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新日記

2009年 7月

 
 1日 [日本の夏は、今週末っ!!]

 SF 大会向け装備の最終準備に突入
 今年投入される装備は、ビデオカメラ弐台、デジタルカメラ弐台、録音用 HiMD 壱台。それにノート PC とモバイルハードディスク弐台だ。
 それらを活かすために、充電器 (ビデオカメラ用) と三脚参本 (コンパクト三脚壱本を含む)、そしてスピードライトを準備。

 本日は、DV カメラ用のテープを伍本購入。
 手持ちの弐本と組み合わせれば理論上足りるが、予備が無いのは恐ろしすぎる。
 明日にも、さらに参本追加購入してこよう。

 とりあえず、今日、準備が終わっている分はパッケージングするか。

 今年は、ノート PC の分だけ重くなっている。
 なぜ毎年、装備重量が増えてゆくのだろう・・・



 
 2日 [日本の夏は、明後日っ!!]

 いかん。
 SD のケースが見つからない。
 カメラに入れっぱなしだった分はあるが、予備が一切無い。

 8G 程度の SDHC を明日にも緊急購入するか。
 仮にケースがあったとしても、買わねばならんのは間違いない状況(入っているのが、1G と 2G の SD なので)。これを好都合ととらえるしかないか。

 他に関しては、SF 大会向け全装備の用意完了。
 企画の確認も終了している。

 さぁて、明後日からだぞ、日本の夏はっ!!



 
 3日 [戦闘準備完了]

 仕事を定時で上がれるのか!?
 という、とんでもない危機的状態に陥るも、その危機故に定時で離脱。


 特大問題になったら来週のネタだな。


 という状況ではある。
 うん。

 てな事はさておき、会社帰りに秋葉原へ。
 PQI 製 16G SDHC 購入
 これで、16G SDHC が二枚になった。

 帰宅後、早速 HD1A で支えることを確認。
 準備完了。

 さぁ、後は燃え尽きるまで遊ぶだけだっ!!

 つーことで、明日の更新は無い。
 明後日の更新も、もしかすると無い。



 
 5日 [「T-con2009」からの帰還]

 第四十八回日本SF大会 とちぎSFファン合宿「T-con2009」より帰還。

ホテル正面玄関の看板
20090704 撮影:D70s「ホテル正面玄関の看板」

 企画にはあまり出ず、なんだか TOKON10 (来年の SF 大会) のパーティで馬鹿話をして迷惑をかけまくった事だけが思い出されるのはどういう事だろう・・・
 スタッフは、やらねぇぞ、っと。

 SF 大会こぼれ写真。

 T-Con と言えば、巨大メニューが定番(!?)
 「ギャートルズ」等に登場する、通称「マンガ肉」。
 限定販売されたこともあったが、その大きさ、作りは、とうてい「マンガ肉」と呼べるものではなかった。

 だが、ホテル全面協力のもと、ついに真の「マンガ肉」が生まれた!!

マンガ肉
20090704 撮影:A530「マンガ肉」

 上の比較物は 750ml の缶ビール。
 その巨大さがわかっていただけるだろうか。


 先日、死去された栗本薫の代表作。
 残念ながら未完で残されることとなってしまった「グインサーガ」の主人公、グインの等身大ポスター。

等身大グイン
20090704 撮影:A530「等身大グイン」

 これ、加藤直之 (本年度星雲賞受賞おめでとうございます!) が実際に、その場で書いたもの。
 「本当に完成させようとすると、ここからが大変なんだけどね」
 という状態らしいが (画には詳しくないので、ここからどういう作業が必要なのか、私は知らない)、その迫力は素晴らしい。

 なお、エンディングで「面白かったから来年もやる。来年はパワードスーツを書く!」と宣言なされていた。
 楽しみにしますっ!!



 
 6日 [キャプチャ!キャプチャ!キャプチャ!]

 「第四十八回日本SF大会 とちぎSFファン合宿 T-con 2009」の記録動画をひたすら PC に取り込む
 SDHC に記録したものは単純なコピペなので容易だが、DV に記録したものは、それなりにめんどくさい。
 記録時間 = 取り込み時間であるが故に。

 取り込み開始さえしてしまえば、PC が自動でやってくれるので、面倒というほどでもないのだがな。
 HDD が空いてさえいれば、というのは大前提だが。

 なにはともあれ、取り込み作業そのものは終了した。
 さぁて、次は再圧縮作業だ。



 
 7日 [「太陽系最後の日」「フリーランチの時代」購入]

 アーサー・C・クラーク「太陽系最後の日 ザ・ベスト・オブ・アーサー・C・クラーク(1)」(早川/小説)、小川一水「フリーランチの時代」(早川/小説) 購入。
 野田昌宏「銀河乞食軍団」も欲しかったのだが、あいにく書店にはなかった。

 「ザ・ベスト・オブ・アーサー・C・クラーク」は短編集。
 表題作、「太陽系最後の日」以外にもいろいろと収録されているようだ。

 何度読んでも「太陽系最後の日」は面白いなぁ。
 クラークの短編小説では、「太陽からの風」も好きだけどね。

 「ザ・ベスト・オブ・アーサー・C・クラーク(2)」は7月発売か。
 それまでに読み終わらねば。



 
 8日 [ヴォネガットとエアコン]

 暑すぎる。
 気温ではなく、湿度が高すぎるのが原因だが、結果は同じ、「暑すぎる」だ。

 やむを得ん。

 ということで、今年初めて我が部屋のエアコン起動。(冬場、エアコンを使う必要はない)


 させるつもりで、まずはリモコン探し。


 なぜにリモコンとは、使おうとするときその姿を見せないのか?
 という疑問を抱えながら、ひたすらに探す。

 そうか、おまえはカート・ヴォネガットが好きだったのか・・・
 「タイタンの妖女」が生み出した隙間に入り込んでいたリモコンを見ると、今度は表示が消えている。

 壊れたとか言うなよ!?と思いながら、乾電池を交換すると、無事に起動。

 あぁ、エアコンがよみがえった。



 
 9日 [携帯電話なんかよりも重要な物・・・]

 会社から帰ろうとすると、電車が止まっていた。
 これはもう、映画館に行くしかないっしょ!?

 と思うも、前売り券を挟んだノートを忘れているという事実の前に諦める。

 しかし、待っていても仕方ないが無いので 3km ほど路線駅まで歩く。


 暑い。
 蒸す。


 日が沈みかけているのはせめてもの救いだが、そのくらいしか救いはない。

 携帯電話を忘れても、前売り券だけは決して忘れてはならない。
 そう、強く思った今日の帰り道であった。



 
10日 [新 NAS 準備作戦]

 BUFFALO「LS-Q1.0TL/1D」(1T HDD 1機装着済み NAS キット)と、HGST「HDT721010SLA360」(1Tbyte HDD)3台を購入
 組み立てれば、4TByte の NAS(Network Attached Storage / ネットワークハードディスクというヤツですな) となる。

 BUFFALO「TS-H1.0TGL/R5」(1TByte NAS / RAID 5 で使用のため、実使用領域 750Gbyte) の代わりだ。
 なにせ、すでに容量限界に達している。

 残容量が 10MByte ほどしかない状況だからな。

 明日以降に、組み立て / Format / Raid 構築 / 共有設定を行い、可能な限り早く支えるようにしなくては。
 なお、「TS-H1.0TGL/R5」はこのまま家族用 NAS として使用するので放出はしない。



 
11日 [「レスラー」劇場にて鑑賞]

 NAS を組み立て、RAID 構築を開始。
 マウンタに HDD を止めるネジ四本をのぞき、一切ドライバーを使用しないで作業を進めることが出来る。
 マウンタもネジも付属しているので、本体と HDD さえ用意してあれば、必要な物はドライバーのみというのは素晴らしい。

 フォーマットは終了したが、HDD チェックを RAID 構築は延々と続いている。
 見ていても仕方が無いので、映画館に出撃。

 二週間ぶりの映画館だが、ものすごく久しぶりのような気がするな。
 毎週行っている生活に慣れているからねぇ。


 ダーレン・アロノフスキー「レスラー」☆☆☆☆☆

 不器用で、無様にしか生きられない男が、無様なままに生きる物語。
 文字通り、全てを捨てて現実逃避する男の姿は、無様と言うほか無い。しかし、そういう生き方しかできない男の物語でもある。

 久しぶりに、席で打ちのめされた。

 打ちのめされたまま、一本のみで撤収。



 
12日 [「真夏のオリオン」「MW-ムウ-」劇場にて鑑賞]

 鈴鹿サーキットで FormulaNIPPON を見ているどっかの誰かに嫉妬しつつ、今日も映画館へ。

 篠原哲雄「真夏のオリオン」☆☆

 池上司「雷撃深度一九・五」を基にはしているが、ディック・パウエル「眼下の敵」が元になっているのは明白だろう。
 半世紀も前の映画なんだがなぁ。

 なお、福井晴敏が噛んでいる脚本は、またしても突然説教が始まる。もういいよ。

 岩本仁志「MW-ムウ-」☆

 空回りする努力ほど見ていて痛々しいものは無い。
 原作の設定を大きく削りながら、それでも物語全体の流れを原作から離脱させなかったために物語が崩壊。アクションシーンはそれなりにがんばっているが、それをひっぱり脚本はガタガタで、まったく活かせていない。

 主演「玉木宏」弐本立てになってしまっているが、別に狙ったわけではない。
 時間的にうまくつながるのがこの弐本だったと言うだけだ。

 参本目は・・・行けるが、明日を考えるとやめておくのが吉だろう。撤収。



 
13日 [今日も本屋襲撃]

 会社帰りに本屋を襲撃。

 アーサー・C.クラーク「太陽からの風」(早川/小説)、北尾トロ「ぶらぶらヂンヂン古書の旅」(文芸春秋/エッセイ)購入

 肝心の、 アーサー・C・クラーク/スティーヴン・バクスター「太陽の盾」が売ってねぇ。
 また別の本屋に探しに行かねば。

 とりあえず、読み始めるのは明後日・・・くらいからか?
 まずは、iPod に入れた TV 番組を片付けねば。



 
14日 [NAS 移行完了]

 BUFFALO「TS-H1.0TGL/R5」からBUFFALO「LS-Q1.0TL/1D」への環境移築完了
 これで、750Gbyte から 3Tbyte へ、NAS の容量が増強された。

 PC 内蔵ドライブや、リムーバブルメディア化された HDD の全データを収納するには小さいが、とりあえずは、しばらくは、これで問題のない環境が完成したと言えよう。

 それにしても、やはり 749Gbyte を越えるデータのネットワークコピーには時間がかかるな。
 家庭内 LAN を 100M で組んでいるというのもあるのだが (Giga Switch も持っているが、4 Port と Port 数が少ないので使用していない)、幾時間も延々とコピーを続けることとなってしまった。
 その間のネットワークトラフィックの増大が、鬱陶しい。


 作業そのものは、ドラッグ & ドロップして放置するだけなので楽なんだけどね。


 なにはともあれ、データ保存環境は完成した。
 いままでよりも広大な容量のおかげで、しばらくは楽を出来るだろう。



 
15日 [「ノウイング」劇場にて鑑賞]

 いろいろあってヤケを起こす。
 映画館で、この憂さを晴らさねばなるまいっ!!

 間に合う映画は参本。
 一番馬鹿っぽいのは、これだぁっ!!!

 アレックス・プロヤス「ノウイング」☆☆

 どういうツッコミ待ちかぁっ!!!
 人間ドラマはなかなか細かく描写されているのだが、物語全体が歪んでいるのでそれがまったく活かされていない。
 しかもこれ、いや、読んだばかりで気がつきやすいだけかもしれんけど、アーサー・C・クラーク「太陽系最後の日」の影響受けてるよね?

 なんだか別の憂さが溜まったような気もするが、撤収。



 
16日 [素晴らしきかな、馬鹿っ!!]

 やらねばならん事が山ほどあるので、現実逃避することにする。
 ・・・何か、間違っているかな?

 映画館で現実逃避しようかと思ったが、残念ながら時間的に良い作品が無い。
 仕方ないな。
 自宅に帰り、馬鹿映画でも見るか。

 ヤン・ユノ「リベラ・メ」でチェ・ミンスの格好良さを堪能しようかと思ったが、やっぱりこっちにしておこう。
 久しぶりにローランド・エメリッヒ「インデペンデンス・デイ」鑑賞

 ん。
 馬鹿万歳っ!!!
 燃える馬鹿っ!!!
 あぁ、素晴らしきかな馬鹿っ!!!

 昨日の、アレックス・プロヤス「ノウイング」で物足りなかった市街地大破壊。
 特撮の技術では遥かに原始的だが、こっちの方が燃えるぜっ!!



 
17日 [月光条例]

 帰りがけに地元の本屋を襲撃。

 藤田和日郎「月光条例」5巻(小学館/漫画)購入

 これまでの純粋な「対御話」から話が膨らみ、「対御話」を取り行う“別の執行者”の登場による話の複雑化が始まった。

 藤田和日郎らしからぬ、話の (良い意味での) 単純さが失われるのだろうか?
 いや、これまでの作品で見られた複雑に組まれた話も好きなんだけどね。



 
18日 [公園を歩く]

 比較的近所の自然公園へ。
 行ったこと無かったんだよね〜。

自然公園
20090718 撮影:K100D「自然公園」

 天気が微妙で、気温はともかく高い湿度のおかげでジメっとしているのが残念だ。
 おかげで人もいないが。

自然公園
20090718 撮影:K100D「蜜を吸う蝶」

 蝶が蜜を吸っているのが分かる写真が撮れたのは、本日の成果だな。
 足より細い器官だったのか。知らんかった。

 歩いて疲れた。
 映画館に行こうかとも思ったが、調べると、ちょうど時間的に都合の良い映画が微妙な状態だったのでやめる。



 
19日 [「グレンラガン」劇場にて鑑賞]

 用事を片付けてから映画館へ。
 西谷弘「アマルフィ 女神の報酬」を見るつもりだったが、いつも座っている席 + 予備席 (前後列) が全滅している。
 私は、多くの人よりやや前よりに座るので座席がないことは珍しいのだが・・・
 仕方ない、別の映画にしよう。

 時間的に都合がよいのは、これか。
 TV 版を見ていないのだが、大丈夫なのかな。


 今石洋之「劇場版 天元突破 グレンラガン 螺巌篇」評価不能

 駄目だった。

 これが第二部で、第一部が別にあったという事を知らんかった。
 誰と誰がどんな関係で、誰が何を考えて動いているのか、作中で何が起きているのかがさっぱり分からない。
 久しぶりにここまで内容がまったく理解できない映画を見た。

 理解できないので評価は不能とするが、評価可能状況に移行する可能性は低い。
 強さのインフレ表現が下手なので、「おっしゃ、前編を見るぜっ!」という盛り上がりを感じなかったからね。

 時間限界に達した、本日は一本のみで撤収。



 
20日 [「アマルフィ 女神の報酬」劇場にて鑑賞]

 復讐の時よ来たれりっ!!
 ということで、映画館へ。

 西谷弘「アマルフィ 女神の報酬」☆☆

 観光地巡りしながら進行する身代金誘拐映画。
 とは言え、脚本の脇の甘さは隠せない。
 犯人の目的に対して、仕掛けたことが妙にみみっちく、「それしかなかったんだっ!」という必死さが感じられないし、登場人物の設定も一部意味不明 (伊語を話せないフリをしている大使館職員とか) 等々。

 それと、一部 30fps(29.97 かもしれんが) で撮ったのを 24fps に落としているのか、パンシーンで画面がガクガクするのも興ざめだ。“美しい街並み”なんだろう!?

 ま、こんなもんかと思いながら、撤収。



 
21日 [「サンデーGX」購入]

 明日は日蝕だが、生憎の天気。
 仕事を休めぬ私の呪い故か!?

 そんな事とは関係なく、月刊「サンデーGX」(小学館/漫画)購入

 広江礼威「BLACK LAGOON」
 本編は、ほぼ進まず、ひたすら米軍特殊部隊 vs ロベルタ(メイド服 + マスケット銃) のアクション。

 驚いたのは、アニメ第三期情報。
 ・・・そうか、ついに放送出来なくなったか。
 殺人双子も、日本ヤクザ編もやったが、ロベルタ第二戦は無理だったか。ということで、OVA 直行。まーしゃーないだろーねー。


 やまむらはじめ「神様ドォルズ」
 長らく語られていた主人公の「黒い能力」が明らかになりつつある状況。
 どう転がすのかねぇこの物語。



 
22日 [前売り券をファイルせよ]

 日蝕中は仕事中。
 しかし外は悪天候。

 「なんか、暗い?」
 「雨?日蝕?分からんなぁ」

 などといいながら・・・

 そんな事とは関係なく、帰宅後、映画の前売り半券整理。
 今年の二月くらいからやっていなかったため、そうとう溜まっている。

 毎度のように、紙に並べ、紙に切り込みを入れ、半券 (無論、無味乾燥な当日券は無視) を挟み、クリアファイルに入れる。

 6月分までは完了した。
 あとちょっとだ。



 
23日 [携帯電話の電池を追加せよ]

 現在使用している携帯電話、au「w62ca」を購入してから一年。
 ということで、「安心ケータイサポート」のサービスである、「電池パック無料サービス」に申し込む。

 購入後一年で、追加の電池パックを入手できるサービスだ。

 電池の持ちが悪い機種なので、バックアップの電池はありがたい。
 問題は、電池を直接充電することが出来ない事だが、ま、これは仕方なかろう。

 到着までに一週間ほどかかるらしい。
 これで、残りの電池を気にする頻度が落ちる、か!?



 
24日 [馬鹿馬鹿しく面白い「西部警察」]

 先週、家のブレーカーダウンという悲劇に見回られ録画に失敗した「西部警察」ニューマスター版を、本日早朝録画。
 つい先ほど見了。


 驚いた。


 全体に画面が暗くなっているし(OP のバーで酒を飲む佐原健二のカットは、残念感があふれている)、フィルム劣化で所々荒いカットはあるが、とても綺麗になっている。

 国会議事堂の前を装甲車 (ハリボテだが) が走るシーンなど、今見ても“開いた口がふさがらない”画を堪能した。

 ん〜、酒田の競馬場爆破や、広島の市電爆破、そして伝説の名古屋の煙突爆破が、どれもだいぶん先だが楽しみだっ!!



 
25日 [ISAS 一般公開]

 本日は相模原のJAXA 宇宙科学研究本部一般公開に行く

M-V-2号機_展示
20090718 撮影:D70s「M-V-2号機 展示」

 展示されている M-V-2号機。
 Lunar-A で使用する予定が、「大人の事情」で使用できなかったため、捨てることも出来ず、燃焼試験の末に展示となった代物。(なお、「大人の事情」とは、質問攻めにしたさる人物の言葉であって私の発言ではない)

 壱段目と弐段目の繋ぎは、格子状になっておりのぞける。
 首や手を突っ込まないようにとは書いてあるが、覗き込むなとは書いていないもんね〜

M-V-2号機_弐段目ノズル
20090718 撮影:D70s「M-V-2号機 弐段目ノズル」

 ということで、弐段目のスカート内を撮影。
 個体モーターのノズルなので、シンプルだ。
 単純化して言ってしまえば、くびれているだけの代物だからな。

 焦げた内側と、微かに残る燃えた臭いが、燃焼試験の名残だ。

 展示やら講演を流し、本日最大の目当てに遭遇。

Planet-C
20090718 撮影:D70s「Planet-C」

 まだ組み立て中だが、来年、金星に旅立つ Planet-C の実機だ。
 右の黒いのが個体モーターと、燃料タンク。その周りが、構造を支える下部パネル。
 左の「ハ」の字になっているパネルが、観測機器やアビオニクスを搭載される上部パネル。

 上部パネルに機器を搭載し、その後、下部パネルにかぶせて完成となる。
 最近の ISAS 衛星 (「かぐや」は、非常に奇妙なことに統合前の NASDA の衛星。奇妙なことに) の例にたがわず、今回も搭載する名前を募集する予定ではあるとの事。
 今から楽しみだ。



 
26日 [「ディア・ドクター」劇場にて鑑賞]

 あまりにも、暑い。
 このままでは溶けてしまう。

 そうだ、映画館に行こうっ!!

 西川美和「ディア・ドクター」☆☆☆☆☆

 「先生は、何もしてくださいませんでした」という、言葉通りで、かつ言葉通りでない台詞に全てが集約される映画だと思う。
 人間の持つ、表裏の難しさよ・・・

 時間的にはまだ余裕だが、見たい映画で時間的に良いのが無いな。
 やむを得んか。
 一本のみで、撤収。



 
27日 [「あずまんが大王」2年生購入]

 あずまきよひこ「あずまんが大王」2年生(小学館/漫画)購入 & 読了

 1年生に続き、微妙に書き直されている。
 ただ、ネタにオチが変わるような、大きな変更は無い・・・ような気がする。いや、私が覚えていないだけで変わっているのかもしれんが。

 ゲッサン追加の“補修”分を含め、存分に楽しんだ。
 さぁて、来月の3年生を楽しみに待つか。



 
28日 [法定点検“予約”]

 我が愛車ダイハツ「Copen」の12ヶ月法定点検予約をおこなう
 ちなみに、予約しただけ。

 乗り始めて、もう二年か。
 つまり、ワールドコンからも二年だ。

 ・・・話を戻そう。

 気になる場所、というか損傷個所が一か所。
 左のテールウィンカーカバー、とでも言おうか、プラスチックに縦ヒビが入っているので、その交換を頼む。
 ヒビ入っていても法的に問題は無いのだが (正常に動作しているうえ、カバーとしての機能も失われていない)、念のためにね。

 点検日はまだ先だが、まだまだ楽しむためにも、きっちり修理される事を願おう。



 
29日 [「自虐の詩」「天然コケッコー」DVD 購入]

 会社帰りに地元駅側の CD ショップに行く。
 この店、ちょっと前に出た DVD を 30%〜50%で投げ売りするコーナーがあり、大変ありがたい。

 しかし、いらん映画が多いなぁ。
 xxx とか xxx とか。
 初回限定版である事を考えると、延々と売れ残ってんだろうなぁ。

 ま、売れ残っているからこそ投げ売りコーナーに出されてしまうのだろうが。

 棚を数往復した後、堤幸彦「自虐の詩」山下敦弘「天然コケッコー」の初回限定版 DVD 購入
 ちなみにどちらも50%引き。

 そのうち見よう。



 
30日 [ぬがふぁぎゃごげげげげげげげげ]

 ストレスが臨界に達した。
 あまりのストレスっぷりに電話口で「テメェ、人のこと馬鹿にしてんのか?」に始まり、理路整然と相手をボコボコにしてしまった。ちょっと反省。
 けどねぇ、あれはあまりにも・・・
 いや、言うまい。キレてしまったのは私なのだから。
 このストレスを発散する唯一の方法は、そう、映画館だっ!!
 映画館しかないっ!!!


 だぁ!!電車が止まっているぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!


 会社近傍の映画館に、ちょうど良い作品、無し。
 地元映画館までの移動手段、無し。

無し無し無し無し・・・・

 だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!



 
31日 [来月期待の映画]

 おそらく、8月後半から急激に劇場襲撃頻度が落ちる。
 9月は、何本行けるのかさえ疑問だ。
 だがしかし、時間がある限り。余裕がある限り、私はきっと劇場に行くだろう。

 さぁ、そんな隙間で行きたい映画はこれだぁっ!!

 ジェームズ・マンゴールド「3時10分、決断のとき」
 「"アイデンティティー"」で度肝を抜かれたジェームズ・マンゴールドの新作は、デルマー・デイヴィス「決断の3時10分」のリメイク。
 絶滅寸前の西部劇を、さてどう蘇らせた?

 ショーン・レヴィ「ナイト ミュージアム2」
 まったく期待していなかったこともあって、予想以上の面白さを体験した前作「ナイト ミュージアム」。一発ネタの映画ではあったが、今度は、どうよ!?何か意外な方法で、再び楽しませてくれるのか!?

 リチャード・デイル「宇宙(そら)へ。」
 「ディープ・ブルー」「アース」に続く英 BBC のドキュメンタリ映画第三弾。
 ってなってるけど、ジェームズ・ハニーボーン「ミーアキャット」も BBC ドキュメンタリだよな。あり?
 まぁ良いや。
 アポロ計画に焦点を当てたデヴィッド・シントン「ザ・ムーン」とは異なり、米宇宙開発全体を追ったドキュメンタリらしい。さぁてどんな画を、どんなインタビューを見せてくれるのかな。

 ピエール・モレル「96時間」
 すべてを物語る予告編。“リュック・ベッソン製作”の一文が、漂う危険な香りを強くする。
 きっと、一番面白いのは予告編というオチに違いないっ!!

 スティーヴン・ソマーズ「G.I.ジョー」
 デニス・クエイドは相変わらずかっこいいが、全編から流れる「やっちゃった」感は消し去れない。
 ところで、予告編で出てくるミサイルを回避するパワードスーツのカットだが、マイケル・ベイ「トランスフォーマー」でほぼ同じカットあるよね?しかもそっちの方が燃えるんだが・・・

 ラッセ・ハルストレム「HACHI 約束の犬」
 リチャード・ギアの「ハチィ〜」という絶妙な発音で観客の心を笑いに誘う驚異の予告編がたまらない。
 なんだこの「やっちゃった」感は!?
 ラッセ・ハルストレムということは、この予告編は作ったヤツが悪いのか!?それとも、ラッセ・ハルストレムがやっちゃったか!?

 竹中直人「山形スクリーム」
 これまで、コメディといいつつ家族問題を扱う等、コメディを偽装した xxx か、なんとも形容しがたい映画を撮ってきた竹中直人が、ついに「徹底した」コメディに着手したようだ。
 やりすぎたのか、自身の愛する B 級映画に倒錯してしまったらしいが、なに、私には問題なしっ!!

 沖田修一「南極料理人」
 気圧の関係で(標高が高い)、ただ料理するだけでも大変な南極ふじ基地。そこの料理人を勤めた西村淳の本を映像化。
 予告編は面白いそうだ。さぁ、あの本を、上手く映像化できているか!?

 細田守「サマーウォーズ」
 「時をかける少女」を撮った細田守の新作。
 「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」もなんだが、信者の付いてる作品を見に行くのは、実は気が重い。
 いや、したり顔の“マニア”や“ヲタク”が見ながら隣の席じょヤツとくっちゃべってたりするから。
 スクリーンに集中させてくれよ、本当にと思うことがしばしばあるから。
 ・・・今度は大丈夫であることを祈ろう。

 堤幸彦「20世紀少年<最終章> ぼくらの旗」
 ま、ここまでつきあったからね。

 私の状況激変が近い8月の映画戦線。
 明日はどっちだ!?



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