトケースなので、見た目は良いが実用性に欠ける) を土台にして使用すれば、なんら問題は無いのだが、この熱はちょっと想像していなかったと言えよう。

 などということを思いつつ、ネット環境を構築。


 しようかと思ったが、W-SIM Adapter である DD が見つからん。
 アドエス経由を本気で考えるも、主にアドエスのバッテリー寿命を考え断念。Backup にって買っておいた I-O DATA「USB-WSIM」を使用して環境を構築
 物が違うだけで、W-SIM Adapter には違いない。


 実は中身も一緒のような気がするし。


 速度はアドエスと同じなので、推して知るべし、と言ったところだが、旅行先でメールチェックや Web の更新をするくらいならどうにかなろう。

 次は、Web 更新環境の構築だな。
 Perl 入れて、バッチファイル組むだけだけどね。



 
21日 [「LOST」「HEROES」、そして「ロケットまつり」]

 半休を取って会社を昼過ぎに離脱。
 向かう先は新宿ロフトプラスワン。

 開場前に、待ちながら TV ドラマ「LOST Season5」を見る。
 ・・・えぇ!?ジン、交通違反で逮捕 (交通違反で逮捕されると、死んだり行方不明になったりする) されたのに復活!?

 しかも、誰だよお前!?と思っていたら、よりによって xxx なのかよっ!!

 という驚きまくりの展開に驚きまくる。
 続いて「HEROES Season3」。


 ・・・アンドウ君がぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!


 という驚きまくりの展開に驚きまくる。
 もう、今日は驚いて驚いて驚いた状態で、毎度おなじみ、「ロケットまつり34『衛星まつり7』」に突入

 一回雪で参加できなかったが、衛星祭りも7回目。
 ついに今回で終了。

 アマチュア無線用の衛星「ふじ」開発話。

 受注する前から研究は行っていた等の、けっこうすごい話がぽんぽん飛び出る。
 毎度のこととは言え、すごい話だ。

 「衛星まつり」は今回で終了だが、次回も“日本で初めて人工衛星を創った男”は登場。
 なんでも“Google Map で見る北朝鮮”として、衛星の写真解析のやり方実演第二回を行うんだとか。

 11月か。
 ・・・日日によっては、厳しいな。



 
22日 [なぜにそんなに混んでいる!?]

 車の12ヶ月法定点検
 ダイハツ「コペン」が我が愛車となって、もう二年か。
 早いものだ。


 での走行距離は20,000km ちょっと。
 乗ってるなぁ。


 今後、急激に走行距離の伸びが悪くなると思われるが、まだまだ乗って行くぜ。
 点検終了後、映画館へ。


 ・・・なぜだ。開始50分前なのに、なぜリチャード・デイル「宇宙(そら)へ。」で座るべき席 (私は慣れている映画館では、特定の席とその周辺でなければ座らない) が無いのだ!?

 妥協しようにも、極端に前か後ろしか空いていないじゃないかっ!!

 涙を流しながら撤収。
 残念極まるぜ。



 
23日 [TV は必要ないが・・・]

 大異変に備えての第一回大規模お買い物
 まとめて買うから安くしろ〜という呪いをかけて、安くする。
 まぁ、おかげで買う予定の無かった物を買ってしまったような気もするが、仕方ないと言えば仕方ない。


 お買い物終了後、速やかに映画館へ。


 行こうと思っていたのだが、予想以上に時間がかかってしまい、断念せざるを得なくなる。
 非常に、まずい。

 なんとか今週中、平日に時間を見つけてせめて一本でも見に行かんと、紙屑の大量発生が避けられん。
 すでに、二枚ばかし危機的状態なのに・・・



 
24日 [「覇者の戦塵1944 マリアナ機動戦1」購入]

 会社帰りに本屋襲撃。
 谷甲州「覇者の戦塵1944 マリアナ機動戦1」(小説/中央公論新社)購入 & 読了

 蓮美大佐、復活っ!!

 したのは良い (良いのか!?) が、戦闘描写は最後の一瞬のみ。しかもその戦闘に蓮美大佐は関係なしっ!!
 残念っ!!

 技術開発、はそうでも無かったが、延々と情報収集と戦略研究を、さすがは「谷甲州」という文章で読ませてくれる。
 ん〜、所で「1」って事は、近いうちに「2」が読めるのかな?

 期待して待つとしよう。



 
25日 [者共、宴の用意だ!!]

 月刊「ラジオライフ」(三才ブックス/無線?)購入


 来たか、この季節が!!!


 ということで、今年も年末に池袋で東京ペディションことジャンクフリマ開催との事。
 関係者各位、今年も申し込みはするので、覚悟よろしく。



 
26日 [「96時間」劇場にて鑑賞]

 会社帰りに映画館へ。
 疲れている時は、馬鹿映画のほうが良いよね〜。

 と、思っていると、いっぱい馬鹿映画と思われる映画やっていることに気がつく。
 さすが夏映画、と言ったところか。

 時間的にちょうど良いのは、これか。

 ピエール・モレル「96時間」☆

 脚本 / リュックベッソン。
 ということで、成長のない男、リュックベッソンの映画なので、もちろんその程度の映画だ。
 強引な展開、主人公の無敵っぷり、回収されない伏線。ヘタなカメラと早すぎて面白くない編集。

 ん〜、これぞベッソン。
 不完全燃焼極まりながら、撤収。



 
27日 [「ハリー・ポッターと謎のプリンス」劇場にて鑑賞]

 会社帰りに映画館へ。
 疲れている時は、馬鹿映画のほうが良いよね〜。

 という事で、二連続。
 作戦第二段。

 行って行って行きまくれっ!!

 時間的にギリギリだが、走ればきっと、どうにかなる。

 デヴィッド・イェーツ「ハリー・ポッターと謎のプリンス」☆☆

 冒頭の暗い雰囲気は途中でなりを潜め、中盤戦は主要人物によるとっかえひっかえの色恋沙汰が展開。
 ホグワーツ学園高校白書かっつーの。
 最後に雰囲気が戻ったかと思うと、唐突に台詞語りがあって終わる。

 なんなんだろうねぇ。
 昨日に続く不完全燃焼だが、ま、仕方ないか。
 撤収。



 
28日 [「G.I.ジョー」劇場にて鑑賞]

 大変不愉快な気分だ。
 気分を変えなければ。

 そんな時は、もちろん映画館だ。

 当初予定に反して三日連続 (昨日、一昨日の二日連続は狙っていたが) だが気にすることは無い。
 さぁ、行くぞっ!!

 馬鹿映画、万歳っ!!
 スティーヴン・ソマーズ「G.I.ジョー」☆☆

 この映画には、元より物語なんぞ求めてはいない。
 いい加減極まる物語や演出はさておこう (重症を負って車椅子で移動していた男が次の瞬間には立っているなんてぇのも気にしちゃいけない)、だがしかし、あまりにも画作りがいい加減すぎるのは、この内容では問題だろう。

 なんだかなぁ。
 不愉快な気分は、なにか物足りない気分に変換された。
 撤収。



 
29日 [大改造!?]

 大異変に備え、FENNEK を巻き込んでの準備。
 後は、来週の“実作業”だ。

 大異変のため、ディスプレイ環境を変更。
 2nd で使用していた三菱「RDT1712S」を、ナナオ「FlexScan T566」に戻す

 アナログ接続の、CRT (三菱「RDT1712S」もアナログ接続ではあるのだが液晶) は、実に久しぶりだ。


 こんなに、画が荒かっただろうか。


 輪郭ボケてるし。
 ん〜、恐るべし技術進化。

 なお今週〜再来週にかけて、突如として更新されない日があるかもしれぬ。
 一応、連日更新を維持するつもりではあるが、果たしてどうなるかは分からない・・・



 
30日 [GCCX 24]

 “大異変”の準備をしつつ、24時間 TV をひたすら見る。
 無論、どこぞの地上波番組ではない。

 より過酷に。
 より過激に。
 より凶悪に。
 より強烈な。

 CS 放送「ゲームセンターCX 24時間テレビ 有野課長が○○を救う!?」である。

 ひたすらに「レミングス」(SFC 版) を救う有野課長を応援する。
 おぉ!!!

 終了間際に、見事クリア!!!!

 おめでとう課長!!



 
31日 [来月期待の映画]

 え〜っと、早すぎる?
 まぁ気にするな。
 明日は、どう考えても更新している時間はないからな。

 何はともあれ来月期待の映画だ。
 ・・・邦画がやたらと多いな。別の意味で期待している映画もあるが。


 トニー・スコット「サブウェイ123」
 ジョン・ゴーディ「サブウェイ・パニック」二度目の映画化。
 エンターテイメント映画を作るのはそこそこ上手いトニー・スコットだが、それ以上に注目したいのはデンゼル・ワシントンとジョン・トラヴォルタの演技だな。
 それと、今、再びあれを映像化するのに、どういう脚色を施したのか・・・

 ギャヴィン・フッド「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」
 X-MEN シリーズのスピンオフ。ウルヴァリン誕生を描いた作品らしい。
 ギャヴィン・フッドって、こういう大作娯楽映画を撮る人だったのか。ハリウッドに呼ばれて、方針変えて娯楽大作を撮った監督って、正直・・・な事になることが多いように感じるのだが、さて。

 アンヌ・フォンテーヌ「ココ・アヴァン・シャネル」
 米・伊・仏合作版、クリスチャン・デュゲイ「ココ・シャネル」が公開中だが、こちらは、いうなればフランス版。
 

 山崎貴「BALLAD 名もなき恋のうた」
 大傑作、原恵一「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」の実写映画化。
 草なぎ剛と新垣結衣!?この配役ではとても期待度が高くするのは厳しいなぁ。予告編も、あれだしなぁ・・・
 いや、だが、しかしっ!!

 崔洋一「カムイ外伝」
 あの壮大すぎるスケールの原作を、いかにして映像化するのか。興味はその一点に絞られる。
 予告編は、正直、微妙・・・
 崔洋一という事は、ほぼ間違いなく、無駄に流血するんだろうなぁ。いや、原作も十分流血しまくっているのだが。

 田中光敏「火天の城」
 “日本最強の城”安土城建築の話。原作は未読だが、大変面白いらしい。
 さて、映画はどうかな?少なくとも、着眼点は最高に面白いのだが。

 中野裕之「TAJOMARU」
 黒澤明「羅生門」の原作としても知られる、芥川龍之介「藪の中」。どちらにも出てくる盗賊、多襄丸を主人公にした話。
 予告編を見る限り、アクション映画になているようだが、さて、その出来やいかに?

 松本人志「しんぼる」
 あまりの「被害者面」が見ていて腹が立つ「大日本人」の松本人志監督第二作。
 正直、地雷覚悟です。

 “大異変”のため、来月再来月は見られる映画の本数がかなり少なくなると思われる。
 さぁて、何本行くことができるのやら・・・



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