さらに過去の日記
2017年
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
2018年
1月
2月
3月
4月
新日記
2018年 3月
22日 [「平成特撮の夜明け」購入]
別冊映画秘宝編集部「平成特撮の夜明け」(洋泉社/実録)購入&読始。
「ゴジラ」シリーズの中、私が愛してやまない作品の一つに「ゴジラvsビオランテ」がある。
本書の一発目が、その「vsビオランテ」の大森一樹監督のインタビュー。
「演技や演出だとかより、面白ければそれでいい。プログラムピクチャーの監督になりたかった」。
というのは初めて知るな。
「日本を舞台にした戦争映画をやるならゴジラしかない」ってのは、公開当時の、ムック本だったかなぁ?でも、監督が口にしていた記憶がある言葉だ。
ゴジラ・・・には限らないだろうけど、現代日本を舞台にした戦争物をやるのに、怪獣は絶好の舞台装置たりうるということだろう。
ほかにも興味深いコメントが多数。
個人的には「(特撮ファンって、実はそんなに多くないのでは?という下りで)ベントに行ったら、同じやつばっかりいる」というのは、もっと真剣に考えるべきかもな、とは思う。
怪獣映画に限らずに。
この後、平成「ガメラ」三部作や、「仮面ライダークウガ」関係者のインタビューなどもある模様。
存分に楽しめそうだ。
|
26日 [「トゥームレイダー」「15時17分、パリ行き」劇場にて鑑賞]
体調はほぼ回復した。
よし。
行くぞ。久しぶりに映画館へ。
ローアル・ユートハウグ「トゥームレイダー ファースト・ミッション」☆。
これは酷い。
情報は最初に全部開示され、宝探しミッションなのに特に謎解き要素はない。
最初から最後まで壱本道。主人公の葛藤も希薄。
最後を見ると、続編もやる気みたいだけど・・・正直、見たいとは思わないね。
クリント・イーストウッド「15時17分、パリ行き」☆☆☆。
パリに向かう高速鉄道の車内で発生したテロ事件を、その場に居合わせた乗客が阻止した実話の映画化。
“人を救う兵士になりたい”という夢を、挫折しながらも追いかけた男が、たまたま旅行中にテロを阻止し、英雄になるという意味で、ストレートな英雄譚。
本筋じゃないから切ったのだろうか?受勲した四人のうち、参人にしか光が当たらないので「独り誰だかわからん人がいる」となったり、重傷者はどうなったの?(パンフレットによると助かったらしい。演じているの本人らしい)という部分があるなど、構成にちょっと不満が残るね。
時間切れ。
本日は弐本で撤収っ!!
|
26日 [偉大なるメリエス]
セルジュ・ブロンベルグ/エリック・ランジュ「月世界旅行&メリエスの素晴らしき映画術」BDにて見了。
買うだけ買って、積んであったBDだ。
マーティン・スコセッシ「ヒューゴの不思議な発明」にも登場した、映画創世期の偉大なる映画監督ジョルジュ・メリエスの生み出した「月世界旅行」。
その歴史的意義と、カラー版の発見、そして修復を描いたドキュメンタリ映画。
前半の歴史的意義の部分に、それほどの目新しさが無い(メリエスについては、幾多の研究がなされているので仕方ないっちゃ仕方ない)のと、78分と短く、思ったより、中身があっさりしていたものの、十分に興味深い内容であった。
来月発売されるティエリー・フレモー「リュミエール!」と合わせて、映画とはいかにして始まり、進化を始めたのか。そして現時点におけるアーカイヴの役目について。
感じ、考えさせられる内容であるといえよう。
なお、「リュミエール!」はDVDしか出ない。
当時のヒルム、レンズの解像度で言えばDVDで十分ということなのだろうが、なんだろう、この、もやもやした感じは・・・
買うけどさ。
買うけれどもさっ!!!
|
29日 [崩せ。その積を]
積盤崩しを行う。
って、出たばっかりだけどね。
水島努 「ガールズ&パンツァー 最終章 第1話」BD鑑賞。
本編よりも前に。
オーディオコメンタリから。
本日はキャストコメンタリ。
渕上舞と、今回新規のサメさんチームの面々によるもの。
大洗の戦車の解説を、ごく普通に行う渕上舞。
本人のまじめさは前提だろうが、長く続けていると、教育されるんだねぇ。
ところで、同梱の「鑑賞の手引き」によると脚本はもう最後まで上がっているらしい。
の、わりに第2話の公開が出てこないなぁ。なぜだ・・・
|
31日 [「ウィンストン・チャーチル」「グレイテスト・ショーマン」「ちはやふる」劇場にて鑑賞]
さぁ。
映画館だ。
映画館に行くぞっ!!!
ジョー・ライト「ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男」☆☆☆☆☆。
これは凄い。
歴史的背景を知らないと理解しずらいからもしれないが、なに、他の映画が教えてくれる。
ナチス独逸の欧州侵略は、数多の戦争映画に描かれている。
国王ジョージ6世は、この映画に登場する前の姿がトム・フーパー「英国王のスピーチ」で描かれている。
物語の背景で進むダンケルク撤退戦は、クリストファー・ノーラン「ダンケルク」(ダンケルク撤退戦を描いた映画は他にもある)で描かれている。
そのうえで、やっぱりこれは凄い。
欧州のほとんどがナチス独逸に占領された後、講和か徹底抗戦かで揺れる英国を率いたウィンストン・チャーチルの映画。
特徴的なのは、ウィンストン・チャーチルの内面をほとんど描かないこと。映画は、彼の秘書の目線(に近いところ)から描かれるので、彼の行動を映しているものの、彼の心理についてはほとんど描かれない。
字幕翻訳がいまいちの部分がある(途中の演説で、繰り返し「VICTORY」を使っているのに、翻訳ではその繰り返しを飛ばしてしまっている等)ので、「繰り返しを多用した演説なんだな」程度でも意識して見ると、面白い。
マイケル・グレイシー「グレイテスト・ショーマン」☆☆☆。
興行としてのサーカスを生み出したP・T・バーナムの実話を基にしているらしいが、不勉強にも知らない人だ。
残念ながら、ドラマが弱い。
沈んでも、わりとあっけなく浮上するし、沈む理由は(特に中盤以降は)自業自得で、浮上する理由は、なんだが上手く行っちゃうようにしか見えない。
主人公が、ショーの質向上のために引っこ抜いた“売れっ子の劇作家”カーライルは、その任をまったく果たしていない。
のだが、ミュージカルシーンに突入すると「おっしゃぁっ!」という気分になる組み立てで、なんか満足させられるのが不思議だ。
そこにノるかどうかで、この映画の評価がかなり変わるかもしれん。
小泉徳宏「ちはやふる 結び」☆☆☆。
未完の漫画を、ここを削り、ここを足し、ここを変更し・・・なるほど、こう完結させたか。
格別素晴らしい出来だという驚きはないが、なるほど、悪くない仕上がりだとは思った。
弐本で止めておこうかと思ったのだが、結局参本やってしまった。
満足満足。
さぁて、帰ろう。
|
-過去の日記-
1999年
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
2000年
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
2001年
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
2002年
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
裏7月
8月
裏8月
9月
10月
11月
12月
2003年
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
2004年
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
2005年
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
2006年
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
2007年
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
2008年
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
2009年
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
2010年
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
2011年
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
2012年
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
2013年
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
2014年
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
2015年
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
2016年
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
2017年
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
2018年
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
2019年
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
2020年
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
2021年
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月