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新日記
2020年 9月
5日 [「インセプション」「Documentary of 欅坂46」劇場にて鑑賞]
思ったヨロ用事が早くおわったのだが、既に座席予約してある映画は夕方からの弐本。
組立失敗したなぁ。まぁ仕方ねぇ。
夕方から弐本、行こう。
新作映画の公開が次々に伸びる中、(少なくとも現時点では)18日公開予定の「TENET テネット」に向けてだろう、クリストファー・ノーラン監督の各種リバイバル上映が続いている。
よし、行っとこうか。
ということでこいつから。
クリストファー・ノーラン「インセプション」(IMAXリバイバル)☆☆☆☆☆。
住処では幾度も繰り返し見ているが、スクリーン、それもIMAXで見るとやはり入り込みが違うな。
“どこからどこまでが夢なのかはっきりしない”という映画の性質上(極端な話、最初から最後まで全編がコブの夢、という可能性さえある)、やはりIMAXの巨大なスクリーンが生み出す没入感は違う。。。
時間的にちょうどよいのは、これか。
という弐本目。
高橋栄樹「僕たちの嘘と真実 Documentary of 欅坂46」☆☆。
欅坂46のデビューから解散(命名変更?)発表までを追ったドキュメンタリ映画。
ファンの人にはこれで良いの、かなぁ?私にはかなり物足りない。
描写もたりないし、周辺描写も圧倒的に浅い。
人気のある一人に負荷を集中させ、それに依存し立て直し不能になるまで放置していた運営側の責任が描かれないし(見守るのが大人の役目って言葉に目が点になった)、手遅れになるまで、バックダンサー状態であることを肯定した他のメンバへのインタビューも、なんだか甘ったるい。何故に「話したくない」で済ませる。切りこめよ。
その人気のある一人も「活動から距離を置きたい」と口にした次のカットでは活動している等、(他の登場人物もだが)発せられた言葉や行動が、結局どこに着地したのかが描かれないことが多く、見ているだけだと次々に疑問が出てきて置いてけぼり。
なんだかなー。
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9日 [小松左京「復活の日」]
先日、NHKBSで放送している「アナザーストーリーズ 運命の分岐点」で、小松左京「復活の日」が取り上げられていた。
パンデミックを真正面から取り上げた(作中では兵器の流出が原因)作品で、現状との類似性があり、話題になっていた作品だからだろう。
そーいや、DVDの特典で小松左京本人が作品を語っていたような。。。
ということで、深作欣二「復活の日」DVD-BOX発掘。
記憶通りだ。
原作者・小松左京と、監督・深作欣二のインタビューがある。
作品をどう思いつき、どう考えを進め、どう小説にまとめたのか。映画化において気にしたところ等を語った内容。
周囲の人のインタビューや記録ではなく、本人がじかに語っているという意味で、とても資料的な価値が高いと言えるだろう。
深作欣二の語る、当時のカツドウ屋のぶっ飛びっぷりも、別の意味ですさまじい。
あの、空前(絶後ではないと信じたい)の規模で作られた大作映画は、色々な狂気の集合体だったんだなぁ。
大赤字で、角川が大作映画から撤退するきっかけになってしまったのが残念だ。
・・・いやまぁ、映画の出来が凄く良いかってぇと、そうでもないのだが。
勢いと迫力で押し切っているからね。
なお、確認した限り、BD版には、DVD-BOXの特典ディスクは付属していないらしい。物理的にも映像的にも。
なぜなのか。
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12日 [「ミッドウェイ」劇場にて鑑賞]
午後から映画館へ。
ローランド・エメリッヒ「ミッドウェイ」☆☆☆。
開戦前から、真珠湾攻撃、珊瑚海海戦を経て、ミッドウェイ海戦までを描いた映画。
悲惨な出来を予想していたので、思ったより普通だった。
問題は、特に「うお!?」という驚きのない脚本だろう。
心が引っ張られることなく、淡々と進んでしまう。
「米軍にも余裕は無かったし、日本軍は手ごわい相手だった」という太平洋戦争の描き方は、クリント・イーストウッド監督の硫黄島二部作あたりから、なのかな?意外性は無いし、群像劇として描くも、あまり映画の盛り上がりに効果的だったとは思えない。
人間の描き方で一番面白いのは、本筋とは何の関係もない、ほんとうにちょっとしか出てこないジョン・フォードが、日本軍の攻撃に興奮してヒルム回す狂気的なシーンではなかろうか。
なんだかこう、物足りねぇなぁと思いながら映画館を離脱。
上手く連続する映画無いし、明日仕事だし。
仕方ねぇ。
壱本で撤収。
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21日 [「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」劇場にて鑑賞]
すべての用事は済ませた。
さて。
映画館だ。
石立太一「劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン」☆☆☆。
うんまぁ、こういうのが観客に臨まれている物語なのか。
私としては、「乗り越える物語」が見たかったかなぁ。
そういう意味では、ちと物足りない。
ところで、前の劇場版で、エヴァーガーデン家の養子になった子がいた気がするのだが、奥方が亡くなって、どうなったんだろう?エリカが会社辞める話ってあったっけ?博物館に居た解説役の刀自は必要か?辺りは、自分で「脳内補完してね」ってことなのか?
時間的にはもう壱本行けるが、うまくつながる映画がないなぁ。
仕方ない。
撤収。
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25日 [「TENET」劇場にて鑑賞]
会社帰りに映画館へ。
クリストファー・ノーラン「TENET テネット」(IMAX版)☆☆☆☆。
この理屈でいうと、物体はいつ作られいつ壊れるのかの因果関係が崩壊しないか?
量子論的に「逆行がある世界」と「逆行がない世界」に分岐するのか?
最後の「他の可能性」が成立するのはそれか?
という、SFファン的考察はさておき、物語としては、じつはさほど複雑なことはしていない。
ノーランお得意の時間を操る仕掛けが山盛り、映像的な楽しさ満点。
登場人物の心理描写をほぼ放棄しており、意味不明な部分があるのは、意図的なんだろうなぁ・・・
盤で買って、もうちょっと丁寧に分解してみると印象変わるかもしれん。
発売を楽しみにしつつ、撤収。
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26日 [「はたらく細胞!!」「映像研には手を出すな!」劇場にて鑑賞]
今日は昼から映画館へ。
体がバキバキだなぁ。
弐本で勘弁してやろう。
小倉宏文「特別上映版「はたらく細胞!!」最強の敵、再び。体の中は“腸”大騒ぎ!」☆☆☆。
白血球が主役で、トップクレジットの赤血球は出番があまりない。
TV版のダイジェストみたいな作りだなぁ、同じ説明繰り返し出てくるし、などと思っていたら、TV2期の先行公開劇場版なんだそうで。
なるほど。まさにTV版のダイジェストな作りなのだね。
英勉「映像研には手を出すな!」☆☆☆☆。
黒澤明「羅生門」の豪快なパロディから始まり、「七人の侍」ネタが投入される、かなり「特殊な教養が無いと楽しめない作り」になっているのは、良いことなのか悪いことなのか。「踊る大捜査線」の劇場版だって、もう20年以上前だからねぇ、主演の乃木坂46の主ファン層がどこにあるのか知らんが、はたしてどこまで伝わるのだろう?
という部分はさておき、少なくとも私は楽しんだ。大いに楽しんだ。
TVドラマから続く、不条理ともいうべき多数のギャグ。怒涛の勢いとしか言いようがない台詞の嵐。
久しぶりに笑いが止まらぬ映画であった。
残念ながら、今月見た映画の中で、もっとも人が入っていなかったが。
・・・やはり特殊な教養は厳しいのか。
参本目は、さすがに厳しそうだな。
撤収。
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28日 [「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」盤購入]
片渕須直「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」特捜限定版BD購入。
予約していたのを引き取った、という方が近いか?
劇場に見に行けなかった制作ドキュメンタリ映画、山田礼答「<片隅>たちと生きる 監督・片渕須直の仕事」が同梱されているのもうれしい限り。
てっきり、別パッケージで販売されるかと思っていたからな。
週末には、本編と制作ドキュメンタリを見られるかな?
特典は、全部で300分くらいあるらしいので、見終わるのはだいぶん先になろう。
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30日 [Picasaの代わりを探せ(まだ使っているのだ編)]
画像管理にSony「PlayMemoriesHome」を使ってみようとInstall。
既にサービス終了したPicasa Desktopを、いまだに使っているからな。
一部のフォルダを読み込ませ、動作確認。
ふむ。画像の一覧性は悪くない。
んが。そういやそうだよなというべきか。
NikonのRAWデータ、読めないのね。
Sony製だもんな。そりゃそうだ。
私が使っているのは、既に型落ち著しいNikon「D7000」だが、RAWで撮影して現像をPCソフト(使っているのはPaint Shop Pro)で現像すると、悪くない仕上がりになる。
デジカメの画質向上における、JPGエンジンの果たした役割は実に大きい。
つまり、型落ちでもRAWで撮影してエンジンをPC側にやらせると、あまり困らないのだ。
とはいえ。
これでは、Picasaの置き換えにはならんな。
次を探そう。
Picasaは、果たしていつまでWindows10で動くのか・・・
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