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新日記

2022年 7月

 
 1日 [「ザ・ロストシティ」劇場にて鑑賞]

 会社帰りに映画館へ。
 日中は出歩きたい気温ではないし、明日は休みなのでよかろうて。

 アーロン・ニー/アダム・ニー「ザ・ロストシティ」☆☆

 狙いは分かるが、背景を台詞で語っているだけで表現として落とし込まれていないので、実感として伝わってこない。
 故に、全体として「軽いノリで進んでそのまま終った」以上のものになっていないと思う。
 そういうもんだろ、って言われるとそうなのかもしれないが、せめて亡くなった旦那の話とか、もうちょっと共感を呼ぶ形で表現してほしかったなぁ。

 それはそれとして、ダニエル・ラドクリフはこういう妙な映画で、本当に楽しそうに演技しているなぁ。

 さてと、帰るか。
 外はまだ温い・・・



 
 3日 [頑張れKDDI!]

 やることあるし暑いし。
 ということで引きこもっていると、KDDIの回線大障害でお祭り状態。

 自分のスマホ(IDO時代から今に至るまで利用中)の電波も、入ったり切れたりの表示だな。
 とはいえ。
 仕事的に、現状では関りがないので気楽に眺める。

 自宅にいる限りは、wifi経由でデータ通信できるのであまり困らない。

 通話機能はほとんど使わないからね。
 SMSの二段認証が使えないのが困るか?
 けどまぁ、二段認証必要なシステム使うのを後回しにすりゃ良いだけだしねぇ。
 出かけることになっても、予備にDoCoMo回線持っているし。

 ということで、いろいろ引きこもりの用事を済ませながら生ぬるく見守る、この土日であった。



 
 4日 [サクラ大戦2(notXP版)は現代環境でプレイ可能なのか?]

 掃除中に、かつて購入し、そのまま放置していたセガ「サクラ大戦2」Windows版が発掘された
 未開封品か。

 ま、そんなこと知ったこっちゃねぇ。
 VM Ware上に構築されたWindows2000にinstallを試みる。

 なお、パッケージの対応OSは、Win95,98,Meであって、Win2000は記載がない。

 installerは無事に起動。
 あぁ。
 画面がスクエア前提なので、全画面表示で横に伸びとる。。。

 CD8枚組で、Install5枚、ゲーム用3枚。
 DVDなら1枚だなぁ。

 次々にディスクを入れて、installそのものは速やかに完了。
 起動っ!!!

 ・・・画面が点滅してまともにプレイできん。

 ってのが昨日のこと。
 VMware上に、Windows98環境を構築すればなんとかなるか?

 と、部屋を探したんだが、流石にWindows95,98のメディアは見当たらなかった。
 Windows2000環境で問題が起きていなかったので、Win95,98環境を棄てた記憶あるもんなぁ。
 まさか今になって必要になるとは・・・

 会社帰りに中古店に寄り、Windows98の中古を入手。
 ジャンクのかごの中を二店あさる必要があったが、無事に入手。

 MSのサイトからは、既にSerivicePackが消えているようだ。
 今日はinstall前に、そのあたりをネットの海から探すことにしよう。
 明日、は、ちょっと難しいかな?
 明後日には、なんとか環境構築に入れると良いなぁ。



 
 5日 [PCネタ連発中(ただし昨日とは不連続)]

 VM環境は、補助PC「天雷」に構築している。
 のはさておき。

 主力PC「紫電」が挙動不審だ

 マウスカーソルが暴走しているように見える。
 マウスドライバか、グラフィックドライバだろうなぁ。
 最近あげたのその二つだし。

 グラフィックドライバでマウスカーソルの暴走!?
 と思ったが、検索するとそういう事例があるらしい。


 なんで?


 理由はようわからんが、あるというのならあるのだろう。
 マウスドライバとグラフィックドライバをセーフモード下で全削除。
 セーフモード下であれば、暴走はしないので、やはりおかしいのはドライバ周りだな。

 どちらも削除して、再起動。


 現象が変わらん・・・


 グラフィックドライバを新たに入れなおすも状況変わらず。
 何が起きている?
 マウスは標準ドライバで動作。
 別メーカーのものに変えても動作変わらず。

 何が起きている?

 調査が必要だな。
 VMwareで遊んでいる場合ではなさそうだ。



 
 6日 [PCネタ連発中(ただし昨日とは連続。一昨日とは不連続)]

 難しく考えてはいけない。
 それが今回の教訓だ。

 という結論はさておき。
 原因は実に馬鹿馬鹿しいものであった。

 最終的に全USBデバイスを切り離したところ症状は出なくなった。
 ひとつひとつ、順に接続していった結果、ゲームパッドが原因だと判明。


 ゲームパッドがひっくり返ってアナログの方向キーが変な方向で入っていただけであった


 下のレイヤーから順に疑え。
 分かっていたつもりだったんだがなぁ。
 ゲームパッドが、定位置から落下して床でひっくり返っていると思っていなかったもんなぁ。


 まったくもって愚かである。


 結局、昨日京都切り分けにかなりの時間を使ってしまった。
 冷静に対処していれば数秒で済んだろうに・・・
 VM環境で楽しむのは明日以降だ。



 
 7日 [Windows98 install方法なぞ忘却の彼方に飛んで行った]

 Windows98のセットアップを最後に行ったのは、おそらく20年以上前。
 既に手順を忘れている。

 セットアップに起動用のフロッピーディスクが必要!?
 どうやって作るんだそんなもん!?
 既にドライブが装備されていないぞ!?

 と検索すると、世の中にはセットアップディスク作成ツールを作っている人がいるのね。

 Windows 95/98/Meの起動ディスクイメージを作成

 本当にありがとう!
 なんとか用意して、VMwareに仮想マウントして・・・
 なんでセットアップが走らない?

 ・・・やはりまとめている人がいたか。

 VMware WorkstationでWindows98をセットアップするには

 おーおーおー、Fdiskでの領域確保とFormatコマンドね。
 あったねー、そんなのねー。(※「Formatしろ」はFdiskの後に出てくる)


 言われなきゃ、思い出せねぇよっ!!


 なんとかinstall成功。
 一応、Windows98の起動環境が完成した。

 もんだいはこれからだ。
 現在の私の部屋のネットワーク構成だと、ネットワーク経由でのファイル共有が出来ないはず。
 ってことは、FTP経由で無理やりファイル渡すとか、方法を考えないといかんなぁ。

 いやまぁ、SPとか入れないでとりあえずinstallためしちまうか!?



 
 8日 [苦労の果てに]

 すっかり忘れていたMicrosoft「Windows98」のセットアップを無事完了したのは昨日のこと。
 ついにここまでたどり着いた。

 セキュリティアップデート等、データが手に入らずに色々と諦めはあったのだが、その話は無駄に長くなるので省略。

 セガ「サクラ大戦2」Windows版(XP未対応初期出荷版)install!!

 installそのものは速やかに完了。
 素晴らしい。
 DirectX等のinstallも終えた。


 さぁ、起動し・・・ないっ!!!


 ここまで苦労して、最後は結局起動しない!!!
 ん~。
 どうしよう。
 次の手を考えねば・・・
 さすがに諦めるかもしれん(中古でWindows98のPC買ったほうが早い気もする)。



 
 9日 [「神々の山嶺」「モガディシュ」劇場にて鑑賞]

 さぁて映画館に行こう。
 ちなみに期日前投票を済ませているので、今日も明日も投票に行くことはない。

 パトリック・インバート「神々の山嶺」☆☆☆
 夢枕獏の原作小説を、谷口ジローが漫画化して、それを映画化したもの。らしい。
 原作小説は(かなり記憶が薄れているとはいえ)読んだが、漫画版は未読。
 実写映画は酷い有様だったが、さて本作はというと、時間が足りておらず、かなり物足りない。
 主人公はマロリーのカメラを追い、その情報を持っている失踪したクライマー羽生を追いかける構図だったはずが、羽生の過去を追い出してマロリーのカメラがどこかに消えてしまい、時々ふと思い出したように話に出てくる、というような構図になってしまっている。
 深町がクライマーなのかどうか途中で直接的に描かれないのも弱いかなぁ。
 つまらなくなはにんだけど、色々と“弱く”感じる出来であった。

 リュ・スンワン「モガディシュ 脱出までの14日間」☆☆☆☆☆
 ソマリア内戦で孤立した韓国・北朝鮮大使館員が、追い詰められて共同で国外脱出を試みるポリティカルアクション。
 モロッコ撮影ということで、リドリー・スコット「ブラックホーク・ダウン」を見た人には、実際の街並みより“モガディッシュ”感があるのは良いことなのかどうなのか・・・
 ってのはさておき。
 良くも悪くも韓国映画らしく、特に前半、かなりシリアスな状況でもウェットな笑いが入って「んー、韓国映画」ってなったが、後半になると、かなり細かい伏線がちりばめられており、油断できない作りなのが分かる。
 どこまで史実に忠実なのかは知らんが、映像的なピークと、それを乗り越えた後に来る、ほろ苦い結末に痺れた。
 良い映画であった。

 時間はまだあるが、まぁ、帰るか。
 撤収。



 
10日 [ついに成功っ!!!]

 冷静に考えると、画面が点滅するのはドライバのせいではなかろうか?
 で、あるならば。
 仮想環境を変えれば行けるのでは?

 ということで、VitualBoxをinstall。
 VMwareのWindows2000環境を廃止し(複数端末に入れるのはライセンス違反)、VitualBox上に新たにWindows2000をinstallする。

 OS Install作業は速やかに完了。
 以前かき集めておいたServicePack等も入れて、環境構築は無事に完了した。

 当時の実機とは比べ物にならない速さですべてが進む。
 マシン性能が違いすぎる・・・

 今度はさてどうだ!?
 セガ「サクラ大戦2」(Windows版/ACT)install。

 今度もinstallは成功。
 では起動するか!?


 ついに「サクラ大戦2」起動成功っ!!!


 今度は画面点滅も発生しないっ!!!
 プレイできるぞっ!!!
 起動させるだけで、壱週間かかっちまった。
 いやぁ。


 楽しかった。


 ・・・仕事じゃなく、実害もないトラブルと環境構築は、楽しいよ?
(おかげで、それで満足してまたゲームが塩漬けになりそうだが)



 
11日 [事はそう簡単に進まない]

 起動用CDメディアを仮想化して、高速化。
 アーカイブサイトからパッチ(公式ページはすでに消滅)をダウンロードし、install。
 条件はすべて整った。

 「サクラ大戦2」Windows版をプレイ開始。


 ・・・第壱話のサブタイ表示で、フリーズっ!!!!


 まーじーかーっ!!!
 あらゆる意味でイレギュラーの環境ではあるので、仕方ないっちゃ仕方ないのだが。
 まーじーかーっ!!!

 むぅ。
 こうなると次は、VitualBox上でWindows98環境かなぁ?
 とはいえ。
 今はちょっとやる気になれん。



 
12日 [「映像研には手を出すな!」7巻]

 大童澄瞳「映像研には手を出すな!」7巻(小学館/漫画)Kindle版購入 & 読了

 Kindleだと深夜0時に降ってくるが、読むためには、深夜まで起きているか、翌朝出勤時にiPadを持って行くのを忘れないようにする必要がある。

 ってのはさておき。

 5巻までは、壱冊ごとに壱作品作って区切りがつく構成だったが、6巻ではそれが崩れた。
 新メンバ参加で終わるので、話としての区切りはあったが、作品作りという区切りは無かったからだ。
 さて7巻では、これまでの構図がどう変わる?

 6巻で制作の始まった作品は、これまでとは違う形で「困難」が描かれるのね
 生徒会の妨害と、なによりも他人の伝えることの難しさ、か。

 これまでとは違い“コンテスト”を舞台に“ライバル”が描かれているが、そこは次巻だな。
 一応、コンテストでこれまで描かれなかった“学校外の大人の事情”が出てきたところで一区切り。
 時間は、生徒会の懸念も絡んできそうだな。

 楽しみに待つとしよう。



 
13日 [アルトマンの映画見るのに苦労する時代になるとは、正直思わなかった]

 配信もねぇ。
 DVDも絶版。
 BDは出てもいねぇ。

 ということで、DVD探すリスト(とても長いリストだ)に名を連ねていた壱作。
 ロバート・アルトマン「今宵、フィッツジェラルド劇場で」のDVDを中古店で発見即時購入!

 DVD発売時、ロバート・アルトマンなら大丈夫だろうという油断が、この「見られない」状況を生み出した。(そもそも発売を見落とした映画より、悔やみ度は高い)
 探した限り、日本では配信もされていないようだ(北米だとamazon.comが配信している)。


 結局、盤を抑えておかないと、後で困るじゃねぇかっ!!!


 既に近所のレンタルビデオ店は潰滅しており、絶版DVD・BDを見る方法も失われている。
 (インディペンデント系映画の監督とはいえ)ロバート・アルトマン作品でさえ、見るのに苦労する時代になるとは思わなかった。
 今後、一部の有名映画以外、見る手段が失われて行くのだろうか?

 “便利だが不便になった”みたいなわけわからん表現の時代になりそうだな・・・

 てな寂しさはさておき。
 久しぶりに見るぞっ!!
 ・・・ま、今日じゃないが。



 
14日 [「ソー:ラブ&サンダー」劇場にて鑑賞]

 仕事の出先であった。
 その場所は、すぐそばに、映画館があった。。。

 ということで。
 仕事を終えて映画館へ。

 時間的にちょうどいいのは、これだな。

 タイカ・ワイティティ「ソー:ラブ&サンダー」(IMAX 3D版)☆☆☆

 過去作とのリンクをもってくるのは良いんだが、こうもシリーズが長く、多くなってくると「あれ?どんな設定だっけ?」と記憶が薄れるので、いろいろと厳しいものがある。
 それを差っ引いても、そんなに面白いか?これ?
 単発では面白い所もあるんだけど、それが連続しても、イマイチ爆発的な面白さにつながっていない印象。
 なんなのかねぇ。
 あと、アクションシーンがCGの固まり過ぎて「あぁ、CG鑑賞会」って気分になるのが 悲しい・・・

 MCU見続けるのは、本格的に限界かもしれんなぁ。
 明日も仕事だ。
 撤収。



 
15日 [「ボイリング・ポイント」劇場にて鑑賞]

 仕事を終えたので、今日も映画館に向かう。

 フィリップ・バランティーニ「ボイリング・ポイント/沸騰」☆☆☆☆
 ロンドンの、有名で評判も良いが、経営的にはあまり上手く行っていないレストランのある夜をリアルタイムワンカットで撮った脅威的没入感の映画。
 これは伏線だろうなぁと思わせつつ、結局回収されないものも多いし、「あ、これ場面転換用のシーンだな」という、ワンカットを成立させるための計算が透ける部分もあるので、気になる人にはつらいところがあるかもしれない。
 が、「どうなるのこれ!?」「どうするのこれ!?」と見ている分には猛烈に面白い。
 ところどころ引っかかるところはあったが、存分に楽しんだ。
 いやぁ、面白かった。

 終電が近い。
 撤収。



 
16日 [「キャメラを止めるな!」「キングダム2「劇場にて鑑賞]

 さぁて参連続映画館も今日で終了。
 明日は映画館には行けないからね。

 ミシェル・アザナヴィシウス「キャメラを止めるな!」☆☆☆
 上田慎一郎「カメラを止めるな!」の仏版リメイクにして、劇中劇の続編構造をもった映画。
 基本構造は「カメラを止めるな!」を引き継いでいることもあって、あの映画の初見時ほどの面白さは、正直ないな。
 細部の違いによる文化の違いをメタ構造で見せて行く等の面白さはあるのだが、爆発的な面白さにはつながらない。あれは、やっぱり一発ネタだね。
 それにしても、オリジナル版から唯一出演している竹原芳子の尋常ではない存在感たるや・・・

 佐藤信介「キングダム2 遥かなる大地へ」☆☆☆
 原作は全く知らないのだが、映画は前作に続いて劇場鑑賞。
 蛇甘平原の戦い、とでも言うのかな?の映像化。
 映画壱本で描くのは、ほぼこの戦いのみ。
 え?この世界、弓ない・・・わけじゃないのね。
 え?橋本環奈いらねくね?
 え?この世界、軍師いるの?将軍が全部指示してんじゃん。
 え?なんでこの人洗濯終わってます!みたいな服装してんの?
 え?え?え?という部分はそれなりにある。
 「思い出にふける時か?会話してる場合か?今、乱戦中だぞ?」という邦画の悪癖炸裂な部分もある。
 その上で。少なくとも料金分は楽しめたかな。
 脇を固めるベテラン勢が、その演技と迫力で、観客を“説得”してしまっているようにも感じられてよかった。
 来年「3」が公開らしい。楽しみにしよう。

 時間はあるが、ちと疲れた。
 撤収。



 
17日 [SFgoは現状でも良いサービス。完成すればすごく良いサービスになると思う]

 SUPER FORMULA Rd6 富士スピードウェイ決勝をTV観戦。

 開発中の新デジタルプラットフォーム「SFgo」のテスター二次募集が通ったので(一次募集で落ちた人は全員通ったのかな?)、それを使っての観戦を試みる。
 なになに、端末弐台同時利用可。それ以上は不可、か。
 であるならば。
 TV画面でレース本体を、オンボード映像を、iPad弐台で各ひとつづつ。
 PCで、(こちらは無料の)Live Timingを開く。


 手に入る情報量がすさまじく増えたな。


 ル・マン24時間観戦体制ほどではないが(チームごとにYouTubeや自分のサイト等で、大量のオンボード映像がライブ配信されているので、凄いことになる)、情報量が多い。
 配信中の動画が、てっきり流しっぱなしなのかと思っていたが、リアルタイムで時間を戻せるので、TVカメラが追いかけていない“クラッシュの瞬間”を、即座に確認出来たり(もちろん、オンボードカメラの映像はその後でTV放送にも乗るが)、ピットの入る車両を確認出来たりと、“見える”情報量が多くなるので、今までと見え方が違う。


 これは面白いな。


 突然ログアウトさせられたり、データが取れなくなったり、画面表示がバグったり、“ベータ版だからな”と思わされる部分もあるが、開発の方向性はとても良い。
 Live Timingデータを配信し始めたときも「これは見え方が変わるなぁ」と思っていたが、それ以上に見え方を変えるかもしれん。
 見える“解像度”ではなく、“方向”が変わる可能性がある気がする。

 あ、レースそのものは、富士なのに“荒れる展開”(富士はあまり荒れない)になり、大変面白かったきもするが・・・あの最後は、あれで良いのか?
 なんか見直しした方が良いんでない?
 とも思った。



 
19日 [「ちはやふる」完結せず]

 末次由紀「ちはやふる」49巻(講談社/漫画)Kindle版読了
 当初、49巻で完結とされていたが、結局50巻まで伸びた一冊。
 「49巻(前)」「49巻(後)」に分割しなかったのね。

 ・・・これで、49巻で終わると思っていただと!?

 という展開速度。
 最終戦、伸ばすねぇ。
 伸ばして伸ばして伸ばすねぇ。
 連載初期の試合速度と、全然違う。


 大丈夫。嫌いじゃない。(嫌いなら読むの止めるし)


 クイーン戦はさておき、名人戦は、正直どちらが勝っても、という展開になっているので、結末が楽しみだ。
 もっとも、クイーン戦もまさかの結末になればなったで面白そうではあるが。

 次こそ、本当に、完結だそうだ。
 楽しみに待つとしよう。



 
20日 [再開]

 Valve「Half-life:Alyx」(Windows/FPS)が起動しなくなったのは先月半ばのことであった

 正確にいうと、起動はするがデータをロードするとクラッシュするようになった。
 というべきか。

 現象が発生するようになったが、その時はグラフィックドライバのアップデート直後だったので「久しぶりにこの手のドライバ問題か?」と油断していたが、そこからさらにアップデートしても現象が回復しない。

 色々とアップデートされれば治るかと思って放置していたのだが、各種アップデートの後でも、一向に回復しない。
 仕方ないのでぐぐる。

 似たような現象に遭遇している人はいるようだ。
 どうも、データ破損で起きる現象らしい。
 OSやドライバ、アプリケーションのアップデートで治らんわけだね。
 酷い人だとゲーム再インストで最初からやり直しの人もいるという。


 中々過酷だな。


 私の場合は、ロード時なのでセーブデータの破損だろうとアタリをつけ、最新データを捨てて過去のデータに戻す。

 問題は、どこまで戻せばよいのかだ。
 ・・・それなりに前のデータは、正常にロードできることを確認した。

 とはいえ。
 弾不足が発生しつつあったので、強制戻しでむしろ助かった気もする。

 さぁ。
 戻し作業、開始っ!!
 元に戻ったときに、多少でも楽になっていると、良いねぇ。



 
23日 [戦闘終了]

 長い。
 長い。

 本当に長い戦いであった。

 VMware上に構築した、Microsoft「WindowsXP」上にて、ついにSega「サクラ大戦2」(ACT/Windows)起動成功!!

 XP対応版ではなかったのだが普通に起動して、正直、拍子抜け。


 最初からこれで良かったのか・・・


 って、まぁ。
 Valve「Half-life:Alyx」(Windows/FPS)が進められるようになっているので、いつプレイできるのか分かったものではないが。
 なお、Alyxはまだ戻し作業中。

 忙しくて、あまり進められていない・・・



 
24日 [「百億の昼と千億の夜」購入]

 作:光瀬龍、画:萩尾望都「百億の昼と千億の夜」完全版(漫画/河出書房新社)購入
 萩尾望都に対する思い入れよりも、光瀬龍に対する思い入れの方が大きいな、私は。

 しかしまぁ。
 完全版をなのって壱冊でまとめてくることもあって。
 三次元的に大きい。

 ま。
 部屋で気長に読むとしよう。
 いかんせん、持ち歩ける大きさではないが故に。

 これから壱週間で、他にも注文していた本が出るんだよなぁ。


 楽しみだっ!!!



 
26日 [発熱]

 朝から発熱。
 これは、やばいかもしれん。
 職場に連絡をすると「今日は休みにするから、医者に行け」と指示される。
 まぁそうなるよね。

 病院に連絡するも「発熱外来は土曜日まで空き無し」。

 なるほど。
 これが第七波かっ!!!

 とりあえず土曜日予約を入れる。
 検査キットの入手に失敗しているので、土曜までは「陽性の可能性」で動くしかなかろう。

 頭痛が邪魔をして、集中して本を読んだり映画を見るのは難しいなぁ。
 まぁ体調不良なんだ。
 素直に寝るか。

 さて。
 明日はどうなるかな?



 
27日 [発熱・弐日目]

 不調は不調だが、昨日より悪くなることもない。
 良くもなっていない。

 ・・・酷い風邪くらいかなぁ?
 数年前にくらったインフルエンザの方が、症状としては遥かに重いな。

 在宅で業務に復帰する。
 上司には心配されたが、まぁ、出来るし。
 下手に有給使いつぶすのもねぇ。

 通勤時間が消滅し、出かけることもできないので、業務終了後に十分な時間がっ!!!

 ということで、グラハム・J・ラングリッジ「エイリアン・ブループリント 超詳細 メカ図面集」(グラフィック社/図録)を眺める

 エイリアンシリーズに登場するメカのブループリント(紙は白なので「図面」という意味で使っているのだろう)。


 37cm×27cmという巨大な本は、物によっては折りたたまれているのでさらに大きくなるという豪華すぎる仕様。


 手で持って読める代物ではない。
 なお、本そのものは、実は半分。
 後ろ半分は原著の英語本がそのまま収録されているからだ。
 日本語版の部分は厚みのある紙を使っているので、体感上は半分以上あるけどね。

 そのうち、図面見ながらジェームズ・キャメロン「エイリアン2」を見直そうかな。
 植民基地の図面見ながら「ここにバリケード作って」のシーンを、体感できるんじゃないか!?



 
28日 [発熱・参日目]

 朝時点で、既に体温が下がり始めている??
 咳と頭痛が継続。
 という状況。

 背中から腰にかけて痛いのは、体動かさず座っているか寝ているかしかしていないからだろうなぁ。

 仕事終了後、Amazon Primeセールで安売りしていて積んでいた、市川崑「東京オリンピック」4K リマスターBlu-rayを見る
 せっかく4Kリマスタしたんだったら、4KBDで出してくれよ・・・

 ってのはさておき。
 内容も、今更なのでさておき。

 さすがにリマスタされていて奇麗だね。
 DVDの時も「こりゃ奇麗になったなぁ」と思ったが、それよりも数段上だ。

 奇麗になった事で、それでも。いや、それであるが故に「ん~、4K BDのHDRで見てみたいなぁ」と思わせる画があるのは、さすがは市川崑といったところか。

 あれ。
 そういや、鑑賞中に薬が切れている時間になっているが、頭痛が盛り返さん。
 こりゃ頭痛も収まったかな?



 
29日 [発熱・肆日目]

 体温は完全に平熱に。
 頭痛は解消。

 のどの痛みもあるが、これはそれほどじゃない。
 時々襲ってくる“咳”が鬱陶しい。

 そんな鬱陶しさを抱えながらも、来年には本当に“次が出る”と予告されている、秋山瑞人「E.G.コンバット」(電撃文庫/小説)再読開始
 なお、現在絶版状態なので、手に入れるのは大変かもしれない。

 ってのはさておき。

 現在、2nd(既刊3rd)まで読み終えた。
 10年以上ぶりに読み直しだが、今でも存分に面白いな。

 1stでは、あくまでも“訓練(シミュレーション)”だったのが、2ndでは“実戦”になっていて、その対比構成の上手さ。
 作者は他の作品(「イリヤ」や、同じく未完の「龍盤七朝」でも)でも、必至にやっていても安全な“訓練”と、容赦なき“実戦”の対比を見事に使い分けていたが、この作品でも同じ巻の中で、巻を跨いで、それを描き、読者に容赦なく“恐怖”を突きつけてくる。

 3rdを読み直すには数日空きそうだが、その後に「龍盤七朝」も読み直すか。(イリアは、色々あって一昨年くらいに読み直した)
 あっちは既に電子版あがるから、読み直すのも簡単だ。



 
30日 [発熱(から)・伍日目]

 体温は完全に平熱に。
 頭痛も解消。

 咳は継続。

 ついに、予約していた発熱外来へ。
 聞かれるだろうなぁと、症状や体温のメモを持って行ったのは良かったようだ。
 問診が一瞬で終わった。

 綿棒の親戚みたいなのを鼻に突っ込まれ、検査機にかけると、ものの数分で結果出るのね~。

 医師が席を外している間に「ぴー」っと音がしたので覗き込むと「COVID19 陽性」の文字。
 はい、コロナ確定。

 とはいえ、既に症状が軽減してしまっていることもあり薬も出ない。
 8月4日までの自宅隔離続行を言い渡される。
 急に症状が悪化する人もいるから油断しないようにとのこと。

 油断せず、療養しましょう。

 帰宅後、Amazon Primeで配信の始まった、ローランド・エメリッヒ「ムーンフォール」を見る


 ローランド・エメリッヒのデザスター映画を映画館でかけないとか、正気か!?と思っていたが、見た感想としては、「正気の判断だな」。
 全体の作りがあまりにもテキトー。
 「なんでそーなんの?」の嵐。
 現実の物理劇場はさておき、作中でおきている現象に一貫性が無いのが致命的。
 登場人物の言動が一貫しているのは数少ない救いだが、そもそも人間描写が希薄なので成長とか描かれていないだけな気もする。

 続編作れる最後だったけど、次は無いだろうな。
 さぁて。
 明日は何を見よう。

 配信の、未見のお気に入りリスト入り作品も、未見の盤も山とあるぞ。
 たかが一週間の足止め程度で見つくせる貧弱な量ではないっ!!!!



 
31日 [発熱(から)・陸日目]

 咳は継続。
 ちょっと頭痛が出ているのは、水分不足かな?

 マイルズ・ケイン/ジョシュ・コーリー「覗くモーテル」
 こちらはNetflix配信作品。

 “モーテルを購入し、天井裏に通路を作り、夜な夜な客室の覗きをしていた”と告白する男、ジェラルド・フースと、その男の手記・証言をもとに本を書くジャーナリスト、ゲイ・タリーズを追ったドキュメンタリ映画。

 映画は執筆も終わりかけている時期から、実際に出版されるまでを追いかけているのだが、これが異様な展開を見せる。
 ゲイ・タリーズは、「こんな面白いネタ」と言わんばかりに突き進むが、途中から徐々に怪しい所が出始める。確認できる事実と証言の間にずれがあるが、そのズレを知りながら、突き詰めた調査を行わない。

 そして出版後に明らかになる、決定的な指摘。
 「見ていた者」が「見られるもの」に入れ替わる瞬間の恐怖。もはや鮮やかとさえいえるほどに入れ替わる。

 果たしてジェラルドの証言はどこまで正しいのか?
 ゲイの調査はどこまで正しかったのか?

 そうした検証は後に置いて行かれ、突き進む状況。
 もちろん、話の焦点がそこにはないとはいえ、個々の事象に対する正誤指摘などがおいやられるので、ちょっと煮え切らないところはあるが、中々に面白い作品であった。





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