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新日記

2020年 2月

 
 1日 [「ラストレター」「AI崩壊」「ナイブズ・アウト」劇場にて鑑賞]

 今日は朝から映画館へ。
 映画の日だし、連戦するぞ。

 岩井俊二「ラストレター」☆☆☆
 主人公が福山雅治だから成立している物語。
 高校時代の初恋に囚われた男の物語。過去への憧憬の念に満ち溢れているという意味では、昨日の「ロマンスドール」の対極にあるといえるかも。性にまったく触れていないのも対照的か?
 それにしても、篠田昇を失ったのは大きいなぁ。階段のシーンとか、ソフトフォーカスの露出オーバー気味で、もっと幻想的な画になっただろうなぁ・・・

 入江悠「AI崩壊」☆
 インフラ化した医療用AIが暴走して日本全国大騒ぎ、みたいな映画。
 「シン・ゴジラ」の中途半端なパクリはもちろんだが、どっから突っ込めば良いんだ!?という仕上がりの脚本が全ての元凶だろう。
 IT業界に生きる人間なら、むしろ腹筋への挑戦じゃないかとさえ思える。
 いやぁ、酷い映画だった。

 ライアン・ジョンソン「ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密」☆☆☆☆☆
 副題が邪魔。
 ってのはさておき、世界的ミステリー作家が誕生日に死亡した。他殺か!?自殺か!?
 という所から始まる物語は、巧みな脚本で物語のフォーカスをぼかし続け、観客を翻弄する見事な展開。
 いやぁ、面白かった!!
 それにしても、ジェイミー・リー・カーティスかっこいい。(ちょっと変わった)スーツ姿でタバコふかしている姿が、あんなにかっこいいってのはスゲェ・・・

 締めの壱本が良い出来だと気分が良い。
 これだから映画館通いは止められない。
 気分よく、撤収っ!!



 
 3日 [「ドン・キホーテ」(劇場)「影裏」(試写会)にて鑑賞]

 たまり溜まった代休を使えっ!!
 ということで、本日はお休み。
 さて。
 映画館に行こうか。

 テリー・ギリアム「テリー・ギリアムのドン・キホーテ」☆☆☆☆☆
 映画は狂気だ。
 狂気は狂気を呼び、狂気のの渦を拡大させる。
 30年ごしに完成された映画は、その制作背景を含めて、内容そのままに狂気の渦に観客を巻き込む。
 凶器のど真ん中でうひゃうひゃ笑っている私のような人間に、この映画をどう評価せいというのか。ある意味、とんでもない恐怖映画なのか?
 賛否両論になるわけだ・・・

 ちょっと魂が抜けてしまった。
 夜は試写会なので、それまでにもう壱本なにか見ようと思っていたのだが、それどころじゃない。
 脳内を整理して、魂を戻さねば。
 なんとかなった所で、試写会へ。

 大友啓史「影裏」☆☆☆
 地方勤務になった主人公が、そこで出会った一人の男。
 心許せるともとなった彼だが、東日本大震災をきっかけに、知らなかった一面を知らざるを得なくなる。
 という物語なのだが、出来は悪くない。私の評価が悪いのは、好みの問題。
 主演二人の演技や、どこか不穏当な雰囲気を漂わせ、緊張の切れない作りはすごい好みなのだが、物語を、最後にもうちょっと「すっきり」させてほしい。この“もやもや”がテーマ上必要なのは分かるが、私の好みではない。

 なかなかつかれる弐本だった。
 明日は仕事だ。
 撤収。



 
 5日 [新アクションカメラ購入]

 長らく使っているアクションカメラ、SONY「HDR-AS15」のmicroSDの読込がおかしい。
 既にメインは後継のSONY「HDR-AS100V」に切替わっているのだが、バックアップが、バックアップとして使えないのは大きいなぁ。

 というのもあって、SONY「FDR-X3000」購入
 4Kアクションカム。

 AS100Vを今でも販売していれば、それでよかったのだが、もうないからねぇ。
 販売開始からちょっと時間も経っていて、価格も落ち着いてきたので4K版を。

 手振れ補正能力が上がっているとか、バッテリーの持ちがよくなっているとか、色々あるらしい。
 同じバッテリーパックが使えるらしいので、その面では良いな。
 近いうちに、どこかで実験しよう。



 
■■日 [■■題名■■]

 健康診断を終え、そのまま半休をぶつけてお出かけ。
 川崎にあるSIGMA本社へ。

 常用しているレンズ参本、SIGMA「AF17-50mm/F2.8 EX DC OS HSM」「AF30/F1.4 EX DC」「AF150-500/F5-6.3 APO OS HSM」と、使用するNikon「D7000」本体を預けてピント調整を依頼する。

20200219 撮影:iPhone7「SIGMAレンズのピント調整」

 ピント合わせは無料とのこと。

 その変わりに三週間くらいかかるらしいが。
 ちなみに、前の土曜日にNikonに本体側のセンサー掃除とピンと調整を依頼している。
 これは2時間で終了する代わり、3,300円(税込)であった。
 レンズもやろうとすると、その分だけ掛け算。

 どっちも一長一短だな。

 個人的には、時間を金で買え、というのはプロ向けだとは思う。
 私程度の人間には、無料はすごく魅力的・・・
 三週間くらいなら、使わないタイミング狙えばどうにかなるし。

 さて。
 明日は仕事だ。
 速やかに帰ろう。



 
29日 [この番組もあって、去年はわりと真面目にF1を観た。きっと今年も観る]

 昨日から配信の始まった、Netflix「Formula 1:栄光のグランプリ」Season2を見始める
 Season1は、2018年のF1の舞台裏を撮影したドキュメンタリ作品だった。
 Season2は?
 勿論、2019年のF1の舞台裏を撮影したドキュメンタリ作品だ。

 昨年いっぱいでAston Martin Red Bull Racingを離脱し、Renault F1 Teamに移籍したダニエル・リカルド。
 Season1最終話では、その最期を映していたが、Season2第壱話では、ダニエルが新しいチームのファクトリーを訪れる姿が描かれている。

 そして始まる、2019年 F1 開幕戦。
 オーストラリアはメルボルン、アルバート・パーク・サーキット。

 そしてあの顛末が、フェルスタッペンとの比較で写される。
 まぁ、うん。そうだよね・・・





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