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新日記
2012年 7月
1日 [今月期待の映画]
先ほど、今月のスケジュールを確認したところ、7月は SF 大会に FormulaNIPPON にという、詰まりに詰まった遊びのスケジュール故、せいぜい6本程度しか映画館に行けないことが判明した。
・・・ほう。
・・・なかなか難しい問題を突きつけてくれる。
気合で時間を作り出す覚悟も必要だな。
とはいえ、毎月以上にメジャー系を中心に、来月の戦略を組み立てざるをえん。
そんな来月、期待する映画はこれだぁっ!!
クリストファー・ノーラン「ダークナイトレイジング」。
ビギニング見たときは「終わった・・・」と思っていたバットマンのリブート。
二作目「ダークナイト」で、その評価が一転「次は!?」となった本作。さぁ、どう物語をたたむ気だ!?
期待はうなぎのぼりだっ!!
ジェームズ・ストロング「ミュンヘンの悲劇」。
“世界でもっとも有名なサッカークラブチーム”とも言われるマンチェスター・ユナイテッド。
1958年、彼らの乗った飛行機が離陸に失敗、主要メンバーが死亡するという悲劇に見舞われる。
そこからどう立ち直ってゆくか、という部分に焦点を当てた映画、なのかな。機長の名誉回復の戦いではなさそうだが。
アスガー・レス「崖っぷちの男」。
ビルからの飛び降り自殺をもくろむ男。野次馬と、飛び降りを阻止したい警察官。
飛び降り男は、なぜ、飛び降りようとしているのか・・・
というサスペンスのようだ。良いね。シチュエーションは。限定条件下での物語り進行は、すごく難しいだけに、上手く行くとすごい面白い。さて、どうなる!?
ケン・クワピス「だれもがクジラを愛してる。」。
アラスカ沖の北極海で動けなくなったクジラ救出計画があらわにする、国家や石油業界や自然保護団体の姿を描いた物語らしい。実話ベースだとか。
内容は、ものすごく面白そうだが、それを本当にきちんと描けるのか!?
マーク・アンドリュース/ブレンダ・チャップマン「メリダとおそろしの森」。
PIXAR の新作だからなっ!!
・・・いや、他に見に行く理由は思い当たらないんだよね。
PIXAR も、「Mr インクレディブル」のような、「子供向けを偽装した大人向け」映画はもうやらないのかなぁ。売れなかったからなぁ。
「Wall.E」があるけど、もうちょっと毒が欲しいんだよなぁ。
荒牧伸志「スターシップ」。
初代がいろんな意味で馬鹿だったが (破壊シーンを複数スタジオに頼んじゃって、同じ模型をいくつも作ったという話が聞こえているので、製作が制御できていなかった可能性がある)、低予算ですべてを開き直った「2」の異様な面白さよ。
さぁて今度はどうなった!?って、あれ?題名だけで見ていたけど、調べてみたら CGA!?
リュック・ベッソン「The Lady アウンサンスーチー ひき裂かれた愛」。
テーマ。良いね。
主演ミシェル・ヨー。良いね。
予告編。良いね。
監督がなぁ・・・
羽住英一郎「BRAVE HEATS 海猿」。
結局初代が一番面白かったよね。
というシリーズ作品の悲しい性を背負った「海猿」シリーズ映画第四弾(TV ドラマがあるので、シリーズとしては第五段)。
原作で残った最後のエピソード、監督がやりたいやりたいと言っていた航空機事故のエピソードの映画化。さぁ、今度はどうなる!?
細田守「おおかみこどもの雨と雪」。
“「あとちょっと、もう一発」という部分があるのが、その一発は、全体がすさまじいクオリティであるが故に望まれる一発”という映画がある。
この監督の前二作品は、まさにそんな完成度。あぁ、今度はどうだ!?
すさまじい完成度の、あと一発にたどり着けるのか、否かっ!!
堤幸彦「エイトレンジャー」。
近未来ヒーロー物?え?なに?
内容もなにもさっぱり分からないが、舘ひろし?
何が起きてるの!?
いろいろと落ちているが、それは、意図的に落としているのもあれば、意図的に目に入らないようにしている作品もある。
なんだ。
現実を直視いないって事も重要なんだよっ!!
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2日 [SF 大会まで、後5日]
6月まで涼しい日が続いていたので、油断していたぜ。
いきなり、暑くなったなぁ・・・
そんな暑さとは関係なく、帰宅後、今週末に迫った SF 大会に向けた準備を開始する。
ビデオカメラのバッテリー状態を確認。
記録用メモリー媒体の状態も確認。
うむ。
今年は北海道ということもあってか、企画数も少ない模様だが、さすがに手持ちの DV テープだけは追加購入せざるをえんな。
飛行機移動なので、どこまで荷物を圧縮するかも勝負になるなぁ。
準備は、まだまだ終わらない。
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3日 [HDD をこじ開けろっ!]
SF 大会に備えてまだまだ準備続行中。
DV テープ問題は、一つ目処が付いた。
が、問題はそれだけではない。
たとえば、HDD レコーダーの HDD 残容量。
今週末は、F1 も INDY レースもあるんだよ。
FormulaNIPPON と SUPERGT が無いのは、救いだがな。
というわけで、HDD にため込んだ TV 番組をどんどこ見る。
ナショナルジオグラフィックチャンネルで放送している「メーデー」(航空機事故のドキュメンタリ) おもしれー。
なお、北海道の SF 大会へは飛行機で行く。
何か、問題が?
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4日 [SF 大会への準備は続く]
土曜日からの SF 大会に備え、着実に準備進行中。
カメラのバッテリー充電は、毎度の事ながら面倒だ。
いかんせん、数が多いが故に。
今年の装備は、DV カム、一眼レフ、コンデジ二台、っと。
一眼レフは短焦点レンズ一本。
三脚は、とりあえず一本で大丈夫だろう。一応、卓上三脚も一本だな。
後は、明日の夜にパッケージしてみてどこまで突っ込めるかだな。
金曜の夜には旅立つので、明日の更新でしばし凍結。
早くとも9日月曜日、遅くとも10日火曜日までは更新凍結となる。
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5日 [今月も来月も遊びが忙しいんだよっ!!]
明日より、。毎年おなじみの SF 大会特別体制に移行。
これにともない、9日(月)ないし10日(火) までの更新は停止する。
明日はともかく、本日だ。
SF 大会への荷物パッケージング作業開始。
なのだが、その前に本屋へ。
隔週「AUTO SPORTS」(三栄書房/モタースポーツ)と、別冊「ル・マン24時間レース2012~激闘の舞台裏と最新テクノロジーのすべて~」(三栄書房/モタースポーツ) 購入。
とはいえ、前著の通り本日は荷物のパッケージングのため、まだまったく読んでいない。
明日の時間つぶし、かな。
飛行場やら飛行機の中やらで読むことにしようか。
デルタウィングの WEC Japan 参戦の噂とか乗っていると小躍りするぞ~。
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10日 [復活]
昨日帰宅していたが、本日より日常に復帰。
まずは、録画、録音したデータの NAS へのコピーだ。
コピーが終わってから再圧縮だな。
この時期だと、日中の留守中に圧縮作業をするのが難しい (温度管理できない) のが難点だが、まぁ、なんだ。
気温とにらめっこしながらどうにかしよう。
現在、投入した記録機器が複数あるので、実はけっこうめんどくさい。
去年のように、取り込み中に破損事故、などという悲劇が起きないことを祈ろう。
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11日 [抜錨!!ヤマト発進!!]
むらかわみちお「宇宙戦艦ヤマト2199」1巻(角川/漫画)購入。
一部で「売り切れ」となっているとの情報を入手していたのだが、本屋にふらりと立ち寄ったら売っていたので入手。
すでに注文しているが、念のためにと野尻抱介「ふわふわの泉」(早川/小説)は売って居なかった。
ちょっと安心した。
注文してから見つけても悲しくなるからな。
帰宅後、さっそく読む。
1巻では、ほぼ1章の内容を網羅。
なのだが、オリジナルと大きく意味を変えた「きりしま」突撃シーンが無いのが残念。
「きりしま」の最後は、まったく描写されていない。“後”を考えれば妥当っちゃぁ妥当ではあるんだが、それでもあそこの「銀河航路」は涙もののシーンだったので、無いのは残念だ。
二章冒頭、「ヤマト」地球離脱を、土方が乗艦する「きりしま」が見送るシーンが映画であったが、やや唐突に感じられた。
が、漫画版のこの流れだとかなり自然になるな。
熱いぜ土方っ!!
良いところも悪いところもあるが、楽しめたので無問題。
次巻以降も、気がつけば買うことだろう。
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12日 [今日も「ヤマト」ネタ]
映画館に行くつもりだったのである。
まぁ、つもりなだけでは、どうしようもないこともある。
結構な頻度で。
ということで、すごすごと帰宅。
まぁ良い。
肩を落とすことは無い。
出渕裕「宇宙戦艦ヤマト2199」BD限定版 2巻到着。
劇場公開同時限定販売が無残にも崩壊。
限定通販に切り替わったものの、通常販売よりは早く入手。
本編はもう見ているので感想はさておくが、映像特典が面白い。
特に、「(息子)宮川彬良が語る、(父)宮川泰の楽曲解説」の濃さよ。
宮川泰って、すげぇなぁ。
いや、凄いのは知っていたけどさ。
それでも、凄いねぇ。
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13日 [「海猿」劇場にて鑑賞]
明日は、14日。
TOHO シネマズデイで安いのか。
ということは、明日では駄目なんだな。
ということで、映画館へ。
羽住英一郎「BRAVE HEARTS 海猿」☆☆。
原作で、唯一映像化されていなかったエピソードを基本にした物語。
とはいえ、航空機会社側の話がごっそりカットされているので、「飛行機事故」物という以外に共通点は少ない。
事故発生の瞬間から突っ込みどころ多すぎるので、航空機ファンは見てはいけない。
物語の展開にも、いろいろと言いたい事が山済み。
前作ほどではないけど、シリーズで一番面白かったのは初代という感想は変わらんなぁ。
中途半端な気分では有るが、時間切れ。
撤収。
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14日 [女子高生が世界を変える話(要約)]
SF 大会特別体制の関係で、いろいろとやっていなかったことをこなす。
上手く行けば、一本くらいは見に行けるかなぁと思っていたのだが、失敗に終わった。
まぁ、そういうこともあろう。
明日は早いので、時間制限厳しかったしな。
とりあえず、時間をかいくぐって本屋へ。
野尻抱介「ふわふわの泉」(早川/小説)購入。
e-hon 注文万歳。
ってぇ話はさておき、最初のファミ通文庫出版版は、入手できなかったので図書館で借りて読んだ。
CONTACT Japan 4 (宇宙人とのファーストコンタクトシミュレーションをイベント。エイリアンチームと、近未来地球チームに別れ、それぞれの設定を、相手にわからないように構築し、ファーストコンタクトをシミュレーションして行く) で、野尻抱介が作った設定を使って書かれた小説。
読み直しは、果たして何時になるかなぁ・・・
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15日 [FN Rd4]
Formula NIPPON 2012 Rd4 FUJI SPEEDWAY 観戦に出撃。
晴れたり曇ったり雨が降ったりと、ころころ変わる天候に翻弄されるすさまじい展開に、見ているこちらも体力大消耗。
やっているチームやドライバーは、さぞや大変であっただろうと思う。
見ている分には、存分に面白かったがなっ!!
写真は、手前のフェンスにピントがあってしまっていて残念な仕上がりになってしまっているが、FN 名物(?)ジャンピングタイヤ交換を捕えた一枚。
レースは、ドライバーだけで勝てるものではない。
チーム戦なのだ!!
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16日 [休息]
今日は映画館に行くつもりだったが、体調はそれを全力で拒否した。
理由は簡単だ。
昨日、富士スピードウェイからの帰り道のことだ。
東名高速、御殿場~大井松田での事故に巻き込まれ、道路が封鎖。
封鎖されたときにはすでに高速の上。
動かぬ高速道路の上に、なんと5時間っ!!
いくらなんでも、体おかしくなるぜ!?
とうことで、今日は一日しっかり休む。
明日からの日常に備えてなっ!!
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17日 [AMDといえば、やはり燃えるCPUだよなぁ]
またしても e-hon で発注していた本を受け取りに行く。
大原雄介「忘れ去られたCPU黒歴史 Intel/AMDが振り返りたくない失敗作たち」(ドキュメント/アスキー)購入。
ASCII.jp の連載をまとめた物らしいが、連載を読んでいないので、はたしてどういう組み立てをしているのかは分からない。
内容は、タイトルの通りなのだろう。
マイナーメーカーの CPU の話もあると言うからには、IDT の WinChip あたりがどう扱われるのか (あれは失敗 CPU ではないと、私は思っているが) 非常に興味深いところであると言えよう。
なお、明日も本屋に行く用事がある事を、今思い出した。
明日でも良かったか・・・
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18日 [銀の匙]
「銀の匙」4巻読了。「逃げるのは悪いことじゃない」って校長先生の言葉は、いじめ事件の前に書いたのかなぁ、後なのかなぁと思った。
さぁ、今日も本屋だ。
荒川弘「銀の匙」4巻(小学館/漫画)購入。
3巻をスプーン付限定版で購入していたので、4巻は通常版で購入。
3巻も、特に限定版である必要は無かったのだが・・・
まぁ良い。
「生き物の命をいただく」という事を思索する主人公の話は終わらない。
ところで、主人公が校長に「逃げられるなら逃げるのも有りだ。悪いことじゃない」と諭されるシーンは、昨今話題の自殺問題の“後”に書かれたのか“前”にかかれたのか・・・
そのみち、逃げるのは有り有りだと思うがな。
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19日 [「LIGHT UP NIPPON」劇場にて鑑賞]
・・・映画館が、呼ぶんだ。
ということで、仕事が終わってから映画館へ。
柿本ケンサク「LIGHT UP NIPPON ~日本を照らした、奇跡の花火~」☆☆。
8月11日に東北沿岸部でいっせいに花火を打ち上げ、鎮魂祭を行うという計画のドキュメンタリ映画なのだが、正直、酷い出来。
まずカメラ。
ピントズレが当たり前ってなぁどういうこっちゃ。背景にピントが合ってるシーンが多いこと。正直、プロの映像とは思えない。
さらに音も酷い。指向性マイクを使っていないらしく、背景のノイズを拾う拾う。正直、プロの音声とは思えない。
構成にもいくつか問題があるが、まず基本の「見せる映像」「聞かせる音声」を作ってくれ。
パンフレットが2500円とやたらと高額で驚いたら、本編 DVD がまるっと付いてくるという、ある意味斬新な販売方法。
この方法なら、正直、パンフレット買って本編は DVD でも良かったかなぁと思いつつ、撤収。
なお、明日も仕事である。
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20日 [次の SuperGT は、来週の仙台 SUGO 戦。今年も悪魔は現れるか!?]
本当は、昨日、映画館に行く前によれれば良かったんだがな。
ということで、またしても本屋へ。
隔週「AUTO SPORTS」(三栄書房/モタースポーツ)購入。
さすがだな。
速報記事とはいえ、土日に開催された Formula NIPPON のレースレポートも上がっている。
「AUTO SPORTS」の Formula NIPPON (国内 Formula Car Race と言った方が良いかもしれん) の記事は、通販雑誌「RACING VIEWS」と比べるとあまりにも情報量が少なく、密度も低いのだが、それでも、掲載されていることは重要だからな。
F1 の特集記事やら、開催に隙間があるときの定番、SUPERGT 講座もあるようだ。
時間をかけて読むとしよう。
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21日 [悲しい]
米国で発生した映画館での銃撃事件に伴い、クリストファー・ノーラン「ダークナイト ライジング」のワールドプレミアツアーが中止に。
結果、25日のジャパンプレミアも、試写会は行われるがレッドカーペットはおろか、ゲストの登壇も中止になったらしい。
『ダークナイト ライジング』来日イベントは中止…銃乱射事件の影響で ワーナーが正式発表
いろいろあって、ジャパンプレミアに行けることになっていただけに、悲しい。
いや、速く見られるのは嬉しいんだが、「生ノーラン!!!」という部分がすっぽり失われたこの悲しさ・・・
いや、分かるんだがな。
いろいろと。
大人の事情ってヤツは。
それでもな・・・
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22日 [「ユナイテッド」「スターシップ・トゥルーパーズ」劇場にて鑑賞]
色々と用事もあるが、隙間の時間が有れば映画館には行けるのだっ!!
ジェームズ・ストロング「ユナイテッド-ミュンヘンの悲劇」☆☆。
航空機事故史上では「ミュンヘンの悲劇」と呼称される、マンチェスタ-ユナイテッドの主力選手が航空機事故で死亡。その事故前後を描いた物語。
元は TV 映画ということもあってか、色々と描写が足りない。個人個人の描写もだが、サッカーの、試合のシーンが一切無いのも、なんだかなぁ。
ある意味、すごい斬新な作りと言えるのかもしれん。
荒牧伸志「スターシップ・トゥルーパーズ インベイジョン」☆☆。
実は「3」は見ていない「スターシップ・トゥルーパーズ」シリーズ最新作。
P・バーホーベンのいつもの出来だった第壱弾、「物体X」だった第弐段、今回は「エイリアン2」のような展開だが、フル 3D CG でバグをどんどこ撃破する映像は、どちらかというと Valve「Half-Life 2」だろうか。
バグはアントライオンに似ている (順番的には「HL2」の方が後だが) し、フェロポッドではないにせよ人類が操るモデルも出てくるし・・・
本日は、二本で撤収っ!!
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23日 [眠い・・・]
INDY とは思えぬ、静かに激しいレース (INDY は多くの場合、賑やかに激しいレースが繰り広げられるのである) で佐藤琢磨2位。
今朝繰り広げられた INDY Rd11 はたいへん面白かった。
が、その生放送を見るための早起きが、効いている。
仕事は乗り切ったが、帰ってくると、もう、持たぬ。眠い・・・
そんな今日の夕方。
Web 日記のネタになるようなことは、何も無かった・・・
溜まっている、Racing View は、まだ読んでいない。
いかん、次の号が来てしまうぞ。
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24日 [Why so serious?]
明日は、クリストファー・ノーラン「ダークナイト ライジング」の試写なのである。
本当はジャパンプレミアだったのだが、銃撃事件の影響で中止になってしまい、試写会になってしまったのである。
悲しい・・・
とはいえ、三部作の完結だ。
ということで、クリストファー・ノーラン「ダークナイト」BD を見る。
クリストファー・ノーランは、最初の「バットマン ビギンズ」が残念な出来で、正直「ダークナイト」を見に行くつもりは無かった。
しかし、ヒース・レジャーが撮影を最後までこなした、最後の映画 (主演最終作はテリー・ギリアム「Dr.パルナサスの鏡」。ただし撮影が完了する前に亡くなったため、作品の内容を活かした特殊な構成になっている) だという理由で、見に行く気が上昇。
そして、「ビギンズ」に辛かった人も誉めている驚きの展開に劇場へ。
のけぞったね。
すさまじい内容に。
善悪の問いを突き詰めると、こうなるのかと。
この続きは、さて、どこに落とされるのか。
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25日 [「だれもがクジラを愛してる。」「ダークナイト ライジング」劇場にて鑑賞]
・・・本当は、ジャパンプレミアだったので一日休みを突っ込んだが、ジャパンプレミアが中止になったので、半休でもよかったかなぁと思ったが、休む気だったので気にせず休んだ。
やや混乱した日本語だが、一日有給休暇を取得して試写会なのである。
試写会前に、一本見とくか。
ケン・クワピス「だれもがクジラを愛してる。」☆☆☆。
1988年。アラスカで氷床に取り残されたクジラを救出した実話の映画化。
クジラ救出劇を感動的な話に持って行っているが、途中で描かれる「実はクジラのことなんか愛してない」という現実を、もっと残酷に抉り出してくれると、もっと面白くなったと思う。
「クジラを食べてしまう」と言ってる現地人が、一番クジラを崇拝しているという皮肉と対比させると、とんでもなく面白くなると思うがなぁ。
一般受けはしなくなると思うが。
さぁて、続いて試写会だ。
クリストファー・ノーラン「ダークナイト ライジング」☆☆☆。
第一部、第二部からの話を受け継いだ「ダークナイト」三部作完結編。
正直、“三部作は第二部が一番面白い”の法則 (常に例外はあるし、例外が多すぎてあまり役に立っている法則ではないような気がするが) だった気がする。
いや、面白いんだけどね。
組み立て含めて、細部の、特にアクションシーンに「なんでそうしちゃうの!?」という部分がチラホラあって、そこが弱点になっていると思う。
それと、これは映画の評価とはまったく別だが、つり橋でメインワイヤー切れたら、全体が崩壊する気がする。斜張橋なら、切断されるケーブルの本数によっては持ちそうな気はするが・・・
諸般の事情により、壱本目と弐本目の間に見る予定だった映画は飛んだ。
止むを得まい。
時間切れだ。撤収っ!!
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26日 [空飛ぶ広報室]
有川浩「空飛ぶ広報室」(幻冬舎/小説)読了。
昨日、時間つぶしになにか本を・・・と、入った本屋で発見した有川浩の新刊。
不慮の事故でパイロットライセンスを失ったパイロットが、空自広報官として再起する話。
内容はともかく、自分がそうではないからなのだろう。
そうか、自衛隊の世間のイメージってなぁそういうもんなのかと驚かされるな。
T2 も F15 も F16 も世間では区別が付かずに「戦闘機」ってのはなんとなく分かる気がしなくもないが。
ところで、空自はここ数年で事情が変わったのか?
F1 鈴鹿で、ブルーインパルスを呼んでも来ないという噂があるが・・・
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27日 [「おおかみこどもの雨と雪」劇場にて鑑賞]
いろいろとあって、映画館に行くことにする。
細田守「おおかみこどもの雨と雪」☆☆☆。
細田守監督作品はこれまでも「あと一歩」「あと半歩」みたいな場所を感じていたが、この作品では、その「あと一歩」「あと半歩」が作品に大きな打撃を与えてしまっていると思う。
面倒な説明をナレーションで済ませるためにカットバックで作るのは良いけど、今 (語っている時間と場所、状況等々) が画かれないので、非常に座りが悪く感じる。
「田舎の描写が、都会の人の考える田舎」なのは、日本の映像作品ではよくあることなので、もう、放っておくしかねぇか。
時間切れだ。
撤収。
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28日 [ぐだぐだ]
相模原の ISAS 本部一般公開に行きたかったのだが、午前中にちとはずせぬ用事が発生し、断念する。
むぅ。
昨年は輪番休業攻撃を受け行けなかったので、二年連続の不参加となった。
実に悲しい・・・
用事完了後、帰宅し SUPERGT 予選を見たり録画済の映画を見たり。
まずい。
ちょっと心がすさんでいたとはいえ、やるべき事をまったくなにもやっていないぞっ!!
|
29日 [「エイトレンジャー」劇場にて鑑賞]
SUPERGT Rd4 SUGo ラウンド。
コース幅が狭く、トラブルや、想像を絶する展開になることが多いことから「魔物が住む」と言われるサーキットだ。
今年は、正直、それほどの破壊力のある展開だはなかったなぁ。
冒頭で、日産が同士討ちをしたくらいか?
けどあれも、ドライバーが・・・
レース堪能後、買い物に。
ついでに、今月いっぱいで期限の切れるチケットを使って映画館へ。
時間的にちょうど良いのは・・・これか。
これなのか・・・
堤幸彦「エイトレンジャー」☆。
なんじゃこりゃ!?
なんなんじゃこりゃ!?
何が面白いのかさっぱり分からねぇっ!!
そして客層故なのかマナー悪い客が多くて辟易する。
詰まらん映画なのに、くっちゃべっている声で集中力を乱され、無駄に体力を消費する。色々きっつー。
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30日 [夏は暑いので自転車にはあまり乗りたくないのだが]
本当は本屋に行く予定だったのだが、諸般の事情で取りやめる。
色々と、事情はある。
帰宅後、もうすぐブエルタ・ア・エスパーニャなんだよねー。
と、オリンピックにうかれる世間とはまったく違う感想を抱きつつ、ブエルタといえば、そう、あれ、だよね?
高坂希太郎「茄子 アンダルシアの夏」DVD 鑑賞。
ブエルタ・ア・エスパーニャを舞台にした自転車映画。
この映画を見ると自転車に乗りたくなる、という意味で、実に優秀な映画といえよう。
私は、夏場は、あまり自転車に乗らないんだがな。
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31日 [来月期待の映画]
もちろん来月期待する映画だ。
リドリー・スコット「プロメテウス」。
「エイリアン0」制作予定が、ちょっと変わって仕上がった作品ということだが、予告編を見る限りでは「エイリアン0」っぽい。
リドリー・スコットの心配点は、当たり外れがデカイという点だ。
さて、今回はどっちだ!?
ジョス・ウェドン「アベンジャーズ」。
炸裂、馬鹿映画っ!!
馬鹿万歳っ!!
きちんと突き抜けて、最後まで馬鹿であってくれよっ!!
マシーズ・ヴァン・ヘイニンゲン・Jr「遊星からの物体X ファーストコンタクト」。
「より」ではなく「から」の前日譚ということで盛り上がったが、ありゃ、監督はカーペンターではないのか。
・・・盛り下がった。
レン・ワイズマン「トータル・リコール」。
予告編を見る限り、原作 (短編だし) とも、ポール・バーホーベン版とも違う路線を狙っているように見えるが、さてどうなっているのやら。
ところで、予告編で主人公が偽装しているのは・・・竹中直人!?
セルジュ・ブロンベルグ、エリック・ランジュ「メリエスの素晴らしき映画魔術」。
偉大なるメリエスのドキュメンタリ映画らしい。
日本公開はマーティン・スコセッシ「ヒューゴの不思議な発明」のおかげか!?
なんにせよ、上映されるのはありがたい。これは楽しみだ。
吉田大八「桐島、部活やめるってよ」。
原作未読でノーチェックだったのだが、試写会での評判が良い。
予告編は、正直、意味不明だが、これ狙って「意味不明」にしてるんだろうなぁ。
なにがどうなのやら。
降旗康男「あなたへ」。
いかにも、降旗康男と高倉健、って感じの予告編だねぇ。
一応、行っとくか。
大友啓史「るろうに剣心」。
こちらも原作未読。
予告編だけでは、ん~、邦画の活劇って感じそのまま。なんだが、予想以上に面白かった、という「原作に拘らない派」の感想を聞いて見に行こうかと思った次第。
原作原理主義者からは、全否定の模様だが、まぁ、それは毎度の事だろう。
竹清仁「放課後ミッドナイターズ」。
人体模型と骨格標本が放課後の学校で暴れまわる話のようだ。
なんかすげぇシュールな画面の予告編に惹かれた。
なんじゃこりゃ!?
他にも、ジョー・カーナハン「THE GREY 凍える太陽」、フランシス・フォード・コッポラ「Virginia/ヴァージニア」、アンナ・ジャスティス「あの日 あの時 愛の記憶」、古澤健「アナザー Another」、今泉かおり「聴こえてる、ふりをしただけ」等、とりあえず見たい映画は山盛りだ。
くそ暑い夏も、映画館で涼むぜっ!!
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