さらに過去の日記
2008年
11月  12月
2009年
 1月   2月   3月   4月   5月   6月
 7月   8月   9月  10月  11月  12月


新日記

2009年11月

 
 1日 [面白かったが悲しかった]

 「もてぎ7時間エンデューロ」(自転車耐久レース)より帰還
 参加したのは、4時間リカンベント & ミニ。

 まぁ、もとより順位を狙う走りをしていなかったというのもあるが、大して良い成績ではない。
 良いんだ、走ってる分には十分に面白いのだからっ!!

 それにしても、参加者の一部に日本語の読めない、頭の残念な方が多数いるのが、とても悲しい。


 走行マナーが、恐ろしく悪い集団はもちろんだが、ピットやパドックでのマナーの悪さは、もはや絶望的だ。


 ピットやパドックで火を扱うなんて、自殺は自分だけでやってくれっ!!!!
 お前の尻の下にあるのは、巨大なガソリンタンクだぞっ!!!!


 走るのは楽しかったが、一部の参加者はたいへん腹の立つ状況であった。



 
 2日 [来・・・今月期待の映画]

 遅れたが、来月・・・いや、もう今月だな。今月期待の映画だ。

 サム・ライミ「スペル」
 久しぶりにサム・ライミっぽい馬鹿馬鹿しいほど直球のホラー映画らしい。
 うん、そうだよ、ライミと言えば、そういう映画だよっ!!収まりよく「スパイーダマン」とか (出来云々とは別の問題) 撮ってる場合じゃないよっ!!!

 デニス・ガンゼル「ウェイヴ」
 スタンフォード監獄実験等と同じく、集団心理の恐怖を実証した、ドイツの高校で実際に行われた社会実験をモデルにした映画らしい。
 スタンフォード監獄実験は、すでにオリヴァー・ヒルシュビーゲル「[es]」という映画で一つのピークを迎えているが、さて、これはその映画にどこまで迫れるか。

 クエンティン・タランティーノ「イングロリアス・バスターズ」
 イーサン・コーエン「バーン・アフター・リーディング」で、壊れたかに見えたブラッド・ピットが、今度はクエンティン・タランティーノと組んだ模様。
 きっとまた壊れているに違いない。
 つか、正常だったらタランティーノ映画である意味など無いっ!!

 ローランド・エメリッヒ「2012」
 最近、ついに事態発生の手順を踏む事をやめ始めてしまったローランド・エメリッヒ。
 あ〜、またこの手の映画ッスか。もう、なんか、飽きてきたよ?同じような予告編を見るのも。

 クリス・ワイツ「ニュームーン/トワイライト・サーガ」
 その緩さで見ている人間の気を抜いたキャサリン・ハードウィック「トワイライト〜初恋〜」の続編。
 今度は、ダコタ・ファニング (気がつけば、だいぶん縦に伸びているようで) 出演らしい。
 それにしても、シリーズ物はどんどこ監督を変えるのが、最近の流行なのか!?

 犬童一心「ゼロの焦点」
 日本人に、崖に追い詰められるとベラベラと自らの罪を告白する、というトラウマ (?) を植え付けることに成功した松本清張のミステリー小説の映画化。
 はっきり言って、面白そうじゃない予告編が悲しい。
 犬童一心、お前さんも、メジャー化したら・・・

 角川春樹「笑う警官」
 無実の罪を着せられ、組織に追われる警察官と、それを助けようとする組織に所属する同僚の社会派サスペンス。
 予告編は面白そうなんだが、監督がなぁ、角川春樹なんだよなぁ。

 河森正治「劇場版マクロスF 虚空歌姫 〜イツワリノウタヒメ〜」
 「マクロス」だからなっ!!!

 けっこう本数が少ないのは、確認漏れが大量にあるのか、それとも年末に向けて注目作が温存に回されているのか。
 それは、劇場だけが知っている・・・



 
 3日 [「THIS IS IT」「さまよう刃」劇場にて鑑賞]

 この土曜日、出来れば二本、駄目でも一本は固い、と思っていたのだが、どちらの目論見も崩壊。
 今日、取り返すぜっ!!

 と、いうことで、映画館へ。

 ケニー・オルテガ「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」☆☆☆☆

 実際問題として、マイケル・ジャクソンの音楽は私の趣味とは違うのだが (洋楽で私が聞いているのは、Aerosmith や The Rolling Stones だ。Hoobastank がギリギリ)、それでも、この映画を見ると、マイケル・ジャクソンは凄いと思わされる。
 あくまでもリハーサルで、かなり力を抜いている部分が多いが、それでも、これだけのものを見せ、魅みせてしまうのが、マイケル・ジャクソンなのだろう。
 なお、カメラを気にしながら見ると、酷く疲れるのでご注意を。
 画角も視界深度も解像度も違う画が、一つの曲の中に混在しているからめまぐるしくって、もう・・・


 益子昌一「さまよう刃」☆☆

 被害者家族が犯人に復讐を試みる話だが、あまりにも警察が馬鹿。
 復讐を実行している男を知りながら、その男の居場所を探しているようにはとても思えない、未成年者略取の共犯を放置している等々。
 こういう物語では、ぎりぎりまで「真実っぽく」(真実に忠実である必要はない。見ている人間に「真実っぽい」と感じさせられればそれで良い) 作ってなきゃ駄目だろう。

 もう一本見られるが、明日を考えると止めておくのが良かろう。
 撤収。



 
 4日 [漫画本まとめて購入]

 日曜のレースのため、前輪とスタンドと反射板とライトとベルを外した状態のまま放置していたが、昨日今日の二日間で元に戻す。

 戻ったので、さっそく試走。
 の、ついでに本屋に行く。
 漫画本まとめて購入
 広江礼威「BLACK LAGOON」9巻(小学館/漫画)、中村光「聖☆おにいさん」4巻(講談社/漫画)、柳沼行「ふたつのスピカ」16巻(メディアファクトリー/漫画)、あずまきよひこ「大阪万博」(アスキー・メディアワークス/漫画)。

 重たかった・・・

 特に、あずまきよひこ「大阪万博」(アスキー・メディアワークス/漫画) が。

 では、これより読書だ。



 
 5日 [かつたは私もアニヲタだった(最近のはほとんど知らん)]

 なんか、こう、突然。
 GAINAX の最高傑作、OVA「トップをねらえ!」第五話が見たくなったのだが、手持ちの DVD が見つからないため断念。

 こう、オオタの「提案しますっ!!!」が聞きたかったんだがねぇ。

 5話は、たしか OP は酒井法子じゃなかった・・・よね?

 まぁそんなことはどうでも良い。
 とにかく単純な、アニメの活劇が見たい気分でいっぱいだった。

 ということで、OVA「MACROSS PLUS」Vol1 , Vol2 を堪能する

 新型のハイマヌーバミサイル回避シーン (劇場版より、音のタイミングが好き) とか、市街地演習場での殴り合いは何度見ても面白いっ!!

 なお、Vol3 は戦闘シーンがないし、Vol4 の戦闘シーンは、追加されまくった劇場版の方が面白い・・・の前に、見ている時間がない。



 
 7日 [「Microsoft Security Essentials」の動作が思ったよりも軽い]

 機動 PC「陣風」(VAIO Type P)の動作が尋常で無く重たい

 これは、おかしい。

 ということで、早速、重たそうな「McAfee SecurityCenter」を Uninstall。

 うむ。
 普通になった。

 とは言え、セキュリティソフト無しで使用するのはあまりにも危険だ。
 「NOD32」のメディアが見つからんので、暫定措置として、動作が軽いといわれている無料ソフト、「Microsoft Security Essentials」を Install

 使い勝手はまだなんともいえんが、少なくとも、「McAfee SecurityCenter」よりも、System に対する負荷は小さいようだ。
 使っていて、「重たっ!!」という事は無いな。


 評判通り、思いのほか、使えるソフトかも。



 
 7日 [2009 SuperGT Rd9]

 整理が終わっていないので、写真はまだ無い。

 2009 SuperGT Rd9(最終戦)予選観戦のため毎度毎度おなじみツインリンクもてぎへ行く
 今回で、ついに、HONDA NSX がサーキットから姿を消す。

 その最後の勇士を、目に焼き付けねばならぬっ!!

 シリーズ二連覇を狙う、NISMO が予選で中段に沈む中、トップを取ったのは“最後のレース”となる NSX を駆る、ARTA。

 ん〜、明日の本戦も楽しみだ。



 
 8日 [ありがとう、そしてさようなら、HONDA NSX-GT]

 昨日、今日と、2009 SUPER GT 最終戦観戦のために、毎度毎度おなじみ、栃木県はツインリンクもてぎに行く。
 HONDA で13年間 (SUPER GT の前身、JGTC から) にわたって使用されていた、NSX が本戦で最後。

 その勇姿をを目に焼き付ける。


20091108 撮影:D70s「No8 ARTA NSX」
20091108 撮影:D70s「No8 ARTA NSX」

20091107 撮影:D70s「No32 EPSON NAKAJIMA RACING NSX」
20091107 撮影:D70s「No32 EPSON NAKAJIMA RACING NSX」

20091107 撮影:D70s「No100 RAYBRIG NSX」
20091107 撮影:D70s「No100 RAYBRIG NSX」

20091107 撮影:D70s「No18 ROCKSTAR 童夢 NSX」
20091107 撮影:D70s「No18 ROCKSTAR 童夢 NSX」

20091107 撮影:D70s「No17 KEIHIN NSX」
20091107 撮影:D70s「No17 KEIHIN NSX」


 レースは、No8 ARTA NSX のポール・トゥ・ウィンという、NSX 最終レースへのはなむけにしても、あまりにも見事な勝利で幕を閉じた。
 しかしながら、2位でレースを終えた No.36 PETRONAS TOM'S SC430 がシリーズランキングでは軍配が上がり、2009年シリーズ優勝はならなかった。

 それでも、HONDA NSX よ、今まで、本当にありがとう。
 来年からの新マシンも、楽しみにしているぞっ!!



 
 9日 [それでも、私は信じている]

小惑星探査機「はやぶさ」のイオンエンジン異常について
>  小惑星探査機「はやぶさ」は平成22年6月の地球帰還に向けて、
> 第2期軌道変換を実施中でしたが、11月4日(水)(日本時間)に、
> 作動していた主たるイオンエンジン1基(スラスタD)の中和器の
> 劣化による電圧上昇により、自動停止していることが確認されま
> した。以降、同スラスタの調査及び復旧を試みてきましたが、
> 現時点では、まだ再起動に至っておりません。

 きっと、ウーメラに、國中先生の作ったイオンエンジンが、「はやぶさ」を地球に連れて帰ってくれることを信じ、応援を続けよう。
 それしか、できないがな。



 
10日 [勝手に宣伝計画「金星までメッセージを!!」]

お届けします!あなたのメッセージ、暁の金星へ
〜「あかつき」メッセージキャンペーン〜

PLANET-C バナー

案内Web(JAXA / ISAS)

 JAXA / ISAS が、2010年度に打ち上げる予定の探査機がある。
 金星探査機「あかつき」(PLANET-C)だ。

 金星の大気を観測し、地球の気象予報技術を「宇宙規模の般化」への向上させるための第一歩を、踏み出す。

 「かぐや」に続いて、この探査機へ搭載する、名前とメッセージの募集が行われている。
 名前だけでも大丈夫だ。

 団体申し込みも受け付けているので、学校や幼稚園、職場などからの申し込みも可能だ。
 出来るだけ多くの人に、宇宙探査に興味を持ってもらうべく、周りにも、みんなで、宣伝しまくろうじゃないかっ!!!



 
11日 [「トップをねらえ!」発見]

 GAINAX の最高傑作、OVA「トップをねらえ!」の DVD を無事に発見
 ある程度、ジャンルで分けていたという先入観が敗因だな。
 よもやドキュメンタリ、歴史系の映画と同じ区画にあるとは・・・

 まぁ良い。

 第五話、六話を連続観賞。

 やはり、オオタが良い。


 「提案しますっ!!!」


 からの下りが最高だ。
 それにしても、この二話を見ると、岡本喜八「激動の昭和史 沖縄決戦 」も見たくなるな。

 あの DVD は、持ってきてないんだよなぁ・・・



 
12日 [3D ムーンナビが面白いっ!!]

 昨年、だったか。
 ISAS 公開の時に、「「かぐや」のデータから、Google Earth みたいに、自分で自由に操作できる 3D マップが出ると面白いと思いますよ。地形カメラのデータから作った動画、最高に面白かったですもの」という話をした。
 その時の反応は「人手がねぇ・・・データ公開されたら、誰か作ってくれないかなぁ」だった。

 三ヶ月ほど前になるか(7月20日らしい)、Google Earth に月面モードが追加され、そこに「かぐや」のデータが載っていた。
 しかし、まだ荒いものだった。

 だが、やってくれたぜ JAXA。
 「かぐや」の一般公開データの中にJAVA ベースの、3D 地図ソフトがあるじゃないかっ!!

かぐや 3D ムーンナビ(JAXA SELENE Project Web Page)

 JAVA ベースという事で、OS は問わない (グラフィック API が OpemGL なので、やや特殊ではあるが) が、重たい。んが、かまうもんか。
 こちとら遅い PC で作業するのには慣れ親しんでいる。

ティコクレーター中央丘 : 「かぐや」TC 画像

 おぉ、昨年の SF 大会で聞くことが出来た、平田成先生による解説が大変面白かったチコクレーターが、ようやく、解説のままの解像度で楽しめるぜっ!!
 TMA は見つからなかったが、これなら満足だっ!!



 
13日 [HEROES Season3]

 TV ドラマ「HEROES Season3」DVD-BOX2 購入
 諸般音事情でゴタゴタしている時に、CS 放送を二話に渡って撮り逃がし、一話に関しては再放送時の録画にも失敗。
 そのため、途中で止まっているのである。


 ようやっと、その話を入手できた。


 来週中には見始められるかな。
 なお、同じゴタゴタの中で TV ドラマ「LOST Season5」も撮り落としが発生したが、こちらは再放送時の録画に成功したため、問題なく見進めている。
 「LOST」は DVD を買っていないので、もし落とすとそれなりにめんどくさい・・・



 
14日 [「クヒオ大佐」劇場にて鑑賞]

 朝から出撃し、映画館へ。

 吉田大八「クヒオ大佐」☆☆☆

 実在した結婚詐欺師、自称「日本人だがイギリス人とネイティブハワイアンズの混血で米空特殊部隊のパイロットのクヒオ大佐」の物語。

 なにがやりたいのか絞れていない脚本が残念。
 結婚詐欺師の男なのか、それに騙された女なのか、そうしたものをひっくるめた背景なのか。
 最初にもってきた章立ての構造を最後まで貫くことが出来ない事も合わせて、非常に残念だ。
 堺雅人のみならず、役者陣の演技がすばらしいだけにね。

 別件があるため、本日は一本のみで、撤収。



 
15日 [Windows 7 Home Premium 64bit 版]

 時間設計に失敗。
 あ〜、結局行くはずだった買い物には行けず、映画館にも行けなかった・・・
 ま、おかげで今週中に xxx する覚悟は出来たが。

 ふふ。

 時間設計は失敗したが、無事 Microsoft「Windows 7 Home Premium 64bit」を入手

 現在、データ避難作業実施中。
 さすがに、100G 近いデータの避難には時間がかかるな。

 データ避難終了後、速やかに OS の Upgrade 作業を実施予定。
 「陣風」(VAIO typeP) の Upgrade 時のように、OS 不調で新規 Install しなおしにならないことを、後は望むっ!!



 
16日 [「天山」への Windows 7 Install 完了]

 主力 PC「天山」への、Microsoft「Windows 7 Home Premium 64bit」の Install が実にあっけなく終了

 なんのトラブルもなかった。

 やはり、「陣風」(VAIO typeP) は、その特殊性故だったのだろうか。
 Daemon Tool lite が Error を吐いて起動しなくなった他は、ソフトウェアのトラブルも出ていない。

 これまでの Windows との差分は (私が使い始めたのは、Windows2000 からだが)、タスクバーからクイックスタートが消滅したことだろうか。
 ほぼ同じ機能がタスクバーに統合されているので、そちらに慣れる必要がありそうだ。

 起動時間が明らかに短くなったのは嬉しいが、操作感、という意味の差分はほとんど無いなぁ。
 これなら、思ったより慣れるのは速そうだ。



 
17日 [「魔法なんて信じない。でも君は信じる。」購入]

 西島大介「魔法なんて信じない。でも君は信じる。」(太田出版/漫画)購入

 そして読了。

 河出書房の、「世界の終わりの魔法使いIII」原稿紛失事件のあらましをまとめたドキュメンタリ漫画。
 原稿を紛失された事による、批判ではなく、批評であり、漫画出版そのものに対する構造分析になっているのが面白い。
 “外側”(= 読者) は、“内側”(= 製作側) のことなんざ知らんからね。

 それにしても、こうもあっけなく大規模事故が発生する業界なのか。
 アナログであるが故に、厳密な意味合いにおけるデータバックアップが極めて困難な業界は、大変だねぇ。



 
18日 [「絶望先生」19巻購入]

 久米田康治「さよなら絶望先生」19巻(講談社/漫画)限定版購入

 OAD「懺・さよなら絶望先生 番外地・上」同梱版。
 アニメ第三期の続きなのか、それとも第四期への布石なのか・・・さよなら絶望先生はねぇ、何があるのか、恐ろしいからねぇ。

 相変わらず、毒まみれの時事ネタで黒い笑いをまき散らしている。
 OAD も、同じくだ。
 素晴らしい。



 
19日 [「はやぶさ」よ、必ず、返ってこいっ!!]

 「はやぶさ」よお前はどれだけがんばれるのだ


小惑星探査機「はやぶさ」の帰還運用の再開について(JAXA プレスリリース)


 ホイールが使用不能になり、「はやぶさ」を奇跡の復活へと導いた中和器。
 その中和器が、イオンエンジンに対して斜めについていたのは、偶然だという。特に意味はなく、斜めについていたのだという。
 しかし、その何気ない“斜め”が、「はやぶさ」を回転安定させる事につながった。


> はやぶさはイオンエンジン用の電源を3台搭載しており、
> それぞれ、AB BC CDに電力を供給できるようになってい
> る。と、同時に、異なるエンジンのイオン源と中和器を
> 使って運転を行う事も想定して、電源を結合する回路
> も搭載している。


 その事を知っていると、このコメントも、ついつい勘繰りたくなる。
 しかし、けど、それでも、またしても、「はやぶさ」に活路が開かれた事に違いはない。
 現象発生から回復までの時間を考えると、おそらく國中先生は、以前からこの事を考えていたのだと思う。
 もしかすると、2007年4月24日の「はやぶさ」帰還開始記者会見(松浦晋也のL/D) の中で國中先生が語られていた

 「僕としてはまだ打つ手がいくつか残っていると考えています」

 の正体は、これなのか。

 私には、ただ応援することしかできない。
 これが“最後の”トラブルであることを願って。
 これがまだ、“最終手段”ではない事を願って。

 帰ってこい。必ず。



 
20日 [「月光条例」解釈の「フランダースの犬」は最高だ]

 映画館に、行きたかった・・・
 仕方ないので予定変更。

 藤田和日郎「月光条例」7巻(小学館/漫画)購入 & 読了

 有名な「おはなし」をモデルに、新しい物語を紡ぐこの漫画。
 今度は「フランダースの犬」。


ご主人サマを裏切って
金持ちについた村のヤツらに
オトシマエもつけねーで、
なにが忠犬だ、コラ!


 忠犬たる物、敵のクビを取ってナンボという事か。
 パトラッシュへの、強烈な解釈だ。

 亀を助けただけで豪華宴会に招待される事を疑わないお前は、馬鹿か!!

 という「浦島太郎」の解釈も、良いね。
 さすがは富士鷹ジュ・・・いや、藤田和日郎っ!!



 
21日 [「2012」劇場にて鑑賞]

 午前中は、先日購入した HEROES Season3 DVD-BOX2 やら録画した TV 番組を見る。

 ピーター・ペトレリの日本語吹き替え声優 (私は、なるべく字幕で見たい。しかし、アンドウ君の日本語には、耐えられなかったのである) が途中で変わったのはなんだ!?
 「兄さん、なんでこんなところに」
 といわれた瞬間の違和感たるや・・・

 午後からはもちろん雪辱の時だ。

 ということで、映画館へ。
 今の状況は、なんというか、そう、馬鹿映画だな。

 ローランド・エメリッヒ「2012」☆☆☆

 米国の右翼を馬鹿にしているとしか思えない「インディペンデンス・デイ」もだが、今回も、見た目の馬鹿馬鹿しさに反して、物語はかなりそうとう腹黒い。
 エメリッヒ、恐るべしだ。

 残念なのは、ちと腹黒さが目立ってしまっている事だろうか。

 劇場内で、あまりにもマナーの悪いババアと交戦。
 あぁ、胸くそ悪い。

 今日は一本で、撤収。



 
22日 [「E.YAZAWA ROCK」「イングロリアス・バスターズ」「マクロスF」劇場にて鑑賞]

 今日は朝から映画館へ。
 行くぜ、怒濤の連続観賞っ!!

 増田久雄「E.YAZAWA ROCK」☆☆☆

 矢沢永吉のプロモーションビデオ以上ではない。
 このあたり、デニス・サンダース「エルビス オン ステージ」や、マーティン・スコセッシ「ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト」、ケニー・オルテガ「THIS IS IT」などと比べると、日本の音楽映画がいかに遅れているのかが分かってしまうのが残念だな。
 なお、私は矢沢永吉のファンではない。
 ついでにいうと、マイケル・ジャクソンやエルヴィス・プレスリーのファンでもない。ストーンズは、大好きだけどね。(なお、ストーンズの映画は、劇場で見ていないので本文では外しているが、デヴィッド・メイズルス「ローリング・ストーンズ・イン・ギミー・シェルター」の方が、映画としては凄い)

 クエンティン・タランティーノ「イングロリアス・バスターズ」☆☆☆☆

 多くの映画とは逆に、ユダヤ人がナチス軍人を殺しまくる話。
 特に意味も無く、やたらと悪趣味に人が死ぬ。
 ん〜、相変わらずのタランティーノ節だねぇ。好きな人だけどうぞ。

 河森正治「劇場版マクロスF〜イツワリノウタヒメ〜」☆☆

 キラっ!!は出てこない。そこまで話がたどり着かない。
 ・・・そこじゃない?
 TV 版を見て、脳内で保管しないと物語が成立しないのは大減点。必要な説明が欠落しすぎている。
 この辺り、摩砂雪「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」でも同じようなミスそしていたことを思い出さざるを得ない。

 三本か。
 さすがに充実感が違うねぇ。
 それでも、明日は劇場襲撃すべきかどうかを考えつつ、撤収。



 
23日 [DVD 連続観賞]

 午前中、上り坂を自転車で攻略。
 約30分間、ひたすら上りまくり。

 最後の10分は、いやがらせのような急角度。
 地図検討である程度分かっていたが、それでも、辛い。


 もう、二度と走らんぞ、このルートは。


 自転車走行もあって、燃え尽きる。

 午後は映画館のつもりだったのだが、もう、動く気になれん。
 部屋に引きこもって、連続映画鑑賞に突入。

 この人も、デザスターは今回で最後だというのであれば、こういう映画に帰ってこないかなぁ。
 いや、デブリンとのコンビを解消しているから無理か。
 ローランド・エメリッヒ「パトリオット」

 この監督の新作を、もう二度と見られらないことが本当に悲しい。
 あ、完全な名前は勘弁してね。ちょっと長すぎる。
 スタンリー・クブリック「博士の異常な愛情」

 最後は、やっぱり気軽に締めとこうか。
 これも、当初予定通りマイケル・マンが監督していたら、全然違う映画になっただろうなぁ。少なくとも、アクションシーンはもっとカッコつけになったことだろう。
 ちなみに、安売りしてたのを先週購入。
 ピーター・バーグ「ハンコック」

 DVD 鑑賞の場合、はずれを引く確立が低い (自分で持っているのであれば、少なくとも自分の中ではそれなりに気に入っている映画であるが故に) 変わりに、新しい出会いも無い。
 嬉しくも有り、悲しくも有り。



 
24日 [[勝手に宣伝計画] 米軍横須賀基地グランドイルミネーション]

 今年も米軍横須賀基地のグランドイルミネーションが開催されます。
 「ジョージ・ワシントン」は去年も見たなぁと思っていたが、今年は海自の「ひゅうが」の一般公開もあるそうな。

DDH-181 ひゅうが
撮影:A530「DDH-181 ひゅうが」

米軍横須賀基地グランドイルミネーション

 クリスマスイルミネーションに包まれた米海軍横須賀基地の開放。
 7mのツリーをはじめ各部隊の45本のクリスマスツリーが展示されるほか、艦船もイルミネーションに彩られます。今回は空母「ジョージ・ワシントン」と海上自衛隊護衛艦「ひゅうが」を一般開放!その他にもエアー遊具、ロッククライミング、ゲーム、フード屋台などがあります。

日 : 2009年12月5日(土)
時 : 12:00〜18:00
料金 : 無料
会場 : 米海軍横須賀基地
案内 : ここはヨコスカ



 
25日 [今年も出店!]

 しばらくしたら、宣伝計画も発動するが、とりあえずは速報。
 もったいぶっているわけではなく、まだ関係者との調整がまったく終わっていないのである。

 毎度のごとく。ジャンクフリマこと東京ペディションへの出店が決定
 日は、2009年12月23日。
 会場は、池袋サンシャインシティ文化会館コンベンションセンター2F展示ホール D-1。
 毎度おなじみジャンクで出展。
 ブース位置は、ジ9。(角っ!!)

 今年は、果たして何が出てくるのか!?
 ゴミ!?ゴミ!?ゴミ!?
 果たしてそれ以外の物はあるのか!?

 毎年恒例の100円均箱も、もちろん用意予定。(願望)
 今年は、それよりちょっと高い金額均一箱が、用意されるかも!?

 すべては何も決まっていないが、とりあえず出店することだけは決まった。
 続報を、待てっ!!



 
26日 [「AUTO SPORTS」「SUPER GT 総集編」購入]

 帰宅後、自転車にて出撃。
 本屋に向かう。

 週刊「AUTO SPORTS」(三栄書房/モタースポーツ)、併せて今年度版の、「SUPER GT 総集編 公式ガイドブック」(三栄書房/モタースポーツ)を購入

 「AUTO SPORTS」は、トヨタ撤退で、おそらく一番割を食ったドライバー、小林可夢偉の応援特集と化している模様。
 まだ読んでいないけどね。

 公式ガイドブックは、最終戦で大いに盛り上げた3ワークスの日本人ドライバーによる対談があるようだ。
 こちらもまだ読んでいない。

 明日以降だな。



 
27日 [「エイリアン2」DVD にて鑑賞]

 ジェームズ・キャメロン「アバター」の宣伝を目にすることが多くなってきた。
 久しぶりのキャメロン劇映画だからねぇ。

 期待も高まるというものだ。

 この高まる期待を抑えるために、過去の作品でも見るとしよう。
 それにしようか迷ったが、「アバター」にも出演しているシガニー・ウィーバー主演の、これだな。

 ジェームズ・キャメロン「エイリアン2」アルティメットコレクション DVD 鑑賞

 SF 版ベトナム戦争をやりたかったというキャメロンの意図は、見事に成功している。
 さすがに、今見ると合成やミニチュアワークの面で見劣りする部分はあるが、映画としての面白さは、今でも十分に通用する。

 ん〜、恐るべしっ!



 
29日 [「なくもんか」劇場にて鑑賞]

 雑用を片付けてから映画館へ。

 水田伸生「なくもんか」☆☆☆

 いしだあゆみ最強。あの姿勢の良さと、表情を寸分たりとも変えずに演技を続ける見事さ。上手いなぁ、やっぱり。
 それと、竹内結子だな。美人が暴力的な言葉使いでヤクザキックを繰り出すのは迫力あるねぇ。
 脚本は、クドカンなので、相変わらず中盤で崩壊が始まり、グタグタになって終わる。なんかねぇ。

 本日は壱本のみで撤収。



 
30日 [来月期待の映画]

 毎度おなじみ、来月期待の映画。

 ジェームズ・キャメロン「アバター」
 来月は、やっぱり、これだろう。
 久しぶりの劇映画だね、キャメロン!!予告編が、すごく豪華な CG ムービーにしか見えないのは不気味だが、3D 映画ということで 2D では分からない部分も多々あるのだと納得させるとしよう。

 マイケル・ムーア「キャピタリズム マネーは踊る」
 こちらは、コンスタントに新作が発表されている、マイケル・ムーアの新作。
 今度は、リーマンショックによる金融危機を相手取ったものらしい。ウォール街をボコボコにしているのだろう。

 マイケル・マン「パブリック・エネミーズ」
 とありあえずかっこつけから入る、とまで言われてしまうマイケル・マン監督最新作。
 ジョニー・デップがデリンジャーに扮して、追うのがクリスチャン・ベイル!?うは、最強の組み合わせだぜ。

 ノーラ・エフロン「ジュリー & ジュリア」
 大注目のメリル・ストリープと、最近注目度が上がっているエイミー・アダムス共演というだけで注目するね。内容は、正直、あまり気を引かれるものではないのだが。

 オラントゥンデ・オスサンミ「THE 4TH KIND フォース・カインド」
 ミラ・ジョヴォヴィッチ、歳取ったなぁ。
 事実、と言われる超常現象の記録ビデオの再現を駆使したホラー映画らしい。リアリスティックホラー、というやつだろうか。

 ピート・ドクター「カールじいさんの空飛ぶ家」
 どういう話なんだ?と思っていたら、最近になってようやっと概略の分かる予告編を見た。
 んが、どういう内容なのかはよく分からない。正確には、さらに分からなくなった。
 どんな映画なんだ!?

 押井守「アサルトガールズ」。
 ん・・・ん!?押井守が、「Avalon アヴァロン」以来約8年ぶりに手掛けた実写長編!?えっと・・・そうか、「立喰師列伝」は実写映画じゃないのか。そうか。
 パタパタ実写映画か。

 武内英樹「のだめカンタービレ最終楽章 前編」
 TV ドラマの続編、だろう。残念ながら出来もそれにふさわしそうだが。漫画が無事に完結しているので、後編で終了するものと思われる。
 前編は、どこまでだ?予告編を見る限り、千秋先輩と Rui の共演で終わっていそうな気配だが。

 西崎義展「宇宙戦艦ヤマト 復活篇」
 このやっちゃった感あふれる予告編を見て、何を期待せいというのだ!?とおもいつつ、まぁ結局行っちゃうんだよねぇ。きっと。

 来月は、フリマやら横須賀の一般公開やらで忙しそうだが、さて、何本行けるか。
 「壱日に参本」を制限にしていたが、その制限を外すべき時が、久しぶりに来たか!?



−過去の日記−
1999年
 1月   2月   3月   4月   5月   6月
 7月   8月   9月  10月  11月  12月

2000年
 1月   2月   3月   4月   5月   6月
 7月   8月   9月  10月  11月  12月

2001年
 1月   2月   3月   4月   5月   6月
 7月   8月   9月  10月  11月  12月

2002年
 1月   2月   3月   4月   5月   6月
 7月  裏7月   8月  裏8月   9月  10月
11月  12月

2003年
 1月   2月   3月   4月   5月   6月
 7月   8月   9月  10月  11月  12月

2004年
 1月   2月   3月   4月   5月   6月
 7月   8月   9月  10月  11月  12月

2005年
 1月   2月   3月   4月   5月   6月
 7月   8月   9月  10月  11月  12月

2006年
 1月   2月   3月   4月   5月   6月
 7月   8月   9月  10月  11月  12月

2007年
 1月   2月   3月   4月   5月   6月
 7月   8月   9月  10月  11月  12月

2008年
 1月   2月   3月   4月   5月   6月
 7月   8月   9月  10月  11月  12月

2009年
 1月   2月   3月   4月   5月   6月
 7月   8月   9月  10月  11月  12月